JPS6010880Y2 - クリップ取付装置 - Google Patents

クリップ取付装置

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Publication number
JPS6010880Y2
JPS6010880Y2 JP7543980U JP7543980U JPS6010880Y2 JP S6010880 Y2 JPS6010880 Y2 JP S6010880Y2 JP 7543980 U JP7543980 U JP 7543980U JP 7543980 U JP7543980 U JP 7543980U JP S6010880 Y2 JPS6010880 Y2 JP S6010880Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
crown
protrusion
fitting
cap
Prior art date
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Expired
Application number
JP7543980U
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English (en)
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JPS56176888U (ja
Inventor
勝弘 上田
正夫 福田
Original Assignee
ぺんてる株式会社
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Publication date
Application filed by ぺんてる株式会社 filed Critical ぺんてる株式会社
Priority to JP7543980U priority Critical patent/JPS6010880Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、筆記具のクリップ取付装置に関するもので、
筆記具のキャップもしくは軸筒などの帽部にクリップを
確実に固着するようなしたクリップ取付装置に関するも
ので、特に合成樹脂と金属との組合せに係るものである
従来、合成樹脂と金属製との組合せによるクリップは、
例えば実公昭36−26705号公報などに開示せられ
ている。
然し乍ら、クリップを金属とし、その脚部に凹部を形成
し、該凹部に樹脂を嵌合固着している為クリップの繰り
返しの持ち上げ変形により樹脂が剥離してしまったり、
クリップ自体が金属なのでその弾力性が充分生かされず
弾力性に乏しいクリップしか得られなかった。
本考案は、同じ合成樹脂と金属の組合せであっても樹脂
をクリップ本体となしたもので、上記欠点を解消すると
共に新たな効果が期待できるものである。
以下、添付図面に示す実施例に従い本考案を更に詳細に
説明する。
まず各構成部品について個々に説明する。
第1図において、1はキャップもしくは軸筒などの帽部
で、該帽部1の上端には凹欠部2が形成され、該凹欠部
2に連通して内部に後述するクリップと一体になった頭
冠が嵌合される有底の空間部3を周囲に形成するよう中
央にほぼ矩形状の柱部4が形成されている。
この柱部4の両側外壁には二条の突隆5が形成され、か
つ頂部表面には前記突隆5と略交叉方向に二条の突条6
が形成されている。
第2図は合成樹脂よりなる頭冠付きクリップの中央で縦
断した一部を示すもので、7は頭冠であり、その下方に
は前記帽部1に形成した柱部4の周囲の空間部3に嵌合
する横断面[状の嵌合壁8が形成され、又その内壁には
前記柱部4の突隆5をのりこえ係止する為の突隆51が
形成されている。
更に頭冠・頭頂の内壁には後述する金属製当て板に穿設
した透孔に係止する突起9が形成されている。
又頭冠7の一端(前記[状の嵌合壁8のない部分)には
後述する当て板が挿通ずる通過孔10を介して、一体に
クリップ11が形成されている。
このクリップ11には、その基部11aよりほぼ直角方
向に延びる脚杆部11b及びその下端の帽部1の外壁に
当接又は極めて接近する突出部11c(第4図参照)に
至るまで全長に亘り両側に壁11dが形成されている。
第3図は第2図と同様中央で縦断した当て板の一部を示
すもので、頭冠7の通過孔10より挿入される取付部1
3aとクリップの壁lidによって形成される凹)苗1
2内にはまり込む脚片13bと前記突出部11c下端に
設けた切欠部lieに引掛かるU状に折曲した係止部1
3cとより成る金属製の当て板13である。
この当て板13の取付部13aには頭冠7内の突起9と
係合する透孔13dが穿設されている。
以上の様にして形成された個々の構成部品を組合せるこ
とにより金属製当て板13で補強された合成樹脂製の頭
冠付きのクリップを帽部1に取付けるのであるが、その
組立方法を説明する。
まず当て板13の係止部13cをクリップ11下端の切
欠部11eに引き掛は係止した後、取付部13aをクリ
ップの基部11aと頭冠7の間の通過孔10より挿入し
、取付部13aに穿設した透孔13dを頭冠の突起9に
係止する。
しかる後、頭冠7の嵌合壁8を@筒1の柱部4の周りの
空間部3に嵌合すると頭冠の突隆51が柱部4に形成し
た突隆5をのりこえ密に嵌合する。
この時クリップ基部11aの下端は帽部1の凹欠部2に
当接し、かつ柱部4の頂部の突条6と頭冠7の頭頂内壁
間に当て板の取付部13aは、若干湾曲気味に挟持され
組立は完了する。
(第4図参照)尚、以上の説明において突条6は頭冠7
と帽部1の嵌合する寸法精度が出せるなら必ずしも必要
ではなく、又前記した突隆5と突隆51ののりこえ嵌合
にかえて凹凸嵌合でもよく、空間部3の巾より嵌合壁8
の厚さを極く僅か厚くして堅く密嵌させてもよい。
以上のように、上端に凹欠部を形成し該凹欠部に連通し
て帽部内部中央に柱部を設け、その周囲に空間部を形成
した帽部と前記空間部に嵌合する嵌合壁を有する合成樹
脂製よりなる頭冠の頭頂内壁には突起を設け、該頭冠の
一端には通過孔を介して頭冠と一体に形成した全長に亘
り両側に壁を設けて凹溝を形成したクリップと透孔を穿
設した取付部と該取付部よりほぼ直角方向に延びた脚片
とその下端に係止部を有する金属製の当て板とより戒り
、該当て板の係止部をクリップの下端に形成した突出部
に係止し、透孔を頭冠内の突起の係止し脚片をクリップ
の凹溝内にはめ込んだ頭冠付きクリップを帽部に嵌合す
ることよりなる本考案によれば、以下の如き種々の作用
効果を有する。
即ち、頭冠とクリップは一体でしかも合成樹脂よりなる
ので、これら全体を例えば筆記具のインキ色と同じにす
れは明確な色表示が可能であり、しかも従来の金属と合
成樹脂の組合せクリップでは繰り返しの変形により互い
に剥離してしまうという欠点があったが、金属製の当て
板の取付部は頭冠内に係止され、これを更に確実にする
ため帽部内に頭冠を嵌合することによって当て板は両者
間に強固に挾持され、他端はクリップの下端の切欠部に
係止されていることと相まって繰り返しクリップが変形
しても当て板は決して外れることはない。
又当で板が金属なので、この曲げ角度や厚さを随時変え
れは少ない材料でクリップ強度は思いのままに変更する
ことができる。
更に、樹脂だけのクリップは使用に伴う繰り返しの変形
でクリップ強度が低下してくるが、本考案によれば初期
のクリップ強度をいつまでも保つことができる。
尚かつ当て板はクリップの凹溝内に完全に納まっている
ので、たとえ薄目の金属でも側面はクリップの壁により
保護され、ポケット等の布地を傷つけることはなく、当
て板の脚片に適宜形状の穴をあければそこに樹脂が透視
され、今迄にない美感、価値感も見い出すことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は帽部の一部切欠要部斜視図、第2図は頭冠付き
クリップの一部中央縦断面斜視図、第3図は当て板の一
部中央縦断面斜視図、第4図は組立後の状態を示す縦断
面図、第5図は第4図のX−X線縦断面図である。 1・・・・・・帽部、2・・・・・・凹欠部、3・・・
・・・空間部、4・・・・・・柱部、7・・・・・・頭
部、8・・・・・・嵌合壁、9・・・・・・突起、10
・・・・・・通過孔、11・・・・・・クリップ、ll
a・・・・・・・クリップ基部、llb・・・・・・ク
リップ脚杆部、11c・・・・・・突出部、lld・・
・・・・壁、12・・・・・・凹溝、 13・・・・・・当て板、 13a・・・・・・取付部、 3b ・・・・・・脚片、 13c・・・・・・係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に凹欠部を形成し、該凹欠部に連通して帽部内部に
    柱部を設け、その周囲に空間部を形成した帽部と、前記
    空間部に嵌合する嵌合壁を有する合成樹脂製よりなる頭
    冠の頭頂内壁には突起を設け、該頭冠の一端には通過孔
    を介して頭冠と一体に形成した全長に亘り両側に壁を設
    けて凹溝を形成したクリップと、透孔を穿設した取付部
    と該取付部よりほぼ直角方向に延びた脚片とその下端に
    係止部を有する金属製の当て板とより戊り、該当て板の
    係止部をクリップの下端に形成した突出部に係止し、透
    孔を頭冠内の突起部に係止し、脚片をクリップの凹溝内
    にはめ込んだ頭冠付きクリップを帽部に嵌合することを
    特徴とするクリップ取付装置。
JP7543980U 1980-05-31 1980-05-31 クリップ取付装置 Expired JPS6010880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7543980U JPS6010880Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31 クリップ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7543980U JPS6010880Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31 クリップ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56176888U JPS56176888U (ja) 1981-12-26
JPS6010880Y2 true JPS6010880Y2 (ja) 1985-04-12

Family

ID=29438115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7543980U Expired JPS6010880Y2 (ja) 1980-05-31 1980-05-31 クリップ取付装置

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JP (1) JPS6010880Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140777U (ja) * 1982-03-19 1983-09-21 株式会社パイロット 筆記具用キヤツプのクリツプ取付装置
JP6501068B2 (ja) * 2015-06-26 2019-04-17 ぺんてる株式会社 塗布具のクリップ

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Publication number Publication date
JPS56176888U (ja) 1981-12-26

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