JPS60102158A - ゆでめん類の製造方法 - Google Patents

ゆでめん類の製造方法

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Publication number
JPS60102158A
JPS60102158A JP58209990A JP20999083A JPS60102158A JP S60102158 A JPS60102158 A JP S60102158A JP 58209990 A JP58209990 A JP 58209990A JP 20999083 A JP20999083 A JP 20999083A JP S60102158 A JPS60102158 A JP S60102158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiled
noodle
noodles
malic acid
calcium malate
Prior art date
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Pending
Application number
JP58209990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Akaike
赤池 和美
Tomohiro Asahi
旭 智洋
Toshio Nakayama
俊雄 中山
Akito Komatsu
小松 秋人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Kasei Chemicals Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kasei Chemicals Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Kasei Chemicals Ltd filed Critical Kawasaki Kasei Chemicals Ltd
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Publication of JPS60102158A publication Critical patent/JPS60102158A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゆでめん、ゆでそば、ゆでスパゲツティ等の
ゆでめん類の製造方法に関する。さらにil’c L 
<は、ゆでめんの製造工程時にPHを調整することを容
易にすると同時にめん類のカルシウムを強化する方法に
関する。
従来、ゆでめんの製造時に円1調整しなければならない
過程例えばゆで液及び浸漬液での円1n整並びに小麦粉
等の原料にPl+調整組成物の添加工程が存在し、その
調整手段として、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸等の円
1降下剤が使用されζいるのであるが、これらを利用し
た場合は円1調整が可能であっても一定量の添加を越え
ると各酸独特の苦味やその他の嫌味が現れ、食品の味そ
のものを変化さ(るに至り、円1調整の目的を達しえて
も食品の品質を悪クシ、そのデメリットのために使用し
えないものが多かった。
さらに、従来これらの円1降下剤による調整においては
、常に被添加液である処理液等の円1測定を経時的に行
わねばならず、その結果、食品製造過程の現場、ゆでめ
んのゆで上げ時にそのゆで掖のPl+をゆで作業経過に
応じC絶えず測定しなければならず、これは手間のかか
る11業であるとともに適切なI’l+に調整するため
にはさらに各種の酸を正確に添加しなければならないと
いう困難な作業が付帯する。本発明は、従来のこのよう
な問題点に鑑み、円I調整対象であるゆでめん類の製造
過程における、例えば処理溶液の円1をいちいち経時的
に分析して知り、その調整を行う必要がなく、使用当初
に一度凹闘整をすればその一定処理量、例えば約−口の
使用が可能なように調整し、出来上がったゆでめん類は
他の有機酸や有機酸塩を使用した場合のような苦みのな
い品質の良好なものであることを目的にする。
さらに、本発明の第2の目的とするところはゆでめん顛
のカルシウムの強化にある。
日本は火山国であるために、土壌にはミネラル分、特に
カルシウムの含有量が外国にくらべて低い、従って、野
菜など日本人が摂取する食品中のカルシウムの含有量も
外国よりも低くなる。また最近は、日本の食生活の洋風
化が著しく進み、肉食が普及したために体内のカルシウ
ムが消費される。一般の加工食品にもリン酸塩が多く使
用され、さらに飴、菓子類の摂取量も増大しやはり体内
のカルシウムを消費する。このことが最近の子供等の骨
折の増加にもあられれ°Cいる。このことにより、あら
ゆる食品からカルシウムを補給する必要性が生じている
本発明は、ゆでめんの製造工程時にリンゴ酸とリンゴ酸
カルシウムからなる組成物を存在させることにより、前
記円11整を容易にするとともにめん類に対するカルシ
ウム強化が容易にできることを知り本発明を完成した。
本発明は、ゆでめん、ゆでそば、ゆでスパゲツティ等の
ゆでめん類の製造又は処理過程において、リンゴ酸及び
リンゴ酸カルシウムを含有する組成物により処理するこ
とを特徴とするゆでめん類の製造方法に存する。
本発明においてゆでめん類とは、小麦粉、デンプン、ソ
バ粉等を原料として、これに水または食塩を加えζこね
細長い線状とし、さらにゆで液でゆで上げためん頬の総
称である。
例えば、うどん、そうめん、中華めん、スパゲツティ、
日本そば等のゆでたものであり、通常は包装した包装め
ん類があげられる。
これらゆでめん類の製造工程で本発明に従って処理する
方法としては、通常次の方法で実施される。
(11リンゴ酸カルシウム10部(以下、部は重量部を
表す)に対しリンゴ酸約0.1〜約2.0部、好ましく
は約0.5〜約1.5部の割合の組成物を必要により食
塩等を添加したゆで液に一般にゆで液に対しリンゴ酸カ
ルシウムとし′ζ通常は溶解度以下、好ましくは約0.
05〜約1χ(以下重量χ)の割合で添加し、該ゆで液
により生めんをゆで上げる。この場合、門は約5〜約6
、好ましくは約5.0〜5.5に保持され、製品として
めんの食感及び保存性が向上される。
(2)生めんを通常のゆで液でゆでたのち、リンゴ酸カ
ルシウムとリンゴ酸組成物を存在さ(ることにより円1
を3〜5に調整した浸漬液に常温〜90℃で20〜70
秒浸漬する方法である。
この方法で円1を3〜5に調整するには、リンゴ酸カル
シウム10部に対しリンゴ酸を約0.9〜約11部の割
合に調節し、特にリンゴ酸カルシウム10部に対してリ
ンゴ酸約5〜6部の割合とした組成物を前記と同様の添
加量で加えた浸漬液が好ましくこの場合の円■は約4で
ある。
(3) 前記(11に記載した所定量のリンゴ酸カルシ
ウムとリンゴ酸をM、P、約42℃以上、好ましくは5
0〜85℃の硬化油、ワックス、モノグリセリド等の常
温で融解せず、加熱時に融Mするような食用の被覆剤に
より被覆した被覆物をめんの練り込みにさいして小麦粉
と混練水とともに小麦粉に対し0.1〜0.5χの前記
(11の組成物を添加する方法も採用される。
上記のリンゴ酸カルシウムとリンゴ酸の組成物は、リン
ゴ酸カルシウムとリンゴ酸とを予め混合しておいCもに
いし、別々に添加することができる。要すれば、所定の
組成になるようにリンゴ酸と炭酸カルシウムとをゆで液
に添加して調整することもできる。
本発明における組成物は、極めて緩衝性がよく、約1χ
〜約o、o5気の濃度変化でも殆ど円1の変化を示さず
、特に食塩が約1χ(通常0.5〜3χ)でも存在する
ゆで液では円lの変動は極めて小さい。実施例に示すよ
うに、ゆで液に本発明の組成物を使用した場合は、ゆで
た前後の円1の変動は全くなかった。
しかして、本発明の方法によれば、肌荒れのない美しい
、食感のよいゆでめん類が得られ、しかもゆでめん類の
保存性を高め、ゆでめんの歩留りを向上し、かつカルシ
1シムを強化することができる。
次ぎに、本発明の方法を実施例によりn゛1細に説明す
る。
実施例1 ゆで液として、水2,0OOn+1 、リンゴ酸力ルシ
ウノt3.56g、リンゴ酸0.43g及び食塩0.4
gのゆで液晶と水2 、0(ll1m l及び食塩0.
4gの標準液(比較)を用いて市販の乾麺(卑麺) 4
00eずつを約8分間でゆで上げた。ゆで液の円1は5
.2であった。ゆでめんの食感は、ゆで液晶によるめん
の方がしこしこして歯当りがよかった。このゆでめんを
それぞれガラス製サンプル容器に入れ室温に放置したと
ころ、標準液によるゆでめんは約24時間後にはカビの
発生が観察されたが、ゆで液晶によるゆでめんでは約4
8時間後にカビの発生が観察された。
実施例2 ゆで液として、水6.OOO+wl 、リンゴ酸カルシ
ウム10.7g 。
リンゴ酸1.3g及び食塩1.2gのゆで液晶と水6,
000m1及び食塩1.2gの標準液(比較l)並びに
水6,000m1 、リンゴ酸ナトリウム1(1,3g
 、リンゴ酸1.7g及び食塩1.28のゆで液(比1
22)を用いて生めん各1200gを約8分間でゆで上
げた。ゆで液への円!は5.2であった。それぞれのゆ
でめんを筒易包装したのち、90℃の熱水に30分間浸
して殺菌し、約37℃恒温器にいれゆでめんの保存性を
調べた。
比較1及び比較2のゆでめんは13日で形が崩れたが、
本発明に係るゆで液晶によるゆでめんは形崩れがなかっ
た。カビの発生は比較lによるゆでめんが71」、几v
、2によるゆでめんが8日、ゆで液晶によるゆでめんが
911で発生した。
ゆで液晶によりえられたゆでめんを分析した結果、カル
シウム分が検出された。
実施例3 水2,000Palに食塩0.4g’ji:t”;解し
たゆで液で生めんを9分間ゆで上げ、このゆでめんを用
いて次の浸漬実験を行った。
実験は、本発明に係る試験t^及び比較としC1;記の
比vv、液と未浸漬の3通りで行った。
試験液は水1 、000m lにリンゴ酸力ルシウノ−
5,56g 、リンゴ酸3.18gを溶解したもの(r
’11=4.1) 、比較液は水1.000m1にリン
ゴ酸ジナトリウム5.50g 、リンゴ酸4 、311
r+を溶解したもの(PH=4.1)を用いた。
上記のゆでめん約820g、 (含水率70χウェット
ベース)ずつを室温に保持した試験液と比較液に60秒
間浸漬した。
次いで、ざるで水切りをした後にポリ袋に封入し、37
℃の恒温槽にいれて保存性を調べた。
カビは、未浸漬のものが3日日、比較液に浸7^したの
ものが4日日、試験液に浸漬したものが6日日に発生し
た。
また、カビが発生してからも、その増殖の度合は試験液
に浸漬したものが一番軽いことを観察した。
試験液に浸漬したゆでめんを分析した結果、カルシウム
分が検出された。
特許出願人 川崎化成工業株式会社 代表者 丸 川 +19.’l゛、 1・I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11 ゆでめん、ゆでそば、ゆでスパゲツティ等のゆ
    でめん類の製造又は処理過程において、リンゴ酸及びリ
    ンゴ酸カルシウムを含有する組成物により処理すること
    を特徴とするゆでめん類の製造方法。 (2)組成物が、リンゴ酸カルシウム10重所部に対し
    リンゴ酸約0.1〜約1重量部の割合のリンゴ酸及びリ
    ンゴ酸カルシウムを含有するゆで液である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 (3) リンゴ酸カルシウムの濃度が約0.05〜Iχ
    である特許請求の範囲第2項記載の方法。 (4)組成物が、リンゴ酸カルシウム10重量部に対し
    リンゴ酸約0.9〜約11重量部の割合のリンゴ酸及び
    リンゴ酸カルシウムを含有する浸漬液である特許請求の
    範囲m1項記載の方法。
JP58209990A 1983-11-10 1983-11-10 ゆでめん類の製造方法 Pending JPS60102158A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5817356A (en) * 1996-05-13 1998-10-06 Nestec S.A. Preparation of pastas
US5945144A (en) * 1996-07-08 1999-08-31 Hahn; David H. Calcium fortified pasta and process of making
JP2019083815A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 日清製粉株式会社 麺類または麺皮類の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5817356A (en) * 1996-05-13 1998-10-06 Nestec S.A. Preparation of pastas
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