JPS6010143B2 - チ−ズキヤリヤ− - Google Patents

チ−ズキヤリヤ−

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JPS6010143B2
JPS6010143B2 JP20229682A JP20229682A JPS6010143B2 JP S6010143 B2 JPS6010143 B2 JP S6010143B2 JP 20229682 A JP20229682 A JP 20229682A JP 20229682 A JP20229682 A JP 20229682A JP S6010143 B2 JPS6010143 B2 JP S6010143B2
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cheese
holding
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center
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義明 谷田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチーズを精練漂白又は染色等の処理工程を経て
脱水・乾燥までの一連の作業工程がキヤリャーに搭載し
たままで実施できるようにしたチーズキヤリヤーに関す
るものである。
チーズ仕上げされた糸(以下単にチーズと称する)はそ
のまま精練漂白又は染色された後これを乾燥して編織工
程に供給されているが、このチーズを前記各工程におい
て処理するにあたって、一般には円形の受け盤中心に支
柱を立設すると共に、その周囲に所要の間隔をおいて多
数のチーズ装填保持杵を配分立設したものが、その中央
支柱の頂部で吊下げられるようにしたチーズキャリヤ−
として使用されている。
しかし乍ら、従来のチーズキヤリャーは精練漂白又は染
色等の処理工程でチーズを合理的に処理するためにまと
めて受支し、これを運搬するのに適する程度で、このチ
ーズキャリャーにチーズを装填したままでは精練漂白又
は染色された後の乾燥処理のためにチーズ乾燥機に挿入
して乾燥処理しても、該チーズには多量の水分を含んだ
ままで行われるから、圧力乃至風力脱水して長時間乾燥
機内で熱風に曝されて乾燥されることになり、糸が傷み
易く、また大容量の電力と操作時間、乾燥用熱エネルギ
ー源(重油等)、および工業用水などが非常に多く必要
とする。
そのため従釆の操作によれば作業性も低く、工費も嵩む
等多くの問題点を有する。本発明は斯かる従釆の問題点
を解消して、チーズの染色精練から乾燥を経て縁織工程
に供V給するまでの過程をキヤリヤーにチーズを装填し
たままで合理的に処理できるようにしたチーズキヤリヤ
ーを提供することにある。
本発明は所要直径の受盤が内部にマニホールドを備えた
ものにして、その上面中心に中空の支柱を立設し、該支
柱の頂部には上下方向と回転方向とに係合する凹凸部を
外周に有してかつ内側にテーパ一面を形成した連結保持
部を設け、前記受盤下面中央には、内側に下広がりのテ
ーパー内面を有すると共に下部に噛み合い構造の連結座
片を形成した回転連結台を中央支柱と軌○を合致せしめ
て設け、受盤の平坦な上面には所要の間隔で多数本のチ
ーズ装填保持村を立設し、該チーズ装填保持杵は中空管
体で頂部に保持ピンを備え外周に無数の小孔をほぼ全長
に穿設したものにして、受盤のマニホールドと蓮適する
ように構成し「前記保持ピン基部にチーズ押え円板が着
脱可能に取付くよう構成したものである。以下本発明を
一実施例について図面により詳述すれば、第1図乃至第
4図に示す如く「チーズキャリャ−1は、所要直径で上
面が平坦にして内下部にマニホールド3を備えた受盤2
とt談受盤2の中心に立設した中央支柱亀0と、該受盤
2下面中央に取付けた回転連結台20と、受盤2の上面
に多数立設したチーズ装填保持村30群とからなる。
而して受盤2は上面が平坦な基板2′の下側を鏡板2″
で囲って内部を空洞にしたマニホールド3を形成し、適
宜補強部村によって一体強固に構成されておりし中央に
は中央支柱10の環状取付座4が凹設してあり、また基
板2′の中心から外方に向けチーズの装填が可能なスペ
ースを有効に取り得る間隔で多数のチーズ装填保持好取
付けねじ孔5を穿設してある。
6は補強リブ、6′は補強警部片である。
また中央支柱1川ま所要長さの比較的太径の管材で、下
端部に取付け用フランジー1を備えて、このフランジー
1を前記受盤2中央の環状取付座4に鉄め合せてボルト
7締結して受盤中央に立設するのであり、頂部には外周
に複数の縦方向に等分して縦溝12′を設けると共に中
間部に環状溝13を刻設して係止突条12″を複数形成
した連結保持片12が一体に固着してあり、該連結保持
片12の内周上部は所定の傾斜角をもつテーパ−面14
になっている。
15は補強リブである。
更に受盤2の下面中央に設けた環状の取付け片3に対し
て印ロウ隊めて受盤中心と同一心になるよう上部をボル
ト締結した回転連結台2川ま、適宜高さを有してその下
部外周に所要寸法のフランジ状連結座片21を一体に設
け、このフランジ状連結座片21の底面には所定の方向
(遠心脱水装置の回転体となるべく該遠心脱水装置の回
転軸と連結して回転する方向)に係合する切込み22を
等分して2個所以上の複数個所で形成してあり、斯かる
フランジ状連結座片21と上部の取付け部との中間周壁
内面は下向き拡がりのテーパ一面23になされている。
なお、この回転連結台20は1個のみで各工程の機械に
組合せ使用する場合のほか、これを積み重ねて作業する
場合のために、内部に同じ円で前記中央支柱10頂部の
連結保持片12と同等のものが鉄挿係合する凹凸係止部
26が内周面に形成された連結用の円筒体25を一体に
垂下形成してある。(この連結用の円筒体を有しないも
のは第7図の下層に示されている。)そして受盤2の基
板2′上面に多数立設するチーズ装填保持村30‘ま、
第1図及び第3図にて示す如くチーズCが被俵装填でき
る直径の管体31にて、全長が前記中央支柱10の連結
保持片12下端部よりやや短かし、長さで、その周面に
無数の小孔32をほぼ全長にわたり穿設してあり、下端
には受盤2の基板2′に設けたねじ孔6に螺着する連結
ピース33を固着し、上端には先端がテーパ状に尖らせ
た保持ピン35を、その基端を競合固着したもので、マ
ニホールド3と内部とが運通するようになっており、基
部には連結ピース33に形成した金言33′部にて受支
されるチーズ受支円板36を装着し、上部にはチーズ押
え円板37を保持ピン35基端鍔35′にて係止するま
でチーズ装填時該保持ピン35基幹部のねじ部35″に
螺合するナット38にて押圧係止できるよう着脱可能に
配談してある。斯くなされた本発明チーズキャリャー1
は、その使用に際して、先づ各チーズ装填保持杵30上
部に付される押え円板37を除いた状態で、予め準備さ
れているチーズCを所定量(例えば1本につき6個)づ
っ装填し、しかる後保持ピン35のねじ部35″に螺合
させたナット38にて上部から押え円板37を介してチ
ーズCを固定する。
このようにしてチーズを装填搭載したチーズキャリャー
1は吊り下げ搬送するために、第5図に示す如く中央支
柱10頂部の連結保持片12に、その外周に設けた縦溝
12′と係止突条12″とに被俵係合して環状溝13部
で回動させることにより係止装着できる吊り金具16を
付してクレーン若しくはホィストにより吊り下げて所要
場所まで搬送し、先づ精練漂白若しくは染色の操作を行
う糟に挿入して所定の操作によって多数のチーズを処理
するのである。この処理工程では周知のように密閉され
た槽内で回転連結台20を槽内の液循環注入部に合致さ
せて挿入定置すれば、液は該回転運結合20中央の開口
部からマニホールド3内を経て、これに運通する有孔管
にてなる各チーズ装填保持杵30内からチーズCに強制
注入され、糟内に流出した液は再びポンプで循環され、
所要時間この操作を連続して行い、目的の操作が終了し
た後は水洗処理等を行い、以後脱水、乾燥の各処理工程
を経て総織の工程に供V給することになり、チーズ仕上
げされた糸としての処理工程中はチーズCをチーズキャ
リヤー1上に搭載したままで行い得るのである。而して
染色、精練漂白などの工程を経て水洗処理されたチーズ
群を乾燥工程に移行するに先立って脱水処理するには、
このチーズキヤリャー1をそのままで回転体として遠心
脱水機に組込んで使用できるのであり、この遠心脱水を
行うについては、第6図に例示するようなこのキヤリヤ
ーを回転駆動部と連結して、かつ安定姿勢を保って脱水
機本体41内で回転させ、遠心脱水することができるの
であって、この実施例の遠心脱水機40は、本体41及
び駆動部については周知の構成についてなり、本体41
底部中央には軸受ハウジング42が取付けられてし、て
、この内部を貫通する回転駆動軸43(外部下端で駆動
プーリ−43′が取付いていて、原動機から減速機構を
介して駆動されるようになっている)の上端にはテーパ
ー外周面44′を形成した突出部と係合爪44^とを有
する回転円板44が取付いており、前工程で処理済みの
チーズを搭載したチーズキャリヤー1を本体41内に吊
り込んで、該キャリャ−1の下部回転連結台20を回転
円板44上に、該回転円板44側の周面が教頭円錐形を
した突出部のテーパ−外周面44′に回転連結台20の
テーパ‐内面23を被舷係合させると共に、係合爪44
″と切込み22とを係合させて、回転連結台20と回転
円板44とによってキャリャー1を回転可能に載層連結
し、しかる後中央支柱10の連結保持片12に取付けた
吊り金具16を取り外すことで、該中央支柱10の上端
部が開放されるから、脱水機本体41の側部に立設の竪
軸45により基部を支持されて該本体41上部から外側
部への所要範囲で旋回可能に支持されたスイングアーム
46先端付設のセンターホルダー47を中央支柱10の
連結保持片12内テーパー面14に係合させるよう、該
センターホルダー47の上下操作流体圧シリンダ49に
よって操作し、このセンターホルダー47によってチー
ズキヤリャ−1を脱水機本体41内に中心を決めて保持
せしめる。
そしてこのセンターホルダー47には各チーズ装填保持
杵30の頂端保持ピン35に係合する孔を備えた保持片
48′をチーズ装填保持村30の配列と合致して設けた
押え盤48の中央部を、該各保持片48′が各チーズ装
填保持杵の保持ピン35に係合して固定保持される推力
を付加する機構を介在して取付けられており、センター
ホルダー47による中央支柱10の保持と同時に各チー
ズ装填保持杵30端も押え盤48にて保持し、回転円板
44と回転連結台20との係合連結により、チーズキヤ
リヤー1が回転体となって回転し、遠心力により充分な
脱水ができる。このようにして脱水処理された後は、セ
ンターホルダー47を引上げることにより、同時に押え
盤48による各チーズ装填保持村30の固定も解かれ、
スイングアーム46を旋回させて本体41上部を開放し
、再び中空支柱10端の連結保持片42に吊り金具16
を取付けて脱水済みチーズキャリャーを引き上げ、次の
乾燥工程にそのまま搬送する。
乾燥工程では周知のチーズ乾燥装置の閉鎖タンク内に挿
入して、受盤2のマニホールド3から各チーズ装填保持
村30を通じチーズCに対して熱風を吹き込むことで残
留付着水分を除去乾燥するのであり、前脱水工程におい
て遠心脱水されているから極く短時間で乾燥することが
でき、糸質を傷めることないこ乾燥仕上げできるのであ
る。
以上のような要領で、本発明チーズキャリャーは精練漂
白、染色などを行うチーズをキヤリヤー上に装填搭載し
たままで、各処理操作を行って乾燥処理されるまでの全
工程中、そのままの状態を保って処理できるから、脱水
工程で使用する遠心脱水機のみ回転体として使用できる
構成にしたものを準備することにより、途中でのチーズ
の着脱などわずらわしい作業がすべて省略でき、所要の
場所にそのまま搬送して編物工場、或いは織物工場に供
給できることになり、各工程での準備作業の省力化で著
しい合理化が図れるようになったのである。そしてこの
取扱い中は各チーズ装填保持杵に装填したチーズがその
上部を押え円板にてナットを介して固定されているから
抜け落ちたりすることもなく安全確実に取扱えて目的を
達成できるのである。而して本発明チーズキャリャーは
前述したように、一個のキャリャ一にて処理することが
できることになるが、更にこれにより合理的に使用する
ことも可能であり「例えば第丁図に示す如くチーズキャ
リャーー,1′を2段に積み重ねて取扱うことができる
のであり、このような場合には下段に位置するチーズキ
ャリャー1′の中央支柱10頂部の連結保持片12と上
段に位置するチーズキャリャーーの回転連結台20内部
に設けた連結用の円筒体25とを係合させて連結し、上
段のチーズキャリャー1の中央支柱10頂部連結保持片
12に吊り金具16′を係合し、更に下段チーズキャリ
ャー1′の回転連結台20′(このものは連結用の円筒
体25を有していない)下面と上段チーズキャリャ−1
の中央支柱頂部装着の吊り金具16′との間に、下端を
座板18に複数のリブ18′を介して固着した連結杵1
7を上下両キャリャーー,1′の中央支柱10,10内
を貫通して、該連結杵17の上端を吊り金具16′上端
にて螺合締結し、一体的に固定して、この二段重ねした
チーズキャリャーが挿入し得る染色槽50内に挿入し、
或いは乾燥機(図示省略)の密閉容器内に入れて、同時
に二組のチーズキセリャー搭載分のチーズを処理するこ
とが出来るのである。
この場合は上下両中央支柱は蓮適しているから流体は上
下同時に何等支障なく流通し、所要の操作が行なえるの
である。なお、このような二投函ねで処理する場合でも
脱水工程では前記したようにチーズキャリャーを1個づ
つ遠心脱水機にかけて行なうことはその構成上いうまで
もない。叙上の如く本発明によれば、従釆多くの問題点
を有して合理化が望まれていたチーズ仕上げされた糸の
精練漂白や染色に伴なう処理での取扱いを、当初のチー
ズキャリャーへの装填は、以後はキャリャー上から取り
外したりすることなしに乾燥処理終了までそのままの姿
にて取扱えるので、中間でのわずらわしい作業がすべて
省略でき、しかもチーズキャリャーに装填したままで専
用の遠心脱水機を使用すれば脱水処理も効果的に行なえ
て乾燥機にかける時間を短縮でき、その結果、省力化や
省エネルギーのみならず、糸の傷みもなく、極めて有効
な処理並びに取扱いが可能になり、製品コストの低減が
できる産業的効果大なるものであるといえる。なお、本
発明に則すれば、上記実施例に限定されるものではなく
、たとえば回転連結台の連結座片に設けた煩斜切込みを
、噛み合い爪方式にする(遠0脱水機等対応する機器の
連結部形状に合せる、若しくは銭鷹部上面形状に合せる
)ことなど、部分的な変更については、本発明の技術的
範囲に属するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はチーズ装填保持杵を一部省略して表した本発明
チーズキャリャーの中央縦断面図、第2図は平面図、第
3図はチーズ装填保持杵の縦断面図、第4図は回転連結
台の底面を拡大して示す図、第5図はチーズキャリャー
中央支柱上端部に吊り金具を取付けた態様を示す図、第
6図は専用の遠心脱水機にチーズキャリヤーを回転体と
して装着した態様を示す縦断面図、第7図は二段重ねで
使用する態様を示す縦断面図である。 1,1′・・・チーズキヤリヤー、2・・・受盤、2′
・・・基板、3・・・マニホールド、5・・・ねじ孔、
10・・・中央支柱、12…連結片、12′…切込み溝
、12″・・・係止突条、13・・・環状溝、16.1
6′・・・吊り金具、17・・・連結村、20・・・回
転連結台、21・・・連結座片、22・・・切込み、2
3・・・テーパ一面、30・・・チーズ装填保持杵、3
1・・・管体、32・・・小孔、33・・・連結ピース
、35・・・保持ピン、35「…ねじ部、36・・・受
支円板、37・・・押え円板、38…ナット、40・・
・遠心脱水機、44…回転円板、46…スイングアーム
、47…センターホルダー、48…押え盤。 嫌フ麓 数2函 繁3蟹 第4欧 豹よ図 ※6図 群ク囚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所要直径の受盤が内部にマニホールドを備えたもの
    にして、その上面中心に中空支柱を立設し、該支柱の頂
    部には上下方向と回転方向とに係合する凹凸部を外周に
    有してかつ内側にテーパー面を形成した連結保持部を設
    け、前記受盤下面中央には内側に下広がりのテーパー内
    面を有して下部に噛み合い構造の連結座片を形成した回
    転連結台を中心軸と合致して設け、受盤の平坦な上面に
    は所要の間隔で多数本のチーズ装填保持杆を配列立設し
    、該各チーズ装填保持杆は外周に無数の小孔を穿設した
    所要長の有孔管体で頂部に保持ピンを備えると共にチー
    ズ押え円板が着脱可能に取付くようにし、下端にて受盤
    のマニホールドと連通するように構成したことを特徴と
    するチーズキヤリヤー。
JP20229682A 1982-11-17 1982-11-17 チ−ズキヤリヤ− Expired JPS6010143B2 (ja)

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JPS5994669A JPS5994669A (ja) 1984-05-31
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US4720986A (en) * 1984-06-12 1988-01-26 Maschinenfabrik Scharer Ag Spool mounting apparatus and method of using the same
JP2545777B2 (ja) * 1985-05-15 1996-10-23 ソニー株式会社 絶縁物層の界面改質方法
JP2525814Y2 (ja) * 1991-04-30 1997-02-12 株式会社三協精機製作所 揺動装置付オルゴール

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