JPH024708B2 - - Google Patents

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JPH024708B2
JPH024708B2 JP24817486A JP24817486A JPH024708B2 JP H024708 B2 JPH024708 B2 JP H024708B2 JP 24817486 A JP24817486 A JP 24817486A JP 24817486 A JP24817486 A JP 24817486A JP H024708 B2 JPH024708 B2 JP H024708B2
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JP
Japan
Prior art keywords
carrier
skein
dehydrator
yarn
dyeing machine
Prior art date
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Application number
JP24817486A
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English (en)
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JPS63105165A (ja
Inventor
Kaoru Kimura
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 イ−1 産業上の利用分野 この発明は染色工程終了後のかせ糸をキヤリヤ
に懸吊させた状態で脱水、乾燥処理を行なう方法
に関する。
イ−2 従来技術 従来の方法では、噴射かせ染機で染色されたか
せ糸は、人手によりかせ糸を染色噴射筒から外し
て運搬車へ下して脱水機の所まで運び、ついでこ
のかせ糸を一つ一つ脱水機へ装填し、遠心脱水し
た後に再び人手により脱水機からとり出して運搬
車に下ろし、今度は乾燥機のところまでその運搬
車を搬送しし、また一つ一つ乾燥機へ人手で装填
して乾燥するという手順で搬送処理されていたか
ら、遠心分離機や乾燥機への装填を取外しを一つ
一つの人手で行なう手間が必要であつた。
またかせ糸の搬送の中でもとくに染色上りで脱
水前のかせ糸の搬送は、かせ糸が水分を含んだい
るだけに重く、重労働であつた。
この発明は上記にかんがみ、染色後のかせ糸の
搬送処理工程における重労働を無くし、省力化を
図ることができる方法を提案するので目的であ
る。
ロ 発明の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 この発明の方法では、上記問題点を解決するた
めの手段として、中空状の本体の周りに、先端に
曲折自在の伸長杆を備えた複数のけせ糸保持杆を
放射状に突設して構成したキヤリヤを、移動台上
に載置して、噴射式かせ染機の前面に移動させた
後、該かせ染機の1本の染液噴射筒にかけられた
染色済みのかせ糸を、上記キヤリヤの一つのかせ
糸保持杆に伸長杆を開いた状態で移乗させるよう
にして、かせ染機の各染液噴射筒からキヤリヤの
各かせ糸保持杆へ染色済みのかせ糸を移乗させ、
次で伸長杆を折りたたんだ状態でキヤリヤをクレ
ーン等により吊し上げて遠心脱水機まで搬送し
て、キヤリヤの中空状本体を脱水機の支持部に嵌
合固定した後脱水機を駆動して脱水処理を行な
い、しかる後キヤリヤと脱水機との結合を解い
て、そのまゝキヤリヤをクレーン等により乾燥機
に搬送して乾燥処理を行なうことを特徴とするも
のである。
ロ−3 実施例 第2図と第3図はこの発明の搬送処理方法を実
施する場合に用いるキヤリヤを示し、1は本体
で、下面が開口した中空円錘台状に形成されてい
る。この本体1の内面には、上の上下部に位置し
て、遠心脱水機2における円錘状支持部3の外面
に当接するテーパ状支持部4,5が形成されてい
る。更にこの本体1の上部中央には、前記遠心脱
水機2における円錘状支持部3の上端中央部に突
設した雄ねじ部6に遊嵌する穴7が形成されてい
る。8は本体1の外周に放射状に複数本突設した
かせ糸保持杆で、これに被処理物であるかせ糸2
0を第3図に示すように懸垂するものである。こ
のかせ糸保持杆8の先端には夫々伸長杆9が連続
軸10により平面回転可能に連結されている。こ
れら各伸長杆9は水平方向の円弧状に形成され、
各伸長杆の先端が隣接する伸長杆9の外部に近接
して沿うようになつており、長尺の多数の伸長杆
9を小面積内に折りたたみできるようになつてい
る。図面のキヤリヤはかせ思保持杆8とこれに連
結された伸長杆9を夫々10本ずつ有していて、第
2図では、図の左半分の5本が開いて、右半分の
5本が折りたたまれている状態を示している。1
1は本体1の上端に固着した吊し用の支持部であ
る。
次に上記キヤリヤを用いてかせ糸を搬送処理す
る方法について説明する。
先ず、キヤリヤの本体1を第1図Aに示すよう
に、噴射かせ染機12の前面(図面ではかせ染機
の右側)に沿つて(紙面に直角な方向)移動する
移動台13上に載置すると共に、伸長杆9を開
く。尚移動台13は伸長杆9が噴射かせ染機12
の染液噴射筒14の先端に対向するような高さに
設定する。そして、開いて伸長させたことで染液
噴射筒14の先端に対向近接した伸長杆9及び保
持杆8へ、染色噴射筒14に懸垂されている染色
後のかせ糸20を手作業で乗り移される。かせ糸
20は水分を含んでいるため重いが、乗り移りさ
せるときは水平方向に移動させるだけであるの
で、重労働ではない。次で、移動台13を(紙面
に直角な方向に)かせ染機12の前面に沿つて移
動させると共に、移動台13に設けた平面回転部
15によりキヤリヤ本体1を平面回転して、空の
伸長杆9を別の染液噴射筒14の前面に対向させ
て、前記の場合と同様にかせ糸を乗り移りさせ
る。このようにして、各染液噴射筒14のかせ糸
を各伸長杆9とかせ糸保持杆8へ写し替える。次
でかせ糸を懸垂した各伸長杆9を第2図の右側半
分に示すように折りたたみ、10本の伸長杆を小面
積内に収める。かせ糸は伸長杆とかせ糸保持杆に
懸垂されたまゝである。
この状態で、キヤリアの本体1を第1図Bのよ
うに、クレーン等により吊し上げて遠心脱水機2
上に搬送する。そしてキヤリヤの本体1を第2図
Cに示すように、遠心脱水機2内へ上下した円錘
状支持部3の外周へ嵌合させ(第2図に示す)締
付けナツト16で固定する。そして杆2を駆動し
て脱水処理する。このとき伸長杆9は円周方向に
沿つて架設されているため、懸垂状態のかせ糸2
0は遠心力で外れる恐れはない。又、遠心脱水機
2は上方よりみて、反時計方向に回転駆動する。
さらに又、遠心脱水機2はかせ糸20を懸垂した
まゝ折り畳んだ伸長杆9の外周を取り囲む円筒形
部を有し、回転時に遠心力でかせ糸や伸長杆が半
径方向に広がるのを防止する。
この脱水処理後、締付けナツト16を外し、本
体1をクレーン等にて遠心脱水機2より吊し上げ
て搬送し、第1図Eに示すように、乾燥機17に
装着し、かせ糸を懸垂したまゝ乾燥処理する。
乾燥処理後、キヤリヤの本体を乾燥機17から
搬送し、懸垂されているかせ糸を手作業で取り外
し工程を完了する。
ハ 発明の効果 上述のように、この発明によると、かせ染機の
染液噴射筒に懸垂されているかせ糸を外す作業を
軽作業で行なうことができ、しかもそれ以後の搬
送処理を、かせ糸をキヤリヤに懸垂したまゝの状
態で処理して工程を完了させることができ、省力
化、能率向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Eは、この発明の操作順序を示すも
ので、Aはかせ糸を染色機に装填する状態、Bは
染色処理後のキヤリヤ本体を吊し上げて搬送する
状態の正面図、Cはキヤリヤ本体を脱水機に装填
する状態を示す正面断面図、Dは脱水処理後のキ
ヤリヤ本体を搬送する状態を示す正面図、Eはキ
ヤリヤ本体を乾燥機に装填した状態を示す正面略
図、第2図と第3図はこの発明の方法に用いるキ
ヤリヤの平面と一部縦断面図である。 1……キヤリヤの本体、2……遠心脱水機、8
……かせ糸保持杆、9……伸長杆、11……吊し
支持部、12……レアー噴射かせ染機、13……
移動台、14……染液噴射筒、17……乾燥機、
20……かせ糸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中空状の本体の周りに、先端に曲折自在の伸
    長杆を備えた複数のかせ糸保持杆を放射状に突設
    して構成したキヤリヤを、移動台上に載置して、
    噴射式かせ染機の前面に移動させた後、該かせ染
    機の1本の染液噴射筒にかけられた染色済みのか
    せ糸を、上記キヤリヤの一つのかせ糸保持杆に伸
    長杆を開いた状態で移乗させるようにして、かせ
    染機の各染液噴射筒からキヤリヤの各かせ糸保持
    杆への染色済みのかせ糸を移乗させ、次で伸長杆
    を折りたたんだ状態でキヤリヤをクレーン等によ
    り吊し上げて遠心脱水機まで搬送して、キヤリヤ
    の中空状本体を脱水機の支持部に嵌合固定した後
    脱水機を駆動して脱水処理を行ない、しかる後キ
    ヤリヤと脱水機との結合を解いて、そのまゝキヤ
    リヤをクレーン等により乾燥機に搬送して乾燥処
    理を行なうことを特徴とするかせ糸のキヤリヤ式
    処理方法。
JP24817486A 1986-10-17 1986-10-17 かせ糸のキヤリヤ式処理方法 Granted JPS63105165A (ja)

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JPS63105165A JPS63105165A (ja) 1988-05-10
JPH024708B2 true JPH024708B2 (ja) 1990-01-30

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JP24817486A Granted JPS63105165A (ja) 1986-10-17 1986-10-17 かせ糸のキヤリヤ式処理方法

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