JPS60101294A - スクリユ−流体機械の呼吸栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はギヤケーシングを有するスクリュー流体機械に
係り、ギヤケーシング部から外部に放出する気体中の油
分を分離する機構に利用できる。

〔発明の背景〕

スクリュー流体機械の圧縮部は、第１図に示すように／
Ｅｌｆｒｄ様本体（１）と増速ギヤ（２）を内蔵するギ
ヤケーシング（３）により構成されている。

圧縮機本体（１）では流体を所定の圧力まで昇圧する機
能を持っているが、圧縮機の回転数が１万〜２万ｒ、ｐ
、ｍと高速であるため、そのシャツ１〜（４）のシール
（５）は、接触形では早期摩耗が起り実用的でない。

そこでラビリンス形など非接触形のシール機構を用いて
いるが、このラビリンス形シール部の微細な隙間から流
体がもれてギヤケーシング（３）に入り込む。この流体
を外部に放出する機構が呼吸栓（６）である。

一方、ギヤケーシング内部では増速ギヤ（２）が１万〜
２万ｒ、ｐ、ｍの高速で回転しており、このギヤ部分に
給油した潤滑油が飛散して、ギヤケーシング内の雰囲′
気は非常に絹かい油の粒子が含まれた状態になっている
。

この油の粒子が呼吸栓を通じて大気に放出されると油の
雰囲気による汚染が考えられる。

そこで従来の呼吸栓では第２図のような、濾過式のフィ
ルタ（７）を用いて油の放出を防いでいるが、油の粒子
が非常に細かいため小形のフィルタでは通過してしてし
まい機能が充分発揮できない欠点があった。また呼吸栓
を大形化すると経済的面やｉｔＱ　ｌ＆場所の面で問題
が出ていた。さらにフィルタ（７）を絹かくまたは厚く
して濾過効率を上げると、その圧力損失のためギヤケー
シング内の圧力が高まり、モータシャツ１−（図示せず
）等のギヤケーシングの外部から内部に動力を伝達して
いる機構のシール部から油漏れを起すこともあった。

［発明の「１的〕 本発明の目的は、呼吸栓の大形化を防ぎながら効率の良
い油の濾過手段を提供することにある。

〔発明の概要〕

潤滑油は気体に比較して比重が重いことに着目して、ス
クリュー流体機械に用いている高速回転機イ）ηを利用
し、濾過フィルタと遠心力式フィルタを並ね合せた回転
式フィルタを備えたものである。

〔発明の実施例〕

蕃下Ａ・発明の一実施例を第３図により説明する。

増速ギヤ（２）の先端に多孔質の金属フィルタ（８）（
例えば細かい銅球を固めたもの）を取付ける。

圧縮様本体（１）のシール（５）から漏れ出た流体はギ
ヤケーシング（３）の内部に出て、多孔質の金属フィル
タ（８）を通って外部に放出される。

運転中ば増速ギヤ（２）の回転により多孔質の金属フィ
ルタ（８）も１万〜２万ｒ、ｐ、ｍの高速回転するため
、ギヤケーシング（３）内で伺′加した細かい油の粒子
の大部分は、この多孔質の金属フィルタ（８）を通過す
る間に遠心力により外側にはじき飛ばされる。また非ツ
；（′に微細な油の粒子も遠心力により互に接触するう
ち、イ′１２度が大きくなり、ポット（９）の下部に落
も、外部には気体の流体のみが放出される。

ポット（９）にたまった油は、配管（１ｏ）をへて、ギ
ヤケーシング（３）内の油だまりに回収する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、簡単な構造により気体の流体中に含ま
れるｉ＋”ｌｉ　４１１１な油分が分離できるので、（
１）安価でイノ１．能の良いフィルタ効果が得られる。

（２）小形のため設置１゛１場所がほとんどいらない。

（３）フィルタ部を薄くできるので、この部分の圧力損
失が少なく、そのためギヤケーシング内の圧力が上らず
、モータシャフト等信のシール部分から油もれを起すポ
テンシャ

【図面の簡単な説明】

第１図は現状のスフ１１ニー流１本機械の縦断面図、第
２図は現状の呼吸栓の縦断面図、第３図は本発明のフィ
ルタを刑付けたスろ叫１１．−流体機械の縦断面図であ
る。 １・・・圧縮機本体、２・・・増速ギヤ１，３−・ギヤ
ケーシング、４・・・シャツ１−１５・・・シール、６
・・・呼吸栓、７・・・フィルタ、３・・・多孔質金属
フィルタ、９・・・ポ穿１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ハ゛縮機本体、増速ギヤ、ギヤケーシングをイ４す
   るスクリュー流体機械において、増速ギヤの先端に多孔
   質の金属フィルタを取付け、との増速ギヤの高速回転を
   利用して気体中の油分を分離することを特徴どするスク
   リュー流体機械の呼吸栓。