JPS59994Y2 - 倍力装置の入力軸抜け止め装置 - Google Patents

倍力装置の入力軸抜け止め装置

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JPS59994Y2
JPS59994Y2 JP1734179U JP1734179U JPS59994Y2 JP S59994 Y2 JPS59994 Y2 JP S59994Y2 JP 1734179 U JP1734179 U JP 1734179U JP 1734179 U JP1734179 U JP 1734179U JP S59994 Y2 JPS59994 Y2 JP S59994Y2
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JP
Japan
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input shaft
plunger
booster
protrusion
spherical
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Expired
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JP1734179U
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English (en)
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JPS55117355U (ja
Inventor
隆二 太田
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は倍力装置の入力軸後は止め装置に関し、入力軸
とプランジャ間のガタの発生を抑制することを目的とし
たもので゛ある。
一般に、倍力装置の入力軸は先端に球状部を備えており
、その球状部をパワーピストンに摺動自在に嵌合したプ
ランジャの孔内に嵌入させ、かつ、孔内に突出形成した
突出部により球状部の抜は止めを施して上記入力軸とプ
ランジャとを連結している。
しかるに、入力軸はペダルに連動されて通常±3度はど
揺動するので、上記突出部を形成するに当って、突出部
が球状部を強固に挟持するあまりプランジャに対して入
力軸が揺動不能にならないように配慮する必要がある。
ところが、プランジャの孔の内径や深さ、球状部の直径
、或いは突出部の位置や突出量等に僅かな製造上の誤差
が生じるので、上述のようにプランジャに対して入力軸
が揺動不能にならないように突出部の位置や突出量を設
定すると、上記誤差によりプランジャと入力軸間に大き
なガタが生じる可能性が高くなり、通常そのガタが0.
5mmを越えると倍力装置の作動時に大きな音が発生す
るという欠点があった。
本考案はこのような欠点に鑑み、上記突出部とは別個に
、これを突出形成した円周上より入力軸の先端側に位置
をずらした円周上にその突出部より突出量の小さな第2
の突出部を突出形成することにより、揺動不能という状
態を惹起することなく、プランジャと入力軸間の大きな
ガタの発生を防止できるようにしたものである。
以下図示実施例について本考案を説明すると、第1図に
おいて、1は倍力装置のパワーピストン、2はそのパワ
ーピストン1に摺動自在に嵌合したプランジャ、3は図
示しないプダルに連動させた入力軸で、この入力軸3の
先端には球状部3aを形成している。
この球状部3aは上記プランジャ2に形成した孔4内に
嵌入させ、第2図に示すように、上記孔4内に同一円周
上の等間隔3箇所に突出形成した突出部5aと、これら
突出部5aより入力軸3の先施側に所定距離lだけ位置
をずらした円周上に、各突出部5aと60度の位相をず
らして等間隔位置に突出形成した3個の突出部5bとに
より、上記球状部3aが孔4内から抜は出ることがない
ようにしている。
上記突出部5aは従来公知の突出部に相当するもので、
通常、上記プランジャ2の先端面2a(第1図参照)を
基準面としてそこから所定距離だけ離れた位置に形成し
、かつ球状部3aの確実な抜は止めを図るために、充分
に孔4内に突出するように形成している。
し7たがって前述したように、孔4の深さや内径、球状
部3aの直径、或いは突出部5aの位置やその突出量に
誤差があり、例えば球状部3aの先端部を上記孔4の末
端壁4aに当接させた状態において、球状部3aの中心
Oを通り人力軸3の軸線と直交する面Aに対して相対的
に突出部5aが接近した位置に形成された場合には、そ
の突出部5aによって球状部3aが固定されてしまい、
これとは逆の場合には、球状部3aと突出部5aとのガ
タにより音が発生していた。
しかるに本考案においては、上記誤差を考慮して突出部
5aを、これが球状部3aを固定してしまうことがない
ような位置に形成し、一方この突出部5aより上記距離
4だけ離れた前方位置には、突出部5aより小さな突出
量の第2の突出部5bを形成している。
したがって、例えば球状部3aと突出部5aとの間に比
較的大きなガタすなわち間隙が形成された際には、上記
第2の突出部5bは突出部5aより距離lだけ近接し、
た位置に形成されているので、入力軸3とプランジャ2
とのガタは実質的に球状部3aと突出部5bとの間隙と
なり、そのガタを極めて小さく、若しくは実質的に零と
することが可能となる。
一方これとは逆に、突出部5aが球状部3aに近接され
た位置に形成された場合には、第2の突出部5bは完全
に球状部3aに圧接されることになるが、上述したよう
にこの突出部5bの突出量は小さく、しかも上記面A付
近の球状部3aの外表面と孔4の内面との間隔の変化量
は突出部5bの相対的な軸方向変位量に対して小さいの
で、その第2の突出部5bが球状部3aを固定してしま
うといった事態を避けることができる。
以上に述べたように、本考案によれば、プランジャと入
力軸とが固定されてしまうといった事態の発生を防止し
つつプランジャと入力軸間の大きなガタの発生を抑制す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の要部の拡大図である。 1・・パワーピストン、2・・プランジャ、3・・入力
軸、3a・・球状部、4・・孔、5a・・突出部、5b
・・第2の突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パワーピストンに摺動自在に嵌合したプランジャと、先
    端に球状部を有する入力軸とを備え、上記球状部をプラ
    ンジャに形成した孔内に嵌入させ、かつ上記孔の内周面
    同一円周上に複数の突出部を突出形成して上記球状部の
    抜は止めを施した倍力装置の入力軸後は止め装置におい
    て、上記孔の内周面には、上記円周上より入力軸の先端
    側に位置をずらした円周上に上記突出部より突出量の小
    さな第2の突出部を突出形成したことを特徴とする倍力
    装置の入力軸後は止め装置。
JP1734179U 1979-02-14 1979-02-14 倍力装置の入力軸抜け止め装置 Expired JPS59994Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55117355U JPS55117355U (ja) 1980-08-19
JPS59994Y2 true JPS59994Y2 (ja) 1984-01-12

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