JPS5998753A - 静電噴霧装置用の噴霧誤動作検出器装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は静電噴霧装置用の噴霧誤動作検出器装置例、
そして特に排他的でＩＩ′ｉないが農薬例えば殺虫剤を
散布するのに用いられる該装置に関するものである。

このような噴霧装置の一例は、アースされる電界増強電
極と組合さった帯電される噴霧ヘッドを開示している英
国特許第八！　Ａ　９，７０７号明細曹に記載されてい
る。帯電された液体の小滴はアース電位にあるターゲッ
ト作物に向けられる。このような噴霧ヘッドは、噴霧ヘ
ッドが帯電した液体の小滴を送出しているのを作業者が
見ることのできない状況（例えばトラクタブーム上）で
用いられ得る。液体供給部が空になったシその他の誤動
作のため小滴の送出が止まると、作物には散布されず、
その結果害虫による重大な損失につながるととになる。

二つの噴霧誤動作装置については欧州特許出願第１２３
００３０３．３号明細書に開示されている。

これらの装置では、帯電される噴霧ヘッドの高電圧側ま
たはそれに隣接して電流検出器が配置される。これらの
装置はある条件のもとでは満足であるが、吹霧ヘッドか
らのコロナ放電（液体が噴霧されてないときでも生じ得
る）によって影響され易く、従って帯電した小滴の噴霧
の送出が中断したとき表示し損う。

この発明の目的は、従来提案されてきた装置よシコロナ
放電による影響の少ない静電噴霧ヘッドからの帯電粒子
の噴霧と組合さった電流を検出する装置を提供すること
にある。

従って、この発明は、高電圧源に接続できしかもアース
ターゲットに向って流体の帯電粒子の噴霧を導くように
された噴霧ヘッドを備えた静電噴霧装置用の噴霧誤動作
検出器装置を提供し、このｉｔはアースターゲットから
のアース回路と、噴霧ヘッドの近くに配置されかつ噴霧
ヘッドからのコロナ放電を引き付けるような電位に使用
中維持できるバイパス電極と、アースターゲットとアー
ス回路における任意の接続部との間でアース回路に配置
された電流検出器とを有し、コロナ放電をパイ−ぐスミ
極からアース回路に導くように構成される。

この発明の一実施例によれば、パイメス電極は、使用時
に噴霧ヘッドの近くの静電界に影響を及ぼすようにされ
た電界増強電極である。このような電界増強電極を備え
た静電噴霧装置は英国特許第１．５　Ａ　？、７０７号
明細書に記載されている。

代シの構成では、電界増強電極が電気絶縁材料で少なく
とも部分的に包まれ、また付加的なバイパス電極が設け
られるこの発明による噴霧誤動作検出器装置が提供され
る。バイパス電極および電界調整電極は（別個に設けら
れるが）有利にはアース電位に維持される。

この発明は、帯電粒子の噴霧で運ばれる電流とコロナ放
電による電流とを弁別しない型式の簡単な電流検出器を
用いることができる。しかしながら、ある場合には、／
々イパス電極の設けられる場合でも噴霧電流とコロナ放
電とを弁別するのが有利であシ得る。これらの場合は、
噴霧ヘッドがあるコロナ放電を真のアースに到達させる
植物のくずで非常に汚れているときに生じ得る。この場
合弁別検出器が用いられ得る。

電流検出器はネオンランプのような発光器であ〕得る。

これは有利には発光時に光感応装置を作動して信号好ま
しくは音響信号または可視信号を作動するために増幅で
きるようにされ得る。

以下この発明の特定の実施例を、添付図面を参照して説
明する。

図面は同一縮尺では表わしてない。

図面の第１．Ｊ図を参照すると、静電噴霧ヘッドｌは噴
霧すべき液体の通る環状通路−を有し、この環状通路コ
は内部コア３と外部壁ダとの間に位置し、内部コア３お
よび外部壁グの一方または両方は導電性材料から成って
いる。こうして構成されたノズル１２は、離間して設け
られた裸金属リング５の形状の電界増強電極によって包
囲されている。この電極ＳはＨＴインバータ６と電池７
とから成る高電圧源のアース側に接続部３を介して接続
されている。引きづるアース導線りは噴霧すべき作物で
ある“真１のアース１０に電気的に接触する。アース１
０と接続部ｇとの間のアース回路にはネオンランプｌ／
の形状の電流検出器が設けられている。

全体装置は、作物に農薬を散布する作業者の背中に背負
う枠体に装着するように構成される。

使用において、噴霧ヘッド／には容器（図示してない）
から液体がまたコ９ＫＶ程度の高電圧が供給され、帯電
した小滴の細かい噴霧を形成し、小滴はアース電位にあ
る作物に引き付けられる。すなわち小滴で運ばれる電流
はアース導線りに流れそしてネオンランプ／／を点灯さ
せ、噴霧の行なわれていることを表示する。

帯電した小滴の噴霧が（例えば液体供給部が空になった
シノズルが詰ったシして）中断すると、アース導糸：回
路に電流が流れず、ネオンランプｌ／は消える。コロナ
放電のため僅かな残留電流は存在し得るが、この電流は
、放電のイオンが軽くて動き易くしかも比較的重い液体
小滴に１真１のアースＩＯに向う運動量を与える重力に
よって影響を受けないのでノズルｌ−から電界増強電極
Ｓへ直接流れる。そしてこの残留電流はネオンランプｌ
／と干渉せずに接続部ざを介して高電圧源のアースされ
た側に流れる。

実際に明るい光のもとではネオンランプは作業者にとっ
て容易に見ることができず、ネオンランプによる表示を
増強するのが有利であシ得る。これを達成するための一
つの特に有効な方法は第３図に示され、ネオンランプ１
３はブラック容器ＩＳ内に光感応半導体ｌダに近接して
配置される。

ブラック容器／Ｓを形成するため光しゃ断性のルツボ配
合物が用いられ、また光感応半導体はフォトダイオード
、フォトトランジスタまたはフォトレジスフであること
ができる。光感応半導体は簡単な増幅器／６に接続され
、この増幅器／Ａからの出力はデジタルイエス／ノー出
力の形態（これは特にトラクタ搭載装置の場合有利であ
る）であるかまたは可視または音響表示器を作動するの
に用いられ得る。

必要ならば、増幅器／Ａに任意の刊加要素として可変抵
抗を組合せて、検出器の感度を１同調１させることがで
きる。（従って例えば流れのない場合および予じめ設定
した低い流れの両方を除外する）。

従って作業者はしばしば後部搭載型装置の場合そうであ
るように噴霧ヘッド自体が目に見えない場合でも噴霧が
正しく作用しているか否かに関しての確かな表示を受け
る。

記３図に示す装置は、増幅器やデジタル論理素子等のよ
うな半導体構成要素がＨＴ回路から光学的に分離され、
従って生じ得るあらゆる変動、衝撃等を受けないように
されるという利点をもっている。

ある構造の静電噴霧ヘッドでは、アースされる電界増強
電極が設けられないか設けられても絶縁拐料で包まれて
いる。後者の状態は特にトラクタ搭載装置の場合にそう
である。これらの状況のもとでは、流体が流れてないが
ノズルが高電圧になお＠電されているときに生じるコロ
ナ放電は１真１のアースへの通路を見い出し得る。これ
は、電界増強電極を包囲する絶縁材料の表面が空気イオ
ンによるボンバードで帯電されそして後続のイオンをは
ね返す傾向があるためであると考えられる。

この作用によって噴霧が発生されてないときでも電流検
出器は電流を検出することができる。

この発明の別の特徴に従って上記の問題を解決する一方
法を第７図に示し、この場合には噴霧ノズル／ｇＩｒｉ
絶縁プラスチック材料の外部ノ・ウジングｌｑ内に装着
されている。電界増強電極−〇は外部ハウジングｌヲの
壁内に埋め込１れテ、］ｌＩＴ発生装置２１および電池
２コから成る高電圧源に接続されるノズＡ−１ｇから絶
縁材料によって完全に分離するようにされている。電極
＝ＩＯは高電圧源のアース側に接続されている。裸金属
リングの形状の領コのアース電極、２３は電極、！０の
上方約／Ｓ−一〇　ｏｎの所でハウジング／ワの外部；
に取付けられる。この電極、２３は接続部、２＋を介し
て高電圧源のアース側に接続される。ネオンランプ２Ｓ
の形状の電流検出器は１−ｇｌのアース１０と接続部コ
グとの間のアース回路コロに設けられている。

この実施例ではバイパス電極コ３の位置は電界増強電極
−〇の動作に影響を及はさないように選ばれる。しかし
ながら、その位置は、ノズル付近における電界の作用が
許容範囲或いにそのために許された範囲に保たれる場合
には変えられ得る。

またその構造および形状も変えてもよく、そして必−要
ならばコロナ放電のバイパスが得られる場合には多電極
を用いてもよい。

完成装置はトラクタに搭載され、そして農薬を作物に散
布する作業においてはトラクタの運転手は噴霧ヘッド／
ｇへの液体の供給部（図示してない）を開き、また噴霧
ヘッドを高電圧源２１に接続する。細かい帯電した小滴
の噴霧が形成され、そしてアース電位にある作物に引き
付けられる。

こうしてネオンランプコ５を点灯させるのに十分な電流
がアース回路−６に発生される。ネオンランプコＳによ
る表示は第３図に示すように増強され得、運転室内の音
響または可視信号を作動するようにされ、こうして噴霧
ヘッドの正しい作用を確実に表示する。噴霧が止まった
場合、コロナ放電によって生じるもののような寄生残留
電流が電極コ３に流れ、′真１のアースＩＯと接続部コ
グとの間のアース回路をバイパスしセして噴霧のないと
きにネオンランプ、Ｉｓが点灯し続は得る危険を避ける
。

従って、この発明は噴霧の誤動作を検出する安くて簡単
で丈夫な仕方を提供する。この装置は噴霧によって実際
に運ばれる電流に直接応答し、そしてコロナ放電による
影響を減少または除去して比較的大きな程度のフェール
・セーフ能力を与え、そして異なった電流源を区別しな
い簡単で丈夫な装置を使用できる。第３図に関して示し
た例では影響を受けやすい構成要素をＨＴ回路から光学
的に分離し７てそれらをＨＴ回路における変動またはス
パイクに対して保護することができる。

当業者には明らかなように、この発明の範囲から離れる
ことなしに装置に対して種々の変更を行なうことができ
る。例えば電流検出および増幅用の別の手段を用いても
よい。この場合、検出器が誘導電流に感応する場合には
その検出器は、影響を許容範囲内に保つためノズル付近
におけるコロナ放電のような寄生電流源から物理的かつ
電気的に十分に離して配簡すべきであることが明らかで
ある。他方、誘導電流に応動しない型式の簡単な検出器
を装置の噴霧ヘッドまたは他の部分に近接して配色シて
コンパクトな組立体を構成するが有利であることが認め
られ得る。

この発明の装置ｒｔまた、農薬以外の液体例えば塗料を
噴霧する際の誤動作を検出するのにも用いることができ
、そして例えば直線スロ？）形状またはスピンニングデ
ィスクのような他の形状の噴霧ヘッドを用いることもで
きる。

トラクタに搭載する場合、装置はトラクタの後部に取付
けた梁に装着した複数の噴霧ヘッドを有することができ
る。この場合、各噴霧ヘッドは、個々の噴霧ヘッドから
の噴霧の中断が検出されることになる場合には、噴霧誤
動作検出器装置と組合されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による誤動作検出器装置を具備した回
路の線図、第３図は静電噴霧ヘッドの垂直断面図、第３
図は第１図の検出器用の増幅回路の線図、第４図はこの
発明で設けた付加的なバイパス電極を備えた装置の線図
である。 図中、ｌ：静電噴霧ヘッド１．２＝環状通路、３：内部
コア、グ：外部壁、Ｓ：電界増強電極、＆：ＨＴインバ
ータ、７：電池、ざ：接続部、９：アース導線、ＩＱ＝
アース、ｌ／：ネオンランプ。 手続補正書（方式） 昭和５８年１２月７日 特許庁長官殿 １、事件の表示 昭和５８年　特許願　第２０６０４９号２、発明の名称 靜電噴精装置用の噴霧誤動作検出器装置３、補正をする
者 事件との関係　　　特許出願人 名称　　インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・
ピーエルシー４、代理人 〒１０５住所　東京都港区西新橋１丁目１番１５号物産
ビル別館　電話（５９１）　０２６１６、補正の内容　
　　　　　　　゛ぐ゛“別紙の通り

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　高電圧源に接続できる噴霧ヘッドを備えかつアース
   ターゲットに向って流体の帯電粒子の噴霧を導くように
   した静電噴霧装置用の噴霧誤動作検出器装置において、
   アースターゲットからのアース回路と、噴霧ヘッドの近
   くに配置されかつ噴霧ヘッドからのコロナ放電を引き付
   けるような電位に使用中維持できるパイ／ミス電極と、
   アースターゲットとアース回路の任意の接続部との間で
   アース回路に配置された電流検出器とを有し、上記接続
   部を介してコロナ放電をパイ・ぞスミ極からアース回路
   に流すことを特徴とする静電噴霧装置用の噴霧誤動作検
   出器装置。 ユ　バイパス電極が使用時にノズルの近くにおける静電
   界に影響を及ぼすようにされかつ使用中アース電位また
   は噴霧ヘッドの電位に比べて低い電位に維持できる電界
   増強電極である特許請求の範囲第１項に記載の噴霧誤動
   作検出器装置。 ３　噴霧装置が使用時に噴霧ヘッドの近くの静電界に影
   響を及ばずようにされ力）つ電気絶縁材料で少なくとも
   部分的に包まれた電界増強電極を備え、この電界増強電
   極に加えて少なくとも一つのバイパス電極を設けた特許
   請求の範囲Ｉｇｔ項に＝己載の噴霧誤動作検出器装置。 グ　バイパス電極がアース電位である特許請求の範囲第
   １〜３項のいずれか一つに＝己載の噴霧誤動作検出器装
   置。 ふ　電流検出器がアース回路の電流を直接検出するよう
   にアース回路の一部である特許請求の範囲第１−弘項の
   いずれか一つに＝己載の噴霧誤動作検出器装置。 乙　電流検出器が電流の流れているときに光を発生する
   特許請求の範囲ｇ／〜５項のいずれカムに記載の噴霧誤
   動作検出器装置。 ７　電流検出器がネオンランプである特許請求の範囲第
   ６項に記載の噴霧誤動作検出器装置。 ｇ、　電流検出器が点灯時に光感応装置を作動する特許
   請求の範囲第６項またＶｉ第７項に記載の噴霧誤動作検
   出器装置。 タ　光感応装置からの出力の増幅器および増幅された出
   力によって作動される信号を備えた特許請求の範囲第５
   項に記載の噴霧誤動作検出器装置。 ／θ　電流検出器が、電流検出器を予定の範囲内の電流
   だけに応動するようにさせる同調回路と糾合される特許
   請求の範囲第７〜９項のいずれが一つに記載の噴霧誤動
   作検出器装置。 ／ｌ　　同調回路が増幅器と組合さった可変抵抗を含む
   特許請求の範囲第９，１０項のいずれか一つに記載の噴
   霧誤動作検出器装置。 ／コ、噴粒装置が液体農薬を散布するようにされる特許
   請求の範囲第１　＝／　／項のいずれが一つに記載の噴
   霧誤動作検出器装置。 ／３．噴霧装置が、使用時に作業者の背中に背負うよう
   にされた枠体に取付けるようにされる特許請求の範囲第
   １〜／、２項のいずれか一つに記載の噴霧誤動作検出器
   装置。 ｌダ　噴霧装置がトラクタに装着するようにされる特許
   請求の範囲第１〜１２項のいずれが一つに記載の噴霧誤
   動作検出器装置。 ／左　各々特許請求の範囲シ／−／ダ項のいずれか一つ
   に記載の噴霧誤動作検出器装置と組合された多数の噴霧
   ヘッドを有する複合吹膨装置。