JPS5997367A - メカニカルシ−ル用摺動材 - Google Patents
メカニカルシ−ル用摺動材Info
- Publication number
- JPS5997367A JPS5997367A JP20765582A JP20765582A JPS5997367A JP S5997367 A JPS5997367 A JP S5997367A JP 20765582 A JP20765582 A JP 20765582A JP 20765582 A JP20765582 A JP 20765582A JP S5997367 A JPS5997367 A JP S5997367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- matter
- sliding member
- silicone oil
- sliding material
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3496—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member use of special materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメカニカルシール用摺動材に係シ、さらに詳し
くは該摺動材の材料中に被シール液と疎性の関係にあシ
、かつ潤滑性のある物質を加えてなり、シール性能を向
上せしめるとともに、異常摩耗を防止し長期耐久性に優
れたメカニカルシール用摺動材を提供するものである。
くは該摺動材の材料中に被シール液と疎性の関係にあシ
、かつ潤滑性のある物質を加えてなり、シール性能を向
上せしめるとともに、異常摩耗を防止し長期耐久性に優
れたメカニカルシール用摺動材を提供するものである。
各種軸封技術に用いられるメカニカルシールは、シャフ
ト等回転側部材の動きに従動する一方の摺動材と、ハウ
ジング等固定側部材に取着される他方の摺動材との対向
摺動面間にて被シール液の漏洩を阻止する構成になる。
ト等回転側部材の動きに従動する一方の摺動材と、ハウ
ジング等固定側部材に取着される他方の摺動材との対向
摺動面間にて被シール液の漏洩を阻止する構成になる。
かかるメカニカルシールは前記摺動面間の間隙が小さい
ほど被シール液の漏洩量を少なく押さえることができる
が、該間隙が小さくなればなるほど乾燥摩擦になフ易く
、焼付き現象を生じて異常摩耗の原因となる。一方、前
記摺動面間の間隙を比較的大きく設定したときは、該間
隙に被シール液が侵入し易くな夛正常な潤滑状態を維持
することができるが、常に一定量の被シール液の漏洩を
避けることができない。メカニカルシールは、このよう
にシール性能の向上と異常摩耗の防止という互いに相反
する問題を克服しなければならないが、従来は構造上ま
たは材質上の種種の理由から抜本的な解決策が得られず
、いずれか一方の問題に対して重点的に対処して来たの
が現状である。
ほど被シール液の漏洩量を少なく押さえることができる
が、該間隙が小さくなればなるほど乾燥摩擦になフ易く
、焼付き現象を生じて異常摩耗の原因となる。一方、前
記摺動面間の間隙を比較的大きく設定したときは、該間
隙に被シール液が侵入し易くな夛正常な潤滑状態を維持
することができるが、常に一定量の被シール液の漏洩を
避けることができない。メカニカルシールは、このよう
にシール性能の向上と異常摩耗の防止という互いに相反
する問題を克服しなければならないが、従来は構造上ま
たは材質上の種種の理由から抜本的な解決策が得られず
、いずれか一方の問題に対して重点的に対処して来たの
が現状である。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであシ、本願発
明者らの永年にわたる研究の結果、材料中に被シール液
と疎性の関係にあ多、かつ潤滑性のある物質を添加して
なる摺動材が、前記相反する問題点を一挙に解消せしめ
ることを知見するにいたった0この被シール液と疎性の
関係にお多、かつ潤滑性のある物質としては、ジメチル
シリコンオイル、メチルフェニルシリコンオイル、メチ
ルハイドロジエンボリシ四キサンおよび疎水性と潤滑性
を有するシリコン化合物等が挙げられるが、摺動材の成
形過程に熱処理工程を有するため、該熱処理によっても
疎水性および潤滑性を失なわないものを選択することが
肝要である。またこれら物質の粘度は100C8以上の
ものが有効であるとともに、添加蓋については全材料中
に占める配合比率が0.5〜5重f%の範Hにあるもの
が有効であることが判明した。
明者らの永年にわたる研究の結果、材料中に被シール液
と疎性の関係にあ多、かつ潤滑性のある物質を添加して
なる摺動材が、前記相反する問題点を一挙に解消せしめ
ることを知見するにいたった0この被シール液と疎性の
関係にお多、かつ潤滑性のある物質としては、ジメチル
シリコンオイル、メチルフェニルシリコンオイル、メチ
ルハイドロジエンボリシ四キサンおよび疎水性と潤滑性
を有するシリコン化合物等が挙げられるが、摺動材の成
形過程に熱処理工程を有するため、該熱処理によっても
疎水性および潤滑性を失なわないものを選択することが
肝要である。またこれら物質の粘度は100C8以上の
ものが有効であるとともに、添加蓋については全材料中
に占める配合比率が0.5〜5重f%の範Hにあるもの
が有効であることが判明した。
以下、本発明に係るメカニカルクール用摺動材の一実施
例を説明するに当たって、便宜上、その製造方法を述べ
る。
例を説明するに当たって、便宜上、その製造方法を述べ
る。
(1)コークス、黒鉛、カーボンブラック等の炭素質原
料粉末に、フェノール系またはフラン系の熱硬化性樹脂
を結合剤として加え、該結合剤の融点以上の温度で攪拌
混合すると同時に、上記ジメチルシリコンオイル等を添
加剤として少量添加する。
料粉末に、フェノール系またはフラン系の熱硬化性樹脂
を結合剤として加え、該結合剤の融点以上の温度で攪拌
混合すると同時に、上記ジメチルシリコンオイル等を添
加剤として少量添加する。
(2)つぎに、この攪拌混合物を冷却後、粉末状に粉砕
する。
する。
(3)つぎに、この粉砕物を加圧成形、射出成形または
押し出し成形法によって所定形状に成形し、該成形物を
150〜350℃で熱処理する。
押し出し成形法によって所定形状に成形し、該成形物を
150〜350℃で熱処理する。
上記工程から得られたメカニカルクール用摺動材と従来
例との性能比較試験を行なったので、これを以下に説明
する。試験は、従来例1点(A)、本発明に係る実施例
4点(B−E)の計5点を表1の配合比率(重量%)で
85℃、15分間攪拌混合し、冷却後粉砕して、500
Kv、/lの圧力で成形し、300℃で8時間熱処理し
て試作し、これらに対して表2に示す榮件の下に行なっ
たものである。
例との性能比較試験を行なったので、これを以下に説明
する。試験は、従来例1点(A)、本発明に係る実施例
4点(B−E)の計5点を表1の配合比率(重量%)で
85℃、15分間攪拌混合し、冷却後粉砕して、500
Kv、/lの圧力で成形し、300℃で8時間熱処理し
て試作し、これらに対して表2に示す榮件の下に行なっ
たものである。
〔表1〕配合比率(重量%)
〔表2〕試験条件
本発明に係る摺動材が長時間にわたって優れたシール特
性を有することを表わしている。
性を有することを表わしている。
以上説明したように、本発明は摺動材の材料中に被シー
ル液と疎性の関係にあシ、かつ潤滑性のある物質を少量
添加することを特徴とするものでアシ、摺動材の摺動面
に該添加剤が含有されてその特性を発揮するようになる
ため、摺動面間に被シール液が侵入するのを阻止する一
方で良好な潤滑状態を維持することができ、とくに水ま
たは各種水溶液を被シール液とする場合に、シール性能
の向上および異常摩耗の防止という相反する問題を一挙
に解決するものである0
ル液と疎性の関係にあシ、かつ潤滑性のある物質を少量
添加することを特徴とするものでアシ、摺動材の摺動面
に該添加剤が含有されてその特性を発揮するようになる
ため、摺動面間に被シール液が侵入するのを阻止する一
方で良好な潤滑状態を維持することができ、とくに水ま
たは各種水溶液を被シール液とする場合に、シール性能
の向上および異常摩耗の防止という相反する問題を一挙
に解決するものである0
図面は本発明品と従来例とのテスト時間中における漏洩
量の推移を示すグラフ図である。
量の推移を示すグラフ図である。
Claims (4)
- (1)コークス、黒鉛、カーボンブラック等の炭素質原
料粉末を主剤として製せられる摺動材の材料中に被シー
ル液と疎性の関係にあル、かつ潤滑性のある物質を加え
てなることを特徴とするメカニカルシール用摺動材。 - (2)上記被シール液と疎性の関係に1Lかり潤滑性の
ある物質の全材料中に占める配合比率が、0.5〜5重
量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のメカニカルシール用摺動材。 - (3)上記被シール液と疎性の関係にアシ、かつ潤滑性
のある物質が、ジメチルシリコンオイル、メチルフェニ
ルシリコンオイル、メチルハイトロジエンポリシロキサ
ンまたは疎水性と潤滑性を有するシリコン化合物である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
載のメカニカルシール用摺動材。 - (4)上記ジメチルシリコンオイル、メチルフェニルシ
リコンオイル、メチルハイトロジエンポリシロキサンま
たは疎水性と潤滑性を有するシリコン化合物の粘度が1
000S以上であることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載のメカニカルシール用摺動材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20765582A JPS5997367A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | メカニカルシ−ル用摺動材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20765582A JPS5997367A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | メカニカルシ−ル用摺動材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5997367A true JPS5997367A (ja) | 1984-06-05 |
JPS6324638B2 JPS6324638B2 (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=16543367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20765582A Granted JPS5997367A (ja) | 1982-11-29 | 1982-11-29 | メカニカルシ−ル用摺動材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5997367A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10199789B2 (en) | 2013-10-02 | 2019-02-05 | Totan Kako Co. Ltd. | Metal-carbonaceous brush and method of manufacturing the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54153813A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-04 | Nippon Kokuen Kogyo Kk | Particle or pellet type heattresistant* nonnshaped packing material |
JPS5734135A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-24 | Gore & Ass | Dirt-free graphite coating composition, coating method and coated high polymer substrate |
-
1982
- 1982-11-29 JP JP20765582A patent/JPS5997367A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54153813A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-04 | Nippon Kokuen Kogyo Kk | Particle or pellet type heattresistant* nonnshaped packing material |
JPS5734135A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-24 | Gore & Ass | Dirt-free graphite coating composition, coating method and coated high polymer substrate |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10199789B2 (en) | 2013-10-02 | 2019-02-05 | Totan Kako Co. Ltd. | Metal-carbonaceous brush and method of manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6324638B2 (ja) | 1988-05-21 |
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