JPS599734Y2 - 細線用樹脂コ−テイング装置 - Google Patents
細線用樹脂コ−テイング装置Info
- Publication number
- JPS599734Y2 JPS599734Y2 JP1976054464U JP5446476U JPS599734Y2 JP S599734 Y2 JPS599734 Y2 JP S599734Y2 JP 1976054464 U JP1976054464 U JP 1976054464U JP 5446476 U JP5446476 U JP 5446476U JP S599734 Y2 JPS599734 Y2 JP S599734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamping pressure
- pressure plate
- pad
- resin
- thin wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は細線用樹脂コーティング装置に係る。
光ファイバはきわめて線径が小さく、紡糸後の取扱いが
不適当であると表面に生じた微細なクラツク、すり傷等
によりその引張強度が著しく低下する。
不適当であると表面に生じた微細なクラツク、すり傷等
によりその引張強度が著しく低下する。
そのため、クラツク、すり傷等の発生を防止する樹脂コ
ーティングが光ファイバ表面に施されている。
ーティングが光ファイバ表面に施されている。
このコーティング被膜は保護、補強に役立つのみでなく
光ファイバ表面を汚染から守り特性の低下をも防止する
。
光ファイバ表面を汚染から守り特性の低下をも防止する
。
上記のコーティング被膜の厚さは任意に定められること
が望ましい。
が望ましい。
また、表面の塗布もれや樹脂のポタリき等を生じてはな
らない。
らない。
本考案の目的は、上記のような光ファイバはもちろん一
般の細線にも塗布もれやボタンつきを生じることなくコ
ーティングでき、また被膜膜厚を任意に定め得る細線用
樹脂コーティング装置を得るにある。
般の細線にも塗布もれやボタンつきを生じることなくコ
ーティングでき、また被膜膜厚を任意に定め得る細線用
樹脂コーティング装置を得るにある。
以下面面につき本考案の詳細を説明する。
図面において、下方小径部１ａ、上方大径部１ｂよ’）
Ｊｌ＆る樹脂溜１を有し、外周面の一部を平坦面２とし
た容器３の前記平坦面には、小径部１ａに対応する位置
に１辺を容器軸線と平行にしたほぼ矩形状の凹陥部４お
よび小径部に連通ずる小透孔５が設けられている。
Ｊｌ＆る樹脂溜１を有し、外周面の一部を平坦面２とし
た容器３の前記平坦面には、小径部１ａに対応する位置
に１辺を容器軸線と平行にしたほぼ矩形状の凹陥部４お
よび小径部に連通ずる小透孔５が設けられている。
平坦面２の凹陥部４下方にも同様の凹陥部６が設けられ
ている。
ている。
凹陥部４，６内には例えばフエルトの如き多孔質で樹脂
にぬられる弾性材料から戊るパツド７，８が装着されて
いる。
にぬられる弾性材料から戊るパツド７，８が装着されて
いる。
平坦面２の一側には、挾圧板９，１０がそれらの一端縁
においてヒンジ１１，１２により枢着されており、平坦
面２の他側には挾圧板９，１０を係止するバックル式の
止め金１３．１４が設けられれている。
においてヒンジ１１，１２により枢着されており、平坦
面２の他側には挾圧板９，１０を係止するバックル式の
止め金１３．１４が設けられれている。
挾圧板９，１０には、その止め金による係止時に凹陥部
４，６と対向する位置に同様に凹陥部１５，１６が設け
られ、これら凹陥部内には、前記と同様のパッド１７．
１８が装着されている。
４，６と対向する位置に同様に凹陥部１５，１６が設け
られ、これら凹陥部内には、前記と同様のパッド１７．
１８が装着されている。
上記構或の本考案装置によって樹脂コーティングは次の
ようにして行われる。
ようにして行われる。
まず、樹脂溜１に樹脂溶液又は融液（以下樹脂液と呼ぶ
）を入れる。
）を入れる。
すると樹脂液は小透孔５からにじみ出し、パッド７，１
７をぬらす。
７をぬらす。
ここで止め金１３．１４を外し、挾圧板９，１０を開き
、細線をパッド７，８に当接し、挾持圧板９，１０を閉
じ止め金１３．１４を掛ける。
、細線をパッド７，８に当接し、挾持圧板９，１０を閉
じ止め金１３．１４を掛ける。
これにより細線はパツド７，１７問およひ゛パツド８，
１８間に挾まれる。
１８間に挾まれる。
ここで細線を上から下に走らせれば、細線表面にはパツ
ド７，１７において樹脂液の塗布がなされ、パツド８，
１８においてその払拭がなされる。
ド７，１７において樹脂液の塗布がなされ、パツド８，
１８においてその払拭がなされる。
上記のように樹脂液でぬれた多孔質弾性材料より或るパ
ツド７，１７間で樹脂液の塗布がなされるので、塗布も
れやボタつきを生じることはない。
ツド７，１７間で樹脂液の塗布がなされるので、塗布も
れやボタつきを生じることはない。
また、乾いたパツド８，１８間で細線表面の払拭がなさ
れるので、その接触面圧を調整すれば塗布された被膜の
厚さをコントロールすることができる。
れるので、その接触面圧を調整すれば塗布された被膜の
厚さをコントロールすることができる。
上記の面圧の調整は細線を挾圧する位置と挾圧板枢着端
縁との距離を変更することによって簡単に行うことがで
きる。
縁との距離を変更することによって簡単に行うことがで
きる。
または、止め金１３．１４をスキーブーツに使用されて
いるような多段型バックル状のものとして挾圧板の面圧
を変更できるようにしてもよい。
いるような多段型バックル状のものとして挾圧板の面圧
を変更できるようにしてもよい。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図はその正面
図、第３図はその断面図である。 １・・・・・・樹脂溜、２・・・・・・平坦面、３・・
・・・・容器、４，６，１５．１６・・・・・・凹陥部
、１５・・・・・・小透孔、７，８，１７．１８・・・
・・・パッド、９，１０・・・・・・挾圧板、１１．１
２・・・・・・ヒンジ、１３．１４・・・・・・止め金
。
図、第３図はその断面図である。 １・・・・・・樹脂溜、２・・・・・・平坦面、３・・
・・・・容器、４，６，１５．１６・・・・・・凹陥部
、１５・・・・・・小透孔、７，８，１７．１８・・・
・・・パッド、９，１０・・・・・・挾圧板、１１．１
２・・・・・・ヒンジ、１３．１４・・・・・・止め金
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 周面の一部を平坦面とされ樹脂溜を有する容器と、
前記平坦面の樹脂溜に対応する位置に設けられその底面
において小透孔により樹脂溜に連通された凹陥部と、こ
の凹陥部に装着され多孔質弾性材料から戊る第１のパッ
ドと、前記平坦面の一側に一端縁を枢着され他側におい
て止め金により係止される挾圧板と、この挾圧板に装着
され挾圧板の係止時前記第１のパッドに対向する第１の
パッドと同様の材料から或る第２のパッドとを有する細
線用樹脂コーティング装置。 ■ 前記平坦面の前記凹陥部下方には樹脂溜に連通しな
い第２の凹陥部を設け、この凹陥部には前記第１第２の
パッドと同様の材料から戊る第３のパッドを装着し、前
記挾圧板の下方には前記第２の凹陥部に対応する位置に
前記挾圧板と同様の構或の第２の挾圧板を設け、この第
２の挾圧板にはその止め金による係止時前記第３のパッ
ドと対向する前記各パッドと同様の材料から戊る第４の
パッドを装着したことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載の細線用樹脂コーティング装置。 ■ 前記止め金を多段型バックル状のものとしたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項又は第２項記
載の細線用樹脂コーティング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976054464U JPS599734Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 細線用樹脂コ−テイング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976054464U JPS599734Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 細線用樹脂コ−テイング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52146150U JPS52146150U (ja) | 1977-11-05 |
| JPS599734Y2 true JPS599734Y2 (ja) | 1984-03-27 |
Family
ID=28513477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976054464U Expired JPS599734Y2 (ja) | 1976-04-30 | 1976-04-30 | 細線用樹脂コ−テイング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599734Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-30 JP JP1976054464U patent/JPS599734Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52146150U (ja) | 1977-11-05 |
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