JPS599476Y2 - ダイナミックフォ−カス装置 - Google Patents

ダイナミックフォ−カス装置

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Publication number
JPS599476Y2
JPS599476Y2 JP17481580U JP17481580U JPS599476Y2 JP S599476 Y2 JPS599476 Y2 JP S599476Y2 JP 17481580 U JP17481580 U JP 17481580U JP 17481580 U JP17481580 U JP 17481580U JP S599476 Y2 JPS599476 Y2 JP S599476Y2
Authority
JP
Japan
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resistor
focus
circuit
cathode ray
dynamic focus
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Expired
Application number
JP17481580U
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English (en)
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JPS5796564U (ja
Inventor
良幸 安井
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダイナミックフォーカス装置に関するもので、
ブラウン管内で哨己放電が発生した時、過渡的なサージ
が回路側に印加されるのを安価な構或で防止することを
第1の目的とし、また高電圧,高インピーダンス回路の
ために発生するトランスの2次側の不要振動をダンピン
グし、性能、品質の向上を図ることを第2の目的とする
第1図に従来例を示す。
第1図において、1はブラウン管、2はこのブラウン管
1のフォーカス電極、3は抵抗、4はコンデンサ、5は
トランス、6は直流阻止用コンデンサ、7はフォーカス
調整器である。
前記コンテ゛ンサ4はトランス5とともに水平走査周波
数に共振する共振回路を構或する。
第1図の動作原理を第2図に基いて説明する。
第2図は、映像信号と各部の波形の相関を示すタイムチ
ャートである。
波形Aはフライバックトランス(図示せず)より得られ
る水平パルスであり、第2図に示すごとく、HBL(水
平プランキング期間)のほぼ中間に位置している。
抵抗3を介して入力された水平パルスAは、コンデンサ
4とトランス5 .T’形戊される共振回路で水平走査
周波数に共振し、波形Bを得る。
波形Bはトランス5により第2図に示すごとく位相関係
になるよう調整される。
波形Bはトランス5により、必要なレベルにまで昇圧さ
れ波形Cを得る。
トランス5の2次側は高インピーダンスのため小電流ド
ライブで十分である。
かくして得られる波形Cは、直流阻止用コンテ゛ンサ6
を介して、フォーカス調整器7より供給されるフォーカ
ス用直流電圧に重畳され波形Dを得る。
一般にディスプレイ用のカラーブラウン管の場合、フォ
ーカス直流電圧は5000〜6000 V,重畳される
べきダイナミックフォーカス電圧(波形C)は200〜
300■ppである。
したがって、直流阻止用コンデンサ6は高耐圧であるこ
とが必要であり、絶縁耐圧の点よりプリント基板上に実
装することは不可能である。
このために高インピーダンス回路に対してリード線を引
き廻して配線する必要があり、第2図の波形Eに示すご
とく不要振動が生じやすい。
また、ブラウン管1は自己放電により、ブラウン管駆動
回路側に対してサージを発生するものである。
この時発生するサージに対してブラウン管駆動側回路は
信頼性および安全性の点より破壊のないことが必要であ
る。
なお、一般に陰極線管では、スクリーン中央に対してよ
りも周辺の方が高いフォーカス電圧を必要とし、テレビ
ジョン受像機と違ってスクリーン周辺に人間の目が集中
しやすいディスプレイ装置の場合はより一層のフォーカ
ス品質の均一性がスクリーン全体に渡って要求される。
その最適フォーカス電圧は第2図に示すごとく、映像信
号に対して波形Cのごとき位相関係のパラボラ状分布で
ある。
本考案は上記従来の欠点を除去するものである。
第3図に本考案の一実施例を示す。なお、図中第1図と
同一機能を有する素子には同一番号を付している。
第3図において、8はサージ吸収用であり、かつ不要振
動防止用の抵抗である。
この抵抗8は、ブラウン管1の管内で哨己放電が発生し
た時、過渡的なサージが直流阻止用コンテ゛ンサ6を介
して回路側に印加されるのを防止するとともに、高イン
ピーダンス回路のために発生する不要振動に対してダン
ピング抵抗ともなり得る極めて安価で価値ある抵抗であ
る。
本考案の抵抗8は実際の回路に実装する時、第4図のa
点が他部品に対して十分クリアランスを有する場合(し
たがってこの場合他部品に対してサージは印加されない
)、あるいは他部品が受けるサージに対して十分耐え得
る場合は、他部品に対して破壊に致る影響がないためプ
リント基板上に実装することも可能であるが、近年ブラ
ウン管駆動回路においても着実に採用が増加しつつある
IC等の極めて微少なサージに対しても破壊しやすい部
品、もしくは、高密度実装が要求されるために、第4図
中a点と他部品に十分なクリアランスを維持することが
困難な場合がある。
かくなる条件下に置かれる場合は、本考案は第4図のご
とく実施することか゛できる。
すなわち抵抗8を他部品と分離するべく、プリント基板
9より分離独立させてリード線で沖継する。
かくして、第4図中a点は、ブラウン管駆動側の他部品
と十分なクリアランスが維持され破壊を防止することが
可能となる。
以上説明したように本考案によれば、極めて安価な抵抗
を追加することにより、信頼性を大巾に向上させること
ができる。
また、高インピーダンス回路のために発生する不要振動
に対してもダンピング抵抗となり、性能向上に寄与する
という効果も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイナミックフォーカス装置の回路図、
第2図は映像信号と第1図の各部の波形の相関を示すタ
イムチャート、第3図は本考案の一実施例におけるダイ
ナミックフォーカス装置の回路図、第4図は本考案の他
の実施例を示す回路図である。 1・・・・・・ブラウン管、2・・・・・・フォーカス
電極、3,8・・・・・・抵抗、4,5・・・・・・共
振回路を構戊するコンデンサ,トランス、7・・・・・
・フォーカス調整器、9・・・・・・プリント基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライバックトランスより得られる水平パルスを水平走
    査周波数に共振する共振回路に入力して正弦波を得、得
    られた正弦波を抵抗,コンデンサの直列回路を介してフ
    ォーカス用直流電圧に重畳してフォーカス電極に印加す
    るようにしてなるダイナミックフォーカス装置。
JP17481580U 1980-12-04 1980-12-04 ダイナミックフォ−カス装置 Expired JPS599476Y2 (ja)

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JP17481580U JPS599476Y2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 ダイナミックフォ−カス装置

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JP17481580U JPS599476Y2 (ja) 1980-12-04 1980-12-04 ダイナミックフォ−カス装置

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JPS5796564U JPS5796564U (ja) 1982-06-14
JPS599476Y2 true JPS599476Y2 (ja) 1984-03-26

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JPS5796564U (ja) 1982-06-14

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