JPS599399B2 - 航空機の運動制御装置 - Google Patents

航空機の運動制御装置

Info

Publication number
JPS599399B2
JPS599399B2 JP1110977A JP1110977A JPS599399B2 JP S599399 B2 JPS599399 B2 JP S599399B2 JP 1110977 A JP1110977 A JP 1110977A JP 1110977 A JP1110977 A JP 1110977A JP S599399 B2 JPS599399 B2 JP S599399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aircraft
steering device
signal
actuator
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1110977A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5396199A (en
Inventor
亮二 片柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1110977A priority Critical patent/JPS599399B2/ja
Publication of JPS5396199A publication Critical patent/JPS5396199A/ja
Publication of JPS599399B2 publication Critical patent/JPS599399B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、迎角又は横滑り角及びバンク角の変化なしに
フライトパスを変える航空機の運動制御装置に関する。
従来の航空機では、その運動中にフライトパスを変える
場合、第1図に示すように初期飛行方向A/に対し機体
1′のフライトパスをたとえばB′の方向に変えようと
するときは、エレベータ2′(或は水平尾翼)で先ず頭
上げモーメントを作り機体1′をローテーションさせる
機体1′がローテーションするにつれて迎角が増加し、
その結果、揚力が増し、機体は上方に移動する。
しかしながら、このようなフライトパスの変更では次の
ような不具合が伴う。
(1)機体力釦一テーションするにつれて迎角が変化す
るので、急激なエレベータ操作を行なうと失速したりま
たは大きな負迎角に陥り危険である。
(2)機体をローテーションさせるためにエレベータ操
作の初期には意図する側とは反対方向に機体の力が生じ
フライトパスの変化が遅れる。
以上は、垂直面内の場合であるが、水平面内でも概ねこ
れらに対応した不具合が生じる。
本発明は、か5る不具合を解消した航空機の運動制御装
置を提供しようとするものであってその構成とするとこ
ろは、パイロット入力信号によって作動する第1の操舵
装置と第2の操舵装置とを具えた航空機の運動制御装置
において、航空機のフライパスを変更すべくパイロット
入力信号δfpによって操舵された第1の操舵装置によ
って発生する力を消去すべくδfpを受けて第2の操舵
装置の第1の作動信号δe1を出力する第1の手段と、
第1の操舵装置によって発生する姿勢角変化を消去すべ
くδfpを受けて第1の操舵装置の第1の作動信号をδ
fを出力する一次遅れ回路を付設した第2の手段と、第
2の操舵装置によって発生する姿勢角変化を消去すべく
δfの一部を受けて第2の操舵装置の第2の作動信号δ
e2を出力する第3の手段とを具え、第1の操舵装置へ
の作動信号δfpを第2の手段からの出力信号δfによ
り修正するとともに第1の手段および第3の手段からの
出力信号δe1,δe2により第2の操舵装置への作動
信号δeを合成するようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、先ず、垂直系の運動制御装置のみを備
えた航空機にあっては垂直面内でのフライトパスを変え
る際、第1の操舵装置としてのフラップ(又は水平カナ
ード)にパイロット入力が伝達されると同時にこの入力
は所定の伝達関数を通して第2の操舵装置としてのエレ
ベータにも所要量伝達され、機体の無駄な迎角変化を打
消しながらフライトパスを変えるので、従来の航空機に
較べ過度状態及び定常状態ともに迎角変化なしのま5フ
ライトパスを変えることができるという利点を有する(
第3図参照)。
次に水平系の運動制御装置のみを備えた機体にあっては
水平面内でのフライトパスを変える際、第1の操舵装置
としての垂直カナードにパイロット入力が伝達されると
同時にこの入力は所定の伝達関数を通して第3の操舵装
置としてのエルロン又は他の横操縦装置及び第2の操舵
装置としてのラダーにも所要量伝達され、機体の無駄な
機軸まわりのモーメント及び横滑り角変化を打消しなが
らフライトパスを変えるので従来の航空機に較べ過度状
態及び定常状態ともに横滑り角変化、およびバンク変化
なしのま5フライトパスを変えることができるという利
点を有する。
又、垂直系及び水平系の各運動制御装置を二つとも備え
た機体にあっては当然のことながら上記した利点を同時
に有することとなる。
即ち、本発明の装置の利点を従来の装置と比較すれば次
の通りである。
げ)迎角変化なしのま一フライトパスを変えることがで
きる。
(口)横滑角変化およびバンク角変化なしのま5フライ
トパスを変えることができる。
(ハ)更に、フィードバックを用いないので空力特性に
影響を及ぼさないという別の利点を有する。
次に、本発明の一実施例を図によって説明する。
第4図A及び第4図Bにおいて、1は本実施例の装置を
備える航空機(機体)、2は機体1の尾部にあって機体
を昇降させるための第2の操舵装置としてのエレベータ
、3は機体1の尾部にあって機体の方向を変えるための
同じく第2の操舵装置としてのラダー、4は機体1の主
翼の後部にあつて機体に高揚力を発生させるための第1
の操舵装置としてのフラップ、5は機体1の主翼の前方
にあって機体前後のバランス及び昇降の補助をなす第1
の操舵装置としての水平カナード、6は機体1の前方下
部にあって機体の方向を変える際の補助をなす第1の操
舵装置としての垂直カナード、7はエレベータ2を作動
させるためエレベータ2の基部前方に設けられたエレベ
ータアクチュエータ、8はラダー3を作動させるため、
ラダー3の基部前方に設けられたラダーアクチュエータ
、9はフラップ4を作動させるためフラップ4の基部前
方に設けられたフラップアクチュエータ、10は水平カ
ナード5を作動させるため水平カナード5の基部に設け
られた水平カナードアクチュエータ、11は垂直カナー
ド6を作動させるため垂直カナード6の基部に設けられ
た垂直カナードアクチュエータ、12は主翼後端の外側
にあって機体のローリングコントロールを行なうための
第3の操舵装置としてのエルロン、13は同エルロン1
2の基部に設けられたエルロン12作動用のエルロンア
クチュエータ、14は機体1の前方の操縦室にあって上
記エレベータアクチュエータ7、ラダーアクチュエータ
8、フラップアクチュエータ9、水平カナードアクチュ
エータ10及び垂直カナードアクチュエータ11にパイ
ロット入力を入れるための、即ち操縦桿に相当する、コ
ントローラである。
なお、上記、エレベータアクチュエーク7、ラダーアク
チュエータ8、フラップアクチュエータ9、水平カナー
ドアクチュエータ10及び垂直力ナードアクチュエータ
11はそれらにビルトインされているサーボモータによ
ってコントロールされ、かつ、各サーボモータには図示
しない配線及び後述する如くパイロット入力を各伝達関
数に応じた電力値に按分するためのコンピュータ又はそ
の他の手段が所定の回路を形成して連結され、それらの
ゴ端はコントローラ14に連結されている。
又、各操縦に必要な動力源も当然に備えられている。
次に、上記実施例の作用効果について説明する。
先ず操縦の概略を説明すると、パイロットが機体1のフ
ライトパスを変えるに必要な操作をコントローラ14に
与えると、その操作はたとえば電気信号となって所定の
アクチュエータに入り、同時に回路に組込まれたコンピ
ュータ又はその他の手段を経て他のアクチュエータ及び
所定のアクチュ工一夕に入る。
コンピュータ又はその他の手段では予め記憶させられた
機体1の諸性能等の情報に基づいて、機体1が迎角、横
滑り角及びバンク角の変化なしにフライトパスを変える
ため、即ち、それらの変化を打ち消すためには、他のア
クチュ工一夕及び所定のアクチュエータがそれらの属す
る可動舵面を幾等の量動かさねばならないかを決定し、
その決定に応じた情報を他のアクチュエータ及び所定の
アクチュエータに伝達する。
次に、これらの詳細について垂直系の運動制御装置例か
ら説明する。
先ず、コンピュータ又はその他の手段で決定される所量
は以下の如くである。
一般に航空機の縦の(垂直面内での)運動方程式は次式
で近似できる。
(記号については後記参照) と表わせる。
エレベータ角変化δeあるいはフラップ角変化δfが生
じた際に迎角αが変化しないためにはα=0,すなわち が必要かつ十分条件である。
後述するように、M’一Mδe・δe+Mδf・δf z’一zδe”δe + Zδf−δf であり、これを(1)式に代入して計算すると、゛とな
る。
ここに飛行条件(マツハ数、迎角等)の変化による空力
係数の変化を無視すれば、K1およびK3は一定(ρ,
■によらない)、K2はρに反比例、そしてT1はρV
に反比例する。
但し−冫江:釣合いからの迎角変化、q:ピツチレート
、δe:エレベータ舵角、δf:フラップ(又は水平カ
ナード)舵角、Z:上下方向の空気力、M:空気力によ
るピッチングモーメント、m:機体の質量、ptqtr
:XtYtZ軸まわりの角速度、u,v,w:X,Y,
Z軸方向の速度、Ix,Iy,Iz:X,Y,Z軸まわ
りの慣性モーメント、ρ:空気密度、■二機速、 ?=ラプラス演算子 かくして垂直面内のフライトパス変化に際して、迎角α
を変化させないために取るべきフラップ舵角δf及びエ
レベータ舵角δeが決定される。
即ち、パイロットがδfpなるフラップ舵角の入力を与
えると、この信号はフラップアクチュエータ9へ伝達さ
れると同時に他方、コンピュータを経て上記δfの舵角
を生ずべき信号がフラップアクチュエータ9へ、δeの
舵角を生ずべき信号がエレベータアクチュエーク7へそ
れぞれ伝達される。
この際、たとえば第3図に示すような機体1の頭上げの
フライトパスの変化においてもδfが常にプラスとは限
らず、従ってδfpとδfがプラスに重量されるとは限
らない。
次に上記実施例を第5図(ブ爾ツク図)によって説明す
る。
図においてパイロット人カーは信号δfpとなって図示
の如く第1の操舵装置としてのフラップ(又は水平カナ
ード)アクチュエータ6へ直接に伝達される。
他方、この人力δfpは分岐して上記した式中の信号K
2を定量する第2の手1 段としての回路3及び信号を定量する 1 +T1S 一次遅れ回路を経て信号δfを定量し、一部はフラップ
(又は水平カナード)アクチュエータ6へ伝達される。
信号δfの他の一部は上記式中の信号K3を定量する第
3の手段としての回路5を経て信号δe2を定量し第2
の操舵装置としてのエレベータのアクチュエータ7へ向
かう。
他方、パイ口ット入力1から分岐した入力δfpの一部
はそのま5、上記式中の信号K1を定量する第1の手段
としての回路2を経て信号δe1を定量し第2の操舵装
置としてのエレベータのアクチュエータ7へ向かう。
そして上記回路5によって定量された信号δe2と合成
されて信号δeとなり、エレベータアクチュエータ7を
所要量作動させる。
以上は航空機の縦の運動に関する制御、即ち、垂直系の
姿勢制御装置の一実施例の制御例である。
次に、水平系の姿勢制御例について説明する。
先ず、これを概述すると基本的には上記垂直系の場合を
水平面内に置換えた場合に相当する。
但し、水平系の場合は第3の操舵装置としてのエルロン
制御回路が加えられるのでその分だけ複雑になる。
垂直系の場合と同様な方法で水平系の場合の各系数を整
理すると次の如くである。
Cal : Cajのjを1としたケースCar:Cj
rのJを1としたケース、以下同様上記系数等によって
パイロット人力1の信号が各舵面の操作のために適当に
配されてゆく過程を第6図(ブロック図)により説明す
る。
パイロットが第4図Aに示したコントローラ14を横方
向に操作して、機体のフライトパスを横方向に変えるた
めのパイロット人力1を運動制御装置に与えるとその信
号δfpは先ず第1の操舵装置としての垂直カナードア
クチュエータ8へ送られ垂直カナ一ドを所定方向へ操舵
する。
この操舵によって機体は横にフライトパスを変え始める
が、同時に横力、横滑り角変化及びローリングモーメン
トを生じる。
そこで上記垂直カナードアクチュエータ8に送られる信
号δfpの一部は途中で分岐して、上記横力を打消すに
必要な信号K4を定量する第1の手段としての回路2に
送られ、そこを経て第2の操舵装置としてのラダーアク
チュエーク10に至り、ラダーを操舵する。
他方、上記垂直カナードアクチュエータ8に送られる信
号δfpの一部は更に途中で分岐して、上記ローリング
モーメントを打消すに必要な信号K,を定量する第4の
手段としての回路3に送られ、そこに経て第3の操舵装
置としてのエルロンアクチュエータ9に至り、エルロン
を操舵する。
更に、上記垂直カナードアクチュエータ8に送られる信
号δfpの一部は分岐して上記横滑り角変化を打消すに
必要な信号の前段として先ず信号K6を定量する第2の
手段としての回路4に入り、続いて一次遅れの回路5に
入って1/1+T2Sとして定量され、垂直カナードア
クチュエータ8へ送られる。
この信号によって垂直カナードが操舵される際に発生す
る新たな横力及びローリングモーメントを打消すため、
1/1+T2Sとして定量された信号は分岐して、上記
新たなローリングモーメントを打消すに必要な信号K7
に定量される第5の手段としての回路6へ送られ、そこ
を経てエルロンアクチュエータ9へ至り、又、一方上記
新たな横力を打消すに必要な信号K8に定量される第3
の手段としての回路7へも送られ、そこを経て第2の操
舵装置としてのラダーアクチュエータ10へ至る。
かようにしてフライトパスを変えるに際して不要なロー
リングモーメント、及び横滑り角の変化はすべて取除か
れ、機体は純粋に横滑変化及びバンク角の変化なしにフ
ライトパスを変えることが可能となる。
上記説明の中でたとえば『信号K2』とか『信号K6J
]というのは回路3又は回路6にセットされた、上記し
たところの数式によって定まるK2又はK6によって定
量された信号という意味であり、それを定量する手段は
たとえばコンピュータであってもよく、或は上記した如
く機体の諸特性値によって定まる値なのでK2,K6の
系数を冠して入力信号をモジュレートするモジュレータ
であってもよい。
又、信号伝達の手段は電気信号、油圧信号、或は機械的
信号等どんな手段が用いられてもよく、それら必要に応
じて組合わせられても勿論よい。
サーボモータを使用した上記実施例のほかにたとえば一
例として次のようなものであってもよい。
即ち、エレベータの場合についてみると、一般に舵面を
動かすに必要なパワーは大きいのでそれに適した油圧を
用いることメし、エレベータヒンジを作動させる機構と
し油圧アクチュエータを使用する。
この油圧アクチュエータにはシリンダへの圧油の出入り
をコントロールする電磁バルブが備えられており、この
電磁バルブの電磁コイルが第5図に示すブロック図の回
路に連結されている。
パイロット入力信号の一部は回路2に送られて、フラッ
プ又は水平カナードの操舵によって生じた機体の上下力
を打消すため、エレベータに与えられるべき適正値をK
,によって定量し、これを上記電磁コイルに送り、エレ
ベータが必要量操舵される。
この例は信号が電気と油圧の両方にわたる場合であるが
、たとえばエレベータの操舵を油圧アクチュエー夕に拠
らず、エレベータヒンジ部に直結したサーボモータによ
ることメすれば、すべてを電気的に処理することができ
る。
たとえば上記では油圧は油圧アクチュエータ部でのみ用
いたがすでに説明したように圧力又は油量を検知し、か
つ、コントロールするようにして、全系統を油圧システ
ムのみで制御することも可能である。
因みに上記実施例の水平系の運動制御装置を用いた場合
の横方向のフライトパス変更の実際を従来の装置で行な
う場合と比較的に示すと第2図及び第7図の通りであっ
て、従来の場合、フライトパスをα′からβ′に変える
にはローリングモーメント及び横滑り発生を防ぐため、
第2図に示すように機体1lを予め横倒しにしてフライ
トパスを変えていたが、本実施例の装置による場合は第
7図に示すようにフライトパスをαからβに変える場合
、機体1は水平面内で横倒しにする必要なくなめらかに
回ることができる。
本発明は実施例について具体的に上に説明したように、
垂直系の運動制御装置のみを備えた航空機にあっては垂
直面でのフライトパスを変える際、フラップ(又は水平
カナード)にパイロット入力が伝達されると同時にこの
入力は所定の伝達関数を通してエレベータにも所要量伝
達され、機体の無駄な迎角変化を打消しながら、フライ
トパスを変えるので、従来の航空機に較べ過渡状態及び
定常状態ともに迎角変化なしのま5フライトパスを変え
ることができるという利点を有する。
次に水平系の運動制御装置のみを備えた機体にあっては
水平面内でのフライトパスを変える際、垂直カナードに
パイロット入力が伝達されると同時にこの入力は所定の
伝達関数を通してエルロン又は他の横操縦装置及びラダ
ーにも所要量伝達され、機体の無駄な機軸まわりのモー
メント及び横滑り角変化を打消しながらフライトパスを
変えるので従来の航空機に較べ、過渡状態及び定常状態
ともに横滑角変化およびバンク変化なしのま5フライト
パスを変えることができるという利点を有する。
又、垂直系及び水平系の各運動制御装置を二つとも備え
た機体にあっては上記した利点を同時に有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の運動制御装置を備えた航空機が垂直面内
でのフライトパス変更を行なっているところの側面図、
第2図は同じく水平面内でのフライトパス変更を行なっ
ているところの平面図、第3図は本発明の一実施例を備
えた航空機が垂直面内でのフライトパスの変更を行なっ
ているところの側面図、第4図Aは本発明の一実施例を
備えた航空機を側面から見た説明図、第4図Bは同じく
平面に見た説明図、第5図は本発明の一実施例の垂直系
の運動制御装置のブロック図、第6図は同じく水平系の
運動制御装置のブ爾ツク図、第1図は本発明の一実施例
を備えた航空機が水平面でのフライトパス変更を行なっ
ているところの平面図である。 1・・・・・・機体、2・・・・・・第2の操舵装置と
してのエレベータ、3・・・・・・第2の操舵装置とし
てのラダー、4・・・・・・第1の操舵装置としてのフ
ラップ、5・・・・・・第1の操舵装置としての水平カ
ナード、6・・・・・・第1の操舵装置としての垂直カ
ナード、7・・・・・・エレベータアクチュエータ、8
・・・・・・ラダーアクチュエー夕、9・・・・・・フ
ラップアクチュエータ、10・・・・・・水平カナード
アクチュエーク、11・・・・・・垂直カナードアクチ
ュエータ、12・・・・・・エルロン、13・・・・・
・エルロンアクチュエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パイロット入力信号によって作動する第1の操舵装
    置と第2の操舵装置とを具えた航空機の運動制御装置に
    おいて、航空機のフライパスを変更すべくパイロット入
    力信号δfpによって操舵された第1の操舵装置によっ
    て発生する力を消去すべく、δfpを受けて第2の操舵
    装置の第1の作動信号δe1を出力する第1の手段と、
    第1の操舵装置によって発生する姿勢角変化を消去すべ
    くδl’pを受けて第1の操舵装置の第1の作動信号δ
    fを出力する一次遅れ回路を付設した第2の手段と、第
    2の操舵装置によって発生する姿勢角変化を消去すべく
    δfの一部を受けて第2の操舵装置の第2の作動信号δ
    e2を出力する第3の手段とを具え、第1の操舵装置へ
    の作動信号δfpを第2の手段からの出力信号δfによ
    り修正するとともに第1の手段および第3の手段からの
    出力信号δe1,δe2により第2の操舵装置への作動
    信号δeを合成するようにしたことを特徴とする航空機
    の運動制御装置。
JP1110977A 1977-02-03 1977-02-03 航空機の運動制御装置 Expired JPS599399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110977A JPS599399B2 (ja) 1977-02-03 1977-02-03 航空機の運動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110977A JPS599399B2 (ja) 1977-02-03 1977-02-03 航空機の運動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5396199A JPS5396199A (en) 1978-08-23
JPS599399B2 true JPS599399B2 (ja) 1984-03-02

Family

ID=11768830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1110977A Expired JPS599399B2 (ja) 1977-02-03 1977-02-03 航空機の運動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS599399B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7367530B2 (en) * 2005-06-21 2008-05-06 The Boeing Company Aerospace vehicle yaw generating systems and associated methods

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5396199A (en) 1978-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4236685A (en) Steering mechanism with an active force feedback, especially for aircraft
CN102781774B (zh) 带控制装置的飞机
US6671588B2 (en) System and method for controlling traveling direction of aircraft
CA2756781C (en) Adjustment of wings for variable camber for optimum take-off and landing configuration
US7908044B2 (en) Compound aircraft control system and method
US4598888A (en) Fixed-wing aircraft with tandem supporting surfaces
JP4714221B2 (ja) 地上走行時の航空機のブレーキ性能を向上させるための方法および装置
US8401716B2 (en) Flight control systems
WO2012124594A1 (ja) 航空機の制御システム、航空機、航空機の制御プログラム、及び航空機の制御方法
US20080099629A1 (en) Pilot flight control stick haptic feedback system and method
EP2052966B1 (en) Rate limited active pilot inceptor system and method
US20070271008A1 (en) Manual and computerized flight control system with natural feedback
US20080079381A1 (en) Motor balanced active user interface assembly
CN105260566B (zh) 一种直升机操纵解耦设计方法
CN105366036A (zh) 用于在电传操纵飞行器系统中进行操纵器控制的系统
JP4234797B2 (ja) 旋回の間に航空機のヨーダンパの旋回調整ゲインを設定するための方法および旋回を行なう航空機に最適な旋回調整ゲインを決定するための装置
CN107430826B (zh) 飞行模拟器及飞行模拟方法
JPS599399B2 (ja) 航空機の運動制御装置
US9776708B2 (en) Method of managing discontinuities in vehicle control following a control transition, and a vehicle
WO2018050866A1 (de) Verminderung von an einem luftfahrzeug auftretenden böenlasten
CN113460294A (zh) 飞行器控制方法、用于飞行器的飞行控制设备以及飞行器
JPS5853640B2 (ja) 航空機の姿勢角制御装置
JP2004123010A (ja) 舵面制御方法及び装置並びに航空機
JPH0776680B2 (ja) 双操舵飛しょう体の制御方法
US2553694A (en) Aircraft control surface