JPS599397B2 - センパクヨウカイテンフンシヤシキスイシンキ - Google Patents
センパクヨウカイテンフンシヤシキスイシンキInfo
- Publication number
- JPS599397B2 JPS599397B2 JP13761875A JP13761875A JPS599397B2 JP S599397 B2 JPS599397 B2 JP S599397B2 JP 13761875 A JP13761875 A JP 13761875A JP 13761875 A JP13761875 A JP 13761875A JP S599397 B2 JPS599397 B2 JP S599397B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- propulsion shaft
- blades
- openings
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は船舶の推進軸に固定し、回転により直接噴流を
発生して船舶を推進するようにした船舶用回転噴射式推
進器の改良に関するもので、推進器本体の前後にノズル
を設けてこれを中空の推進軸内に移動可能に嵌装した作
動杆により交互に開閉させ、推進軸の回転方向を変える
ことなく前後進の切替えができるようにしたものである
。
発生して船舶を推進するようにした船舶用回転噴射式推
進器の改良に関するもので、推進器本体の前後にノズル
を設けてこれを中空の推進軸内に移動可能に嵌装した作
動杆により交互に開閉させ、推進軸の回転方向を変える
ことなく前後進の切替えができるようにしたものである
。
次にその詳細を図示の実施例について説明すると、１は
船舶の推進軸と同軸に回転すべき円筒状の推進器本体で
、その周面長手方向には羽根２が回転方向に傾斜せしめ
て設けられており、この羽根２に対応する本体１の周面
には開口２′が形成され、この開口２′を伴なう羽根２
が複数枚本体１の局面適当間隔に配設されている。
船舶の推進軸と同軸に回転すべき円筒状の推進器本体で
、その周面長手方向には羽根２が回転方向に傾斜せしめ
て設けられており、この羽根２に対応する本体１の周面
には開口２′が形成され、この開口２′を伴なう羽根２
が複数枚本体１の局面適当間隔に配設されている。
本体１の両端部にはそれぞれノズル３，３′が開設され
、また本体１内のほぼ回転の中心部に＆よ取付部７が放
射伏に配設された腕６，６・・・を介し固定され、上記
一方（例えば船舶進行方向前端部）のノズル３′から本
体１内に貫入せしめた中空推進軸５′の端部を上記取付
部γにテーパー嵌合等により取付け、ナット８をもって
締着固定してあり、中空推進軸５′内には作動杆９を軸
方向に移動可能に嵌装し、この作動杆９の端部に後端部
のノズル３を開閉する弁１０を固定すると共に、上記推
進軸５′の外周面には上記前端部のノズル３′を開閉す
る環状の弁１１を摺動自在に被嵌し、この弁１１を連結
杆１２をもって前記作動杆９に連結してある。
、また本体１内のほぼ回転の中心部に＆よ取付部７が放
射伏に配設された腕６，６・・・を介し固定され、上記
一方（例えば船舶進行方向前端部）のノズル３′から本
体１内に貫入せしめた中空推進軸５′の端部を上記取付
部γにテーパー嵌合等により取付け、ナット８をもって
締着固定してあり、中空推進軸５′内には作動杆９を軸
方向に移動可能に嵌装し、この作動杆９の端部に後端部
のノズル３を開閉する弁１０を固定すると共に、上記推
進軸５′の外周面には上記前端部のノズル３′を開閉す
る環状の弁１１を摺動自在に被嵌し、この弁１１を連結
杆１２をもって前記作動杆９に連結してある。
連結杆１２は弁１１に埋込まれた取付板１３にボルト等
によって取付けられる。
によって取付けられる。
作動杆９は推進軸５′と共に回転する。
１４は取付部７の局面に設けた連結杆１２の案内溝、１
５は船体に設けた推進軸５′の軸受である。
５は船体に設けた推進軸５′の軸受である。
従って推進軸５′により本体１を矢印方向に回転させれ
ば羽根２により外周の水が開口２’ ， ２’・・・を
経て本体１内に取入れられるが、図示の如く作動杆９を
右行して後端部のノズル３を閉じ、前端部のノズル３′
を開いた伏態では上記本体１内に取入れた水はノズル３
′の開口から前方に噴射されるので船舶は後進し、反対
に作動杆９を左行して後端部のノズル３を開き前端部の
ノズル３′を閉じた伏態では水はノズル３の開口から後
方に噴射されるので船舶は前進することができる。
ば羽根２により外周の水が開口２’ ， ２’・・・を
経て本体１内に取入れられるが、図示の如く作動杆９を
右行して後端部のノズル３を閉じ、前端部のノズル３′
を開いた伏態では上記本体１内に取入れた水はノズル３
′の開口から前方に噴射されるので船舶は後進し、反対
に作動杆９を左行して後端部のノズル３を開き前端部の
ノズル３′を閉じた伏態では水はノズル３の開口から後
方に噴射されるので船舶は前進することができる。
また、作動杆９を操作してノズル３，３′の開度を調節
すれば前進或は後退の速度を調節することもできる。
すれば前進或は後退の速度を調節することもできる。
本発明の船舶用推進器は上述のように、筒伏の推進器本
体１の円面適当間隔に設けた羽根列２，２・・・の回転
により外周の水を開口２’ ， ２’・・・を経て本体
１内に取入れてノズル３，３′より噴射するようにした
から船体内に設置したポンプにより水を吸込みノズルか
ら噴出させる従来の噴射式推進装置に比べて構成が極め
て簡単で、かつ水の取入れおよび噴射用の導管等による
抵抗がなくなり、また、従来のらせん形推進器に比べて
船体の振動が少なく、運転中静しゆくである等の利点を
有しており、かつ上述のように中空推進軸５′内に軸方
向に移動可能に嵌装した作動杆９により、上記推進軸５
′と共に回転する本体１内において前後端部のノズル３
，３′を交互に開閉し得るようにしたから、簡単な推進
器の構成でありながら推進軸５′の回転方向を変えるこ
となく船舶の前後進の切替えができる等の効果を有して
いる。
体１の円面適当間隔に設けた羽根列２，２・・・の回転
により外周の水を開口２’ ， ２’・・・を経て本体
１内に取入れてノズル３，３′より噴射するようにした
から船体内に設置したポンプにより水を吸込みノズルか
ら噴出させる従来の噴射式推進装置に比べて構成が極め
て簡単で、かつ水の取入れおよび噴射用の導管等による
抵抗がなくなり、また、従来のらせん形推進器に比べて
船体の振動が少なく、運転中静しゆくである等の利点を
有しており、かつ上述のように中空推進軸５′内に軸方
向に移動可能に嵌装した作動杆９により、上記推進軸５
′と共に回転する本体１内において前後端部のノズル３
，３′を交互に開閉し得るようにしたから、簡単な推進
器の構成でありながら推進軸５′の回転方向を変えるこ
となく船舶の前後進の切替えができる等の効果を有して
いる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は縦断側面図、
第２図は第１図におけるＢ−Ｂ線断面図である。 １・・・・・・推進器本体、２・・・・・・羽根、３，
３′・・・・・・ノズル、５′・・・・・・推進軸、６
・・・・・・腕、γ・・・・・・取付部、８・・一・・
ナット、ｂ・・・・・・作動杆、１０，１１・・・・・
・弁、１２・・・・・・連結杆。
第２図は第１図におけるＢ−Ｂ線断面図である。 １・・・・・・推進器本体、２・・・・・・羽根、３，
３′・・・・・・ノズル、５′・・・・・・推進軸、６
・・・・・・腕、γ・・・・・・取付部、８・・一・・
ナット、ｂ・・・・・・作動杆、１０，１１・・・・・
・弁、１２・・・・・・連結杆。
Claims (1)
- １ 船舶の推進軸と同軸に回転すべき筒伏の推進器本体
１の周面長手方向に羽根２を回転方向に傾斜せしめて設
けると共に該羽根２に対応する本体１の局面には開口２
′を形成し、この開口２′を伴なう羽根２を複数枚本体
１の局面適当間隔に配設すると共に該本体１の両端部に
はそれぞれノズル３，３′を開設し、該本体１を中空の
推進軸５′の端部に固定すると共に該推進軸５′内には
作動杆９を軸方向に移動可能に嵌装し、該作動杆９には
同作動杆９の移動により上記ノズル３，３′を交互に開
閉し得るようにした弁１０．１１を取付け、上記本体１
の回転により外周から上記開口２’ ， ２’・・・を
経て本体１内に取入れた水を上記ノズル３もしくは３′
の開口より噴射せしめ得るよう構成した船舶用回転噴射
式推進器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13761875A JPS599397B2 (ja) | 1975-11-15 | 1975-11-15 | センパクヨウカイテンフンシヤシキスイシンキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13761875A JPS599397B2 (ja) | 1975-11-15 | 1975-11-15 | センパクヨウカイテンフンシヤシキスイシンキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5262888A JPS5262888A (en) | 1977-05-24 |
| JPS599397B2 true JPS599397B2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=15202875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13761875A Expired JPS599397B2 (ja) | 1975-11-15 | 1975-11-15 | センパクヨウカイテンフンシヤシキスイシンキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599397B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145490U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-27 | 王 正雄 | 支持スタンド用角度調節装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58146795U (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-03 | 日立造船株式会社 | 船舶の推進装置 |
-
1975
- 1975-11-15 JP JP13761875A patent/JPS599397B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145490U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-27 | 王 正雄 | 支持スタンド用角度調節装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5262888A (en) | 1977-05-24 |
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