JPS5992969A - 内部に減圧密閉キヤビテイ−を有する陶磁器の製造方法 - Google Patents

内部に減圧密閉キヤビテイ−を有する陶磁器の製造方法

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JPS5992969A
JPS5992969A JP20441282A JP20441282A JPS5992969A JP S5992969 A JPS5992969 A JP S5992969A JP 20441282 A JP20441282 A JP 20441282A JP 20441282 A JP20441282 A JP 20441282A JP S5992969 A JPS5992969 A JP S5992969A
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JP
Japan
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ceramics
firing
cavity inside
reduced pressure
spacer
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JP20441282A
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Inventor
井手 和幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内部に減圧状態の中空キャビティーを有する
陶磁器の製造方法に関するものである。
陶磁器は9通常熱伝導度が小さく断熱保温性に優れてい
るが、必ずしも満足できるものではない。
徳利の中のちつかんの酒がさめることはよく経験するこ
とである。
陶磁器には、用途によっては、マホービンの様な断熱保
温性が要求される。
この目的のためには、構造を文字通りマホービンの様な
構造にすることが必要である。
しかしながら、この様な構造を陶磁器内部に形成させる
ことは非常に困難である。不可能ではないが、非常に手
間のかかる工程になってくる。
これは、陶磁器内部に、密閉された中空の減圧キャビテ
ィーを形成させるのに、多くの工夫と手間がかかるため
である。
本発明者は、この密閉減圧キャビティーの形成に関して
鋭意研究を重ねた結果、非常に簡単な工程でこれを得る
ことに成功した。通常のマホービンの様々減圧排気処理
、封孔処理を行うことなく減圧密閉空間を陶磁器内部に
形成させることに成功した。
本発明の要旨は1次の通りである。
中にスペーサーを埋めこまれた成形生素地を製造する工
程(r)と、素焼あるいは本焼成の過程で該スペーサー
を気散あるいは収縮させて素地内に密閉空隙を形成させ
る工程(II)と、該素地の焼成あるいは施釉−焼成に
よって、少なくとも該空隙を包覆するガス不透化層を形
成させることを特徴とする内部に減圧密閉キャビティー
を有する陶磁器の製造方法である。
本発明の工程を詳しく説明する。
(■)ニスペーサ−を中に埋めこんだ生素地の成形。
スペーサーは、マホービンの真空キャビティーに相当す
る部分を構成するので、断熱性を高めるだめには、でき
るだけ広い面積に亘って介在させることが望ましい。1
例として酒の徳利を例にとって、説明する。
本例の完成品の縦断面は図1に示す様な構造であるが、
これを鋳込み成形で成形する場合について説明する。両
図1で、(1)は外被、(2)は内皮、(3)はキャビ
ティーである。
図2で、(1)は石膏型であり、陶磁器泥漿(2)は(
1)のキャビティー(3)の中に注入される。石膏型(
1)の内面には、シェルが着肉してくるが、このシェル
が適当な厚みになった段階で、残りの泥漿を排泥し9図
3に示す外皮(4)を形成させる。次いで、外皮(4)
の内側にスペーサ−(5)を貼付し、再び泥漿を注入す
る。
着肉が完了した段階では1図4に示す様に、外皮(4)
と内皮(7)にスペーサー(5)がザンドイノチ状には
さまれた積層体が形成される。
(■):密閉キャビティーの形成 上記工程によって製造した積層体を乾燥、焼成(あるい
は半焼成)すると、スペーサーは可燃性。
気散性あるいは収縮性物質でできているために。
燃焼、気散、あるいは収縮して、あとに空隙が残る。
@):ガス不透化膜の形成 本工程が本発明の最も特徴とする工程であり。
通常のマホービンの減圧空隙は、減圧排気−封孔処理に
よってなされるが1本発明では、高温での焼成あるいは
施釉−焼成のみで得られる。
これは、空隙部は、ガス不透過膜によって包覆でれて、
つつみこまれてし苔うために、空隙部は。
この焼成温度で外気と全く遮断された状態にされてし脣
う。しかして、この焼成温度で空隙部に密封された空気
は、温度降下と共に体積が収縮するために、ボイルシャ
ールの方則によって相対的に圧力が低下し、常温では高
度な減圧状態になる。
この様なメカニズムによって、外気と遮断された減圧空
隙が得られる。因みに焼成温度が120000の場合、
常温(15°りでは圧力は約を以下に減圧される。
空気が希薄であればある程、対流による熱の逸散は少な
くなり、保温性は向上する。また陶磁器は本来熱の難伝
導性物質であるので、伝導による熱の逸散は軽微である
。これによって本発明の熱保温性は著1〜く優れたもの
になる。
尚本例は製法の1例を述べたにすぎないものであり7本
発明は1本例のみに限定されるものではない。たとえば
(r)の工程は1本例の外にロクロ。
プレス等の陶磁器製造の他の成形手法にも当然適用でき
るものであり、要は、スペーサーを中にはさんだ成形体
を作れるものであれは、いかなる手法でも何らかまわな
い。
スペーサーの材質としては1例えば、ゴム、樹脂、可燃
物、あるいけ石灰石、ドロマイト等の収縮物質を使用す
ることができる。
本発明は5以上詳記した様に、マボービンの構造をもっ
た陶磁器を簡単に、かつ安価に製造できるものであり、
徳利等の断熱保温特性を著しく向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
図1は9本発明製品の完成品の断面図1図2〜4は本発
明方法の説明図である。 図1で(1)は外皮、(2)は内皮、(3)はキャビテ
ィーである。 出願ノ\  栗  1) 蓉  子 マ3 図4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中にスペーサーを埋めこまれた成形生素地を製造する工
    程(I)と、素焼あるいは本焼成の過程で該スペーサー
    を気散あるいは収縮させて素地内に密閉空隙を形成させ
    る工程(m)と、該素地の焼成あるいは施釉−焼成によ
    って、少なくとも該空−暉を包覆するガス不透化層を形
    成させるとと°を特徴とする内部に減圧密閉キャビティ
    ーを有する陶磁器の製造方法。
JP20441282A 1982-11-19 1982-11-19 内部に減圧密閉キヤビテイ−を有する陶磁器の製造方法 Pending JPS5992969A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63252314A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 超電導材料の作製方法
GB2304827A (en) * 1995-08-24 1997-03-26 Paul Griffin China or porcelain bottle with finger pump
JP2006182602A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Chonosuke Hirano 陶磁器の製造方法

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