JPS5992926A - ガラス壜の孔明け加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス塩の側面等に孔明ＩＪ加工を施す方法
の改良に関するものである。

従来から、ウィスキーやブランディ等のガラス塩の側面
に硬貨か通過てきる程度の孔を明け、これらの壜を貯金
壜として使用することか行なわれており、かかる場合に
はガラス塩に円盤状のダイアモンドカッターを用いて孔
明けを行なうのか普通であった。しかし、此の方法に依
るときは孔のコーナ一部分が鋭角となり見映えか悪く、
また危険でもあるためコーナーを更に研摩する等の手数
を要する欠点かあった。

本発明は上記した従来技術の欠点を解決するためになさ
れたものであって、ガラス塩の表面に透孔を有するカバ
ーマスクを張り付けるとともに、ガラス塩の内部には水
或はその他の液体を入れたうえ、カバーマスクの上面か
らサンドブラストを行なうことを特徴とするものである
。以下に本発明を図示の実施例に基づいて更に詳細に説
明する。

先ず、第１図に示すようにウィスキー、ブランディ等の
適当なガラス塩ｌの表面にゴムまたは軟質合成樹脂製の
カバーマスク２を密着するよう張りイマ１ける。ノアバ
ーマスク２の厚さは３ｍｍ〜６ｍｍ程度とずれは充分で
あるか、適宜変更を加えてもよい。このノアバーマスク
２には硬貨投入孔３に対応する大きさの透孔４か形成し
てあり、この透孔４かガラス塩１の肩部に当たるように
する。次にガラス塩１の内部に水あるいはその他の適当
な液体５を半分かそれよりもやや多い目に注入しキャッ
プ６を締める。

このように準備を整えたガラス塩１を第２図に示すよう
に横転さ七、周知のサンドブラストマシン７によりカバ
ーマスク２の上面から砥粒を噴射する。砥粒はカバーマ
スク２の透孔４の部分からガラス塩１の表面に当たり、
ガラス塩１の表面を削り取って透孔４に等しい大きさの
硬貨投入孔３を形成する。このとき、砥粒はガラス塩１
の内面にも進入して内面を傷付けて曇らせる虞れがある
か、本発明方法においてはガラス塩１の内部には水等の
液体５か入っており、砥粒はその中を進行する際に急速
に運動エネルギーを失うこととなるため、ガラス塩の内
面には傷がつくことなく上記のような曇りか生する虞れ
は完全に防止されることとなる。また、形成された硬貨
投入孔３はそのコーナ一部分がガラス塩１の表面に直角
になっているので、従来のダイアモンドカッターによる
場合と比較して外観か優れているうえ、危険Ｉ生もない
。

かくしてガラス塩１の表面に硬貨投入孔３か形成された
後、キャップ６を開き内部の水等を流出させれば砥粒も
同時に流出し、第２図に示されるような貯金壜を得るこ
とかできろ。

以上に詳細に説明したように、本発明方法によればガラ
ス塩の内面を傷付けることなくガラス塩の表面に一定寸
法の美しい孔を明ζプることができ、しかも従来方法に
よる場合とは異なり後加工の必要もないから加工コスト
か安価に済む利点もある。

このように本発明は従来技術の欠点をよく解決したもの
であって、その実用的価値は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の加工工程を示す縦断面図、第２図は加
工されたガラス塩の正面図である。 １　ガラスＪヱ　　　　　２：カバーマスク３・硬貨投
入孔　　　　４　透孔 ５水等の液体　　　　６キヤツプ ７：サンドブラストマシン 特許出願人　　石塚硝子株式会社 代理人　　　弁理士　　山本文夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■ガラス壜１の表面に透孔４を有するツノバーマスク２
   を張り付けるとともに、ガラス塩ｌの内部には水成はそ
   の伯の液体５を入れたうえ、カバーマスク２の上面から
   サンドブラストを行なうことを特徴とするガラス塩の孔
   明は加工方法。