JPS599240B2 - 加熱脱水器 - Google Patents

加熱脱水器

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Publication number
JPS599240B2
JPS599240B2 JP55182843A JP18284380A JPS599240B2 JP S599240 B2 JPS599240 B2 JP S599240B2 JP 55182843 A JP55182843 A JP 55182843A JP 18284380 A JP18284380 A JP 18284380A JP S599240 B2 JPS599240 B2 JP S599240B2
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JP
Japan
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sewage sludge
gas
mantle
pipe
switching valve
Prior art date
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JP55182843A
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English (en)
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JPS57107300A (en
Inventor
靖夫 広瀬
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Nippon Furnace Co Ltd
Original Assignee
Nippon Furnace Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明者は、さきに第1図に示す下水汚泥の焼却装置を
開発している。
本発明は該下水汚泥の焼却装置に使用される下水汚泥加
熱器の改良であるから、本発明の説明に先立ち、先づ第
1図に示す下水汚泥の焼却装置について説明をする。
ホッパ−1内の水分率約80%の下水汚泥は送給手段2
によって下水汚泥加熱器3を通り加熱された後流動砂床
を有する下水汚泥乾燥炉4内へ供給される。
該乾燥炉は砂層の下方スペースから200℃乃至400
℃に加熱された乾燥用気体分の必要量が供給され、砂層
を通って砂を流動せしめ、供給された下水汚泥は該流動
砂によって粉砕され乾燥される。
該乾燥炉4より生じた乾燥生成物は送風機11によって
吸引されながら取出され、分離千段5によって固形分と
気体分とに分離される。
分離された固形分はその下方のホツパーに供給されて、
該ホツパー底部の粉体供給千段6によって毎時ほぼ恒量
づつ下水汚泥焼却炉1に供給される。
第1図には該焼却炉は不完全焼却炉7と完全焼却炉T′
の2段燃焼方式が示されていて2段燃焼によってNOx
発生量を低減させることができる。
この燃焼のための空気は送風機13によって送られ、こ
の空気は先づ完全燃焼炉の外周に設けた空気予熱器14
を通って予熱され、その後に前記不完全燃焼炉Tと完全
燃焼炉7′へ適当量づつに按分されて供給される。
完全燃焼炉γ′によって完全燃焼された生成物は送風機
10によって吸引されて熱交換器8を通って熱交換の結
果若干低温になってフィルター9を通って固体分を分離
した後に送風機10を通って排煙される。
分離千段5によって分離された気体分は気体循環用送風
機11を通り、前記の熱交摸器8を含む循環配管12内
を流ね、この間に該熱交換器3における熱交換の結果、
200℃乃至400℃に加熱される。
該循環配管12を通り熱交換器8で加熱された気体分の
量はおおよそ乾燥炉4に乾燥用気体として供給した気体
分と該乾燥炉に連続供給される下水汚泥の乾燥により生
成された気体分との合計であるが、このうち、必要量す
なわち、前者気体分相当量が再び下水汚泥乾燥炉4へ供
給され、残りの気体分すなわち、後者気体分相当量すな
わち供給された下水汚泥の乾燥によって生成された気体
分相当量が熱交換器8によって200℃乃至400℃に
加熱されて該下水汚泥加熱器3へ加熱用気体として供給
される。
該加熱器を通った気体分はドレン分離手段15を通り、
該分離手段によってドレンが分離され、分離されたドレ
ンは係外に排出される。
かようにして加熱器3に送られた気体分は若干の水蒸気
分をドレンとして分離除去した後に気体分供給管16に
よって下水汚泥燃焼炉1へ供給される。
気体分はドレンを抽出した後燃焼用に供されることがこ
の下水汚泥の焼却システムの特徴である。
この下水汚泥の焼却装置は比較的水分率が高率である下
水汚泥あるいは乾燥下水汚泥固形分の発熱量が3 5
0 0 Km7k9以下の低カロリーである下水汚泥の
焼却をできるだけ燃料の供給をうけず、下水汚泥が所有
しているカロリーだけで円滑に自燃させて焼却するのに
適当である焼却システムである。
上記の下水汚泥の焼却装置において下水汚泥の送給手段
2と流動砂床を有する下水汚泥乾燥炉4の間に設ける下
水汚泥加熱器3は、従来は、金属板で囲んだ下水汚泥供
給路を設け、該金属製下水汚泥供給路の外側に外套室を
設け、該外套室内を加熱気体分が向流的に流れる間接的
に加熱する構造のものであったから該下水汚泥加熱器3
は可成大型に設計しなければならなかつ九 本発明は、上述の欠点を解決した下水汚泥用加熱脱水器
である。
本発明の下水汚泥の加熱脱水器を、その実施例を示す第
2図第3図によって説明する。
第2図において、21は下水汚泥供給路であって、該供
給路は矢印に示すごとくに下水汚泥が進行し、図におい
て左側にたとえば、ピストンポンプのごとき下水汚泥の
送給手段2があり、右側は流動砂床を有する下水汚泥乾
燥炉4に至る。
該供給路21の上面壁22と下面壁23とはいづれも気
体は透通させるが固体分は透通が困難である程度の通気
性多孔板たとえば通気性焼結金属で製作されている壁で
ある。
これら上面壁22と下面壁23を介してそれぞれ2個の
外套室24,25を設ける。
加熱用気体分は供給管26によって供給され、該供給管
に切替弁27を設け、該切替弁下流の一方の分岐管2日
は一方の外套室24に、他方の分岐管29は他方の外套
室25にそれぞれ連通されている。
またこれら外套室24の排出管30と外套室25の排出
管31とはいづれも切替弁32に連結されていて、該切
替弁より下流の排出管33にバキウムポンプ34を設け
、該バキウムポンプの排出管にドレン分離手段15を設
け、該ドレン分離手段によってドレンを分離し除去した
後の気体分は気体分供給管16を通って下水汚泥燃焼炉
1へ供給されるようにする。
なお2個の切替弁2γ,32はそれぞれ一定時間の間隔
で連動して切替が行なわれるようになっている。
本発明の下水汚泥の加熱脱水器は上述の構造であって切
替弁2γと32は一定時間間隔で連動して切替が行なわ
れるから加熱用気体分はバキウムポンプ34によって吸
引されながら先づいづれかの外套室に送られ次に通気性
の多孔壁を通り次に下水汚泥供給路内において下水汚泥
と直接的に接触し下水汚泥を加熱し、下水汚泥の構造組
繊を破壊し、該構造組織内に種々の形で存在している水
分を下水汚泥固形物から引はなして蒸発させ、その一部
分を伴いながら次に通気性の多孔壁を通っても一つの外
套室に入り次に切替弁32を通ってバキウムポンプ34
に入り排出管33の延長によって排出される。
切替弁2γ,32はある時間の間隔で同時切替が行なわ
れ、この切替によって外套室・下水汚泥供給路・も1つ
の外套室に至る気体分の進行方向が逆になる。
従って通気性多孔壁22 .23の目つまりをなくし、
長期間の使用に耐えさせることができる。
従来使用されていた熱交換器方式の加熱器3を下水汚泥
の加熱に使用すると下水汚泥が伝熱面にスケールとして
付着し、こげつきを生ぜしめ、該こげつきによって熱伝
導率が著じるしく低下するだけでなく閉塞を生せしめる
などの欠点があったが、本発明の加熱脱水器はその欠点
をなくし、かつその体積を従来の加熱器3の体積の約1
0分の1にすることができ、かつ抽出ドレン量も従来よ
り多量に回収される。
本加熱脱水器で加熱された下水汚泥は水分の一部が脱水
されてはこびさられるがなお保有されている水分は一部
は蒸気化された状態になるため下水汚泥は充分に細分さ
れ加熱されて蒸気とともに流動砂床を有する乾燥炉内に
送り込まれるから、該乾燥炉内における乾燥も従来より
はるかに容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明者がさきに開発した下水汚泥の焼却装置
の説明図である。 第2図、第3図は本発明に係る下水汚泥の加熱脱水装置
の側断面説明図とm−m断面説明図である。 1はホツパー、2は下水汚泥の送給手段、3は下水汚泥
加熱器、4は流動砂床を有する乾燥炉、5は分離手段、
6は粉体供給手段、γは不完全燃焼炉、1′は完全燃焼
炉、8は熱交換器、9はフィルター、10は排風送風機
、11は循環送風機、12は循環配管、13は燃焼用空
気送風機、14は空気予熱器、15はドレン分離手段、
16は気体分供給管、21は下水汚泥供給路、22 ,
23は通気性の多孔壁、24.25は外套室、26は
加熱用気体分の供給管、21は切替弁、28・29は分
岐管、30,31は排出管、32は切替弁、33は排出
管、34はバキウムポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下水汚泥供給路21の通気性多孔壁22,23を介
    して2つの外套室24.25を設け、加熱用気体分用供
    給管26に切替弁27を設け、該切替弁下流の一方の分
    岐管28は一万の外套室24に、他方の分岐管29は他
    方の外套室25に、それぞれ連通せしめ、また、外套室
    24の排出管30と外套室25の排出管31とはいづれ
    も切替弁32に連通さね、該切替弁32より下流の排出
    管33にバキウムポンプ34を設け、前記2つの切替弁
    27,32は一定時間の間隔で連動して切替が行なわれ
    るようにした下水汚泥用加熱脱水器。
JP55182843A 1980-12-25 1980-12-25 加熱脱水器 Expired JPS599240B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP55182843A JPS599240B2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25 加熱脱水器

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JP55182843A JPS599240B2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25 加熱脱水器

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JPS57107300A JPS57107300A (en) 1982-07-03
JPS599240B2 true JPS599240B2 (ja) 1984-03-01

Family

ID=16125422

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JP55182843A Expired JPS599240B2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25 加熱脱水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6039887U (ja) * 1983-08-26 1985-03-20 日本ファ−ネス工業株式会社 流動乾燥炉
JP6436699B2 (ja) * 2013-10-03 2018-12-12 青山 吉郎 汚泥の直接加熱

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JPS57107300A (en) 1982-07-03

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