JPS5990621A - 蒸気エゼクタ− - Google Patents
蒸気エゼクタ−Info
- Publication number
- JPS5990621A JPS5990621A JP57198910A JP19891082A JPS5990621A JP S5990621 A JPS5990621 A JP S5990621A JP 57198910 A JP57198910 A JP 57198910A JP 19891082 A JP19891082 A JP 19891082A JP S5990621 A JPS5990621 A JP S5990621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- nozzle
- mist
- ejector
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/30—Injector mixers
- B01F25/31—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
- B01F25/314—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows wherein additional components are introduced at the circumference of the conduit
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明に依るミスト分離ノズルを持つ蒸気エゼクタ−は
、ノズルより吹き込まれた蒸気の高速流れの中から断熱
膨張に依って発生する蒸気ミストを分離する為のノズル
を備え、以後ミストを除いた蒸気噴流に依って、抽気混
合、圧縮のエゼクタ−作動を行わせる事に依って、従来
の蒸気ミストを伴った蒸気噴流と異なり大きな作動効果
を得る小が出来た。
、ノズルより吹き込まれた蒸気の高速流れの中から断熱
膨張に依って発生する蒸気ミストを分離する為のノズル
を備え、以後ミストを除いた蒸気噴流に依って、抽気混
合、圧縮のエゼクタ−作動を行わせる事に依って、従来
の蒸気ミストを伴った蒸気噴流と異なり大きな作動効果
を得る小が出来た。
−・般に蒸気エゼクタ−に使用される蒸気は大部分飽和
蒸気が使用され、吸入真空10%Hf前後の場合、ノズ
ル出1コ附近の蒸気速度は毎秒15oomを上回り、蒸
気湿度は30%前後となる。
蒸気が使用され、吸入真空10%Hf前後の場合、ノズ
ル出1コ附近の蒸気速度は毎秒15oomを上回り、蒸
気湿度は30%前後となる。
蒸気と蒸気ミストとは、密度が大きく異なり、其の値は
数万倍であり、ノズル内部高速流からのミスト分離は極
めて容易である。
数万倍であり、ノズル内部高速流からのミスト分離は極
めて容易である。
ミスト分離用ノズルはノズル膨張室内壁に設けられた1
個乃至数個の切欠溝を通じて、分離され円周部に設けら
れたミスト抜出用孔からノズル外筒内に集められる。
個乃至数個の切欠溝を通じて、分離され円周部に設けら
れたミスト抜出用孔からノズル外筒内に集められる。
更にノズル出口には円筒を突出させて、膨張室内部で分
離されなかったミストを受け、前記ミストと合流してミ
スト系外抜出管を・経て系外に除去する。
離されなかったミストを受け、前記ミストと合流してミ
スト系外抜出管を・経て系外に除去する。
ノズル内壁に設けるミスト補集用切欠溝はノズルの大き
さに依って大きく相違するが、約1%乃至100%前後
、数量は1段乃至10段Fi)度になる。
さに依って大きく相違するが、約1%乃至100%前後
、数量は1段乃至10段Fi)度になる。
周辺に設けられるミスト抜出用孔は、第1図に示す垂直
据付型の場合は、円周に均等割とし2個乃至30個程度
、孔径は2%乃至10%程度となる。
据付型の場合は、円周に均等割とし2個乃至30個程度
、孔径は2%乃至10%程度となる。
第2図に示す横型の場合は切欠溝の寸法は、前記同様で
あり、抜出孔は下部に1個乃至6程度度とする。孔径に
就では前記同様となる。
あり、抜出孔は下部に1個乃至6程度度とする。孔径に
就では前記同様となる。
横型の場合ミストの抜出を容易にする為、据イ・1の際
、水平に対し3度乃至5度の前上り傾斜を採る必要かあ
る。
、水平に対し3度乃至5度の前上り傾斜を採る必要かあ
る。
図は蒸気ミスト外聞1式蒸気エゼクター用ノスルで、第
1図は垂直据付弐ノスル、第2図は水平据何式ノズルを
示し、第1図、第2図共、1は縦断面図、2は切欠溝部
の溝断面図である。 使用している符号に対する名称法の通り。 1 ノズル作動用蒸気人「1 2 ノスルスロ一ト細まり部 3 ノズル本体 4 ミスト除去用切欠溝 5 ミスト抜出用孔 6 ミス1−抜出用ノズル外9′?j 7 ノスル据付用フランヂ 8 ミスト系外への抜出管 116− 5 渕721函〜2 8¥iJ〜1 9ケ許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第198910号 2、発明の名称 蒸気エゼクタ− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区市谷薬王寺町18番地自
発 5、補正の対象 明細書全文及び図面 6、補正の内容 明細書全文及び図面を別添の通り訂正する。 訂正明細書 1、発明の名称 蒸気エゼクタ− 2、特許請求の範囲 (υ 作動蒸気供給口とスロート部と末広がシ状の膨張
室とから成る噴射ノズルと、抽気ガスの吸入室を有する
蒸気エゼククーにおいて、噴射ノズルのス゛ロート部と
吸入室入口との間に、作動蒸気中のミストの一部を凝縮
し7て系外に取シ出す手段を有することを特徴とする蒸
気エゼクタ−0(2)噴射ノズルの周囲に基端部にミス
ト抜出管を有する円筒状の外筒を設け、噴射ノズル外壁
と外筒内壁間に凝縮ミスト流路を形成するとともに、噴
射ノズルの膨張室内壁に切欠溝を切設し、該切欠溝を抜
出孔によシ凝縮ミスト流路と連通させ、ミスト抜出管か
ら凝縮ミストを系外に取シ出すようにした特許請求の範
囲第(1)項に記載の蒸気エゼクタ−0 (3)先端が、噴射ノズルの出口よシ遠方に位置し、基
端部にミスト抜出管を有する円筒状の外筒を噴射ノズル
の周囲に設け、噴射ノズル外壁と外筒内壁間に繰綿ミス
トの流路を形成した特許請求の範囲第(1)項に記載の
蒸気エゼクタ−0(4)外筒の先端部を噴射ノズルの出
口よシ遠方に位置させた特許請求の範囲第(2)項に記
載の蒸気エゼクタ−0 3、発明の詳細な説明 本発明は、噴射ノズルからエゼクタ−の吸入室へ高速で
吹き込まれる作動用蒸気中に存在する蒸気ミストの一部
を作動用蒸気がエゼクタ−の吸入室に入る前に除去する
ことにより、作動用蒸気の量を減少させ、効率よく作動
するようにした蒸気エゼクタ−に関する。 蒸気エゼククーは古くから真空ポンプとして使用され、
近年では大型・多段式蒸気エゼクタ−が開発され、高温
で腐食性の蒸気やガスを大量に抽気する場合、例えば石
油の精製、食用油の脱臭、合成繊維工業等に広く使用さ
れている。 第1図は、従来の蒸気エゼクタ−を例示するものである
。この蒸きエゼクタ−では、通常3〜15Kf7/cr
ItG程度の圧力とした作動蒸気を、末広がりの噴射ノ
ズル(4)から噴出させると、ノズル(ト)のスロ・−
ト部(→を通過するときに、作動蒸気は限界速度、すな
わち音速になシ、末広が9部(C)を通過することで作
動蒸気の圧力エネルギーは完全に速度エネルギーに変換
され、超音速流となって吸入室■内へ噴出する。超音速
で噴出した蒸気は吸入室内にあるガスを巻き込み、これ
と混合しながらディフューザー(ト)の先細部(ロ)を
高速のまま通過し、ディフーーザーのスロート部0を超
音速流となって通過し、このとき衝撃波が発生する。発
生した衝撃波により作動蒸気の速度エネルギーの一部は
圧力エネルギーに変換され、ディ7−−ザーから排出さ
れる。 吸入室内に吹き込まれた、作動蒸気は、ノズル前蒸気圧
力及び、蒸気の湿シ度に依っても若干の相違はあるが、
吸入真空10XHf以下の場合30−前層の湿υ度を持
ち、此の蒸気ミストは以后の作動目的である抽気、混合
、圧縮に対して殆んど有効な働き合せず、むしろ抽気さ
れる蒸気ガスと同様、抽気蒸気量にプラスされた形とな
シ、実質的に抽気量増加に連がシ、作動蒸気エネルギー
にマイナス効果を与える。 第1図に示す蒸気エゼクタ−では、ノズル(ト)のスロ
ート部の)から噴射された作動蒸気は、第1図想像線で
示すようにディフーーザー〇の先細部[F]の内面に達
し、作動蒸気中のミストの大部分はディフューザー■内
を前進し、作動蒸気中のミストの一部はディフスーザ−
(へ)の内面に沿って吸入室0方向に後退し、吸入室(
2)の下部に滞留する。 ミストの温度は吸入真空によって異なるが、4’XHf
の場合で0℃、1九H1の場合で一10℃程度である。 一方、抽気用蒸気ガスの温度り常温以上で、時には10
0℃を越えることがある。従って、つまシ、従来の蒸気
エゼクタ−では、作動蒸気中のミストをディフューザー
の出口よシ前で除去していないため、作動蒸気中のミス
トが抽気効率を減少させるという欠点があった。 本発明者は、抽気効率を向上させるために、エゼクタ−
の吸入室内で蒸気ミストを凝縮させて系外へ取シ出すこ
とを提案した(特願昭57−150071゜57=15
0072 )。 本発明は、吸入室に入る前の蒸気ミストを凝縮させて系
外へ取シ出し、抽気効率を向上させるようにしたもので
、吸入室内におけるミストの凝縮化と併用し、あるいは
単独で実施して有用なものである。 即ち本発明は、作動蒸気供給口とスロート部と末広がシ
状の膨張室とから成る噴射ノズルと抽気ガスの吸入室を
有する蒸気エゼクタ−において、噴射ノズルのスロート
部と吸入室入口との間に、作動蒸気中のミストの一部を
凝縮して系外に取シ出す手段を有する蒸気エゼクタ−で
ある。 以下添付図面に示す実施例に基いて本発明の詳細な説明
する。 第2図は、本発明の第1実施例である上向き蒸気エゼク
タ−の縦断面図、第3図は、第2図の■−■線横線面断
面図る。 作動蒸気の噴射ノズル1は、作動蒸気の供給口2と小径
のスロート部3と末広力;p状の膨張室4とから成υ、
膨張室4基部に対応する噴射ノズル1の外壁面には外向
きフランジ5が連設されている。該7ランジ5には、下
部に定スト抜出管6が設置され、前記噴射ノズル1より
大径で上端が噴射ノズル1の上端よシ上方に達する円筒
状の外筒7が補助部材8を介して立設されている。噴射
/′スズルの膨張室4の内壁には、1対の切欠溝9が切
設され、各切欠溝9は放射状に広がる抜出孔10によシ
、噴射ノズル1外壁と外筒7内壁間のミスト流下路11
と連通されている。 第2図のエゼクタ−の作動蒸気供給口2から作動蒸気を
供給すると、作動蒸気が音速流きして噴射ノズル1の膨
張室4に噴出する。膨張室4にはストは抜出孔10から
外筒7内に抜き出され、ミスト流下路11を流下して、
ミスト流下路6から系外に取シ出される。 又、噴射ノズル1の膨張室4を通シ抜けたミスて、ミス
ト抜出管6から系外へ取υ出される。 給4図は、本発明の第2実施例である横向きエゼクタ−
を示す縦断面図、第5図は、第4図のV−■線機断面図
である。 作動蒸気の噴射ノズル21は、作動蒸気の供給口22と
小径のスロート部23と末広がシ状の膨張室24とから
成シ、膨張室24基部に対応する噴射ノズル2工の外壁
面には外向きフランジ25が連設されている。該7ラン
ジ25には、下部にミスト抜出管26が設置され、前記
噴射ノズル21よシ大径で先端が噴射ノズル21の先端
より遠方に達する円筒状の外筒27が補助部材28を介
して連設されている。噴射ノズル21の膨張室24の内
壁には、1対の切欠溝29が切設され、各切欠溝29は
下方を向く抜出孔30によシ、噴射ノズル21外壁と外
筒27内壁間のミスト流路31を容易とするため、据え
付けの際、外筒を水平に対し3°乃至5°の前玉シ傾斜
をつけることが好ましい。 第4図のエゼクタ−の作動蒸気供給口22から作動蒸気
を供給すると、作動蒸気が音速流として噴射ノズル21
の膨張室24に噴出する。膨張室24には切欠溝29が
切設されているため、作動蒸気が切欠溝29中に進入し
て、ミストが凝縮し、凝縮したミストは抜出孔30から
外筒27内に抜き出され、ミスト流路31を通ってミス
ト抜出管26から系外に取シ出される。 又、噴射ノズル21の膨張室24を通シ抜けた流下して
、ミスト抜出管26から系外へ取シ出される。 ミスト流路を形成するとともに、噴射ノズルの膨除去さ
れ、従来のエゼクタ−に比べて小さな作動蒸気量で同一
程度の真空度を得る仁とができるので好都合である。 4、図面の簡単な説明 第1図は、従来の蒸気エゼクタ−の−例を示す縦断面図
、第2図は、本発明の第1実施例である上向き蒸気エゼ
クタ−を示す縦断面図、第3図は、第2図の■−■線横
線面断面図4図tよ、本発明の第2実施例である横向き
エゼクタ−を示す縦断面図、第5図は、第4図のV−V
線機断面図である。 1.21・・・噴射ノズル 2.22・・・作動蒸気供給口 3.23・・・スロート部 4.24・・・膨張室 6.26・・・ミスト抜出管 7.27・・・外 筒 9.29・・・切欠溝 10.30・・・抜出孔 11.31・・・ミスト流路 特許出願人 有限会社 佐 光 技 研第 11! 第2 11’1
1図は垂直据付弐ノスル、第2図は水平据何式ノズルを
示し、第1図、第2図共、1は縦断面図、2は切欠溝部
の溝断面図である。 使用している符号に対する名称法の通り。 1 ノズル作動用蒸気人「1 2 ノスルスロ一ト細まり部 3 ノズル本体 4 ミスト除去用切欠溝 5 ミスト抜出用孔 6 ミス1−抜出用ノズル外9′?j 7 ノスル据付用フランヂ 8 ミスト系外への抜出管 116− 5 渕721函〜2 8¥iJ〜1 9ケ許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第198910号 2、発明の名称 蒸気エゼクタ− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都新宿区市谷薬王寺町18番地自
発 5、補正の対象 明細書全文及び図面 6、補正の内容 明細書全文及び図面を別添の通り訂正する。 訂正明細書 1、発明の名称 蒸気エゼクタ− 2、特許請求の範囲 (υ 作動蒸気供給口とスロート部と末広がシ状の膨張
室とから成る噴射ノズルと、抽気ガスの吸入室を有する
蒸気エゼククーにおいて、噴射ノズルのス゛ロート部と
吸入室入口との間に、作動蒸気中のミストの一部を凝縮
し7て系外に取シ出す手段を有することを特徴とする蒸
気エゼクタ−0(2)噴射ノズルの周囲に基端部にミス
ト抜出管を有する円筒状の外筒を設け、噴射ノズル外壁
と外筒内壁間に凝縮ミスト流路を形成するとともに、噴
射ノズルの膨張室内壁に切欠溝を切設し、該切欠溝を抜
出孔によシ凝縮ミスト流路と連通させ、ミスト抜出管か
ら凝縮ミストを系外に取シ出すようにした特許請求の範
囲第(1)項に記載の蒸気エゼクタ−0 (3)先端が、噴射ノズルの出口よシ遠方に位置し、基
端部にミスト抜出管を有する円筒状の外筒を噴射ノズル
の周囲に設け、噴射ノズル外壁と外筒内壁間に繰綿ミス
トの流路を形成した特許請求の範囲第(1)項に記載の
蒸気エゼクタ−0(4)外筒の先端部を噴射ノズルの出
口よシ遠方に位置させた特許請求の範囲第(2)項に記
載の蒸気エゼクタ−0 3、発明の詳細な説明 本発明は、噴射ノズルからエゼクタ−の吸入室へ高速で
吹き込まれる作動用蒸気中に存在する蒸気ミストの一部
を作動用蒸気がエゼクタ−の吸入室に入る前に除去する
ことにより、作動用蒸気の量を減少させ、効率よく作動
するようにした蒸気エゼクタ−に関する。 蒸気エゼククーは古くから真空ポンプとして使用され、
近年では大型・多段式蒸気エゼクタ−が開発され、高温
で腐食性の蒸気やガスを大量に抽気する場合、例えば石
油の精製、食用油の脱臭、合成繊維工業等に広く使用さ
れている。 第1図は、従来の蒸気エゼクタ−を例示するものである
。この蒸きエゼクタ−では、通常3〜15Kf7/cr
ItG程度の圧力とした作動蒸気を、末広がりの噴射ノ
ズル(4)から噴出させると、ノズル(ト)のスロ・−
ト部(→を通過するときに、作動蒸気は限界速度、すな
わち音速になシ、末広が9部(C)を通過することで作
動蒸気の圧力エネルギーは完全に速度エネルギーに変換
され、超音速流となって吸入室■内へ噴出する。超音速
で噴出した蒸気は吸入室内にあるガスを巻き込み、これ
と混合しながらディフューザー(ト)の先細部(ロ)を
高速のまま通過し、ディフーーザーのスロート部0を超
音速流となって通過し、このとき衝撃波が発生する。発
生した衝撃波により作動蒸気の速度エネルギーの一部は
圧力エネルギーに変換され、ディ7−−ザーから排出さ
れる。 吸入室内に吹き込まれた、作動蒸気は、ノズル前蒸気圧
力及び、蒸気の湿シ度に依っても若干の相違はあるが、
吸入真空10XHf以下の場合30−前層の湿υ度を持
ち、此の蒸気ミストは以后の作動目的である抽気、混合
、圧縮に対して殆んど有効な働き合せず、むしろ抽気さ
れる蒸気ガスと同様、抽気蒸気量にプラスされた形とな
シ、実質的に抽気量増加に連がシ、作動蒸気エネルギー
にマイナス効果を与える。 第1図に示す蒸気エゼクタ−では、ノズル(ト)のスロ
ート部の)から噴射された作動蒸気は、第1図想像線で
示すようにディフーーザー〇の先細部[F]の内面に達
し、作動蒸気中のミストの大部分はディフューザー■内
を前進し、作動蒸気中のミストの一部はディフスーザ−
(へ)の内面に沿って吸入室0方向に後退し、吸入室(
2)の下部に滞留する。 ミストの温度は吸入真空によって異なるが、4’XHf
の場合で0℃、1九H1の場合で一10℃程度である。 一方、抽気用蒸気ガスの温度り常温以上で、時には10
0℃を越えることがある。従って、つまシ、従来の蒸気
エゼクタ−では、作動蒸気中のミストをディフューザー
の出口よシ前で除去していないため、作動蒸気中のミス
トが抽気効率を減少させるという欠点があった。 本発明者は、抽気効率を向上させるために、エゼクタ−
の吸入室内で蒸気ミストを凝縮させて系外へ取シ出すこ
とを提案した(特願昭57−150071゜57=15
0072 )。 本発明は、吸入室に入る前の蒸気ミストを凝縮させて系
外へ取シ出し、抽気効率を向上させるようにしたもので
、吸入室内におけるミストの凝縮化と併用し、あるいは
単独で実施して有用なものである。 即ち本発明は、作動蒸気供給口とスロート部と末広がシ
状の膨張室とから成る噴射ノズルと抽気ガスの吸入室を
有する蒸気エゼクタ−において、噴射ノズルのスロート
部と吸入室入口との間に、作動蒸気中のミストの一部を
凝縮して系外に取シ出す手段を有する蒸気エゼクタ−で
ある。 以下添付図面に示す実施例に基いて本発明の詳細な説明
する。 第2図は、本発明の第1実施例である上向き蒸気エゼク
タ−の縦断面図、第3図は、第2図の■−■線横線面断
面図る。 作動蒸気の噴射ノズル1は、作動蒸気の供給口2と小径
のスロート部3と末広力;p状の膨張室4とから成υ、
膨張室4基部に対応する噴射ノズル1の外壁面には外向
きフランジ5が連設されている。該7ランジ5には、下
部に定スト抜出管6が設置され、前記噴射ノズル1より
大径で上端が噴射ノズル1の上端よシ上方に達する円筒
状の外筒7が補助部材8を介して立設されている。噴射
/′スズルの膨張室4の内壁には、1対の切欠溝9が切
設され、各切欠溝9は放射状に広がる抜出孔10によシ
、噴射ノズル1外壁と外筒7内壁間のミスト流下路11
と連通されている。 第2図のエゼクタ−の作動蒸気供給口2から作動蒸気を
供給すると、作動蒸気が音速流きして噴射ノズル1の膨
張室4に噴出する。膨張室4にはストは抜出孔10から
外筒7内に抜き出され、ミスト流下路11を流下して、
ミスト流下路6から系外に取シ出される。 又、噴射ノズル1の膨張室4を通シ抜けたミスて、ミス
ト抜出管6から系外へ取υ出される。 給4図は、本発明の第2実施例である横向きエゼクタ−
を示す縦断面図、第5図は、第4図のV−■線機断面図
である。 作動蒸気の噴射ノズル21は、作動蒸気の供給口22と
小径のスロート部23と末広がシ状の膨張室24とから
成シ、膨張室24基部に対応する噴射ノズル2工の外壁
面には外向きフランジ25が連設されている。該7ラン
ジ25には、下部にミスト抜出管26が設置され、前記
噴射ノズル21よシ大径で先端が噴射ノズル21の先端
より遠方に達する円筒状の外筒27が補助部材28を介
して連設されている。噴射ノズル21の膨張室24の内
壁には、1対の切欠溝29が切設され、各切欠溝29は
下方を向く抜出孔30によシ、噴射ノズル21外壁と外
筒27内壁間のミスト流路31を容易とするため、据え
付けの際、外筒を水平に対し3°乃至5°の前玉シ傾斜
をつけることが好ましい。 第4図のエゼクタ−の作動蒸気供給口22から作動蒸気
を供給すると、作動蒸気が音速流として噴射ノズル21
の膨張室24に噴出する。膨張室24には切欠溝29が
切設されているため、作動蒸気が切欠溝29中に進入し
て、ミストが凝縮し、凝縮したミストは抜出孔30から
外筒27内に抜き出され、ミスト流路31を通ってミス
ト抜出管26から系外に取シ出される。 又、噴射ノズル21の膨張室24を通シ抜けた流下して
、ミスト抜出管26から系外へ取シ出される。 ミスト流路を形成するとともに、噴射ノズルの膨除去さ
れ、従来のエゼクタ−に比べて小さな作動蒸気量で同一
程度の真空度を得る仁とができるので好都合である。 4、図面の簡単な説明 第1図は、従来の蒸気エゼクタ−の−例を示す縦断面図
、第2図は、本発明の第1実施例である上向き蒸気エゼ
クタ−を示す縦断面図、第3図は、第2図の■−■線横
線面断面図4図tよ、本発明の第2実施例である横向き
エゼクタ−を示す縦断面図、第5図は、第4図のV−V
線機断面図である。 1.21・・・噴射ノズル 2.22・・・作動蒸気供給口 3.23・・・スロート部 4.24・・・膨張室 6.26・・・ミスト抜出管 7.27・・・外 筒 9.29・・・切欠溝 10.30・・・抜出孔 11.31・・・ミスト流路 特許出願人 有限会社 佐 光 技 研第 11! 第2 11’1
Claims (1)
- 蒸気エゼクタ−の作動用蒸気ノズルの中を断熱膨張をし
乍ら、高速で吹き抜ける蒸気噴流の中から発生する蒸気
ミストを、ノズル内で分離除去する為、ノズル膨張室内
壁に1個乃至数個の切欠を持ち、或はノズル出口外筒を
設け、更には之等両設備を併せ持った、ミスト分離ノズ
ルを持つ、蒸気エゼクタ−0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57198910A JPS5990621A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 蒸気エゼクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57198910A JPS5990621A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 蒸気エゼクタ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5990621A true JPS5990621A (ja) | 1984-05-25 |
Family
ID=16398976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57198910A Pending JPS5990621A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 蒸気エゼクタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5990621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013132768A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | 株式会社デンソー | エジェクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540252A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 | Kubota Ltd | Ejector |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP57198910A patent/JPS5990621A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540252A (en) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 | Kubota Ltd | Ejector |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013132768A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | 株式会社デンソー | エジェクタ |
JP2013185485A (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-19 | Denso Corp | エジェクタ |
CN104160159A (zh) * | 2012-03-07 | 2014-11-19 | 株式会社电装 | 喷射器 |
US9587650B2 (en) | 2012-03-07 | 2017-03-07 | Denso Corporation | Ejector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8568090B2 (en) | System for reducing the level of erosion affecting a component | |
US7422415B2 (en) | Airfoil and method for moisture removal and steam injection | |
CN204469490U (zh) | 气液分离器 | |
EA004226B1 (ru) | Способ удаления конденсирующихся паров из потока природного газа у устья скважины, устройство для его осуществления и устьевой узел, включающий такое устройство | |
RU2342182C2 (ru) | Сепараторная ванна | |
JP3707035B2 (ja) | 竪形蒸発缶 | |
US20070025862A1 (en) | Compressible gas ejector with unexpanded motive gas-load gas interface | |
JPS5990621A (ja) | 蒸気エゼクタ− | |
CN205683779U (zh) | 一种气液分离装置 | |
GB1227193A (ja) | ||
KR100780839B1 (ko) | 컴프레서용 필터 | |
GB2155106A (en) | Steam ejector | |
CN103041608A (zh) | 蒸发器出料闪冷装置及其使用方法 | |
JP2012005991A (ja) | 水分除去フィルタ | |
RU2619619C1 (ru) | Способ и газожидкостная система для ступенчатого извлечения газа из скважинной газожидкостной смеси | |
US1175461A (en) | Ejector. | |
CN110050108B (zh) | 柯恩达效应水分分离器系统 | |
JPS5990800A (ja) | 蒸気エゼクタ− | |
JP2903034B2 (ja) | コンビネーシヨンジエツト真空発生装置 | |
RU2766568C1 (ru) | Газожидкостный сепаратор | |
JP2001055904A (ja) | 蒸気タービンのドレン分離構造 | |
JP4153757B2 (ja) | 配管用液膜分離装置及び方法 | |
JP3730074B2 (ja) | 負イオン発生装置 | |
US4885913A (en) | Open cycle latent heat engine | |
JPH09166100A (ja) | コンビネーションジェット眞空発生装置 |