JPS5990553A - 内視鏡用鉗子 - Google Patents

内視鏡用鉗子

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JPS5990553A
JPS5990553A JP57200953A JP20095382A JPS5990553A JP S5990553 A JPS5990553 A JP S5990553A JP 57200953 A JP57200953 A JP 57200953A JP 20095382 A JP20095382 A JP 20095382A JP S5990553 A JPS5990553 A JP S5990553A
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JP
Japan
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forceps
ceramic coating
section
pieces
endoscope
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JP57200953A
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均 川田
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Olympus Corp
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Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は開閉する鉗子片により、例えば体腔内の組織を
採取する内視鏡用鉗子に関し、特に鉗子片にセラミック
被膜を施すことにより、組織採取に際する切れ味の向上
とともにその耐久性をも向上された内視鏡用鉗子の提供
を目的とするものである。
従来の内視鏡用鉗子+J、 I 1図示のような構成か
ら成るもので、密巻コイル3により弾性的に湾曲する可
撓性の管状体から成る挿入部2の先端には鉗子部1oを
設けるとともにこの挿入部2の手元側には操作部11を
設けである。
また鉗子部10は、挿入部2の先端に固定される先端カ
バー4にカップ状に形成した一対の鉗子片5.6をピン
9にて開閉自在に枢着するとともにこの一対の鉗子片5
.6の彼方に延設されるアーム5b、5bを先端カバー
4に数句けられたリンク板7.8に連結し、かつこのリ
ンク板7.8を挿入部2内に挿通される操作ワイヤー(
図示しない)を介して操作部11の操作体13に連結す
ることにより構成、しである。
さらに操作部11は前記挿入部2の後端に現体12aを
有する操作部本体12を設けるとともにこの操作部本体
12に対して前後方向にスライド自在に操作体13を数
句けることにより構成しである◇ しかして、か\る構成から成る内視鏡用鉗子の使用は前
記挿入部2の操作部11において、操作体13を前後に
スライド操作することにより挿入部2内に挿通した操作
ワイヤーを押し引ぎして挿入部2の先端に設けた鉗子部
10の鉗子片5.6をリンク板7,8を介して開閉操作
するとともにこの開閉操作により、体腔内における組織
採取作業等を実施する。
さて、この柚の内視鏡用鉗子における一対の鉗子片5.
6については、カップ状に形成するとともに鉗子片5.
6の周縁部先端の両者を尖鋭に研磨して鋭利な刃部を形
成するか、あるいは両者とも尖鋭にせず、平坦な状態の
ま−の形状から喰るもののいずれかの構成であった。
しかるに、後者の両者とも平坦な状態のままの構成から
成る鉗子片であると、例えば組織の採取作業の際の切断
力に欠け、スムーズな採取作業の遂行がlillJMと
なる欠点を有し、前者の両者とも尖鋭に研磨した刃部を
備える鉗子片であると、数回の採取作業によりたちまち
周縁部先端の刃部の鋭利性が鈍化するとともに両者の噛
み合せにズレを生じる結果、組織採取に際する切れ味が
著しく低下し、やはり当初の鋭利性を長期間維持し得な
いものである。
従って、か\る欠点を解消すべく出願人は特願昭51−
214号にか\る発明を提案したところで、第2図示の
鉗子片5.6がそれである。
そして、図示の如く両相子片5.6が互いに噛合する時
に突合する周li部5a、6aのうちの一方の周縁部5
aの内側を先端に向って尖鋭に研磨して、鋭利な刃部1
4を形成するとともに他方の周縁部6aは平坦なま\の
刃部15を形成することにより構成したものである。
すなわち、一対の鉗子片5.6−の一方に鋭利な刃部1
Aを、他方に平坦な刃部15をそれぞれ設けて構成する
ことにより、ま(1織搾取に当っての適切な切れ味を発
揮せしめるとともに刃部14の鋭利性の鈍化を防止し、
当初の適切な切れ味を長期間維持し得るようにしたもの
で、前H己した両者が平坦な刃部から成る鉗子片の切れ
味に欠ける点を除去し、かつ両者が尖鋭な刃部から成る
鉗子片の短期間に切れ味が低下するという欠点を除去し
、#I織採取の作業性を向上せしめたものである。
しかしながら、第2図示の構成から成る鉗子片5.6は
いずれにしても、両相子片5.6の刃部を両者とも平せ
4とした場合の耐久性と、両者とも尖鋭に研磨した場合
の切れ味の良さとの中間的な作用効果を期待したもので
あって、根本的に鉗子片の切れ味と耐久性の両者を向上
せしめ得るには至っていない。
因で、本発明は内視鏡用鉗子における鉗子片の構造上か
らの問題解決に麺みて、鉗子片の刃部における耐久性を
、形成材料自体の耐久性をより向上し得る材料から成る
セラミック被膜を形成することによって貞に向上せしめ
得ることに成功したものである。
以下には本発明にか\る内視鏡用鉗子の具体的な実施例
を図面とともに説明する。
しかして、第1図示の構成がら成る内視鏡用鉗子1にお
いて、鉗子部1oの一対の鉗子片5.6の構成は第2図
示の構成と同一に構成した場合を示すのが第3図示の第
1実角′1!例で、か\る実施例は第2図示の構成から
成る一対の鉗子片5.6のうちの刃部14を備える一方
の鉗子片5の内外側表面にセラミック被膜16を被覆形
成したものである。
これに換えて、第4図は本発明の第2実施例を示すもの
で、か\る実施例の場合には、一対の鉗子片5.6の周
縁部先端をそれぞれ尖鋭に研磨し、鋭利な刃部14.1
7を設けることにより構成した鉗子片5.6の両者の内
外側表面にセラミック破膜16を被覆形成したものであ
る。
さて、前記鉗子片5.6の形成素材としては、前記刃部
14.15.17における硬度および耐久性からマルテ
ンサイト系のステンレス材が使用されている。ちなみに
マルテンサイト系のステンレスを熱処理することにより
得られる硬度はHv 5QQ〜600程度である。
加えて、現在一般の切削工具へのセラミックコーティン
グにあたっては、アルミナ(1゜1’203 ) 、窒
化チタン(TiN)、炭化チタン(T1.0 )等が施
されており、特に超硬合金切削工具へのセラミックコー
ティングは化学蒸着法(OVD )が採用されるととも
にハイス等の炭素鋼の場合は、基材の温度を低くするこ
とがT[なイオンブレーティング等の物理蒸着法(pv
p )が採用され、コーテイング材としてはTiNとT
iOが主に使用されている。
尚、炭素鋼、ステンレス鋼の表面硬度を向上する方法に
は、窒化、浸炭等の方法があるが、鉗子片5.6の形成
素材とtrるマルテンサイト系のステンレスの場合、H
vでせいぜい700〜800にしかならず、また浸炭法
の場合には耐食性の低下をまねくこととなり、かつ硬質
クロムメッキを施した場合の表面硬度はHv900〜1
000稈度である。
したがって、本発明の第3.4図示の実施例の鉗子片5
.6に対するセラミック被膜16の被覆形成に当っては
、削h1.切削工具へのセラミックコーティング方法、
例えばイオンブレーティング等の物理蒸着法によって形
成することができるとともに、例えばTiNを1〜4μ
mのIKIψでコーティングすること番こよりHv 1
500以上の(σ5度を有するセラミック被膜16を形
成することができる。
鉗子片5.6のセラミック被膜16の形成に当っては、
前記実施例に加えて、低温焼成セラミックコーティング
剤を用いて形成、することも可能である。低温焼成セラ
ミックコート剤とは、ジルコニア、窒化硅素、炭化硅素
、二酸化硅素等を主成分とした液状物質で、これをディ
ピング、スプレー、刷毛塗り等の方法で鉗子片5.6の
内外側の表面Gこ塗布し、風乾後、100℃、20分の
低温、短時間の条件により処理することによりセラミッ
ク被膜16を得ることができる。
この方法により形成したセラミック被膜16の場合には
、TiNあるいはTiOの様な高い 1表面硬度を得ら
れないが、鉗子片5.6における所期の切れ味や耐久性
を得るには充分であることに加えて、前記蒸着法による
セラミック被膜16の形成方法に比較して、被膜形成が
容易であるとともに装置aが安価であってコストを低下
し得るというメリットがある。
以上の説明から明らかな通り、本発明の内視鏡用鉗子に
よれば、鉗子部の一対の鉗子片の少なくとも一方の鉗子
片にセラミック被膜を被覆形成して、表面硬度を1−げ
耐摩耗性を上げることによって、鉗子片の刃部の切れ味
と耐久性の双方を大巾に向上させることができる。
また、セラミックの特性により鉗子片における耐食性を
向上することができるととも番こ鉗子用全体にセラミッ
ク被膜を被覆形成することによりリンク板、先端カッく
−との滑性を良くシ、作動性の向上を計ることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は内視鏡用鉗子の平面図、第2図は従来の鉗子片
を示す一部横断平面図、第3図は本発明の第1実施例を
示すもので内視鏡用鉗子における鉗子片の一部横断平面
図、第4図は第2実施例を示す鉗子片の一部横断平面図
である。 1・・・内視鏡用鉗子 2−・−挿入部 3・畢・密巻コイル 4・・・先端カバー 5.6・Φ4I鉗子片 7.8・・・リンク板 9・・・ピ ン 10・・・鉗子部 11・・・操作部 12・・φ操作部本体 13・・・操作体 14.15.17・・・刃 部 16・・・セラミック被膜 特許出願人   オリンパス光学メ工業株式会社第1図 第2図 −254−・

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)挿入部の先端に鉗子部を設けるとともに挿入部の
    手元側に操作部を設け、かつ前記鉗子部には一対の鉗子
    片を開閉自在に取付けるとともにこの鉗子片を前記操作
    部にて速隔的に開閉操作することができるように構成し
    た内視鏡用鉗子において、前記一対の鉗子片の少なくと
    も一方の鉗子片にセラミック被膜を形成することにより
    構成したことを特許とする内視鏡用鉗子1、
  2. (2)前記セラミック被膜は窒化チタン(TiN)、炭
    化チタン(rla )から成るセラミック被膜である特
    許請求の範囲第1.!M記載の内視鏡用鉗子。
  3. (3)前記セラミック被膜は低温焼成セラミック被膜 −た品出l剤にて形成して成る特許請求の範間第1項記
    載の内視鏡用鉗子。
  4. (4)前記低温焼成セラミツクコ−→斉]1はジルコニ
    ア、窒化硅素、炭化硅素または二酸化硅素等を主成分と
    する液状物質から成る特許請求の範囲第3項記載の内8
    11.境川鉗子。
JP57200953A 1982-11-16 1982-11-16 内視鏡用鉗子 Granted JPS5990553A (ja)

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JPH0352287B2 JPH0352287B2 (ja) 1991-08-09

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