JPS59901Y2 - 伸縮性筒状包帯 - Google Patents
伸縮性筒状包帯Info
- Publication number
- JPS59901Y2 JPS59901Y2 JP645678U JP645678U JPS59901Y2 JP S59901 Y2 JPS59901 Y2 JP S59901Y2 JP 645678 U JP645678 U JP 645678U JP 645678 U JP645678 U JP 645678U JP S59901 Y2 JPS59901 Y2 JP S59901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted
- warp
- inelastic
- yarn
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は患部上のガーゼ等を保持するために患部付近−
帯を包み込んで使用する伸縮性筒状包帯に関する。
帯を包み込んで使用する伸縮性筒状包帯に関する。
本考案の目的は身体のいかなる部分にもフィツトしガー
ゼ等がすり動かないよう安定に保持できしかも包帯の着
脱が容易であり、また使用により、身体の運動を妨げた
り患部を必要以上に圧迫して血行を阻害することや皮膚
接触により皮膚障害を誘発するなどのことがないような
伸縮性筒状包帯を提供するものである。
ゼ等がすり動かないよう安定に保持できしかも包帯の着
脱が容易であり、また使用により、身体の運動を妨げた
り患部を必要以上に圧迫して血行を阻害することや皮膚
接触により皮膚障害を誘発するなどのことがないような
伸縮性筒状包帯を提供するものである。
本考案の他の目的は必要長に応じて切断若しくは切り込
みや切除を行なっても上述の性能を失うことなく使用で
きる伸縮性筒状包帯を提供するものである。
みや切除を行なっても上述の性能を失うことなく使用で
きる伸縮性筒状包帯を提供するものである。
本考案は、非弾性糸が経方向に編み連らなる複数列の経
編銀条とこれらの経編銀条の列をジグザグ綾振り状に連
結する吸湿性良好な繊維よりなる非弾性紡績糸及び弾性
糸とから構成された経編メリヤスからなり、しかも非弾
性紡績糸は経編銀条の少なくとも１つのループに沿いつ
つ該ループの隣接ループに絡っている連結態様にならし
めてなる伸縮性筒状包帯にある。
編銀条とこれらの経編銀条の列をジグザグ綾振り状に連
結する吸湿性良好な繊維よりなる非弾性紡績糸及び弾性
糸とから構成された経編メリヤスからなり、しかも非弾
性紡績糸は経編銀条の少なくとも１つのループに沿いつ
つ該ループの隣接ループに絡っている連結態様にならし
めてなる伸縮性筒状包帯にある。
以下本考案の構成を図面によって具体的に説明する。
第１図は本考案伸縮性筒状包帯の一部を拡大したもので
ある。
ある。
１．１’、１”は紡績糸又はナイロン、ポリエステル等
の合成繊維フィラメント等の非弾性糸による経編銀条で
筒の長さ方向に複数本並列されている。
の合成繊維フィラメント等の非弾性糸による経編銀条で
筒の長さ方向に複数本並列されている。
２は木綿等の吸湿性良好な繊維よりなる非弾性紡績糸で
、上記１及び１′の隣り合っている経編銀条列間をジグ
ザグ綾振り状に十分たるみをもって編込まれ、経編鎖条
間を連結している。
、上記１及び１′の隣り合っている経編銀条列間をジグ
ザグ綾振り状に十分たるみをもって編込まれ、経編鎖条
間を連結している。
さらに連結の様子を詳しく説明すると、非弾性紡績糸２
は経編銀条１のループ１ａに沿ってループ２ａを形成す
るように編み込まれ経編銀条１に絡まり、その後非弾性
紡績糸２は右隣り経編銀条１′まで十分に振られ経編銀
条１′のループ１’ａに沿ってループ２ａ′を形成する
ように編み込まれ、経編銀条１′に絡まる。
は経編銀条１のループ１ａに沿ってループ２ａを形成す
るように編み込まれ経編銀条１に絡まり、その後非弾性
紡績糸２は右隣り経編銀条１′まで十分に振られ経編銀
条１′のループ１’ａに沿ってループ２ａ′を形成する
ように編み込まれ、経編銀条１′に絡まる。
非弾性紡績糸２は再び経編銀条１まで十分に振られ経編
銀条に編み込まれる。
銀条に編み込まれる。
以降上記構造を繰り返し経編銀条１及び１′を連結する
。
。
さらに非弾性紡績糸２′は経編銀条１′及び１″を連結
し以下並列する経編銀条列を筒状に連結する。
し以下並列する経編銀条列を筒状に連結する。
３はゴム糸又はスパンチック糸にナイロンフィラメント
又は本綿糸をカバリングした弾性糸で経編銀条１及び１
′をジグザグ綾振り状で連結している。
又は本綿糸をカバリングした弾性糸で経編銀条１及び１
′をジグザグ綾振り状で連結している。
さらに連結の様子を詳しく説明すると、弾性糸３は経編
銀条１のループｌａ’に沿ってループ３ａを形成するよ
うに編み込まれ経編銀条１に絡まりその後弾性糸３は右
隣り経編銀条１′まで振られ経編銀条１′のループ１′
ａ′及び１／／ａ／／を通過し再び経編銀条１まで振ら
れる。
銀条１のループｌａ’に沿ってループ３ａを形成するよ
うに編み込まれ経編銀条１に絡まりその後弾性糸３は右
隣り経編銀条１′まで振られ経編銀条１′のループ１′
ａ′及び１／／ａ／／を通過し再び経編銀条１まで振ら
れる。
以降上記構造を繰り返し経編銀条１及び１′を連結する
。
。
さらに弾性糸３′は経編銀条１′及び１″を連結し、以
下並列する経編銀条列を筒状に連結する。
下並列する経編銀条列を筒状に連結する。
なお第１図で弾性糸３は、経編銀条１′のループ１′ａ
′及び１″ａ″を通過しているが第２図のように経編銀
条１′のループ１’ａに沿って２ａ′の如く編み込まれ
ても本考案の目的は達せられる。
′及び１″ａ″を通過しているが第２図のように経編銀
条１′のループ１’ａに沿って２ａ′の如く編み込まれ
ても本考案の目的は達せられる。
本考案の包帯は筒状で形成され経編銀条列の数は包帯の
直径によって異なる。
直径によって異なる。
又本考案の筒状包帯は非弾性糸による筒の長さ方向に複
数列よりなる経編銀条とこの経編類条間を吸湿性良好な
繊維よりなる非弾性紡績糸で十分たるみを有するジグザ
グ綾振り状の連結及び弾性糸のジグザグ綾振り状の連結
よりなる筒状包帯であるため、筒の直径方向の伸縮性は
極めて大きく身体のいかなる部分にも、フィツトし用品
の脱着が容易でかつガーゼ等を安定に保持できるもので
ある。
数列よりなる経編銀条とこの経編類条間を吸湿性良好な
繊維よりなる非弾性紡績糸で十分たるみを有するジグザ
グ綾振り状の連結及び弾性糸のジグザグ綾振り状の連結
よりなる筒状包帯であるため、筒の直径方向の伸縮性は
極めて大きく身体のいかなる部分にも、フィツトし用品
の脱着が容易でかつガーゼ等を安定に保持できるもので
ある。
なお、直径方向の伸縮性は、非弾性紡績糸のたるみ及び
弾性糸の伸びによって規制されるが、弾性糸の伸縮性は
極めて大きいため非弾性紡績糸のたるみによって決める
ことができる。
弾性糸の伸びによって規制されるが、弾性糸の伸縮性は
極めて大きいため非弾性紡績糸のたるみによって決める
ことができる。
経編編成条件及び伸び率についての実施例を下記に示す
。
。
左施例１
経編編成条件
非弾性糸（木綿糸４０番双糸）のランナー数３０口Ｃｍ
／４Ｂ口コース 非弾性紡績糸（木綿糸５０番双糸）のランナー数５００
Ｃｍ／４８０ ニア −ス 弾性糸（ナイロンカバリングゴム糸）のランナー数１５
０Ｃｍ／４８０コース 筒状包帯の直径方向の伸縮率 ２倍 実施例２ 非弾性糸（木綿糸４０番双糸）のランナー数５０ＯＣｍ
／ ４８０ ニア −ス 非弾性紡績糸（木綿糸５０番双糸）のランナー数７０口
”／４８０ コース 弾性糸（ナイロンカバリングゴム糸）のランナー数１５
’ＯＣｍ／４８０ コース 筒状包帯の直径方向の伸縮率 ６倍 更に本考案の包帯は弾性糸のジグザグ綾振りによる経編
鎖状の連結のため伸縮性が極めて大きく、身体の運動を
妨げることなく患部付近を必要以上圧迫して血行を阻害
することもなく、シかも吸湿性良好な繊維よりなる非弾
性紡績糸の十分たるみをもったジグザグ綾振り構造のた
め患部付近に非弾性紡績糸が柔かく接触され汗や水分を
吸収するので本考案の包帯を使用することによるむれや
かぶれ等のいわゆる皮膚障害を誘発することはない。
／４Ｂ口コース 非弾性紡績糸（木綿糸５０番双糸）のランナー数５００
Ｃｍ／４８０ ニア −ス 弾性糸（ナイロンカバリングゴム糸）のランナー数１５
０Ｃｍ／４８０コース 筒状包帯の直径方向の伸縮率 ２倍 実施例２ 非弾性糸（木綿糸４０番双糸）のランナー数５０ＯＣｍ
／ ４８０ ニア −ス 非弾性紡績糸（木綿糸５０番双糸）のランナー数７０口
”／４８０ コース 弾性糸（ナイロンカバリングゴム糸）のランナー数１５
’ＯＣｍ／４８０ コース 筒状包帯の直径方向の伸縮率 ６倍 更に本考案の包帯は弾性糸のジグザグ綾振りによる経編
鎖状の連結のため伸縮性が極めて大きく、身体の運動を
妨げることなく患部付近を必要以上圧迫して血行を阻害
することもなく、シかも吸湿性良好な繊維よりなる非弾
性紡績糸の十分たるみをもったジグザグ綾振り構造のた
め患部付近に非弾性紡績糸が柔かく接触され汗や水分を
吸収するので本考案の包帯を使用することによるむれや
かぶれ等のいわゆる皮膚障害を誘発することはない。
又本考案の包帯は筒の長さ方向に並列する経編銀条のル
ープに非弾性紡績糸又は弾性糸が絡まっている構造、い
わゆる経編構造であるため切り込みや切除を行なっても
ランの発生はなく、この包帯を必要長に応じて切断して
使用できることはもちろん、包帯の一部を切除して使用
することもできる。
ープに非弾性紡績糸又は弾性糸が絡まっている構造、い
わゆる経編構造であるため切り込みや切除を行なっても
ランの発生はなく、この包帯を必要長に応じて切断して
使用できることはもちろん、包帯の一部を切除して使用
することもできる。
第１図及び第２図は本考案の例を示す組織拡大図を示す
。 １・・・・・・非弾性糸、２・・・・・・非弾性紡績糸
、３・・・・・・弾性糸。
。 １・・・・・・非弾性糸、２・・・・・・非弾性紡績糸
、３・・・・・・弾性糸。
Claims (1)
- 非弾性糸が経方向に編み連らなる複数列の経編銀条とこ
れら経編銀条の列をジグザグ綾振り状に連結する吸湿性
良好な繊維よりなる非弾性紡績糸及び弾性糸とから構成
された経編メリヤスからなり、しかも非弾性紡績糸は経
編銀条の少なくとも１つのループに沿いつつ該ループの
隣接ループに絡っている連結態様にならしめてなる伸縮
性筒状包帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP645678U JPS59901Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 伸縮性筒状包帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP645678U JPS59901Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 伸縮性筒状包帯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54110192U JPS54110192U (ja) | 1979-08-02 |
| JPS59901Y2 true JPS59901Y2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=28813256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP645678U Expired JPS59901Y2 (ja) | 1978-01-23 | 1978-01-23 | 伸縮性筒状包帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59901Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-23 JP JP645678U patent/JPS59901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54110192U (ja) | 1979-08-02 |
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