JPS5989630A - 心筋梗塞治療剤 - Google Patents

心筋梗塞治療剤

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JPS5989630A
JPS5989630A JP58187167A JP18716783A JPS5989630A JP S5989630 A JPS5989630 A JP S5989630A JP 58187167 A JP58187167 A JP 58187167A JP 18716783 A JP18716783 A JP 18716783A JP S5989630 A JPS5989630 A JP S5989630A
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urokinase
myocardial infarction
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フランチエスコ・ポレリ
フランチエスコ・アントネテイ
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Merck Serono SpA
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Istituto Farmacologico Serono SpA
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    • A61K38/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の概要) 線維素溶解剤と拡散因子との組合わせが、心筋梗塞の治
療に非常に有用であることが示された。
ウロキナーゼ(Uroquinaae )及びジャルロ
ニダーゼ(Jaluronidase ) f、国際単
位で8:1以上で投与することが非常に有用であること
が示された。
「心筋梗塞」なる語は、心筋のめる領域に供給される対
流の全体的な又は重大な減少の結果として、又はある緊
張条件のもとで生ずる、酸素要求の増加に対する不十分
な対流の増加の結果として生ずる細胞の不可逆的損傷及
び壊死を意味する。
(従来技術) 急性の及び/又は既往の心筋梗塞を有する者のほとんど
の場合において、いく分明確な大きさで、冠動脈硬化又
は他のなんらかの原因による冠動脈の内直径の縮小が見
出される。
心筋梗塞の場合に関連する因子及びその治療に今日1史
用さ扛ている療法の徹底的検討、その回避及びそれに続
く心筋の不可逆的損傷の減少について、J、T、 ウイ
ラーソン(Wtllerson)及びり、M。
ゾノヤ(Buja )の総説、「急性心筋梗塞の原因と
経過(Causes and Course of t
he acute myocardlol 1nfar
ction月、The AmericanJourna
l of Medlcine+ 第69巻、902〜9
14頁、19804+12月発行に記載されている。こ
のa説、は、心筋梗塞の治療及び予防に関する今日のす
べての知見を要約し、そしてこの分野の状況金余すとこ
ろなく記載している。従ってこの記載全参照としてこの
明細書に組み入れる。心筋梗塞の発生原因における冠状
動脈血栓症の重要性が、従来そして現在もなお、議論の
対象になっている。しかしながら、前記の理論的基礎に
支持されて、多くの著者が、急性−次心筋梗塞の症例に
おいて、ウロキナーゼの静脈内注入による治療に成功し
ている。いずれにしても、急性段階の心筋梗塞の血栓溶
解治療の有用性は議論の余地のある事項である〔ランセ
ット(Lancet) 624〜626頁、1975年
10月4日〕。
最近、心筋梗塞を有する幾人かの患者に冠注入を介して
ストレットキナーゼ(Slreptoquinane)
を投与することによシ、閉鎖された冠動脈の再流通に成
功したことが示された。しかしながら、ストレプトキナ
ーゼの対内投与の後に幾つかの二次効果、例えば不整脈
が観察された。
冠動脈閉鎖の影響を変化せしめ、そして改良することが
示された最初の薬剤の1つであるジャルロニダーゼは、
実験的に誘発された壊死の程度を明らかに低下せしめる
。ゾヤルロニダーゼによるこのような活性は、3つの主
要な機構すなわち心筋への栄養物質の供給の改良、有害
代謝物質の除去の増加、及び血流が減少した領域への側
副血流の増加の結果であると考えられている。
(発明の目的) この発明は、心筋梗塞の治療において特に有利な新規な
医薬組成物を供給することを目的とする。
この発明のその他の目的は後の記載によシ明らかになろ
う。
(発明の構成) 上記の目的は、線維素溶解剤、例えばウロキナーゼ、ス
トレットキナーゼ等、及び拡散促進剤、例えばノヤルロ
ニダーゼを含んで成る組成物により達成される。
(発明の効果) この組成物の保護効果は、インプロテレノール(Tso
proteron’ol)によ#)誘発されたラットの
実験心筋梗塞において評価した。
このモデルにおいて、心筋の病変は、カテコールアミン
により生ずる冠動脈中での血小板の凝集の結果である。
ラットの心筋梗塞の急性段階及び回復の過程における生
理的及び病的変化、例えば酵素のシルク−テスト値、リ
ピド、カテコールアミン、ステロイドの変化、心電図の
変化は、患者において見出されるそれと同じである。
実験は、体重225〜260.!iTのスプラグ−ダウ
レイ(Sprague−Dauley)系ラットを用い
て行った。
心筋梗塞は、イソプロテレノール堪酸塩を85m9A9
の投与量で2回、24時間の間隔で皮下投与(投与量1
 m17に9 )することにより訪導した。イソプロテ
レノールを第1回目に投与して30分間後、次のスケ−
ジュールにより無作為的に動物を処理した。
第1群;生理的溶液(NaCLo、9%)第2群二ジャ
ルロニダーゼ2,500国際単位(IU)/kliF 第3群:ウロキナーゼ20.000 IU/kg第4群
:ウロキナーゼ40.600 tu/kg第7kgジャ
ルロニダーゼ2.500 IU/klウロキナーゼ20
,0001UAg 第6群:ジャルロニダーゼ2.500 IU/kg+ウ
ロキナーゼ40.000 IU/+に9第7群:イソデ
ロテレノールを投与せず、通常の生理溶液(NaCL 
O,9チ)で処理した正常試験群。
処理は、イソプロテレノール會投与した6時間後、及び
24時間後(第2回目のイソゾロテレロ−ル注射の11
後)に反復した。
すべての処理は、尾静脈の1つにゆっくりと静脈内潅注
(perfusion)(0,8d/時)することによ
り行った。
架剤は生理溶g(NaC60,9%)によシ担持した。
第5群及び第6群の動物にはジャルロニダーゼ及びウロ
キナーゼの両者を含有する溶液を注射した。
4<2回目のインプロテレノール注射の6時間後に、麻
酔条件下の各動物の腹大動脈から2個の血液試料を採取
した。EDTA−Na金入れたプラスチック製試験管中
の試料を、乳酸脱水素酵素(LD)()の心臓アイソエ
ンザイム、グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナー
ゼ(GOT )及びクレアチンキナーゼ(CPK )の
血漿レベル全7111定するのに使用した。EDTA−
Na+アセチルサリチル酸(250μI/Idl血液)
を入れたプラスチック試験管中の第2、の試料は、放射
免疫測定法による血漿スロンデキ、サンB2(TXB2
)の測定に使用した。
試料採取の直後にすべての動物を殺し、心臓を迅速に摘
出し、そして生理溶液で洗浄した後この心臓を注意深く
検食して壊死領域の範囲を確認した。種々の処理におけ
るCPK 、 GOT及びLDHの血漿レベルの結果を
第1表に示す。
以下余白 イソプロテレノールの投与により、CPK XGOT及
びLDHの値が、対応する正常値に比べて、それぞれ9
3.4 、92.5及び128 IU/lに上昇した。
ジャルロニダーゼの投与により、イソプロテレノールの
作用によし上昇したGOT及びLDHの血漿レベルがそ
れぞれ23.’l及び25.6%低下し、この低下は統
計的に有意であった。同様に、20、000 IU/k
gの投与量でウロキナーゼで処理した後に、上記の酵素
の値のわずかな低下が観察された。一方、40,000
 nry#の投与によりさらに顕著な阻害が生じた( 
GOTについては−20,4チ、そしてLEDについて
は−19,3%)。
ジャルロニダーゼ(2,500IU/kliF)及びウ
ロキナーゼ(20,0001U/#)の同時投与によシ
GOT及びLDH活性に幻する阻害作用が生じ、これは
統計的に非常に有意であり、そしてその程度はソヤルロ
ニダーゼ単独により生ずるそれと同等である。これに対
して、ジャルロニダーゼ(2,500IU、乙ψ)をよ
り高投与量(40,0OOIU/嘘)のウロキナーゼと
組合わせて投与した場合、GOTについては41.5%
、そしてLDf(につぃては39,7チという、血漿酵
素のよシ大きなそして有意な低下が(Iられる。CPK
の血漿レベルについては、スべての処理において同様に
重要な低下が生じ(約−33%)、ジャルロニダーゼと
40.0001TJ/Kgのウロキナーゼの組合わせに
より、試験動物の値について41.3%のCPKの低下
が生じた。
第2表にTXB2に関するデータを示す。
以下余白 イソプロテレノールの投与により、試験群及び参照群に
おいてTXB2血漿レベルが正常値に比べて上昇した。
ノヤルロニダーゼ、ウロキナーゼ又は両者の組会わせに
より、いずれもTXB2値が正常レベルにもどる。処理
したすべての動物において壊死領域の縮小が観察された
。特に、ジャルロニダーゼ+ウロキナーゼの紹合わせに
より処理された動物においては、約50−の壊死の範囲
の縮小が観察された。
最後に、実験中に記録された死亡率の調査につってもジ
ャルO::ダーゼ(25,000ru7kg )及びウ
ロキナーゼ(40000IU/kg)ノ組合わセ処理に
よる保護効果が示された。事実、この処理によってのみ
、試験群、及び死亡率レベルが32.5−である対照群
に比べて死亡率が顕著に低下(−50%)した。ラット
における死亡率に対する種々の処理の結果を第3図に要
約する。
以下余白 (13) 輪II古己の結果は、ジャルロニダーゼ+ウロキナーゼ
の静脈内投与により、イソプロテレノールにより央峡的
に誘導された梗塞の進行が抑制され又は停止することを
示している。この観察は主として、CPK、 、 GO
T 、 LDH及びTXB2の血漿レベル、梗塞損傷を
受けた領域の拡がりの巨視的評価、並びに死亡率に基礎
を置いている。特に、GOT及びLDHレベル、並びに
死亡率の研死により示されるごとく、ノヤルロニダーゼ
(2,500IU/kg)及びウロキナーゼ< 40.
000 IU/Kg)の同時投与により得られる顕著で
驚くべき重要な保護効果を見ることができよう。
この発明の医薬組成物の製造は特に困難ではない。ウロ
キナーゼ及びゾヤルロニダーゼの嚇合のごとく、物質が
容易に凍結乾燥される場合、凍結乾燥するのが安定性の
点から好ましい。賦形剤を組成物中にその一部分として
使用するのが好ましく、この添加により、鞄維素溶解剤
及び拡散因子の同時又は逐次投与から成る基本理念は実
買上変化しない。前記の結果を基礎にして、ウロキナー
ゼ及びノヤルロニダーゼを含有する組成物、そして特に
、国際単位(IU)N示において前記物質を8:1より
高い比率で含有する組成物が特に有利であることが明ら
かである。
両物質を1つの容器に含有する医薬組成物のみならず、
これらを別々に供給する特定の形態、及び上記の基本的
医療理念を含み、そして実際に実施するすべての形態が
この発明の範囲に入る。
特許出頓人 イスティテート ファルマコロジコ セロノ ンチェク
ペル 7%、を二特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 福 本   権 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、医療的に有効な量の線維素溶解剤及び拡散因子を含
    んで成る医薬組成物。 2、線維素溶解剤がウロキナーゼである特許請求の範囲
    第1項記載の医薬組成物。 3、線維素溶解剤がストレプトキナーゼである特許請求
    の範囲第1項記載の医薬組成物。 4、拡散因子がゾヤルロニダーゼである特許請求の範囲
    第1項記載の医薬組成物。 5、医療的に有効な量のウロキナーゼ及びジャルロニ〆
    −ゼを含んで成る特許請求の範囲第1項記載の医薬組成
    物。 6、 ウロキナーゼとジャルロニダーゼの比率が国際単
    位として8:1又はこれより大である特許請求の範囲第
    5項記載の医薬組成物。 7、静脈投与用の1又は複数の凍結乾燥アンプルの形で
    ある特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項記載
    の方法。
JP58187167A 1982-10-08 1983-10-07 心筋梗塞治療剤 Granted JPS5989630A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT49241/82A IT1189379B (it) 1982-10-08 1982-10-08 Composizione farmaceutica contenente un agente fibrinolitico ed un fattore di diffusione,utile per il trattamento dell'infarto miocardico
IT49241A/82 1982-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989630A true JPS5989630A (ja) 1984-05-23
JPS6150927B2 JPS6150927B2 (ja) 1986-11-06

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JP58187167A Granted JPS5989630A (ja) 1982-10-08 1983-10-07 心筋梗塞治療剤

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EP (1) EP0106812B1 (ja)
JP (1) JPS5989630A (ja)
AT (1) ATE44467T1 (ja)
AU (1) AU559192B2 (ja)
CA (1) CA1217717A (ja)
DE (2) DE106812T1 (ja)
DK (1) DK161564C (ja)
ES (1) ES8704736A1 (ja)
IL (1) IL69938A (ja)
IT (1) IT1189379B (ja)
ZA (1) ZA837484B (ja)

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ES8704736A1 (es) 1987-05-01
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