JPS5989505A - ガス絶縁装置 - Google Patents
ガス絶縁装置Info
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- JPS5989505A JPS5989505A JP57200211A JP20021182A JPS5989505A JP S5989505 A JPS5989505 A JP S5989505A JP 57200211 A JP57200211 A JP 57200211A JP 20021182 A JP20021182 A JP 20021182A JP S5989505 A JPS5989505 A JP S5989505A
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- Japan
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- gas
- electric field
- insulating
- pressure
- box
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分熱〕
本発明は電気機器若しくは導体を収納する箱体に絶縁性
ガスとしての六弗化イオウガス(以下SFaガスと略記
する)を封入するガス絶縁装置に関する。
ガスとしての六弗化イオウガス(以下SFaガスと略記
する)を封入するガス絶縁装置に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕一般に閉鎖配電
盤はしゃ断器、断路器等の主回に16機器およびこれに
接続される母線、あるいは、監視制御装置等を金属製の
箱体に収納し、この箱体を接地する構成が採られる。
盤はしゃ断器、断路器等の主回に16機器およびこれに
接続される母線、あるいは、監視制御装置等を金属製の
箱体に収納し、この箱体を接地する構成が採られる。
ここで、主回路が三相の場合、主口路機器の相聞には、
絶縁性の部材でなるバリア等を挿入して相間絶縁の補強
を行い、相聞距離を短縮させることによって全体の縮少
化を図っている。しかしながら、閉鎖配電盤内の絶縁の
基本は空気による気中絶縁が主体となっており、この気
中絶縁では不平等電界中の絶縁耐力が、一般に6 [K
V/bx ]と低いため、主に、定格電圧が30 [K
V ]以下の閉鎖配電盤では気中絶縁のみのものが多い
。
絶縁性の部材でなるバリア等を挿入して相間絶縁の補強
を行い、相聞距離を短縮させることによって全体の縮少
化を図っている。しかしながら、閉鎖配電盤内の絶縁の
基本は空気による気中絶縁が主体となっており、この気
中絶縁では不平等電界中の絶縁耐力が、一般に6 [K
V/bx ]と低いため、主に、定格電圧が30 [K
V ]以下の閉鎖配電盤では気中絶縁のみのものが多い
。
かかる気中絶縁を用いて、定格電圧が60[KV]級の
閉鎖配電盤を製作しようとすると、主回路機器の絶縁や
、相間の絶縁距離をさらに大きくしなければならず、配
電盤全体を大きくせざるを得なかった。
閉鎖配電盤を製作しようとすると、主回路機器の絶縁や
、相間の絶縁距離をさらに大きくしなければならず、配
電盤全体を大きくせざるを得なかった。
一方、最近では用地難や人口密度の増大に対処すべく、
絶縁強度に優れ、且つ、小型の閉鎖配電盤の出現が強く
望まれていた。
絶縁強度に優れ、且つ、小型の閉鎖配電盤の出現が強く
望まれていた。
これを解決する一つの方法として、箱体内に絶縁媒体と
してのSF・ガスを封入した電気機器が変電所等に多用
され、かかる電気機器は一般にガス絶縁装置またはガス
絶縁機器と称されている。
してのSF・ガスを封入した電気機器が変電所等に多用
され、かかる電気機器は一般にガス絶縁装置またはガス
絶縁機器と称されている。
周知の如く、SF6ガスは無色無臭で、その絶縁耐力は
空気に比較して略2〜3倍も高く、このSFaガスを絶
縁媒体として用いることによって閉鎖配慮盤等の小型化
が可能になる。 ゛しかしながら、このSF・ガ
スは電界依存性が強く、平等電界に比べると不平等電界
中の絶縁耐力が著しく低下するという性質がある。従っ
て、主回路導体等の曲率半径をできるだけ大きくして平
等電界に近付けるようにしなければならない。
空気に比較して略2〜3倍も高く、このSFaガスを絶
縁媒体として用いることによって閉鎖配慮盤等の小型化
が可能になる。 ゛しかしながら、このSF・ガ
スは電界依存性が強く、平等電界に比べると不平等電界
中の絶縁耐力が著しく低下するという性質がある。従っ
て、主回路導体等の曲率半径をできるだけ大きくして平
等電界に近付けるようにしなければならない。
このため、主回路導体等の裏作加工時に丸味を持たせる
手間がかかり、これが装置全体の価格を高騰させる一因
となっていた。
手間がかかり、これが装置全体の価格を高騰させる一因
となっていた。
一方、純粋なSF、ガスを箱体内に封入するには、箱体
の内部を一旦脱気して高真空状態にし、次いで、SF’
、ガスを封入して規定の圧力まで昇圧するという手法が
採られる。このため、箱体としては高真空に耐える強度
が要求され、箱体壁の厚さを大きくしなければならなか
った。
の内部を一旦脱気して高真空状態にし、次いで、SF’
、ガスを封入して規定の圧力まで昇圧するという手法が
採られる。このため、箱体としては高真空に耐える強度
が要求され、箱体壁の厚さを大きくしなければならなか
った。
なお、一般的なガス絶縁装置のガス圧力は0.3〜0
、6 [MPa]である場合が多く、圧力容器として法
的な厳しい規定があり、これを満たすべく箱体壁の厚さ
を十分に大きくする必要があった。
、6 [MPa]である場合が多く、圧力容器として法
的な厳しい規定があり、これを満たすべく箱体壁の厚さ
を十分に大きくする必要があった。
しかして、ガス絶縁装置の箱体は堅固にして且つM量も
増大することから、運搬手段が大がかりになると同時に
据付にも多くの困難を伴い、さらに、低価格化および工
期の短縮化を強く要請される最近の趨勢に逆行する面が
あった。
増大することから、運搬手段が大がかりになると同時に
据付にも多くの困難を伴い、さらに、低価格化および工
期の短縮化を強く要請される最近の趨勢に逆行する面が
あった。
(3)
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、SFaガ
スの濃度およびガス圧力を適切に選定することによって
、絶縁耐力を大、幅に低下させることなく、箱体の軽量
化およびガス封入作業の単純化を因シ得、且つ、価格的
にも低lILなガス絶縁装置の提供を目的とする。
スの濃度およびガス圧力を適切に選定することによって
、絶縁耐力を大、幅に低下させることなく、箱体の軽量
化およびガス封入作業の単純化を因シ得、且つ、価格的
にも低lILなガス絶縁装置の提供を目的とする。
この目的を達成するために本発明は、箱体番こ電気機器
若しくは導体を収納するととも番こ、絶縁性のガスを封
入し、この箱体の内部の電界利用率が略0.4以下であ
るガス絶縁装置に、おいて、前記絶縁性ガスは六弗化イ
オウガスおよび空気の混合ガスでなり、且つ、この混合
ガスの六弗化イオウガス濃度を略60[13以上とする
ととも番こ、この混合ガスの圧力が略0.10〜0..
2 (MPa) になるように前記箱体に収納するこ
とを特徴とするものである。
若しくは導体を収納するととも番こ、絶縁性のガスを封
入し、この箱体の内部の電界利用率が略0.4以下であ
るガス絶縁装置に、おいて、前記絶縁性ガスは六弗化イ
オウガスおよび空気の混合ガスでなり、且つ、この混合
ガスの六弗化イオウガス濃度を略60[13以上とする
ととも番こ、この混合ガスの圧力が略0.10〜0..
2 (MPa) になるように前記箱体に収納するこ
とを特徴とするものである。
以下、添付図面を参照して本、発明の一実施例について
説明する。
説明する。
(4)
第1図は本発明に係るガス絶縁装置としてのガス絶縁キ
ユービクルの構成を示す断面図で、金拠製の容器lは縦
に゛配置された仕切板2および横に配置された仕切板3
,4ζこよって4個の室A、B、ct 、C! (以下
、A室、B室、C1室、C2室と言う)に区分されてお
り、図示しない送電線を接続するためのケーブルへラド
11がB室の壁部全貫通して、容器1の据付面に対して
略垂直に取付けられている。このケ゛−プルヘッド11
は同1;B室に配設された変成器12、断路器13およ
び貫通形質流器14を介して、A室に設けられたしゃ断
515に接続されている。なお、断路器13およびしゃ
断器15は、仕切板2に支持された絶縁スペーサ18を
貫通し、且つ、水平に配置された電源側主回路母線16
によって接続されている。
ユービクルの構成を示す断面図で、金拠製の容器lは縦
に゛配置された仕切板2および横に配置された仕切板3
,4ζこよって4個の室A、B、ct 、C! (以下
、A室、B室、C1室、C2室と言う)に区分されてお
り、図示しない送電線を接続するためのケーブルへラド
11がB室の壁部全貫通して、容器1の据付面に対して
略垂直に取付けられている。このケ゛−プルヘッド11
は同1;B室に配設された変成器12、断路器13およ
び貫通形質流器14を介して、A室に設けられたしゃ断
515に接続されている。なお、断路器13およびしゃ
断器15は、仕切板2に支持された絶縁スペーサ18を
貫通し、且つ、水平に配置された電源側主回路母線16
によって接続されている。
また、しゃ断器15の負荷側には2回線用の負荷側主回
路母線17が、仕切板2に支持されたもう一つの絶縁ス
ペーサ18を貫通し、且つ、水平にしてCI室に導かれ
ており、これがC8室の断路器13に接続される一方、
仕切板4に支持されたもう−つ他の絶縁スペーサ18を
貫通してC1室の断路器13にも接続されている。
路母線17が、仕切板2に支持されたもう一つの絶縁ス
ペーサ18を貫通し、且つ、水平にしてCI室に導かれ
ており、これがC8室の断路器13に接続される一方、
仕切板4に支持されたもう−つ他の絶縁スペーサ18を
貫通してC1室の断路器13にも接続されている。
ここで、断路器13は詳細部分を示してはいないが、固
定電極と、この固定′d極に対向して配置され、水平方
間に移動可能な可動電極と全具えるものであり、可動電
極内の可動集4子が水平移動して主回路を開閉する。こ
れらの固定電極および可動−極はそれぞれ、容器1また
は仕切板3,4に対して、所定の絶縁耐力を有する絶縁
物を介して保持されており、容器1自体は接地されてい
る。
定電極と、この固定′d極に対向して配置され、水平方
間に移動可能な可動電極と全具えるものであり、可動電
極内の可動集4子が水平移動して主回路を開閉する。こ
れらの固定電極および可動−極はそれぞれ、容器1また
は仕切板3,4に対して、所定の絶縁耐力を有する絶縁
物を介して保持されており、容器1自体は接地されてい
る。
また、B室の土壁部に接地装置19が設けられている。
第1図に示された絶縁キユービクルは、容器1ζこ収納
される機器および主回路母線等に対して、必ずしも大き
な曲率半径よりなる丸味をつけたものではなく、特に、
主回路母線の端部やその接続部分の曲率半径は小さいま
まであり、したがって不平等電界が形成され易い構成に
なっている。
される機器および主回路母線等に対して、必ずしも大き
な曲率半径よりなる丸味をつけたものではなく、特に、
主回路母線の端部やその接続部分の曲率半径は小さいま
まであり、したがって不平等電界が形成され易い構成に
なっている。
また、容器1の内部には、SF6ガスおよび空気の混合
ガスですり、混合比が略9:1、ガス圧が略0.12(
IViPaJを最良の状態として、これに近づくように
した絶縁性ガスが封入されている。
ガスですり、混合比が略9:1、ガス圧が略0.12(
IViPaJを最良の状態として、これに近づくように
した絶縁性ガスが封入されている。
なお、絶縁性ガスを封入する方法はSF、ガスと空気と
の比1差を利用した置換法で行なわれる。
の比1差を利用した置換法で行なわれる。
すなわち、SF6ガスの比重は5.10(眠気工学ハン
ドブック、眠気学会編)であるため、SF。
ドブック、眠気学会編)であるため、SF。
ガスを容器1の底部より徐々に流し込み、容器1の土壁
部に設けた図示しないバルブを開放することによって空
気を押し出すとともに、空気が殆んしかして、容器1に
SF、ガスを封入するに際し従来装置にあっては一旦、
真空状態にする必要性があったのに対して、この手法で
は真空にする必要はなく、しかも、ガス圧も0 、12
[:IViPaJを最良の状態としてこれに近づける
ようにして封入されるので、容器壁も薄い板材でもよい
ことになる。
部に設けた図示しないバルブを開放することによって空
気を押し出すとともに、空気が殆んしかして、容器1に
SF、ガスを封入するに際し従来装置にあっては一旦、
真空状態にする必要性があったのに対して、この手法で
は真空にする必要はなく、しかも、ガス圧も0 、12
[:IViPaJを最良の状態としてこれに近づける
ようにして封入されるので、容器壁も薄い板材でもよい
ことになる。
また、SF、ガスの純度を100係とするものではなく
、909bを最良の状態とすることから、その取扱いも
容易になると言える。
、909bを最良の状態とすることから、その取扱いも
容易になると言える。
(7)
次に、容器1に収納される電気機器および導体に対して
平等電界に近づけるための積極的な対策な施こさなかっ
たこと、絶縁性のガスとしてSF6ガスおよび空気を略
9:1に混合させたこと、および、ガス圧を0.12[
■−〕に近づけることの理由全発明者らが行った実験例
に基いて説明する。
平等電界に近づけるための積極的な対策な施こさなかっ
たこと、絶縁性のガスとしてSF6ガスおよび空気を略
9:1に混合させたこと、および、ガス圧を0.12[
■−〕に近づけることの理由全発明者らが行った実験例
に基いて説明する。
実施例
先ず、$2図(−に示すように、銅合金でなる球電極2
1と、平板電極22とを対向させて、電極間隔t(以下
ギャップとも言う)を可変する状態で高気圧タンク内に
配置して、この高気圧タンク内にSF6ガスと空気とを
9:1の割合で混合したガスを封入する一方、第2図(
b)に示すように、銅合金でなる1対の球電極21をギ
ャップtを可変する状態で上述したと同様の雰囲気の高
圧ガスタンク内に配置した。
1と、平板電極22とを対向させて、電極間隔t(以下
ギャップとも言う)を可変する状態で高気圧タンク内に
配置して、この高気圧タンク内にSF6ガスと空気とを
9:1の割合で混合したガスを封入する一方、第2図(
b)に示すように、銅合金でなる1対の球電極21をギ
ャップtを可変する状態で上述したと同様の雰囲気の高
圧ガスタンク内に配置した。
ここで、球電極21の曲率半径rとギャップtとの関係
によって電界の不平等係数fは自ずと決まってくる。す
なわち、不平等係数をf1最大厄界強K ヲEIJaz
、平均電界強度’frEaweとすると、(8) の関係があるので、r>>tでは平等電界に近く、不平
等係数fはf#1となる。逆にr ((Lでは不平等電
界となり、不平等係数fは1以上の値となる。
によって電界の不平等係数fは自ずと決まってくる。す
なわち、不平等係数をf1最大厄界強K ヲEIJaz
、平均電界強度’frEaweとすると、(8) の関係があるので、r>>tでは平等電界に近く、不平
等係数fはf#1となる。逆にr ((Lでは不平等電
界となり、不平等係数fは1以上の値となる。
この不平等係数fの求め方は最近発表された電界計算法
(−気学会技術報告R部第98号最近の電界計算法)に
よって精度よく求めることができ、一般番こは第2図3
(a)にあっては次式%式%(2) が用いられ、第2図(b)にあっては次式が用いられる
。
(−気学会技術報告R部第98号最近の電界計算法)に
よって精度よく求めることができ、一般番こは第2図3
(a)にあっては次式%式%(2) が用いられ、第2図(b)にあっては次式が用いられる
。
ここで、不平等係数fの代わりに、電界利用率Uが用い
られることがあり、この電界利用率、Uと不平等係数f
との間には次式の関係がある。
られることがあり、この電界利用率、Uと不平等係数f
との間には次式の関係がある。
U=□ ・・・・・・・・(4)第3図
は電界利用率Uをパラメータとして、ガス圧力と電極間
のフラッシュオーバ′岨圧との関係を、実験値に従って
画いた線図で、特にフラッシュオーバ電圧を百分率表示
したものである。
は電界利用率Uをパラメータとして、ガス圧力と電極間
のフラッシュオーバ′岨圧との関係を、実験値に従って
画いた線図で、特にフラッシュオーバ電圧を百分率表示
したものである。
同図において、電界利用率Hの値が大きくなる程フラッ
シュオーバ電圧が高くなると同時にガス圧力に比例して
上昇するが、電界利用率が0.01〜0.40 (7)
範囲では、フラッシュオーバ電圧がガ゛ス圧力0.12
[MPa)の点でピークを示し、その後0.3〔■t〕
に近づくに従って徐々に降下し、この0.3CMPa)
’e超えると再び緩やかに上昇する。
シュオーバ電圧が高くなると同時にガス圧力に比例して
上昇するが、電界利用率が0.01〜0.40 (7)
範囲では、フラッシュオーバ電圧がガ゛ス圧力0.12
[MPa)の点でピークを示し、その後0.3〔■t〕
に近づくに従って徐々に降下し、この0.3CMPa)
’e超えると再び緩やかに上昇する。
つまり、不平等電界中で、その電界利用率の小さい領域
ではガス圧力0.12(MPaJでフラッシュオーバ電
圧は最大となり、優れた絶縁耐力を有することを意味す
る0 なお、ガス圧力をさらに増加させた場合でも、0.12
[MPalと同等の絶縁耐力を有する領域は0.5(
MPa)を超えることから、実用的にはガス圧力を0.
12[MPalとすることが絶縁耐力からみて最も有効
であることがわかる。
ではガス圧力0.12(MPaJでフラッシュオーバ電
圧は最大となり、優れた絶縁耐力を有することを意味す
る0 なお、ガス圧力をさらに増加させた場合でも、0.12
[MPalと同等の絶縁耐力を有する領域は0.5(
MPa)を超えることから、実用的にはガス圧力を0.
12[MPalとすることが絶縁耐力からみて最も有効
であることがわかる。
実施例
第4図は、上述したと同様な電極2i 、 22を高気
圧タンク内に配置し、ギャップtおよび曲率半径rを変
えるとともに、SF6ガスのDIKを変化させたときの
、′電界利用率UをパラメータとしてSF、ガス@度と
フラッシュオーバ電圧との関係を実験値に従って画いた
1鋏図である。なお、この場合ガス圧力を0 、12[
MPaJに保持している。
圧タンク内に配置し、ギャップtおよび曲率半径rを変
えるとともに、SF6ガスのDIKを変化させたときの
、′電界利用率UをパラメータとしてSF、ガス@度と
フラッシュオーバ電圧との関係を実験値に従って画いた
1鋏図である。なお、この場合ガス圧力を0 、12[
MPaJに保持している。
同図において、′へ界利用率Uが0.40以下の領域で
は8F、ガス濃度を90%としたときフラッシュオーバ
電圧が最大値を持つ放物曲線となり、電界利用率Uが0
.41以上の領域では、SF、ガス鏡度の低下に比例し
てフラッシュオーバ電圧も低下する特性曲線となること
が判る。
は8F、ガス濃度を90%としたときフラッシュオーバ
電圧が最大値を持つ放物曲線となり、電界利用率Uが0
.41以上の領域では、SF、ガス鏡度の低下に比例し
てフラッシュオーバ電圧も低下する特性曲線となること
が判る。
4つまり、不平等゛戒界中ではSF、ガス濃度を90チ
とすることζこよって絶縁耐力を最高にすることができ
る。
とすることζこよって絶縁耐力を最高にすることができ
る。
上述した2つの実験例から明らかなように、SFsガス
と空気との混合ガスが絶縁耐力の向上に最も大きく寄与
する条件は、電界利用率Uが(11) 0.40以下であること、ガス圧力が0.12[MPa
lであること、およびSF・ガス濃度が90%であるこ
とである。
と空気との混合ガスが絶縁耐力の向上に最も大きく寄与
する条件は、電界利用率Uが(11) 0.40以下であること、ガス圧力が0.12[MPa
lであること、およびSF・ガス濃度が90%であるこ
とである。
かかる条件のもとて絶縁耐力が最大になる原因としては
、1つに電極金鵬面からの電子放出5等のいわゆる二次
電離作用が上記の条件下で抑制され、これが放電耐電圧
を上昇させるものと考えられる。
、1つに電極金鵬面からの電子放出5等のいわゆる二次
電離作用が上記の条件下で抑制され、これが放電耐電圧
を上昇させるものと考えられる。
しかして、電界利用率Uが0.4以下の機器lこあって
は、上述した条件を最良の状態とするものの、ガス圧力
を0.1〜0.2〔MPaJ、SF、ガス濃度を60〜
100tsの範囲に保持した場合でもフラッシュオーバ
電圧の大幅な低下がないので、実用的には殆んど問題は
なく、上述したガス封入方法ではSFaガス練度を厳密
に定め難い点を考慮すれば、絶縁耐力を最大にする条件
を想定して、上記範囲内に収めることが最適と思われる
0なお、上記実施例ではガス絶縁キユービクルについて
説明したが、これ以外の例えば、絶縁容器内に真空パル
プを収納したガス絶縁真空しゃ断器(12) や閉鎖母線等、電界利用率dが0.40以下の不平等電
界を持つガス絶縁機器にも適用し得ることはもちろんで
ある。
は、上述した条件を最良の状態とするものの、ガス圧力
を0.1〜0.2〔MPaJ、SF、ガス濃度を60〜
100tsの範囲に保持した場合でもフラッシュオーバ
電圧の大幅な低下がないので、実用的には殆んど問題は
なく、上述したガス封入方法ではSFaガス練度を厳密
に定め難い点を考慮すれば、絶縁耐力を最大にする条件
を想定して、上記範囲内に収めることが最適と思われる
0なお、上記実施例ではガス絶縁キユービクルについて
説明したが、これ以外の例えば、絶縁容器内に真空パル
プを収納したガス絶縁真空しゃ断器(12) や閉鎖母線等、電界利用率dが0.40以下の不平等電
界を持つガス絶縁機器にも適用し得ることはもちろんで
ある。
以上の説明によって明らかな如く、本発明のガス絶縁装
置によれば S F+6ガス良度を必ずしも100%と
する必要がなく、シかも、ガス圧力も低いことから、ガ
ス封入作業を著しく単純化し得、これに伴って箱体を構
成する板も薄いものでよく装置全体のi旬を著しく軽減
し得るという優れた効果が得られる。
置によれば S F+6ガス良度を必ずしも100%と
する必要がなく、シかも、ガス圧力も低いことから、ガ
ス封入作業を著しく単純化し得、これに伴って箱体を構
成する板も薄いものでよく装置全体のi旬を著しく軽減
し得るという優れた効果が得られる。
第1図は本発明に係るガス絶縁装置の一実施例を示す断
面図、第2図(a) e (b)は同実施例の絶縁ガス
濃度を定めるために行った実験装置の主要な要素の形状
を示す側面図、第3図および第4図はこの実験装置によ
る実験結果を示す特性図である。 1・・・容器、2,3.4・・・仕切板、11・・・ケ
ーブルヘッド、12・・・変成器、13・・・断路器、
14・・・貫通形変流器、15・・・しゃ断器、16
、17・・・主回路母線、18・・・絶縁スペーサ、1
9・・・接地装置、21・・・球電極、22・・・平板
市極。 出願人代理人 猪 股 清 (15) b l 図 懸 2 図 (G)(b) (%)”R,mき〆」り?/・ζ乙 (%)1さ、\t j”−4Z
面図、第2図(a) e (b)は同実施例の絶縁ガス
濃度を定めるために行った実験装置の主要な要素の形状
を示す側面図、第3図および第4図はこの実験装置によ
る実験結果を示す特性図である。 1・・・容器、2,3.4・・・仕切板、11・・・ケ
ーブルヘッド、12・・・変成器、13・・・断路器、
14・・・貫通形変流器、15・・・しゃ断器、16
、17・・・主回路母線、18・・・絶縁スペーサ、1
9・・・接地装置、21・・・球電極、22・・・平板
市極。 出願人代理人 猪 股 清 (15) b l 図 懸 2 図 (G)(b) (%)”R,mき〆」り?/・ζ乙 (%)1さ、\t j”−4Z
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、箱体に電気機器若しくは導体を収納するとともに、
絶縁性のガスを封入し、この箱体の内部の電界利用率が
略O04以下であるガス絶縁装置において、前記絶縁性
のガスは六弗化イオウガスおよび空気の混合ガスでな9
、且つ、この混合ガスの六弗化イオウガス濃度を略60
[%]以上とするとともに、この混合ガスの圧力が略0
゜lO〜0゜2 [MPa ]になるように前記箱体に
封入したことを特徴とするガス絶縁装置。 2、前記混合ガスの六弗化イオウガス濃度を90〔チ〕
とし、この混合ガスの圧力を0.12(MPa)とした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57200211A JPS5989505A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | ガス絶縁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57200211A JPS5989505A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | ガス絶縁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5989505A true JPS5989505A (ja) | 1984-05-23 |
JPH0344483B2 JPH0344483B2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=16420656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57200211A Granted JPS5989505A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | ガス絶縁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5989505A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585227U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 三洋電機株式会社 | 押釦機構 |
JPS6114817U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
JPH0583832A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁電気装置 |
JP2016019293A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 株式会社東芝 | ガス絶縁スイッチギヤ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155602A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-16 | 株式会社富士電機総合研究所 | ガス絶縁電気装置 |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP57200211A patent/JPS5989505A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155602A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-16 | 株式会社富士電機総合研究所 | ガス絶縁電気装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS585227U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 三洋電機株式会社 | 押釦機構 |
JPS6114817U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
JPH0583832A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁電気装置 |
JP2016019293A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 株式会社東芝 | ガス絶縁スイッチギヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344483B2 (ja) | 1991-07-08 |
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