JPS5987130A - グラスウ−ル筒状体の製造法 - Google Patents
グラスウ−ル筒状体の製造法Info
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- JPS5987130A JPS5987130A JP57197656A JP19765682A JPS5987130A JP S5987130 A JPS5987130 A JP S5987130A JP 57197656 A JP57197656 A JP 57197656A JP 19765682 A JP19765682 A JP 19765682A JP S5987130 A JPS5987130 A JP S5987130A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/56—Winding and joining, e.g. winding spirally
- B29C53/58—Winding and joining, e.g. winding spirally helically
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/06—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts
- B29K2105/08—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts of continuous length, e.g. cords, rovings, mats, fabrics, strands or yarns
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は熱硬化性樹脂液を含有するグラスウールマット
からグラスウール筒状体を連続的に製造する方法に関す
る。 グラスウール筒状体は例えばスチーム配管あるいは冷暖
房空調用の空気輸送管等の保温材あるいは吸音Uとして
用いられている。 従来、グラスウール筒状体は、例えば火炎延伸法、遠心
法いわゆるトル法(特開昭49−125゜632公報参
照)、あるいはいわゆるロータリーガスジェット法(特
開昭52−25113公報参照)などによりて繊維化さ
れたガラス細線に熱硬化性樹脂の結合剤を吹きつけ、そ
れを移動しているメツシュコンベアー上に集めて帯状に
し、これを一定長さに切断した後マンドレルと呼ばれる
鉄製のパイプに巻きつけ、熱硬化炉に送りこみ結合剤を
硬化せしめて成型し、その後マンドレルを引き抜き1両
端を切シ落して所定寸法にすることによって製造されて
きた。 このような製造法によればグラスウール筒状体は多数の
マンドレルを用いて製造しなければならず、従って同一
のマンドレルを多数準備する必委があシ゛また生産性が
低いという欠点があった。 それW、特開昭50−59,856号公報では。 熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス繊維マットを回転
しているマンドレルにスパイラル状に巻き付け、熱処理
硬化せしめて筒状成型体を製造し。 次いで該筒状成型体を原料ガラス李1・・2維マットの
供給に比例させてマンドレルから引き出すことから成る
、グラス繊維マットの保温筒を連続的に製造する方法が
提案されている。 この方法はグラス繊維マット保温筒を連続的に製造する
方法である点で多数のマンドレルを必要とする上記方法
に比して優れているが、この方法では熱硬化性樹脂液を
含浸せしめたグラス繊維マットを回転しているマンドレ
ルに直接供給するためグラス繊維マットが切断する危険
がある。熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス繊組マッ
トは該樹脂が未だ硬化していないためそれに引張り力が
加わると切断し易く、そのため上記方法ではスパイラル
状小突起を設けた抑圧ローラーを用いて該原料グラス繊
維マットをマンドレルに供給する工夫を行っている。ま
た、その際抑圧ローラーによって原料グラス繊維マット
がマンドレルに付着するのを防止するため、マンドレル
の回転を抑圧ローラーの回転よシも大きくして、マット
とマンドレルの間に速度差を与えている。 しかしながら、このことニ[、抑圧ローラーとマンドレ
ルとの間の原料グラス繊維マットに張力が働くことを意
味している。 それ故、未硬化の熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス
Iji+維マットを回転しているマンドレルに直接供給
する上記方法では、グラス繊維マットが切断する危険が
おる。 それ故1本光明の目的は、熱硬化性樹脂液を含有するグ
ラスウールマットすなわち未硬化の軟かく引張りに対し
て弱いグラスウールマントがらグラスウール筒状体を連
続的に生産する新規な方法を4I供することにある。 本発明の他の目的は、熱硬化性樹脂液を含有するグラス
ウールマット自体に実質的に供給のため)張力全負荷せ
ずに従ってグラスウールマットカ供給の際の張力によっ
て切断する危険を回避するようにして、グラスウール筒
状体を連続的に、IJ+!!造する方法を提供すること
にある。 本発明のさらに他の目的は、グラスウールマットを多層
に螺旋状に積層して成るグラスウール筒状体を製造する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、帯状シート状物の螺旋状巻
体から成る内筒を備えたグラスウール筒状体を製造する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかとな
ろう。 本発明のかかる目的および利点は1本発明によれば、帯
状シート状物をマンドレルに該帯状シート状物の長手方
向が該マンドレルの軸方向に対して直角でない角度で供
給しぞ螺旋状に巻付けそして巻付けられた該帯状シート
状物を駆動させてマンドレルの軸方向へ連←ノc的に移
動させ、かくして帯状シート状物のマンドレルに対する
供給を連続的に達成し且つマンドレル上に該帯状シート
状物の巻体を形成し; マンドレル上をその軸方向に連続的に移動する上記巻体
上に、熱硬化性樹脂液を含有する帯状グラスウールマッ
トを該帯状グラスウールマットの長手方向が該マンドレ
ルの軸方向に曲角でない角度で供給し、かくして該巻体
上に該巻体と共にマンドレルの軸方向に連続的に移動す
る帯状グラスウールマットの筒状巻体を形成せしめ;そ
して該帯状グラスウールマットの筒状巻体を、所望の寸
法に切断する前または切断した後に、加熱硬化せしめる
。 ことを特徴とするグラスウール筒状体の連続的製造法、
によって達成される。 以下、本発明方法を添付図面の第1図〜第2トノ]を参
照しつつ詳細に説明する。 添伺図面の第1図は本発明方法の実施態様を示す概略図
である。 紀1図において1はマンドレルであり、枠10によって
固定され動かないようになっている。 11はマンドレル1の先端を表わしている。マンドレル
は中実体であっても中空体であってもよい。 後に説明する帯状シート状物と接触するマンドレルの共
通界面は該帯状シート状物がマンドレル上を円滑に移動
できるように円滑であるのが好ましい。マンドレルが中
空体であるときには、マンドレルの少くとも一部区域に
表面から該中空部に通ずる多数の流通孔を有することが
できる。 マンドレル1には帯状シート状物2が供給される。帯状
シート状物2はマンドレル1に対し、該帯状シート状物
の長手方向が該マンドレルの軸方向に対して直角でない
角度で供給される。一対のブーIJ−3,3間に第1図
に図解されている如くマンドレルを締付けるように取付
けられた可撓性無終端躯動ベルト4を回転させることに
よって、帯状シート状物2はマンドレル上に畔旋状に静
付けられマンドレル上を回転しつつ連れ的にマンドレル
の軸方向(矢印方向)に移動する。 鉋1図には1本の帯状シート状物を用いる態様が示され
ているが、複数本例えば2〜3本の帯状シート状物をマ
ンドレルに供給する方式を採用してもよい。複数本の帯
状シート状物は好ましくは互に重なり合わない方向から
マンドレルに1共給されぞして1不の帯状シート状物で
形成される螺旋と他の帯状シート状物で形成される螺旋
とがくい違うように供給される。帯状シート状物は好ま
しくはマンドレルの軸方向に対し50〜87度の角度を
なして供給される。 帯状シート状物は紙、金属あるいは合成樹脂から成るこ
とができ、その巾はlO〜5oomn好凍しくけ20〜
150.程度である。ノνさは数】0ミクロンから数−
程度までとすることができる。 紙の場合には好ましくは500ミフロン〜2run、成
樹脂の場合には20ミクロン〜1間、軟質金属および硬
質金属(例えば鋼)の場合にはそれぞれ20ミクロン〜
1間および100ミフロン〜0.酩でおる。又、帯状シ
ート状物は表面から裏面に通じる孔を有することができ
る。 第1図には供給される帯状シート状物2の巾に対しマン
ドレル上に形成されたその巻体における各1巻の巾が小
さい態様が図解されている。この場合にはそれ故巻体を
形成する際帯状シート状物が一部重なシ合って第2図の
αに図解された状態をなしているのが理解されよう。第
2図のbには帯状シート状物が厚み部分で衝き合せられ
た巻体および第2図のCには2枚の帯状シート状物から
成りそれぞれの帯状シート状物が厚み部分で衝き合せら
れている巻体が図解されている。重ね合せられた部分あ
るいは衝き合せられた部分は接着剤で接着することもで
きる。2枚の帯状シート状物から成り且つ2枚のシート
状物間の接触面部分の1部又は全部が接着剤で接着され
ている場合の第21x<lのCに図解された態様は本発
明方法における好ましい巻体である。 帯状シート状物として金属製の無終端帯状シート状物を
用いることができる。この場合はマンドレルから外れた
部分のシート状物は中空マンドレル内部を通過してマン
ドレルへ供給するシート状物と連結された構造となって
いる。 マンドレル上をその軸方向に連続的に移動する上記巻体
上に、熱硬化性樹脂液を含イτする帯状グラスウールマ
ツトロが供給される。帯状グラスウールマツトロはその
長手方向がマンドレル1の軸方向に直角でない角度で、
該巻体5上に供給される。既に理解されるように1本発
明方法によればマンドレル上に形成された巻体5が無終
端駆動ベルト4によってマンドレル上を回転しつつその
軸方向に移動する力を与えられているから、その上に供
給される帯状ダラス、ウールマツz;vc対、t、−c
は巻伺けのための力および移動のための力を与える必要
は全くない。それ故1本発明方法によれば、熱6φ・化
性樹脂液を未硬化の状態で含有しており従って引張り力
が加わると切断あるいはtM R間の大きなずれが起シ
易い帯状グラスウールマットに。 そのような危険を伴う引張り力を加えることなく。 円滑に連続して帯状グラスウールマットを供給しつづけ
ることができる利点がある。 帯状グラスウールマツ■・とじては、好丑しくは50〜
10009/靜より好ましくは1oO〜300り/m′
のMj斌を示す厚さのものが用いられる。また、帯状グ
ラスウールマットは種々の巾で供給することができる。 そのような巾は例えば50〜3000部mであることが
できる。帯状グラスウールマッ)・ハ、 ;rft常、
向見lばフェノール壷ホルム了ルデヒド系のレゾール樹
Jli¥の如キM 硬化14脂を、ガラス綿津t(な−
女・1し固25す分として3〜20重伸%浩不する。 帯状ダラスウールマット6の供給は添付図面の第11¥
<1に示されているように、押えローラー7によって押
え付けるようにして杓うのが好ましい。 押えローラーはマンドレルの!Il+の周囲に初数本備
えることもできる。押えローラーによって帯状グラスウ
ールマットを巻体5上に押えむらなく且つ規則正しく4
句は供給することが答易に行なわれる。)B・状グラス
ウール
からグラスウール筒状体を連続的に製造する方法に関す
る。 グラスウール筒状体は例えばスチーム配管あるいは冷暖
房空調用の空気輸送管等の保温材あるいは吸音Uとして
用いられている。 従来、グラスウール筒状体は、例えば火炎延伸法、遠心
法いわゆるトル法(特開昭49−125゜632公報参
照)、あるいはいわゆるロータリーガスジェット法(特
開昭52−25113公報参照)などによりて繊維化さ
れたガラス細線に熱硬化性樹脂の結合剤を吹きつけ、そ
れを移動しているメツシュコンベアー上に集めて帯状に
し、これを一定長さに切断した後マンドレルと呼ばれる
鉄製のパイプに巻きつけ、熱硬化炉に送りこみ結合剤を
硬化せしめて成型し、その後マンドレルを引き抜き1両
端を切シ落して所定寸法にすることによって製造されて
きた。 このような製造法によればグラスウール筒状体は多数の
マンドレルを用いて製造しなければならず、従って同一
のマンドレルを多数準備する必委があシ゛また生産性が
低いという欠点があった。 それW、特開昭50−59,856号公報では。 熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス繊維マットを回転
しているマンドレルにスパイラル状に巻き付け、熱処理
硬化せしめて筒状成型体を製造し。 次いで該筒状成型体を原料ガラス李1・・2維マットの
供給に比例させてマンドレルから引き出すことから成る
、グラス繊維マットの保温筒を連続的に製造する方法が
提案されている。 この方法はグラス繊維マット保温筒を連続的に製造する
方法である点で多数のマンドレルを必要とする上記方法
に比して優れているが、この方法では熱硬化性樹脂液を
含浸せしめたグラス繊維マットを回転しているマンドレ
ルに直接供給するためグラス繊維マットが切断する危険
がある。熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス繊組マッ
トは該樹脂が未だ硬化していないためそれに引張り力が
加わると切断し易く、そのため上記方法ではスパイラル
状小突起を設けた抑圧ローラーを用いて該原料グラス繊
維マットをマンドレルに供給する工夫を行っている。ま
た、その際抑圧ローラーによって原料グラス繊維マット
がマンドレルに付着するのを防止するため、マンドレル
の回転を抑圧ローラーの回転よシも大きくして、マット
とマンドレルの間に速度差を与えている。 しかしながら、このことニ[、抑圧ローラーとマンドレ
ルとの間の原料グラス繊維マットに張力が働くことを意
味している。 それ故、未硬化の熱硬化性樹脂液を含浸せしめたグラス
Iji+維マットを回転しているマンドレルに直接供給
する上記方法では、グラス繊維マットが切断する危険が
おる。 それ故1本光明の目的は、熱硬化性樹脂液を含有するグ
ラスウールマットすなわち未硬化の軟かく引張りに対し
て弱いグラスウールマントがらグラスウール筒状体を連
続的に生産する新規な方法を4I供することにある。 本発明の他の目的は、熱硬化性樹脂液を含有するグラス
ウールマット自体に実質的に供給のため)張力全負荷せ
ずに従ってグラスウールマットカ供給の際の張力によっ
て切断する危険を回避するようにして、グラスウール筒
状体を連続的に、IJ+!!造する方法を提供すること
にある。 本発明のさらに他の目的は、グラスウールマットを多層
に螺旋状に積層して成るグラスウール筒状体を製造する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、帯状シート状物の螺旋状巻
体から成る内筒を備えたグラスウール筒状体を製造する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかとな
ろう。 本発明のかかる目的および利点は1本発明によれば、帯
状シート状物をマンドレルに該帯状シート状物の長手方
向が該マンドレルの軸方向に対して直角でない角度で供
給しぞ螺旋状に巻付けそして巻付けられた該帯状シート
状物を駆動させてマンドレルの軸方向へ連←ノc的に移
動させ、かくして帯状シート状物のマンドレルに対する
供給を連続的に達成し且つマンドレル上に該帯状シート
状物の巻体を形成し; マンドレル上をその軸方向に連続的に移動する上記巻体
上に、熱硬化性樹脂液を含有する帯状グラスウールマッ
トを該帯状グラスウールマットの長手方向が該マンドレ
ルの軸方向に曲角でない角度で供給し、かくして該巻体
上に該巻体と共にマンドレルの軸方向に連続的に移動す
る帯状グラスウールマットの筒状巻体を形成せしめ;そ
して該帯状グラスウールマットの筒状巻体を、所望の寸
法に切断する前または切断した後に、加熱硬化せしめる
。 ことを特徴とするグラスウール筒状体の連続的製造法、
によって達成される。 以下、本発明方法を添付図面の第1図〜第2トノ]を参
照しつつ詳細に説明する。 添伺図面の第1図は本発明方法の実施態様を示す概略図
である。 紀1図において1はマンドレルであり、枠10によって
固定され動かないようになっている。 11はマンドレル1の先端を表わしている。マンドレル
は中実体であっても中空体であってもよい。 後に説明する帯状シート状物と接触するマンドレルの共
通界面は該帯状シート状物がマンドレル上を円滑に移動
できるように円滑であるのが好ましい。マンドレルが中
空体であるときには、マンドレルの少くとも一部区域に
表面から該中空部に通ずる多数の流通孔を有することが
できる。 マンドレル1には帯状シート状物2が供給される。帯状
シート状物2はマンドレル1に対し、該帯状シート状物
の長手方向が該マンドレルの軸方向に対して直角でない
角度で供給される。一対のブーIJ−3,3間に第1図
に図解されている如くマンドレルを締付けるように取付
けられた可撓性無終端躯動ベルト4を回転させることに
よって、帯状シート状物2はマンドレル上に畔旋状に静
付けられマンドレル上を回転しつつ連れ的にマンドレル
の軸方向(矢印方向)に移動する。 鉋1図には1本の帯状シート状物を用いる態様が示され
ているが、複数本例えば2〜3本の帯状シート状物をマ
ンドレルに供給する方式を採用してもよい。複数本の帯
状シート状物は好ましくは互に重なり合わない方向から
マンドレルに1共給されぞして1不の帯状シート状物で
形成される螺旋と他の帯状シート状物で形成される螺旋
とがくい違うように供給される。帯状シート状物は好ま
しくはマンドレルの軸方向に対し50〜87度の角度を
なして供給される。 帯状シート状物は紙、金属あるいは合成樹脂から成るこ
とができ、その巾はlO〜5oomn好凍しくけ20〜
150.程度である。ノνさは数】0ミクロンから数−
程度までとすることができる。 紙の場合には好ましくは500ミフロン〜2run、成
樹脂の場合には20ミクロン〜1間、軟質金属および硬
質金属(例えば鋼)の場合にはそれぞれ20ミクロン〜
1間および100ミフロン〜0.酩でおる。又、帯状シ
ート状物は表面から裏面に通じる孔を有することができ
る。 第1図には供給される帯状シート状物2の巾に対しマン
ドレル上に形成されたその巻体における各1巻の巾が小
さい態様が図解されている。この場合にはそれ故巻体を
形成する際帯状シート状物が一部重なシ合って第2図の
αに図解された状態をなしているのが理解されよう。第
2図のbには帯状シート状物が厚み部分で衝き合せられ
た巻体および第2図のCには2枚の帯状シート状物から
成りそれぞれの帯状シート状物が厚み部分で衝き合せら
れている巻体が図解されている。重ね合せられた部分あ
るいは衝き合せられた部分は接着剤で接着することもで
きる。2枚の帯状シート状物から成り且つ2枚のシート
状物間の接触面部分の1部又は全部が接着剤で接着され
ている場合の第21x<lのCに図解された態様は本発
明方法における好ましい巻体である。 帯状シート状物として金属製の無終端帯状シート状物を
用いることができる。この場合はマンドレルから外れた
部分のシート状物は中空マンドレル内部を通過してマン
ドレルへ供給するシート状物と連結された構造となって
いる。 マンドレル上をその軸方向に連続的に移動する上記巻体
上に、熱硬化性樹脂液を含イτする帯状グラスウールマ
ツトロが供給される。帯状グラスウールマツトロはその
長手方向がマンドレル1の軸方向に直角でない角度で、
該巻体5上に供給される。既に理解されるように1本発
明方法によればマンドレル上に形成された巻体5が無終
端駆動ベルト4によってマンドレル上を回転しつつその
軸方向に移動する力を与えられているから、その上に供
給される帯状ダラス、ウールマツz;vc対、t、−c
は巻伺けのための力および移動のための力を与える必要
は全くない。それ故1本発明方法によれば、熱6φ・化
性樹脂液を未硬化の状態で含有しており従って引張り力
が加わると切断あるいはtM R間の大きなずれが起シ
易い帯状グラスウールマットに。 そのような危険を伴う引張り力を加えることなく。 円滑に連続して帯状グラスウールマットを供給しつづけ
ることができる利点がある。 帯状グラスウールマツ■・とじては、好丑しくは50〜
10009/靜より好ましくは1oO〜300り/m′
のMj斌を示す厚さのものが用いられる。また、帯状グ
ラスウールマットは種々の巾で供給することができる。 そのような巾は例えば50〜3000部mであることが
できる。帯状グラスウールマッ)・ハ、 ;rft常、
向見lばフェノール壷ホルム了ルデヒド系のレゾール樹
Jli¥の如キM 硬化14脂を、ガラス綿津t(な−
女・1し固25す分として3〜20重伸%浩不する。 帯状ダラスウールマット6の供給は添付図面の第11¥
<1に示されているように、押えローラー7によって押
え付けるようにして杓うのが好ましい。 押えローラーはマンドレルの!Il+の周囲に初数本備
えることもできる。押えローラーによって帯状グラスウ
ールマットを巻体5上に押えむらなく且つ規則正しく4
句は供給することが答易に行なわれる。)B・状グラス
ウール
【マットはがくして螺旋状に巻体5上に巻伺けら
れ筒状体8を形成する。第1図には1本の帯状グラスウ
ールマットが供給される態様が図解されているが、複数
本例えば2〜3本の帯状ダラスウールマットを供給する
ようにしてもよい。?V数本の帯状グラスウールマット
は供給方向が重なり合ないように例えばマンドレルの軸
方向でずれた位置からあるいけマンドレルの軸に対し反
対又は対称となる位置から供給される。 帯状グラスウールマットは、マンドレルに対スル帯状シ
ート状物の供給の場合(第2図)とPI様に。 厚さ面を衝き合せるようにしであるいは一部重なり合う
ようにして供給される。本発明方法によれば、好ましく
は帯状グラスウールマットは筒状体8がその任意の断面
において好ましくけ少くとも3層、さらに好ましくは少
くとも5層の帯状グラスウールマットを有するように、
−音l々り合うように供給される。第1図においで帯状
グラスウール筒状体6は巾方向で一部重なシ合うように
っ(給されている。それ故、容易に理解さiするように
。 マツトロの巾方向の一方の端12は他方の端13よシも
1巻付けられる際より大きな周長を治するように巻き付
けられる。このような場合、一方の端が形成する小さな
周長と他方の端が形成する大きな周長との比、すなわち
一方の端が軸の周囲を1回転する長さ対他方の端が軸の
周囲を1回転する長さの比が2以下より好ましくは1.
5以下となるように、帯状グラスウールマットを供給す
るのが望ましい。マンドレルの直径に対し比較的肉厚の
筒状体を製造しようとする場合を例にとればわかるより
に、帯状グラスウールマットが巻体5と接触する一方の
端が形成する周長に対し最終的に所望する筒状体の直径
によって規定される周長が2倍よりも大きい場合には、
供給する帯状グラスウールマットの周長が大きい側の端
部の伸びが限度を越えて切断あるいは大きなずれが生じ
易くなる。それ故複数の帯状グラスウールマットを供給
して各帯状グラスウールマットの巾方向両端が形成する
周長の比が2以上とならないようにするのが望ましい。 本発明方法によれば、別の観点からすると、夫々の帯状
グラスウールマットは、好ましくは、マンドレルの軸を
通る仮想平面に対して帯状グラスウールマット面が形成
する角度が約20川以下となるように、供給される。 上記の如くして形成された帯状グラスウールマットの筒
状体8は次いで加熱硬化せしめられ、グラスウール筒状
体を力える。 本発明によれば加熱硬化は、筒状体8がマンドレル上に
ある間に行ってもよく、あるいeコマンドレルから筒状
体を切肉1(シたのちに行ってもよい。 また、加熱硬化は、一段で行っても多段で行ってもよい
。本発明の好ましい態Js’Pによれば、筒状体8はマ
ンドレル上にある間に少くともそのに面部分が加熱硬化
せしめられる。そのような加熱硬化は、例えば第1図に
示されているような加熱ローラー9によって行うことが
できる。 複数本の加熱ローラーを使用することができる。 棟だ、未硬化の筒状体8がマンドレル上にある間に加熱
硬化に付される別の態様は筒状体8の周囲に筒状体8を
取囲むように設けられた加熱炉(図示されていない)に
よって行うこともできる。 さらに、本発明の別の態様によれば、マンドレルとして
その長手方向に多数の空気流通孔又はスリットを持つ少
くとも一部区域を有する中空のマンドレルを用いそして
それに供給する帯状シート状物としても多Ωの孔を有し
ている有孔帯状シート状物を用い、そして両者の孔又は
スリットと孔が重なった位置から熱風を吠き出すか又は
吸い込むことによυ帯状グラスウールマットの筒状巻体
をマンドレル上で少くとも部分的に熱硬化せしめること
もできる。上記の如きマンドレルは既に述べたとおり中
空体であって中空部分の通路から供給される熱風を該孔
又はスリットを】ILじて吹き出すかあるいは筒状巻体
の外側に供給される熱風を該孔又はスリットを通じ該通
路を経て吸い込むことによって、未硬化の筒状巻体を少
くとも部分的に熱硬化せしめる。上記有孔帯状シート状
物は、円形もしくは楕円形、好ましくは該帯状シート状
物の長手方向に長径を持つ楕円形の孔を有するものが有
利に用いられる。該孔の平均直径は好ましくは1〜50
rMRであり、孔の合計面積は好ましくは全表面積の2
0〜7oチを占める。 巻体をマンドレル上にある間に少くとも部分的に熱硬化
せしめる利点は、マンドレルから帯状グラスウールマッ
トの巻体を外す際および外した後において該巻体が優れ
た形態保持性を有する点にある。 本発明方法によれば、帯状グラスウールマットの筒状巻
体はマンドレルから所望の長さであるいは適当な長さで
切離される。筒状巻体の切断は帯状シート状物が紙、合
成樹脂あるいは薄い金属等の相合には通常帯状シート状
物と一緒に行なわれる。切離された筒状巻体は、未だ充
分に加熱硬化されていない場合には、その後加熱室にお
いて充分に加熱硬化せしめられる。加熱71iQ化の温
度および時間は、 (、+、I離された筒状巻体の大き
さh 1lvl化の程朋あるいはグラスウールマット部
の暦、さ等によって適宜決定される。通常200〜30
0[の温度において3〜30分の時間加熱される。 本発明方法により得られた硬化されたグラスウール筒状
体Vま、帯状シート状物の巻体を保持したままあるいは
巻体を取外されて、保温拐あるいは吸音相等として種々
の用途に用いることができる。 以上のとおり1本発明によれば、未硬化の熱硬化性樹脂
を含有するグラスウールマットをマンドレル上に形成さ
れて螺旋状に回転され移動する巻体上に乗せることによ
りグラス、ウールマットの筒状体を形成することができ
るから、未硬化の熱硬化性樹脂を含有するグラスウール
マットに移動に必要な力を直接負荷せしめる必要がなく
従ってグラスウールマットに負荷される引張り力を最小
限に抑えることができるから、グラスウールマットとし
て薄いマットを用いた場合においてさえグラスウールマ
ットを円滑に且つ連続して供給しつづけることができる
利点がある。 また1本発明によれば、梧状シート状物の巻体(%′体
)を中心部に有しているため、未硬化の状態においてさ
え形態保持性を有するグラスウールマットの筒状体を与
えることができる。 さらに、本発明によれば、上記のとおυ、引張り力を最
小限に抑えてグラスウールマットを供給することができ
るから、グラスウールマットを螺旋状に多層に巻付けて
筒状体を形成することが容易に実施でき、それ故また耳
部を有するグラスウールマットを用いてさえ密度の均一
なグラスウール鈴状体を提供できる利点がある。 り下、実施例により本発明を詳述する。 実施例1 直径250喘、長さ2500.、肉厚5 Trnの中壁
マンドレルを備えた第1図に示した如きすぐ屑を用いて
下Fl :のv鉄を行った。 帯状シート状物としては厚さ0.3mn、巾128nu
nのクラフト紙を用いた。帯状シート状物は2ケ所から
マンドレルに供給され、無終端ベルトで回転されて螺旋
状に送られ、それぞれが厚さ方向で衝き合わされており
そして二層構造を成す添付図面の第2図のCに示された
ような巻体を力えた。 ノ、+fラック樹脂液をグラスクールに対し固形分換算
で5す愉チ含有する比較的薄い耳つきの帯状グラスウー
ルマット (巾1150ni、170r/lr?)
を5周長比1.2で1部重なり合うように上記を体の上
に供給し、9層から成る筒状体を形成せしめた。抑圧ロ
ーラーの直後には、外径50B。 長さ500順の加熱ローラーを設けた。その表面温度を
320℃とじ該筒状体を加熱した。帯状グラスウールマ
ットはマンドレルの周囲を1分1”t4]に4周する速
度で供給された。 9層から成る筒状体をクラフト紙巻体と一緒にマンドレ
ルから切離し、次いで220〜230Cの硬化炉中で約
20分間加熱硬化せしめ、その後。 クラフト紙巻体を取外した。 得られた硬化グラスウールマット筒状体は内径250悶
φ、外径300属φ、密度60Kf/靜であった。 上記の操作において、帯状グラスウールマットは円滑に
且つ連続的に供給しつづけることができ。 得られた硬化グラスウールマット筒状体は保温利あるい
は吸音材として満足の行くものであった。 実施例2 内径60+9111、長さ2000ranの中実マンド
レルを備えた第1図に示した如き4ぐ置を用l/)で下
言己の実験を行った。 ?iHE’−) 状物としてd厚さ0.2 an、中6
0rrrfnのクラフト紙を用い、これを2ケ所からマ
ンドレルに供給し実施例1と同様の巻体をマンドレル上
に連1ルで形成せしめた。ノづ?ラック樹脂液をグラス
クールに対し固形分換算で5市餡チ含有する1 50
ranmの帯状グラスウールマット (220r/ n
? )を3本用意し、これらをマンドレル向に約25o
mm(マットの中心線間の距離)離れだ位置から供給し
.各帯状グラスウールマットの2層(合唱6I?りが筒
状体の任意のり1面に現われるようにした。各帯状グラ
スウールマットについて周長比は約1.25であった。 まだ各帯状グラスウールマットはマンドレルの周囲を1
分間に10周する速度で供給された。 筒状体をマンドレルから切離し、次いで270Cて4分
間加熱硬化せしめ.内径60mm、外径110問および
密度53Kg/−のイ1111ヒク゛ラスウールマット
筒状体を得た。 実施例3 実施flJ2において用いた中実マント”vルにttて
、外径60mm%内径50mn+.長さ2oooflの
中空マンドレルを用いた。このマンドレルは、帯状グラ
スウールマットを供給するイ立#751ら一行方向に約
100市離れた位置から初まりマント°レルの先端まで
の約800順までの1区1司に,マント°レルの全周に
亘ってマンドレルの中空j電路に通じる直径5間の孔を
多数有していた(マント°レルの外表面積に対する開口
面積比率は30チ)。 この中空マンドレルに.その長生方向に長径10rta
R.短径5門の多数の孔を有する開口面積比率50チの
厚さ0. 1 11EIII s巾60門のクラフト紙
1本を、接着剤を付された巾方向の僅かの部分で重なり
合9ように供給[2,多数の孔を帯廟する巻体を形成せ
しめた。 この巻体」二に、実施例2で用いたと同じ帯状グラスウ
ールマットを、クラフト紙の供給位置から約100m離
れた位置から実M14例2と全く同様に供給し6層から
成る筒状体を形成せしめた。 一方、中空マンドレルの中架辿路を辿じ枠10側から約
280Cに加熱された加熱空気を1. s n?/η1
.in の量で供給し、マンドレルの孔およびクラフ
ト紙の孔を通してグラスウールマットの筒状体を通過す
る加熱空気流を形成せしめ、該筒状体を部分的に加熱硬
化せしめた。 その後、この筒状体をマンドレルから切離し。 260″Cで2分間加熱して完全に硬化せしめた。 加熱硬化後有孔クラフト紙の巻体(紙管)を取り外し、
保温拐として用いた。
れ筒状体8を形成する。第1図には1本の帯状グラスウ
ールマットが供給される態様が図解されているが、複数
本例えば2〜3本の帯状ダラスウールマットを供給する
ようにしてもよい。?V数本の帯状グラスウールマット
は供給方向が重なり合ないように例えばマンドレルの軸
方向でずれた位置からあるいけマンドレルの軸に対し反
対又は対称となる位置から供給される。 帯状グラスウールマットは、マンドレルに対スル帯状シ
ート状物の供給の場合(第2図)とPI様に。 厚さ面を衝き合せるようにしであるいは一部重なり合う
ようにして供給される。本発明方法によれば、好ましく
は帯状グラスウールマットは筒状体8がその任意の断面
において好ましくけ少くとも3層、さらに好ましくは少
くとも5層の帯状グラスウールマットを有するように、
−音l々り合うように供給される。第1図においで帯状
グラスウール筒状体6は巾方向で一部重なシ合うように
っ(給されている。それ故、容易に理解さiするように
。 マツトロの巾方向の一方の端12は他方の端13よシも
1巻付けられる際より大きな周長を治するように巻き付
けられる。このような場合、一方の端が形成する小さな
周長と他方の端が形成する大きな周長との比、すなわち
一方の端が軸の周囲を1回転する長さ対他方の端が軸の
周囲を1回転する長さの比が2以下より好ましくは1.
5以下となるように、帯状グラスウールマットを供給す
るのが望ましい。マンドレルの直径に対し比較的肉厚の
筒状体を製造しようとする場合を例にとればわかるより
に、帯状グラスウールマットが巻体5と接触する一方の
端が形成する周長に対し最終的に所望する筒状体の直径
によって規定される周長が2倍よりも大きい場合には、
供給する帯状グラスウールマットの周長が大きい側の端
部の伸びが限度を越えて切断あるいは大きなずれが生じ
易くなる。それ故複数の帯状グラスウールマットを供給
して各帯状グラスウールマットの巾方向両端が形成する
周長の比が2以上とならないようにするのが望ましい。 本発明方法によれば、別の観点からすると、夫々の帯状
グラスウールマットは、好ましくは、マンドレルの軸を
通る仮想平面に対して帯状グラスウールマット面が形成
する角度が約20川以下となるように、供給される。 上記の如くして形成された帯状グラスウールマットの筒
状体8は次いで加熱硬化せしめられ、グラスウール筒状
体を力える。 本発明によれば加熱硬化は、筒状体8がマンドレル上に
ある間に行ってもよく、あるいeコマンドレルから筒状
体を切肉1(シたのちに行ってもよい。 また、加熱硬化は、一段で行っても多段で行ってもよい
。本発明の好ましい態Js’Pによれば、筒状体8はマ
ンドレル上にある間に少くともそのに面部分が加熱硬化
せしめられる。そのような加熱硬化は、例えば第1図に
示されているような加熱ローラー9によって行うことが
できる。 複数本の加熱ローラーを使用することができる。 棟だ、未硬化の筒状体8がマンドレル上にある間に加熱
硬化に付される別の態様は筒状体8の周囲に筒状体8を
取囲むように設けられた加熱炉(図示されていない)に
よって行うこともできる。 さらに、本発明の別の態様によれば、マンドレルとして
その長手方向に多数の空気流通孔又はスリットを持つ少
くとも一部区域を有する中空のマンドレルを用いそして
それに供給する帯状シート状物としても多Ωの孔を有し
ている有孔帯状シート状物を用い、そして両者の孔又は
スリットと孔が重なった位置から熱風を吠き出すか又は
吸い込むことによυ帯状グラスウールマットの筒状巻体
をマンドレル上で少くとも部分的に熱硬化せしめること
もできる。上記の如きマンドレルは既に述べたとおり中
空体であって中空部分の通路から供給される熱風を該孔
又はスリットを】ILじて吹き出すかあるいは筒状巻体
の外側に供給される熱風を該孔又はスリットを通じ該通
路を経て吸い込むことによって、未硬化の筒状巻体を少
くとも部分的に熱硬化せしめる。上記有孔帯状シート状
物は、円形もしくは楕円形、好ましくは該帯状シート状
物の長手方向に長径を持つ楕円形の孔を有するものが有
利に用いられる。該孔の平均直径は好ましくは1〜50
rMRであり、孔の合計面積は好ましくは全表面積の2
0〜7oチを占める。 巻体をマンドレル上にある間に少くとも部分的に熱硬化
せしめる利点は、マンドレルから帯状グラスウールマッ
トの巻体を外す際および外した後において該巻体が優れ
た形態保持性を有する点にある。 本発明方法によれば、帯状グラスウールマットの筒状巻
体はマンドレルから所望の長さであるいは適当な長さで
切離される。筒状巻体の切断は帯状シート状物が紙、合
成樹脂あるいは薄い金属等の相合には通常帯状シート状
物と一緒に行なわれる。切離された筒状巻体は、未だ充
分に加熱硬化されていない場合には、その後加熱室にお
いて充分に加熱硬化せしめられる。加熱71iQ化の温
度および時間は、 (、+、I離された筒状巻体の大き
さh 1lvl化の程朋あるいはグラスウールマット部
の暦、さ等によって適宜決定される。通常200〜30
0[の温度において3〜30分の時間加熱される。 本発明方法により得られた硬化されたグラスウール筒状
体Vま、帯状シート状物の巻体を保持したままあるいは
巻体を取外されて、保温拐あるいは吸音相等として種々
の用途に用いることができる。 以上のとおり1本発明によれば、未硬化の熱硬化性樹脂
を含有するグラスウールマットをマンドレル上に形成さ
れて螺旋状に回転され移動する巻体上に乗せることによ
りグラス、ウールマットの筒状体を形成することができ
るから、未硬化の熱硬化性樹脂を含有するグラスウール
マットに移動に必要な力を直接負荷せしめる必要がなく
従ってグラスウールマットに負荷される引張り力を最小
限に抑えることができるから、グラスウールマットとし
て薄いマットを用いた場合においてさえグラスウールマ
ットを円滑に且つ連続して供給しつづけることができる
利点がある。 また1本発明によれば、梧状シート状物の巻体(%′体
)を中心部に有しているため、未硬化の状態においてさ
え形態保持性を有するグラスウールマットの筒状体を与
えることができる。 さらに、本発明によれば、上記のとおυ、引張り力を最
小限に抑えてグラスウールマットを供給することができ
るから、グラスウールマットを螺旋状に多層に巻付けて
筒状体を形成することが容易に実施でき、それ故また耳
部を有するグラスウールマットを用いてさえ密度の均一
なグラスウール鈴状体を提供できる利点がある。 り下、実施例により本発明を詳述する。 実施例1 直径250喘、長さ2500.、肉厚5 Trnの中壁
マンドレルを備えた第1図に示した如きすぐ屑を用いて
下Fl :のv鉄を行った。 帯状シート状物としては厚さ0.3mn、巾128nu
nのクラフト紙を用いた。帯状シート状物は2ケ所から
マンドレルに供給され、無終端ベルトで回転されて螺旋
状に送られ、それぞれが厚さ方向で衝き合わされており
そして二層構造を成す添付図面の第2図のCに示された
ような巻体を力えた。 ノ、+fラック樹脂液をグラスクールに対し固形分換算
で5す愉チ含有する比較的薄い耳つきの帯状グラスウー
ルマット (巾1150ni、170r/lr?)
を5周長比1.2で1部重なり合うように上記を体の上
に供給し、9層から成る筒状体を形成せしめた。抑圧ロ
ーラーの直後には、外径50B。 長さ500順の加熱ローラーを設けた。その表面温度を
320℃とじ該筒状体を加熱した。帯状グラスウールマ
ットはマンドレルの周囲を1分1”t4]に4周する速
度で供給された。 9層から成る筒状体をクラフト紙巻体と一緒にマンドレ
ルから切離し、次いで220〜230Cの硬化炉中で約
20分間加熱硬化せしめ、その後。 クラフト紙巻体を取外した。 得られた硬化グラスウールマット筒状体は内径250悶
φ、外径300属φ、密度60Kf/靜であった。 上記の操作において、帯状グラスウールマットは円滑に
且つ連続的に供給しつづけることができ。 得られた硬化グラスウールマット筒状体は保温利あるい
は吸音材として満足の行くものであった。 実施例2 内径60+9111、長さ2000ranの中実マンド
レルを備えた第1図に示した如き4ぐ置を用l/)で下
言己の実験を行った。 ?iHE’−) 状物としてd厚さ0.2 an、中6
0rrrfnのクラフト紙を用い、これを2ケ所からマ
ンドレルに供給し実施例1と同様の巻体をマンドレル上
に連1ルで形成せしめた。ノづ?ラック樹脂液をグラス
クールに対し固形分換算で5市餡チ含有する1 50
ranmの帯状グラスウールマット (220r/ n
? )を3本用意し、これらをマンドレル向に約25o
mm(マットの中心線間の距離)離れだ位置から供給し
.各帯状グラスウールマットの2層(合唱6I?りが筒
状体の任意のり1面に現われるようにした。各帯状グラ
スウールマットについて周長比は約1.25であった。 まだ各帯状グラスウールマットはマンドレルの周囲を1
分間に10周する速度で供給された。 筒状体をマンドレルから切離し、次いで270Cて4分
間加熱硬化せしめ.内径60mm、外径110問および
密度53Kg/−のイ1111ヒク゛ラスウールマット
筒状体を得た。 実施例3 実施flJ2において用いた中実マント”vルにttて
、外径60mm%内径50mn+.長さ2oooflの
中空マンドレルを用いた。このマンドレルは、帯状グラ
スウールマットを供給するイ立#751ら一行方向に約
100市離れた位置から初まりマント°レルの先端まで
の約800順までの1区1司に,マント°レルの全周に
亘ってマンドレルの中空j電路に通じる直径5間の孔を
多数有していた(マント°レルの外表面積に対する開口
面積比率は30チ)。 この中空マンドレルに.その長生方向に長径10rta
R.短径5門の多数の孔を有する開口面積比率50チの
厚さ0. 1 11EIII s巾60門のクラフト紙
1本を、接着剤を付された巾方向の僅かの部分で重なり
合9ように供給[2,多数の孔を帯廟する巻体を形成せ
しめた。 この巻体」二に、実施例2で用いたと同じ帯状グラスウ
ールマットを、クラフト紙の供給位置から約100m離
れた位置から実M14例2と全く同様に供給し6層から
成る筒状体を形成せしめた。 一方、中空マンドレルの中架辿路を辿じ枠10側から約
280Cに加熱された加熱空気を1. s n?/η1
.in の量で供給し、マンドレルの孔およびクラフ
ト紙の孔を通してグラスウールマットの筒状体を通過す
る加熱空気流を形成せしめ、該筒状体を部分的に加熱硬
化せしめた。 その後、この筒状体をマンドレルから切離し。 260″Cで2分間加熱して完全に硬化せしめた。 加熱硬化後有孔クラフト紙の巻体(紙管)を取り外し、
保温拐として用いた。
第1図は本発明の実施態様を示す机(略図である。
第2図のα、bおよびCは、いずれも本発明方法におい
て用いられる帯状シート状物の巻体の態様を示す概略断
面図である。 1・・・マンドレル、2・・・帯状シート状物、3・・
・f −リー、4・・・無終端ベルト、5・・・巻体、
6・・・帯状グラスウールマット、7・・・押えローラ
ー、8・・・グラスウールマットの筒状体、9・・・加
熱ローラー。 10・・・枠% 11・・・マンドレル先端。 (ほか2名)
て用いられる帯状シート状物の巻体の態様を示す概略断
面図である。 1・・・マンドレル、2・・・帯状シート状物、3・・
・f −リー、4・・・無終端ベルト、5・・・巻体、
6・・・帯状グラスウールマット、7・・・押えローラ
ー、8・・・グラスウールマットの筒状体、9・・・加
熱ローラー。 10・・・枠% 11・・・マンドレル先端。 (ほか2名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 帯状シート状物をマンドレルに該帯状シート状物
の長手方向が該マンドレルの軸方向に対して直角でない
角度で供給して螺旋状に巻付けそして巻イ【1けられた
該帯状シート状物を駆動させてマンドレルの軸方向へ連
続的に移動させ、かくして帯状シート状物のマンドレル
に対する供給を連続的に達成し且つマンドレル上に該帯
状シート状物の巻体を形成し; マンドレル上をその軸方向に連れ的に移動する上記巻体
上に、熱硬化性樹脂液を@有する帯状グラスウールマッ
トを該帯状グラスウールマットの長手方向が該マンドレ
ルの軸方向に直角でない角度で供給し、かくして該巻体
上に該巻体と共にマンドレルの軸方向に連続的に移動す
る帯状グラスウールマットの筒状巻体を形成せしめ;そ
して該帯状グラスウールマットの筒状巻体を、所望の寸
法に切断する前または切断した後に、加熱硬化せしめる
。 ことを特徴とするグラスウール筒状体の連続的製造法。 2 マンドレルに対する帯状グラスウールマットの供給
を、該帯状グラスウールマットを押えローラーでマンド
レルに押+tけながら行うことを特徴とする特許請求の
1iiti、囲第1項に記載の方法。 3、複数の帯状グラスウールマットをマンドレルに対し
その軸方向における異なる位階゛から供給する。特許請
求の範門第1項又は第2項に記載の方法。 4、帯状グラスウールマットを、その巻体がその帯状グ
ラスウールマット自体で少くとも一部分が積層されて形
成されるように、該マンドレルに供給する、特許請求の
範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、帯状グラスウールマットの筒状巻体を該筒状巻体が
マンドレル上にある間に加熱ローラーによって加熱しそ
れによって少くともその表面を加熱硬化せしめる、特許
請求の1;1道囲第1Q記載の方法。 6、帯状シート状物が紙、金属又は合成樹脂から成る5
特許請求の範囲第1項に記載の方法。 7、 マンドレルがその長手方向の少くとも一部区域に
外気に通じる多数の流通孔又はスリットを有しておシ且
つ帯状シート状物も多数の孔を有しており、そして両者
の孔又はスリットと孔が重なった位置から熱風を吹き出
すが又は吸い込むことにより帯状グラスウールマットの
筒状巻体をマンドレル上で少くとも部分的に熱硬化せし
める、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、 多数の孔を有する帯状シート状物が金属製の無終
端帯状シート状物である。特許請求の範囲第7項に記載
の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57197656A JPS5987130A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | グラスウ−ル筒状体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57197656A JPS5987130A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | グラスウ−ル筒状体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5987130A true JPS5987130A (ja) | 1984-05-19 |
JPS6356056B2 JPS6356056B2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=16378125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57197656A Granted JPS5987130A (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | グラスウ−ル筒状体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5987130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007020331A1 (en) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Paroc Oy Ab | Apparatus and method for continuous manufacture of a mineral wool pipe section for insulating purposes |
WO2019011587A1 (en) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | Deutsche Rockwool Gmbh & Co. Kg | METHOD AND DEVICE FOR PRODUCING A PIPE SECTION FOR THERMAL INSULATION |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101421A (en) * | 1979-01-30 | 1980-08-02 | Sekisui Chem Co Ltd | Method and apparatus for continuous preparation of specially shaped tube made of reinforced resin |
JPS56118823A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-18 | Kubota Ltd | Manufacture of frp pipe |
JPS56136327A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-24 | Sekisui Chem Co Ltd | Molding bent tube of reinforced plastic |
-
1982
- 1982-11-12 JP JP57197656A patent/JPS5987130A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101421A (en) * | 1979-01-30 | 1980-08-02 | Sekisui Chem Co Ltd | Method and apparatus for continuous preparation of specially shaped tube made of reinforced resin |
JPS56118823A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-18 | Kubota Ltd | Manufacture of frp pipe |
JPS56136327A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-24 | Sekisui Chem Co Ltd | Molding bent tube of reinforced plastic |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007020331A1 (en) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Paroc Oy Ab | Apparatus and method for continuous manufacture of a mineral wool pipe section for insulating purposes |
WO2019011587A1 (en) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | Deutsche Rockwool Gmbh & Co. Kg | METHOD AND DEVICE FOR PRODUCING A PIPE SECTION FOR THERMAL INSULATION |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6356056B2 (ja) | 1988-11-07 |
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