JPS598634Y2 - 石鹸箱 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、石鹸箱に係る。

石鹸箱は、一般に、身と蓋とを着脱自在に嵌合させ、或
いは、身に蓋を回動自在に係合させている。

前者は、身と蓋が分離することがら、後者に比べ、石鹸
の出し入れ、水洗等に都合よく、また、安価で゛、多く
使用されている。

しかし、いずれにせよ、不意に路上へ落下させたりする
と、中の石鹸が飛び出し、石鹸に塵埃や土砂が付着して
、その後の使用に不快感を伴う。

本案は、斯る従来の欠点を除去し、前者の利点を活かそ
うとするものである。

以下、図示の実施例について説明する。

図示のものは、弾性を有する適宜合或樹脂により或形し
、前面及び後面を開口１５，１６ Ｌた外箱１に、適宜
合戒樹脂により或形して両側壁２３ ．２４が上記開口
１５．１６を閉じるよう形威した抽斗２を、出入自在に
挿入している。

また、上記外箱１の底１１の中央部には、適宜に切込み
１３を入れて、弾性を有する切込み舌片片１２・・・・
・・を形或すると共に、該舌片１２・・・・・・の先端
部内面に凸部１４・・・・・・を設けており、上記柚斗
２の底２１下面中央部には、その凸部１４・・・・・・
と係合する凹部２２を凸部１４・・・・・・に対応させ
て形或している。

而して、上記抽出２に石鹸を納め、該抽斗２を外箱１へ
前方又は後方から挿入する。

この挿入の途中では、外箱１内の凸部１４・・・・・・
が柚斗２の底２１で押されることとなるが、その凸部１
４・・・・・・を備えている切込み舌片１２・・・・・
・において弾性的に撓み、支障を生じない。

抽斗２が十分に挿入されると、外箱１の凸部１４・・・
・・・に柚斗２の底２１にある凹部２２・・・・・・が
係合して、抽斗２が抜け止めされ、同時に、抽斗２の前
後壁２３．２４が外箱１の両側の開口１５．１６を閉じ
、石鹸が抽斗２と共に外箱１へ収容される。

なお、凸部１４・・・・・・を有する切込み舌片１２・
・・・・・と、凹部２２・・・・・・とは、外箱１と抽
斗２に取替えて設けても、底以外の摺動個所に設けても
よい。

本案によれば、外箱１と抽斗２が分離でき、石鹸の出し
入れ、水洗等に甚だ都合よく、また、抽斗タイプであり
、しかも、抜け止めの係合手段を有するから、不意に路
上へ落下させても石鹸が路上に飛び出るまでには至らず
、石鹸に塵埃、土砂等が付着してその後の使用に不快感
を伴うようなことがない。

更に、その保合手段として、凸部１４を有する切込み舌
片１２と凹部２２とを相互に設けているのであるから、
切込み舌片１２において十分な弾性が得られ、凸部１４
と凹部２２との係合を具合よく行え、構造が極めて簡単
であり、適宜合或樹脂による外箱１、抽斗２の戊形に容
易に一体威形させることができ、安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本案実施例で、第１図は斜視図、第２図は一部截
断分離斜視図、第３図は要部の拡大断面図で゛ある。 １・・・・・・外箱、２・・・・・・抽斗、１２・・・
・・・切込み舌片、１４・・・・・・凸部、２２・・・
・・・凹部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ｉ 合或樹脂等で形戒し前面等適所を開口した外箱１と
   、 ｉｉ 上記外箱１へ出入自在に挿入した柚斗２と、ｉ
   ｉｉ 上記外箱１又は柚斗２の底等適所に適宜に切込
   み１３を入れて形或した弾性を有する切込み舌片１２と
   、 ｉｖ 上記切込み舌片１２の先端部内面に設けた凸部
   １４と、 ■ 上記凸部１４と係合するようこれに対応させて抽斗
   ２又は外箱１に形或した凹部２２と、からなる石鹸箱。