JPS598622A - 硫化砒素含有殿物の水熱処理方法 - Google Patents

硫化砒素含有殿物の水熱処理方法

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JPS598622A
JPS598622A JP57115922A JP11592282A JPS598622A JP S598622 A JPS598622 A JP S598622A JP 57115922 A JP57115922 A JP 57115922A JP 11592282 A JP11592282 A JP 11592282A JP S598622 A JPS598622 A JP S598622A
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pressure
temperature
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arsenic sulfide
hydrothermal treatment
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JP57115922A
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JPS6119569B2 (ja
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Masaru Hirabayashi
平林 儁
Yukiyasu Sato
佐藤 幸保
Takashi Kimura
隆 木村
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Nippon Mining Co Ltd
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硫化砒素含有搬物の水熱処理方法に関する。よ
り詳しくは、硫化砒素含有搬物を効十的に高密度に塊成
化する方法に関する。
硫化砒素含有搬物ないしは汚泥の水熱処理方法としては
汚泥に硫黄を混合してオートクレーブ内で機械攪拌しな
がら100℃〜180℃の高温高圧下で処理する方法が
公知である。さらに特公昭57−1244oではこの方
式の改良方法として、汚泥を軟化点以上融点以下の温度
で直接水熱処理する方法を開示している。この方法によ
り汚泥は硫黄添加および攪拌が不要となった。しかし、
本発明者らは57−12/140  では工業的規模の
オートクレーブで操業した場合、しばしば中央部に未塊
成部分が残ることを見いだした。即ち、塊成化汚泥の熱
伝導が悪いため、外周部が先に塊成化すると中央部は、
そのまま残ってしまう傾向があり一度この様な二重構造
ができてしまうと、温度を多少あげても、加熱時間を延
長しても中心部は塊成化しないという結果となる。この
二重構造の発生は、汚泥の処理量を減らしても回避でき
ない。また昇温速度をゆるめて、非常に長時間にわたっ
て徐々に加熱すれば回避できる可能性はあるが工業上不
可能である。
本発明は、このようガ問題点を解決し、工業的規模にて
有用な硫化砒素含有搬物の水熱処理による均一な塊成化
方法を提供することを目的とする。
本発明者らは均−塊成化のため種々の試みを重ねた米水
発明に至った。即ち、本発明は、水熱処理に先だって硫
化砒素含有穀物な軟化点未満の温度にて大気圧以」二の
圧力に予熱予圧した後常圧へ降圧させる工程を1回又は
2回以」二反復し、搬物内部の水分を沸騰させることに
より、内部に含まれる空気な脱気させてから以降の水熱
処理を行う方法を提供する。
本発明の方法は被処理殿物中の残留気泡をなくす効果が
あり、このことにより熱伝導性が向上し、水熱処理中の
温度勾配を減少させるものと推定される。本発明者らは
その他次に掲げる種々の脱気の試みを行った。例えば、
汚泥内部に透孔付のパイプを埋め込んで蒸気を内部に吹
き込むようにした場合には未塊成部分を縮小させる効果
は認められたが、完全になくすことはできなかった。′
!、た、コンテナに穀物な入れた抜水を注入して脱気す
る方法は十分に脱気できる時とできぬ時があIバ操業が
不安定となるばかりか、水量増加のため昇温に余分の熱
量を要する結果となった。
以上の如く竹温前の減圧操作による脱気で安定(3) した効果がなかった。これらの方法に比べ、本発明の方
法はより確実に脱気が行える。
通常の水熱処理温度は、特公昭57−124/10に開
示されたごとく、穀物中のS/Asモル比に応じて変化
するが、軟化点より高く融点より低い2Jli’1度、
好捷しくは軟化点より上50℃以内の温度域で水熱処理
が行われる。本発明ではこの水熱処理/!!li’1度
への昇温の途中で一度以上降圧させる。この降圧の時期
の選択は全工程の処理時間および熱効率に大きな影響を
もつ。この降圧は、降圧により搬物内部から十分の沸騰
、脱気が行われるに十分な圧力、通常約I Kp/cr
lG以上、好ましくは2〜4 KiclGl 場合によ
りさらに高く軟化点未満の温度を生ずるオートクレーブ
内圧力(通常は飽和蒸気圧)に達した時から行われる。
但し、実際の操作においてはオートクレーブ内温度と搬
物中心部の温度の差があるので搬物内部の温度、圧力が
所定範囲に達するよう考慮する。
1.270rnmφX3.410朋H程度のコンテナの
場合を一例としていえば、蒸気流量IT/f(r、 5
0分間の(4) 蒸気加熱でオートクレーブ内の温度は、120℃まで上
昇する。ここで常圧へと降圧させると、脱気が行なわれ
る。実際の操業では確実を期すために120°Cに達し
てから10分間程度加熱状態を保持することが望ましい
。第1回目の降圧を行なう温度は150℃程度まで上昇
させることもできる。高温にすれば搬物内部温度も高く
なり、降圧による沸騰、脱気も十分に行なえるといえる
。しかし、実際には一定温度以上になれば、十分な効果
があり、それ以」二の加熱は時間と熱量を消費するにす
ぎず、さらに水熱処理温度に近い温度では外周部から塊
成化が始まってしまう危険がある。
外側が塊成化してからの降圧では効果は減殺される。従
って、第1回目の降圧を行なうめやすとしては120℃
〜150℃程度が好適である。実際の操業に際しての最
適範囲はもちろんオートクレーブの大きさや昇温速度等
を考慮して決定される。
前記のコンテナの例では加熱50分で120℃。
10分保持で130℃〜140℃となる。この時の圧力
は4 Ky/dGであるがここで弁を少し開いて常圧捷
で降圧させる。この操作により搬物中心部から十分に脱
気される。降圧工程中湿度も多少は低下するが、その後
2時間昇Δ倉νで200℃。
16 Ky/crlGまで達したら30分程度保持して
、本来の塊成化のための水熱処理を行う。
このような予加熱、昇圧、予降圧を併った水熱処理によ
って、内部に未塊成化部分を残すことなく、内部が均一
な塊成化を行なうことができる。
このように−回の降圧操作でも十分な効果があげられる
が、大規模な工業的スケールでの操作に際しては、安定
した操作のため、降圧操作を伺回かくり返すことが望ま
しい。前述のオートクレーブの場合において、第1回目
の降圧の後再び昇温昇圧工程に入ると、15分後には1
40℃、3Kp/iGまで回復する。 ここで再び弁を
ゆるく開いて第2回目の降圧を行なう。
降圧は特に急激に行う必要はなく、例えば第1回目が3
0分、第2回目は15分程度で常圧まで降下すれば良い
この第2回目の降圧操作により塊成化の確実性はいつそ
う向」こする。
第2回目の降圧時期をさらに遅らせてもつと高い温度、
圧力にて保持時間を設定した後降圧すること等も被処理
搬物の状態に応じて、考慮される。
さらに未塊成化部分が残る場合には第3回、第4回の昇
温4圧と降圧工程をくり返すこともできる。
なお、本発明においては、搬物の機械攪拌は処理中にお
いて必要としない。
本発明の処理対象穀物は、フィルタケーギ等でもよく、
また、このケーキをさらにプレス成型し、ブリケットな
いしペレット状にしたものでもよい。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されない。
実施例 硫酸工場からの亜砒酸を含む廃酸を硫化処理した硫化砒
素搬物を(S/Asモル比22.軟化点178℃、融点
282℃)の加圧濾過脱水ケーキ(水分70%)を直径
1.27m、高さ3.417nの円筒形コンテナにつめ
る。湿量3トンで高さ3mとなる。このコンテナをオー
トクレーブ内に装着し、第2図(7) に示す通りの処理を行った。即ち、蒸気流量1.5〜0
.6 T、4(rで予熱、予圧を50分間行ない、オー
トクレーブ内蒸気圧力4 Ky/ctlG (温度14
0”C)で10分間保持してから第1回目の降圧を30
分かけて行い常圧とする。常圧に達した後再び昇温昇圧
を開始し15分後圧力3Ky/c4G温度130”Cに
達した所で再び降圧を開始し、15分後、常圧で温度1
20℃に低下させた。ここから2時間昇温昇圧し、本格
的な水熱処理に入る。2時間後、(最初から4時間後)
温度2oo℃、圧力16に2/dGで約30分保持して
塊成化水熱処理を行なった。その後1時間40分で徐々
に温度、圧カとも低下させた(全工程6時間10分)。
この結果、物の見かけ密度は2であった。
比較例 実施例と同じ被処理搬物なコンテナにつめて、オートク
レーブ内に装填し、蒸気流量15〜o6T/Hrにて昇
温昇圧した。開始1時間後190℃。
(8) 圧力1.3.3 K9/crIGに達し、2時間後には
196℃。
圧力1.5.1. Ky/讐Gとなった。3時間後に徐
々に温度、圧力を下げ始め、4時間後に170℃、69
に9/crlG 、  5 時間& 142℃、  2
.IKy/c++!Gトナツタ。
6時間後塊成化物の縮小率は元の5分の1に過ぎず、中
央部に大きな未塊成化部分が残存したので、全見掛密度
は12であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来法における塊成化水熱処理の状態のコンテ
ナ断面図を示す。図においてH7はコンテナへの装入時
、H2は塊成化後の穀物高さを、■は内部の未塊成化部
分を示す。 第2図は実施例の操作を圧力、温度、蒸気流量の経時変
化によって示すグラフである。 出願人  日本鉱業株式会社 代理人 弁理士加藤朝道

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硫化砒素含有搬物をその軟化点以上でかつ溶融点以下の
    温度において水熱処理することによって塊成化する方法
    において、硫化砒素含有搬物な、軟化点以上の温度での
    水熱処理に先立ち、軟化点未満の温度にて大気圧以上の
    圧力に予熱予圧した後常圧へ降圧させる工程を1回又は
    2回以上反復して行うことを特徴とする砒素含有搬物の
    水熱処理方法。
JP57115922A 1982-07-03 1982-07-03 硫化砒素含有殿物の水熱処理方法 Granted JPS598622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57115922A JPS598622A (ja) 1982-07-03 1982-07-03 硫化砒素含有殿物の水熱処理方法

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JP57115922A JPS598622A (ja) 1982-07-03 1982-07-03 硫化砒素含有殿物の水熱処理方法

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Publication Number Publication Date
JPS598622A true JPS598622A (ja) 1984-01-17
JPS6119569B2 JPS6119569B2 (ja) 1986-05-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106823238A (zh) * 2017-02-24 2017-06-13 中南大学 一种硫化砷渣水热稳定固化处理方法
CN110404227A (zh) * 2019-08-14 2019-11-05 中国科学院生态环境研究中心 一种硫化砷渣的还原固化稳定化方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106823238A (zh) * 2017-02-24 2017-06-13 中南大学 一种硫化砷渣水热稳定固化处理方法
CN106823238B (zh) * 2017-02-24 2020-02-14 中南大学 一种硫化砷渣水热稳定固化处理方法
CN110404227A (zh) * 2019-08-14 2019-11-05 中国科学院生态环境研究中心 一种硫化砷渣的还原固化稳定化方法

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JPS6119569B2 (ja) 1986-05-17

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