JPS5985818A - 焼入性の測定方法 - Google Patents

焼入性の測定方法

Info

Publication number
JPS5985818A
JPS5985818A JP19716382A JP19716382A JPS5985818A JP S5985818 A JPS5985818 A JP S5985818A JP 19716382 A JP19716382 A JP 19716382A JP 19716382 A JP19716382 A JP 19716382A JP S5985818 A JPS5985818 A JP S5985818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
plane
hardness
measuring
indentation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19716382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0124203B2 (ja
Inventor
Hisashi Oota
太田 久司
Yoshinori Ide
井出 義教
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP19716382A priority Critical patent/JPS5985818A/ja
Publication of JPS5985818A publication Critical patent/JPS5985818A/ja
Publication of JPH0124203B2 publication Critical patent/JPH0124203B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/55Hardenability tests, e.g. end-quench tests

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼等の焼入可能な金属における焼入性の測定方
法に関するものである。
金属、特に鋼の焼入性の測定方法に関しては、種々の測
定方法が提案されている。例えば1.T 18−GO5
61に規定された方法がそれである。
斯る方法においては、ジョミニ一式一端焼入方法によっ
て一端面に焼き入れが施された円柱状試験片の焼入性を
、その一端面からの距離と硬度との関係を示す焼入曲線
またはこれから推定される焼入指数等によって表す測定
方法であるが、硬度測定によってすでに形成された圧痕
が隣接する以後の測定点の硬度に影響を与えることを避
けるため、測定点(圧痕)の間隔を所定の距離以上にす
ることが必要とされている。それ故、例えばSC,SF
等の低焼入性鋼に高周波焼き入れを施した場合等のよう
に、焼入端からの距離に対して硬度変化の大きい試験片
の場合には、充分な焼入性の判断ができない不都合があ
った。すなわち、硬度測定点間隔が所定の距離以上に制
限されているため、焼入性曲線を構成する測定点が不足
し、硬度の急激な変化を正確に把握することができなか
ったのである。
本発明方法は、以上の事情を背景として為されたもので
あり、その目的とするところは、焼入端からの距離に対
して硬度変化の大きい試験片であっても正確に焼入性の
判断ができる焼入性測定方法を提供することにある。
斯る目的を達成するため、本発明方法の要旨とするとこ
ろは、(1)試験片の外周に、その試験片の中心軸線と
平行な第1平面を形成する第1平面形成工程と、(2)
その第1平面の中心線上であって焼入された一端面から
の所定の距離をそれぞれ隔てた複数の点において硬度測
定する第1測定工程と、(3)前記試験片に、前記第1
平面の表層を所定の深さだけ除去した第2平面を形成す
る第2平面形成工程と、(4)前記第2平面上において
、前記第1平面中心線の前記試験片の外周面からの深さ
と同等またはそれ以上の深さに位置し、Hつ前記第2平
面に残された前記第1測定工程の硬度測定による圧痕の
影響を受けない距頗だけ前記第の測定点間を硬度測定す
る第2測定工程とを含むことを特徴とする。
この様にすれば、第1測定工程における硬度測定に加え
て、第2測定工程における硬度測定が得られるので、焼
き入れが施された一端面からの距離に対する硬度測定点
がきめ細かく得られて、焼入性曲線およびこれから推定
される焼入指数が正確に表され得る。ぞれ故、焼き入れ
が施された一端面からの距離に対して硬度変化が激しい
試験片判 においても・焼入性のf定精度が高くされるのである。
すなわち、第2測定工程における硬度測定が施される第
2平面は、第1平面を所定の深さだけ一様に除去して形
成されるので、第1測定工程において施された硬度測定
による圧痕が解消または縮小されるとともに、前記第1
平面中心線の前記試験片外周面からの深さと同等または
それ以上の深さに位置し、且つ第1測定工程によって第
2平面中心線上に残された圧痕の影響を受けない距離だ
け第2平面中心線から離隔したそれと平行な線上におい
て第2測定工程の硬度測定が為されるので、第2測定工
程の硬度測定が、第1測定工程と同様に脱炭層等の表層
の影響が解消されるとともに、圧痕の影響を受けない範
囲で第1平面中心線に近接して為されることによって、
試験片内円周方向の硬度変化による第1測定工程と第2
測定工程との硬度測定値のばらつきが解消されるのであ
る。したがって、同一試験片において特定位置の側面に
形成された所定深さの平面の中心線上で測定しない限り
、測定場所が異なる硬度測定値は相互にばらついて従来
共通の焼入性曲線を表わすために適用されなかったのに
対し、第1測定工程および第2測定工程における硬度測
定値によって共通の焼入性曲線が正確に構成される。こ
のこと5− は、特に、焼入端からの距離に対して硬度変化が大きい
金属において、その硬度変化が大きい部分の焼入性曲線
およびその曲線から推定される焼入指数(たとえば1.
THRC50の距離)が正確に得られることによって、
従来きわめて低かった焼入性の判定精度が大幅に向上さ
せられ得るのである。
更に、前記第1測定工程における硬度測定は一般的に信
頼して用いられている。T I S −G Q 561
焼入性試験法に略相当するので、本発明方法によれば、
結果的に斯る試験法の精度を信頼性を維持しつつ試験精
度を向上させることにもなるのである。
ここにおいて、第2平面中心線に平行な第2測定工程の
硬度測定が行われる線の、第2平面中心線からの距離は
、試験片内の円周方向における硬度が炭素の偏析等によ
って一様ではないためできるだけ小さいことが望ましい
反面、第2平面中心線上に残された第1測定工程の硬度
測定による圧痕の影響を避けることが必要である。した
がって、残された圧痕と第2測定工程によって形成され
る6− 圧痕との間隔が硬度測定に影響を及ぼさない一定の値が
保たれる範囲において前記距離はできるだけ小さく決定
される。
また、第2平面を形成するために第1平面の表面中心線
の試験片外周面からの深さよりも小さくなって、試験片
の表層に形成された脱炭層等による第2測定(程の硬度
測定に対する影響が大きくなる反面、深さ寸法が大き過
ぎると、第2測定工程の硬度測定が第1測定工程のとき
よりも試験片の外周面から深い位置で為されることにな
り、試験片の中心部において特に発生する炭素等の偏析
部の影響が大きくなる。したがって、第2平面を形成す
るために第1平面を除去する所定の深さは、第1平面の
中心線の試験片外周面からの深さよりも大きな値であっ
てそれ程大きく異ならない深さとなるように決定される
ことが望ましい。
また、前述の第1平面形成工程および第2平面形成工程
において、第1平面および第2平面が試験片の中心軸線
に対して対称位置にそれぞれ一対形成されることが望ま
しい。硬度測定時における試験片を測定台上にて安定さ
せ、硬度測定値がそれに影響されないようにするためで
ある。
斯くの如き本発明方法を実施する一例を以下に説明する
ており、その一端面14には、所謂ジョミニ一式一端焼
入方法によって焼き入れが施されている。
鋼片12はその外周に互いに平行な一対の下面であって
鋼片12の中心軸線と平行な第1v而16が研磨等の方
法によって形成される。その後、鋼片12は一方の第1
平面16が測定台10上に密着させられることによって
安定に支持される。第1図はこの状態を示す。
斯る鋼片12の焼入性を試験するために、先ず、鋼片1
2の上側に位置する第1平面16の中心線つつ矢印Aに
示される方向に接触片を押圧することによってロックウ
ェルかたさ、ビッカースかたさ等が測定される。たとえ
ば、JIS−GO561の焼入性試験方法の条件に沿っ
て測定される場合には、第1平面16はその中心線が鋼
片12の外周面から0.4 mmの深さとなるように、
外周面が研摩されることによって形成されており、第3
図1.5mm、 3mm、  5mm、 7mm、 9
mm、  11mm、  18mm、15mm+及びそ
れ以後5 mm間隔となるような位置において硬度測定
が為される。第4図における白点(○)は、斯る第1測
定工程における硬度測定値を示している。
次に、各第1平面16が0.2 mmだけ一様に研摩さ
れて、第2平面18が形成される。このため、第2平面
18上においては、第5図および第6図に示されるよう
に、第1測定工程において為された硬度測定の圧痕が解
消または大幅に縮小される。
9− そして、第2平面18の中心線Cから所定距離、すなわ
ち1.8 mm離れた平行な線り上において、第1測定
工程における測定位置の略中間位置が硬度測定される。
斯る第2測定工程における硬度測定データは、第4図の
黒点(・)によって示されている。ここで直線りは、第
1測定工程における中心線Bの鋼片12の外周面からの
深さよりも同等以上の深さに位置し、且つ第1測定工程
による測定の圧痕が第2測定工程における硬度測定に干
渉しない範囲において中心線Cにできるだけ接近して定
められている。すなわち、第6図に示されるように、第
1測定工程における圧痕の外周縁と第2測定工程におけ
る圧痕の外周縁との間隔Eは、第1測定工程における最
小の間隔(1,22mn+)と略同等な間隔(1,21
mm)にされているので、既に硬度測定されたことによ
って形成された圧痕の影響が殆ど解消されているのであ
る。
上述のように本実施例によれば、第4図に示されるよう
に、第1測定工程における硬度測定データと第2測定工
程における硬度測定データとが、10− 鋼片12の焼入特性を示す曲線(硬さと端面14からの
距離との関係を表す曲線)上に略一致させられるので、
鋼片12の焼入特性が正確に評価され得るのである。特
に、第4図の特性に示されるように、焼入端からの距離
が5mm付近において大きく硬度が変化するSC,SF
等低焼入性鋼の焼入性を評価する場合において、その硬
度が大きく変化する部分の焼入曲線を正確に把握するこ
とが測定値の不足によって従来困難であったのに対し、
本実施例によれば、第2測定工程における測定値が加え
られることによって硬度変化の大きい部分の焼入性曲線
およびこれから推定される焼入指数がきわめて正確に把
握される。したがって、通常、が、このような場合にあ
っても、各材料について本実施例の方法を用いれば焼入
性判断を正確にすることが可能となるのである。尚、焼
入曲線は各硬度測定値を補間することによっても決定さ
れるが、このような場合においても硬度測定値(点)が
多い程、正確な焼入曲線式(函Wi、)が得られるので
ある。
因に、第2平面18を形成することなく第1モ面16」
二において同様な第2測定工程が為された場合には、第
7図に示されるような結果が行られた。第7図において
、第1測定工程における4リノ度測定データが白三角(
△)で、第2測定丁程における硬度測定データが黒三角
(ム)で表されているが、ムに示されたデータは△を滑
らかに結ぶ頬。
天性曲線に一致しない。すなわち、斯る場合の第2測定
工程における測定点は、第1測定、1: I’+iにお
ける測定点(中心線B l )の鋼片12の外周面から
の深さく0.4mm、)よりも浅い(0,33mm)の
で、表皮に形成された脱炭層の影響を主として受けたも
のと考えられる。また、第8図に示されるように、第1
測定工程における圧痕と第2れIll定工程における圧
痕の外周縁相互の最小間隔Eが0.86 mmと大幅に
小さくされているので、第2測定工稈における硬度測定
値が圧痕に影響されていることも考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用した一実施例を示す説明図で
ある。第2図は第1図に示す試験片の横断面図である。 第3図は本実施例の第1測定工程の説明図である。第4
図は本実施例によって得られた焼入性曲線である。第5
図は本実施例の第2測定工程の説明図である。第6図は
第5図の■−■視断面断面図る。第7図は、本実施例に
おいて第2平面を形成することなく硬度測定した場合の
焼入性曲線である。第8図は、第7図のデータを分析す
るための説明図である。 12:鋼片(試験片)  14ニ一端面16:第1平面
     18:第2平面B:第1平面の中心線 C:第2平面の中心線 D:第2平面の中心線と平行な線 出頓人  大同特殊鋼株式会社 13− 湾1図 第2因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一端面に焼入が施された円柱状試験片の焼入性を、該一
    端面からの距離とその距離における硬度とによって表わ
    す測定方法であって、 前記試験片の外周に、該試験片の中心軸線と平行な第1
    平面を形成する第1平面形成工程と、前記第1平面の中
    心線上であって、前記一端面から所定の距離をそれぞn
    @でた複数の点において硬度測定する第1測定工程と、 前記試験片に、前記第1平面の表層を所定の深さだけ一
    様に除去した第2平面を形成する第2平面形成工程と、 前記第2平面上において、前記第1平面中心線の前記試
    験片外周面からの深さと同等またはそれ以上の深さに位
    置し、且つ前記第2平面に残された前記第1測定工程の
    硬度測定による圧痕の影響を受けない距離たけ第2平面
    の中心線から離隔した該中心線と平行な線上において、
    前記試験片の中心線方向における前記第1測定工程の測
    定点間を硬度測定する第2測定工程と を含むことを特徴とする焼入性の測定方法。
JP19716382A 1982-11-10 1982-11-10 焼入性の測定方法 Granted JPS5985818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19716382A JPS5985818A (ja) 1982-11-10 1982-11-10 焼入性の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19716382A JPS5985818A (ja) 1982-11-10 1982-11-10 焼入性の測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5985818A true JPS5985818A (ja) 1984-05-17
JPH0124203B2 JPH0124203B2 (ja) 1989-05-10

Family

ID=16369820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19716382A Granted JPS5985818A (ja) 1982-11-10 1982-11-10 焼入性の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5985818A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198422A (ja) * 1988-02-02 1989-08-10 Idemitsu Kosan Co Ltd 金属材料の熱処理条件決定方法
JP2013007652A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Toshiba Corp 合成樹脂材料の検査方法および検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198422A (ja) * 1988-02-02 1989-08-10 Idemitsu Kosan Co Ltd 金属材料の熱処理条件決定方法
JP2013007652A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Toshiba Corp 合成樹脂材料の検査方法および検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0124203B2 (ja) 1989-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5985818A (ja) 焼入性の測定方法
RU2123175C1 (ru) Способ определения предела контактной выносливости материала
RU2175123C2 (ru) Способ определения коэффициента нормальной жесткости упругопластического контакта детали и индентора
JP2744704B2 (ja) 2相ステンレス鋼の熱時効脆化推定方法
CN101702311A (zh) 钢丝及其制造方法
Wolter et al. Micromagnetic testing at Fraunhofer IZFP: Highlights and experiences of more than 3 decades of research
SU947736A1 (ru) Способ изготовлени образцов дл дефектоскопии
KR100940685B1 (ko) 컵 드로잉 실험을 이용한 강재의 마찰특성 평가 방법
Tirosh et al. Note on residual stresses induced by fatigue cracking
RU2147746C1 (ru) Способ определения твердости диффузионного слоя с учетом конфигурационного эффекта
Gupta et al. An experimental investigation of tensile deformation of round bars
RU2132546C1 (ru) Способ измерения микротвердости тонких металлических покрытий
JP3427371B2 (ja) コンクリート構造物の強度判定方法
CN107389893A (zh) 一种跟踪铝带材冷轧过程金属变形情况的验证方法
SU1471115A1 (ru) Способ определени относительной обрабатываемости сталей
SU866448A1 (ru) Способ изготовлени образца дл оценки хладноломкости стали
SU892266A1 (ru) Способ получени эталона дефекта дл метода капилл рной дефектоскопии
Karl Investigations into the Suitability of the Oberhoffer Etch for Identifying Surface Defects
RU2084858C1 (ru) Способ контроля качества железнодорожного колеса
SU1713946A1 (ru) Способ определени прокаливаемости сталей
SU1348708A1 (ru) Способ оценки степени упрочнени инструментальных сталей
RU1793355C (ru) Способ определени толщины информативного сло материала при магнитошумовом контроле изделий
SU1714460A1 (ru) Способ определени длины контакта стружки при резании металлов
CN117920845A (zh) 一种精冲钢基材的质量评估方法及基于此的应用
SU1004012A1 (ru) Способ получени элементов стружки