JPS5985396A - ア−ク溶接用フラツクス入りワイヤ - Google Patents
ア−ク溶接用フラツクス入りワイヤInfo
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- JPS5985396A JPS5985396A JP19394182A JP19394182A JPS5985396A JP S5985396 A JPS5985396 A JP S5985396A JP 19394182 A JP19394182 A JP 19394182A JP 19394182 A JP19394182 A JP 19394182A JP S5985396 A JPS5985396 A JP S5985396A
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- JP
- Japan
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- wire
- lubricant
- weight
- amount
- graphite
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/40—Making wire or rods for soldering or welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤの送給性の優れたアーク溶接用フラック
ス入シワイヤに関するものである。
ス入シワイヤに関するものである。
一般にガスシールド型アーク溶接用ワイヤは自動及び半
自動溶接に使用されておりその際溶梓榊におけるワイヤ
の送給は、例えば20kl?重景のスプール巻ワイヤか
ら、送給ローラのみでスプールを回転させながら引出し
たワイヤをコン・ジットチューブを通じて溶接トーチの
コンタクトチップへ供給するようにし、かかるワイヤ送
給の状態下でアーク溶接を実施するものである。従って
、ワイヤ表面は送給ローラが空転しないような抵抗を有
し、かつコンジットチューブ内で一抵抗を受けない稈度
の潤滑性を有する必要がある。
自動溶接に使用されておりその際溶梓榊におけるワイヤ
の送給は、例えば20kl?重景のスプール巻ワイヤか
ら、送給ローラのみでスプールを回転させながら引出し
たワイヤをコン・ジットチューブを通じて溶接トーチの
コンタクトチップへ供給するようにし、かかるワイヤ送
給の状態下でアーク溶接を実施するものである。従って
、ワイヤ表面は送給ローラが空転しないような抵抗を有
し、かつコンジットチューブ内で一抵抗を受けない稈度
の潤滑性を有する必要がある。
従来のアーク溶接用フラックス人シワイヤは銅メッキを
施こしたソリッド状のワイヤと比較して、フープにより
ブラックスを被包した構造であるためワイヤの送給性が
悪く、従ってワイヤ表面には、軸受用潤滑剤として周知
である低荷重用の液状潤滑剤、あるいは高荷重用のグラ
ファイト、二硫化モリブデンあるいは四ふっ化エチレン
の如き固体潤滑剤を塗布している。
施こしたソリッド状のワイヤと比較して、フープにより
ブラックスを被包した構造であるためワイヤの送給性が
悪く、従ってワイヤ表面には、軸受用潤滑剤として周知
である低荷重用の液状潤滑剤、あるいは高荷重用のグラ
ファイト、二硫化モリブデンあるいは四ふっ化エチレン
の如き固体潤滑剤を塗布している。
前者の液状潤滑剤を塗布したワイヤは、送給口 ′
−ラにおいてローラ表面と密着するから、ローラの回転
がワイヤに云えられ、他方コン・ジットチューブ内にお
いては潤滑性能を発揮して良好なるワイヤ送給性を示す
が、炭化水素系の化合物であるから水素源となり、その
ため溶着金属に対し多量の水素を与え、ビット及びブロ
ーホールの発生原因となっていた。
−ラにおいてローラ表面と密着するから、ローラの回転
がワイヤに云えられ、他方コン・ジットチューブ内にお
いては潤滑性能を発揮して良好なるワイヤ送給性を示す
が、炭化水素系の化合物であるから水素源となり、その
ため溶着金属に対し多量の水素を与え、ビット及びブロ
ーホールの発生原因となっていた。
一方固体潤滑剤は水素源となる物質を含有していないの
で良好な溶着金属を得ることができるが欠点として溶接
時アーク熱により分解して有害なヒユームの発生tを増
加させる傾向を有する。最近1.2〜2.4顛径等の細
径フラックス人9ワ1ヤが造船工事現場等の換気条件の
悪い作業環境下で使用されるようになシ、フラックス入
りワイヤのヒユーム発生は極めて問題となっていた。
で良好な溶着金属を得ることができるが欠点として溶接
時アーク熱により分解して有害なヒユームの発生tを増
加させる傾向を有する。最近1.2〜2.4顛径等の細
径フラックス人9ワ1ヤが造船工事現場等の換気条件の
悪い作業環境下で使用されるようになシ、フラックス入
りワイヤのヒユーム発生は極めて問題となっていた。
本発明はこのような従来のアーク溶接用フラッp、t、
入t)ワイヤの欠点を解消するものであp1溶着金属の
拡散性水素臓が低く、かつ人体に有害なヒユームの発生
量の低いアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する
こと全目的とする。この目的を達成する本発明の要旨と
するところは下記のとおりである。
入t)ワイヤの欠点を解消するものであp1溶着金属の
拡散性水素臓が低く、かつ人体に有害なヒユームの発生
量の低いアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する
こと全目的とする。この目的を達成する本発明の要旨と
するところは下記のとおりである。
(]) ワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふっ化エチレンの混合物:20〜60重量%、銅
粉:40〜80重量%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量
の5 X 10−’〜5X10−3q6付着したことを
特徴とするアーク溶接用スラックス入りワイヤ。
ン、四ふっ化エチレンの混合物:20〜60重量%、銅
粉:40〜80重量%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量
の5 X 10−’〜5X10−3q6付着したことを
特徴とするアーク溶接用スラックス入りワイヤ。
(2) ワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふっ化エチレンの混合物=20〜60重騎チ、銅
粉:1o〜60重惜チおよびがラス粉:5〜60重量%
からなる表面潤滑剤をワイヤ重量の5X10−’ 〜5
X10−3%付着(またコトを特徴とするアーク溶接用
フラックス入りワイヤ。
ン、四ふっ化エチレンの混合物=20〜60重騎チ、銅
粉:1o〜60重惜チおよびがラス粉:5〜60重量%
からなる表面潤滑剤をワイヤ重量の5X10−’ 〜5
X10−3%付着(またコトを特徴とするアーク溶接用
フラックス入りワイヤ。
以下本発明の詳細な説明する。
上記の如く無機質固体潤滑剤のグラファイト、二硫化モ
リブデン、四ふっ化エチレンの混合物をペースにこれに
銅粉を規定量加えた表面潤滑剤を付着した本発明の7ラ
ツクス入りワイヤは溶iK際して良好なワイヤ送給性を
維持した上でヒユームの発生量を低減させる。
リブデン、四ふっ化エチレンの混合物をペースにこれに
銅粉を規定量加えた表面潤滑剤を付着した本発明の7ラ
ツクス入りワイヤは溶iK際して良好なワイヤ送給性を
維持した上でヒユームの発生量を低減させる。
本発明のワイヤを與造するにあたってはワイヤ表面に本
発明潤滑剤を混合物の状態で塗布する。
発明潤滑剤を混合物の状態で塗布する。
潤滑剤を塗布する方法としてはワイヤ製造時に潤滑剤を
容器に入れて、その中にワイヤを通してもよいし、また
本発明潤滑剤を圧着ローラで圧着させてもよい。
容器に入れて、その中にワイヤを通してもよいし、また
本発明潤滑剤を圧着ローラで圧着させてもよい。
−次に上記表面潤滑剤に更にガラス粉を規定量加えた潤
滑剤を伸線潤滑剤として使用し、ワイヤを孔ダイスで伸
線加工すれば高速伸線が可能となりかつグイス脅命も向
上して生産性を向上させることができる。これはガラス
粉がグラファイト、二硫化モリブデン、等の潤滑剤のキ
ャリヤーとして作用するからであり、高速伸線時に潤滑
剤ボックス内でワイヤ近傍におけるトンネル現象が発生
し、iaJ滑剤がワイヤ表面に付かなくなることを防ぐ
。
滑剤を伸線潤滑剤として使用し、ワイヤを孔ダイスで伸
線加工すれば高速伸線が可能となりかつグイス脅命も向
上して生産性を向上させることができる。これはガラス
粉がグラファイト、二硫化モリブデン、等の潤滑剤のキ
ャリヤーとして作用するからであり、高速伸線時に潤滑
剤ボックス内でワイヤ近傍におけるトンネル現象が発生
し、iaJ滑剤がワイヤ表面に付かなくなることを防ぐ
。
この時は独立して表面潤滑剤の塗布工程を省くことがで
きる。ガラス粉末の種類としてはンーダIラス又はカリ
ガラスのいずれであってもよい。
きる。ガラス粉末の種類としてはンーダIラス又はカリ
ガラスのいずれであってもよい。
なお本発明は表面潤滑剤の成分をグラファイト、二硫化
モリブデン、四ふり化エチレンの無機質固体潤滑剤の混
合物、銅粉あるいはさらにがラス粉のみに限定するもの
でなくこれら成分の含有割合が上記範囲にあれば伸線に
伴なって含有される5チ程度の伸線潤滑剤等の他の成分
を含有する場合であってもよく本発明の主旨を逸脱する
ものではない。
モリブデン、四ふり化エチレンの無機質固体潤滑剤の混
合物、銅粉あるいはさらにがラス粉のみに限定するもの
でなくこれら成分の含有割合が上記範囲にあれば伸線に
伴なって含有される5チ程度の伸線潤滑剤等の他の成分
を含有する場合であってもよく本発明の主旨を逸脱する
ものではない。
以下本発明ワイヤに塗布する表面潤滑剤の生砂部分を占
めるグラファイト、二硫化モリブデン、四ふっ化エチレ
ンの混合物と銅粉との混合割合および表面潤滑剤のワイ
ヤ表面への付着量にっ層て説明する。
めるグラファイト、二硫化モリブデン、四ふっ化エチレ
ンの混合物と銅粉との混合割合および表面潤滑剤のワイ
ヤ表面への付着量にっ層て説明する。
第1図はワイヤ表面潤滑剤の混合割合と溶接時のヒユー
ム発生量およびアークの安定性を示すアーク電圧変動幅
との関係を示したもので、第2図はワイヤ表面潤滑剤の
付着量とアークの安定性の良否を示すアーク電圧変動幅
およびワイヤ送給モータの負荷電流である電機子電流と
の関係を示した図である。
ム発生量およびアークの安定性を示すアーク電圧変動幅
との関係を示したもので、第2図はワイヤ表面潤滑剤の
付着量とアークの安定性の良否を示すアーク電圧変動幅
およびワイヤ送給モータの負荷電流である電機子電流と
の関係を示した図である。
第1図の実験は次の条件で行なった。被包利として厚さ
Q、 9 mrxの鋼帯(JIS 、 5PCC)を%
n I 3 amにスリットしU型に成形したものを用
いルチールを主成分とするフラックスをワイヤ重量比で
15チ充てんして常法により伸線用ワイヤに成形し、J
ISWl、04型のダイスで直径1.2wm iで減面
伸線して、得られたワイヤを20kg重量にスプール巻
したものである。ワイヤ表面潤滑剤として粒子径50μ
m以下に粉砕したグラファイト、同じく2μm以下に粉
砕した二硫化モリブデン、1101L以下の四ふっ化エ
チレンの混合物に50μm以下・に粉砕した銅粉を混合
した潤滑剤を用い、該潤滑剤を容器に入れて直径1.2
朋の製品径まで伸線さJl、たワイヤを通すことによっ
てワイヤ表面に表面潤滑剤を付着させた。この潤滑剤の
付着量の測定は1000℃の酸素界囲気で燃焼させ、炭
酸がス駐及び又は二酸化イオウの定量分析値で求め、潤
滑剤に配合した炭素源、イオウ源を求めたものから換算
したもので計算し、その量をワイヤ重量の3 X 10
−’〜5×10 %(a図)および5×10〜7 X
10=%(b図)になるようにした。表面潤滑剤のペー
スとなるグラファイト、二硫化モリブデン、四ふつ化エ
チレンの混合割合は、それぞれ重弼係で65%、20%
、15%とし、この混合物と銅粉との含有割合を変えて
5種類の供試ワイヤを作成。
Q、 9 mrxの鋼帯(JIS 、 5PCC)を%
n I 3 amにスリットしU型に成形したものを用
いルチールを主成分とするフラックスをワイヤ重量比で
15チ充てんして常法により伸線用ワイヤに成形し、J
ISWl、04型のダイスで直径1.2wm iで減面
伸線して、得られたワイヤを20kg重量にスプール巻
したものである。ワイヤ表面潤滑剤として粒子径50μ
m以下に粉砕したグラファイト、同じく2μm以下に粉
砕した二硫化モリブデン、1101L以下の四ふっ化エ
チレンの混合物に50μm以下・に粉砕した銅粉を混合
した潤滑剤を用い、該潤滑剤を容器に入れて直径1.2
朋の製品径まで伸線さJl、たワイヤを通すことによっ
てワイヤ表面に表面潤滑剤を付着させた。この潤滑剤の
付着量の測定は1000℃の酸素界囲気で燃焼させ、炭
酸がス駐及び又は二酸化イオウの定量分析値で求め、潤
滑剤に配合した炭素源、イオウ源を求めたものから換算
したもので計算し、その量をワイヤ重量の3 X 10
−’〜5×10 %(a図)および5×10〜7 X
10=%(b図)になるようにした。表面潤滑剤のペー
スとなるグラファイト、二硫化モリブデン、四ふつ化エ
チレンの混合割合は、それぞれ重弼係で65%、20%
、15%とし、この混合物と銅粉との含有割合を変えて
5種類の供試ワイヤを作成。
した。
ワイヤ送給性はがスシールド型溶接機において3mのコ
ンジットチューブを、直径400朋のループ状にし、溶
接条件を電汁270 Amp X電圧30V1速度30
0 wars1分及び炭酸ガス流計2゜l7分としてス
プール巻ワイヤ重量が20 k+7から15kgとなる
まで溶接を実施したものであり、アークの安定性を示す
アーク電圧変動幅を判定した。
ンジットチューブを、直径400朋のループ状にし、溶
接条件を電汁270 Amp X電圧30V1速度30
0 wars1分及び炭酸ガス流計2゜l7分としてス
プール巻ワイヤ重量が20 k+7から15kgとなる
まで溶接を実施したものであり、アークの安定性を示す
アーク電圧変動幅を判定した。
このアーク電圧変動幅はワイヤ送給が定速でなされれば
変化しないものであり、4.0V以下であればアークが
安定している。
変化しないものであり、4.0V以下であればアークが
安定している。
又ヒユーム発生量はJIS Z 3930により測定し
、700η/分以下を良好、700m9/分超を不良と
した。第1図(a)に示す実験結果から、ワイヤ表面の
表面潤滑剤付着量がワイヤ重量の3 X 1 o−3〜
5 X 10−’チの場合、グラファイト、二硫化モリ
ブデン、四ふっ化エチレンの混合物の含有割合が60
tlj 知、 %以下、銅粉の含有割合が20重嶺°チ
以上であればヒユーム発生量は700 mにl/l/下
となり、かつアーク電圧変動幅は4■以下となってヒユ
ーム発生量を低減させ、良好なワイヤ送給性を呈してア
ークを安定させる。これに反してグラファイト、二硫化
モリブデン、四ふつ化エチレンの混合物の含有割合が6
0″¥L歇チを賭える場合すなわちワイヤ表面の付着量
がワイヤ重量の3X10 %を超える場合はアークの
発生は安定しているが溶接時のヒユーム発生量は700
m91分を超え溶接作業環境が悪化するので好ましく
なく、従来例に相当する含有団100チの場合ではヒユ
ーム発生量が9500tq1分であった。
、700η/分以下を良好、700m9/分超を不良と
した。第1図(a)に示す実験結果から、ワイヤ表面の
表面潤滑剤付着量がワイヤ重量の3 X 1 o−3〜
5 X 10−’チの場合、グラファイト、二硫化モリ
ブデン、四ふっ化エチレンの混合物の含有割合が60
tlj 知、 %以下、銅粉の含有割合が20重嶺°チ
以上であればヒユーム発生量は700 mにl/l/下
となり、かつアーク電圧変動幅は4■以下となってヒユ
ーム発生量を低減させ、良好なワイヤ送給性を呈してア
ークを安定させる。これに反してグラファイト、二硫化
モリブデン、四ふつ化エチレンの混合物の含有割合が6
0″¥L歇チを賭える場合すなわちワイヤ表面の付着量
がワイヤ重量の3X10 %を超える場合はアークの
発生は安定しているが溶接時のヒユーム発生量は700
m91分を超え溶接作業環境が悪化するので好ましく
なく、従来例に相当する含有団100チの場合ではヒユ
ーム発生量が9500tq1分であった。
次に第1図(b)に示す実験結果からワイヤ表面の表面
潤滑剤付着量がワイヤ重量の5×10〜7X10−’%
の場合、グラファイト、二硫化モリブデン、四ふっ化エ
チレンの混合物の含有割合が20重Iq6以上、銅粉の
含有割合が80重量係以下であればヒユーム発生量、ア
ーク電圧の変動幅ともに良好域となる。これに反してグ
ラファイト、二硫化モリブデン、四ふつ化エチレンの混
合物の含有割合が20重騎係に満たない場合、ヒユーム
発生量は良好であるがワイヤの送給性が悪化し良好なア
ークの発生を妨げてアーク電圧の変llIrl11vi
!が4vを超えるようになる。これは表面潤滑剤のワイ
ヤ表面への付着量の減少及びワイヤ送給性に有効なグラ
ファイト、二硫化モリブデンの混合物の表面潤滑剤中へ
の含有割合が少なくなってワイヤ表面の潤滑性がなくな
る結果、コン・ジットチューブ内でのワイヤの送給抵抗
が増大してスプール巻ワイヤ重量と合わせて高荷重とな
るためにワイヤの送給性の劣化が著しくなったものと考
えられる。
潤滑剤付着量がワイヤ重量の5×10〜7X10−’%
の場合、グラファイト、二硫化モリブデン、四ふっ化エ
チレンの混合物の含有割合が20重Iq6以上、銅粉の
含有割合が80重量係以下であればヒユーム発生量、ア
ーク電圧の変動幅ともに良好域となる。これに反してグ
ラファイト、二硫化モリブデン、四ふつ化エチレンの混
合物の含有割合が20重騎係に満たない場合、ヒユーム
発生量は良好であるがワイヤの送給性が悪化し良好なア
ークの発生を妨げてアーク電圧の変llIrl11vi
!が4vを超えるようになる。これは表面潤滑剤のワイ
ヤ表面への付着量の減少及びワイヤ送給性に有効なグラ
ファイト、二硫化モリブデンの混合物の表面潤滑剤中へ
の含有割合が少なくなってワイヤ表面の潤滑性がなくな
る結果、コン・ジットチューブ内でのワイヤの送給抵抗
が増大してスプール巻ワイヤ重量と合わせて高荷重とな
るためにワイヤの送給性の劣化が著しくなったものと考
えられる。
これから溶接に際して良好なワイヤ送給性を呈し、安定
したアークを発生させてかつヒユーム発生量を低減させ
るためにはワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふり化エチレンの混合物20〜60重量%、銅粉
40〜80重量%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量の5
×lO〜5 X 10−’チ付着させれば良いことが明
らかとなった。
したアークを発生させてかつヒユーム発生量を低減させ
るためにはワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふり化エチレンの混合物20〜60重量%、銅粉
40〜80重量%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量の5
×lO〜5 X 10−’チ付着させれば良いことが明
らかとなった。
第2図は表面潤滑剤の成分混合割合を一定にしてワイヤ
表面の潤滑剤付着量とワイヤ送給性、アーク安定性との
関係を実験調査した結果を示す。
表面の潤滑剤付着量とワイヤ送給性、アーク安定性との
関係を実験調査した結果を示す。
第2図においてはグラファイト、二硫化モリブデン、四
ふっ化エチレンの混合割合を50%、20チ、30%と
シフ、該ペース混合物と銅粉との含有割合をそれぞれ4
0重号チ、60重景係とした表面潤滑剤を使用し、これ
をワイヤ表面に付着量を変えて6種類の供給ワイヤを作
成し、溶接に供した。ワイヤの製造条件、ワイヤ送給条
件、溶接条件等の他の条件は第1図の実験の場合と同様
である。これから明らかなようにワイヤ表面の潤滑剤の
付着量がワイヤ重量の5X1o %を超えるとアー
ク電圧変動幅が次第に増大し、かつワイヤ送給モータの
負荷電流が次第に減少する傾向になる。
ふっ化エチレンの混合割合を50%、20チ、30%と
シフ、該ペース混合物と銅粉との含有割合をそれぞれ4
0重号チ、60重景係とした表面潤滑剤を使用し、これ
をワイヤ表面に付着量を変えて6種類の供給ワイヤを作
成し、溶接に供した。ワイヤの製造条件、ワイヤ送給条
件、溶接条件等の他の条件は第1図の実験の場合と同様
である。これから明らかなようにワイヤ表面の潤滑剤の
付着量がワイヤ重量の5X1o %を超えるとアー
ク電圧変動幅が次第に増大し、かつワイヤ送給モータの
負荷電流が次第に減少する傾向になる。
これは、ワイヤ表面が潤滑剤付着過多になシ、ワイヤと
送給ローラとの間で滑シが発生するようになり安定した
ワイヤ送給性を示さなくなるからである。一方潤滑剤の
付着量が5×10 %に満たなくなるとアーク電圧変
動幅、ワイヤ送給モータの負荷電流ともに次第に増大す
るようになる。これは良好な送給性を呈するだめの潤滑
剤の付着量が不足し始め、ワイヤ表面の潤滑性が劣化し
、コンジットチューブ内でのワイヤの送給抵抗が増大す
るからである。
送給ローラとの間で滑シが発生するようになり安定した
ワイヤ送給性を示さなくなるからである。一方潤滑剤の
付着量が5×10 %に満たなくなるとアーク電圧変
動幅、ワイヤ送給モータの負荷電流ともに次第に増大す
るようになる。これは良好な送給性を呈するだめの潤滑
剤の付着量が不足し始め、ワイヤ表面の潤滑性が劣化し
、コンジットチューブ内でのワイヤの送給抵抗が増大す
るからである。
このように第2図に示す実験結果からも表面潤滑剤の付
着量はワイヤ重1の5 X 10−’〜5 X 10−
’チが適正な値であることがわかる。
着量はワイヤ重1の5 X 10−’〜5 X 10−
’チが適正な値であることがわかる。
前記した如く上記表面潤滑剤(以下第1発明の旧滑剤と
いう)をワイヤ表面に所定寸付着させるには、ワイヤを
判品径壕で伸線した後に圧着ローラで圧着させたり、潤
滑剤ゲックスの中をワイヤを通過させればよい。
いう)をワイヤ表面に所定寸付着させるには、ワイヤを
判品径壕で伸線した後に圧着ローラで圧着させたり、潤
滑剤ゲックスの中をワイヤを通過させればよい。
しかし潤滑剤ゲックスでワイヤ表面に上記第1発明の潤
滑剤を付着させた後、孔ダイスで減面加工する場合、ダ
イスによる減面加工に十分な潤滑剤を付着させる必要が
あるが、第1発明の潤滑剤1の場合、ワイヤへの付着性
があまり良くないので所要量の潤滑剤を付着させ、かつ
高速で伸線することはむずかしい。そのため伸線は50
0 m1分以下の速度に制限される。伸線速度を500
m/分以上にした場合は潤滑不足から断線したりダイ
ス焼付き現象を生じワイヤ表面にダイス荒れが発生し、
このため溶接時のワイヤの送給性が悪くなる。
滑剤を付着させた後、孔ダイスで減面加工する場合、ダ
イスによる減面加工に十分な潤滑剤を付着させる必要が
あるが、第1発明の潤滑剤1の場合、ワイヤへの付着性
があまり良くないので所要量の潤滑剤を付着させ、かつ
高速で伸線することはむずかしい。そのため伸線は50
0 m1分以下の速度に制限される。伸線速度を500
m/分以上にした場合は潤滑不足から断線したりダイ
ス焼付き現象を生じワイヤ表面にダイス荒れが発生し、
このため溶接時のワイヤの送給性が悪くなる。
そこでワイヤ表面へ潤滑剤の付着を良くシ、高速伸線に
も耐えうる材料としてかつワイヤ送給性潤滑剤として使
用できヒユームの発生畢を増加させない材料として種々
検討した結果アーク熱によって溶はスラグ化し結果とし
てヒユーム奇を増加させない特性を有するガラス粉が好
寸しいことを究明した。すなわちソーダガラス、カリガ
ラス等のガラス粉を適清、上記第1発明の表面潤滑剤に
加えた潤滑剤を伸線潤滑剤として使用すれば、がラス粉
が潤滑剤のキャリヤーとして作用する結果、ワイヤを高
速伸線する場合でも良好にワイヤ表面に付着させること
ができる。この場合はもちろん別途表1fJi潤滑剤の
ワイヤへの塗布工程は省略できる。
も耐えうる材料としてかつワイヤ送給性潤滑剤として使
用できヒユームの発生畢を増加させない材料として種々
検討した結果アーク熱によって溶はスラグ化し結果とし
てヒユーム奇を増加させない特性を有するガラス粉が好
寸しいことを究明した。すなわちソーダガラス、カリガ
ラス等のガラス粉を適清、上記第1発明の表面潤滑剤に
加えた潤滑剤を伸線潤滑剤として使用すれば、がラス粉
が潤滑剤のキャリヤーとして作用する結果、ワイヤを高
速伸線する場合でも良好にワイヤ表面に付着させること
ができる。この場合はもちろん別途表1fJi潤滑剤の
ワイヤへの塗布工程は省略できる。
この場合のワイヤ表面に付着する表面潤滑剤の成分割分
としてはグラファイト、二硫化モリブデン、四ふり化エ
チレンの混合物:20〜60重普チ、銅粉=10〜60
重喰チおよびがラス粉:5〜60重tチが好ましく、該
潤滑剤(以下第2発明の潤滑剤という)をワイヤ1丑の
5×10〜5X10 %ワイヤ表面に付着したワイヤ
であれば良好なワイヤ送給性、アーク安定性を示し、か
つヒーーム発生量を700η/分以下に低減できる。
としてはグラファイト、二硫化モリブデン、四ふり化エ
チレンの混合物:20〜60重普チ、銅粉=10〜60
重喰チおよびがラス粉:5〜60重tチが好ましく、該
潤滑剤(以下第2発明の潤滑剤という)をワイヤ1丑の
5×10〜5X10 %ワイヤ表面に付着したワイヤ
であれば良好なワイヤ送給性、アーク安定性を示し、か
つヒーーム発生量を700η/分以下に低減できる。
ガラス粉が全表面潤滑剤の内に占める割合は5〜60重
量%が効果的であり、5重量%未満では高速伸線時にお
いて潤滑剤のワイヤへの付着性、伸線性が不充分であり
又60重−9%を超えるとワイヤと溶接チップとの通電
性をそこないアークが不安定になる。又銅粉の含有割合
を10〜600〜60重量%は銅粉が10重縫チ未満で
はガラス粉との関連でワイヤと溶接テップとの通電性が
そこなわれ、60重量%を超えると銅粉が伸線性に悪影
響を及はし始めてダイス荒1れを起こしやすくなるから
である。又グラファイト、二硫化モリブデン、四ふり化
エチレンの混合物の含有割合については前記第1発明の
潤滑剤の場合と同様である。
量%が効果的であり、5重量%未満では高速伸線時にお
いて潤滑剤のワイヤへの付着性、伸線性が不充分であり
又60重−9%を超えるとワイヤと溶接チップとの通電
性をそこないアークが不安定になる。又銅粉の含有割合
を10〜600〜60重量%は銅粉が10重縫チ未満で
はガラス粉との関連でワイヤと溶接テップとの通電性が
そこなわれ、60重量%を超えると銅粉が伸線性に悪影
響を及はし始めてダイス荒1れを起こしやすくなるから
である。又グラファイト、二硫化モリブデン、四ふり化
エチレンの混合物の含有割合については前記第1発明の
潤滑剤の場合と同様である。
以下本発明の効果を比較例とともに?P、 1表よジ説
明する。第1表に示す実施例のワイヤは以下の如くして
製造された。
明する。第1表に示す実施例のワイヤは以下の如くして
製造された。
JIS 、 5PCCの厚さ0.9龍の鋼帯を巾13順
にスリットし、成形ローラで横断面U型からワイヤの横
断面が単純な0型になる如く成形し、途中でU型溝部内
にルチールを主成分とするフラックスをワイヤ重量あた
り15%充てんし、直径3.0闘の伸線用緊線を作成す
る。この素線の伸線は減面率20チ以下でJIS−W
104型の9個の孔ダイスにより行ない、ワイヤを直径
1.2龍に引き抜き減面して20kg重量のスプール巻
とした。
にスリットし、成形ローラで横断面U型からワイヤの横
断面が単純な0型になる如く成形し、途中でU型溝部内
にルチールを主成分とするフラックスをワイヤ重量あた
り15%充てんし、直径3.0闘の伸線用緊線を作成す
る。この素線の伸線は減面率20チ以下でJIS−W
104型の9個の孔ダイスにより行ない、ワイヤを直径
1.2龍に引き抜き減面して20kg重量のスプール巻
とした。
ワイヤ表面への表面潤滑剤の塗布方法はPg1発明の潤
滑剤の場合(A4,5)は最終径(1,2mm)に伸線
後潤滑剤−−ツクスの中をワイヤを通過させて塗布した
。又第2発明の潤滑剤の場合(屋6〜11)は上記素線
の伸線のさい各孔ダイス前の潤滑剤−一ックスに潤滑剤
を満たし伸線潤滑剤として用いることにより塗布した。
滑剤の場合(A4,5)は最終径(1,2mm)に伸線
後潤滑剤−−ツクスの中をワイヤを通過させて塗布した
。又第2発明の潤滑剤の場合(屋6〜11)は上記素線
の伸線のさい各孔ダイス前の潤滑剤−一ックスに潤滑剤
を満たし伸線潤滑剤として用いることにより塗布した。
なお第1表中に示されるグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふっ化エチレン、銅粉、ンーダガラス、は各々粒
子径50μm以下、2μm以下、10μm以下、50μ
m以下、200μm以下、に粉砕されである。
ン、四ふっ化エチレン、銅粉、ンーダガラス、は各々粒
子径50μm以下、2μm以下、10μm以下、50μ
m以下、200μm以下、に粉砕されである。
この様にして製造されたワイヤの送給性、溶接ヒーーム
発生量、及び溶着金属の拡散性水素暇について調査した
結果を第1表に示す。
発生量、及び溶着金属の拡散性水素暇について調査した
結果を第1表に示す。
ワイヤの送給性は3mのコンジットチューブを直径40
01111のループ状にした状態で、ワイヤのスプール
巻重量20kgから15kgまでを連続溶接し、送給モ
ータの電機子電流及びアーク電圧変動幅を測定したもの
で、溶接電流270Amp 、溶接電圧30v1溶接速
度300 MM1分及び炭酸ガス流量201/分で実施
した。
01111のループ状にした状態で、ワイヤのスプール
巻重量20kgから15kgまでを連続溶接し、送給モ
ータの電機子電流及びアーク電圧変動幅を測定したもの
で、溶接電流270Amp 、溶接電圧30v1溶接速
度300 MM1分及び炭酸ガス流量201/分で実施
した。
扁1.2.3のワイヤは潤滑剤の種類が本発明とけ異な
る従来例である。A1は成分的に炭化水素化合物である
ためワイヤの送給性、ヒユーム発生量は良好であるが拡
散性水素量が多くて品質的に劣る。A2は通常の伸線に
使用されている金属石けんの例で、ワイヤの送給性が悪
くかつ溶着金rの拡散性水素量も多い。A3は拡散性水
素量が低い点ですぐれているが、ヒユーム発生量が多い
。扁4〜11のワイヤは本発明例でありワイヤの送給性
にすぐれ拡散性水素量が低くかつヒユーム発生量も低く
良好である。その内でもA6〜11のワイヤはグラファ
イト、二硫化モリブデン、四ふつ化エチレンの混合物、
銅粉に加えてガラス粉を含有しているため伸線潤滑性に
すぐれている。
る従来例である。A1は成分的に炭化水素化合物である
ためワイヤの送給性、ヒユーム発生量は良好であるが拡
散性水素量が多くて品質的に劣る。A2は通常の伸線に
使用されている金属石けんの例で、ワイヤの送給性が悪
くかつ溶着金rの拡散性水素量も多い。A3は拡散性水
素量が低い点ですぐれているが、ヒユーム発生量が多い
。扁4〜11のワイヤは本発明例でありワイヤの送給性
にすぐれ拡散性水素量が低くかつヒユーム発生量も低く
良好である。その内でもA6〜11のワイヤはグラファ
イト、二硫化モリブデン、四ふつ化エチレンの混合物、
銅粉に加えてガラス粉を含有しているため伸線潤滑性に
すぐれている。
本例ではワイヤへの潤滑剤塗布をかねて伸線潤滑剤とし
て使用し伸線速度600 m/分の高速伸線を行なった
。
て使用し伸線速度600 m/分の高速伸線を行なった
。
AI 2〜14のワイヤはいずれも比較例でありAI2
はNaガラス粉の含有量55%に対して銅粉が全く含有
されていないためワづヤと溶接チップとの通電性が劣り
アークが安定せずアーク電圧の変動幅が大きい。A13
は潤滑剤付着骨が本発明範囲を超えかつグラファイト、
二硫化モリブデン、四ふっ化エチレンの混合物の含有割
合が80係を超えるためヒユーム発牛肴が多い。漸14
は潤滑剤成分は本発明を満足しているが潤滑剤の付着量
が本発明範囲に満たずワイヤの送給性に劣っている。
はNaガラス粉の含有量55%に対して銅粉が全く含有
されていないためワづヤと溶接チップとの通電性が劣り
アークが安定せずアーク電圧の変動幅が大きい。A13
は潤滑剤付着骨が本発明範囲を超えかつグラファイト、
二硫化モリブデン、四ふっ化エチレンの混合物の含有割
合が80係を超えるためヒユーム発牛肴が多い。漸14
は潤滑剤成分は本発明を満足しているが潤滑剤の付着量
が本発明範囲に満たずワイヤの送給性に劣っている。
以上説明したように本発明のアーク溶接用フラックス入
りワイヤによればワイヤ送給性に優れ、従来問題となっ
ていた溶着金属の拡散性水素量は低く、かつ有害なヒユ
ームの発生量を低減できるので、その工業的価値は極め
て犬である。
りワイヤによればワイヤ送給性に優れ、従来問題となっ
ていた溶着金属の拡散性水素量は低く、かつ有害なヒユ
ームの発生量を低減できるので、その工業的価値は極め
て犬である。
第1図(a)はワイヤ表面の潤滑剤付着量がワイヤ1俄
の3×10〜5×10 である場合の、潤滑剤中の混合
物A(グラファイト65%、二硫化モリブデン20%、
四ふつ化エチレン15%)と銅粉の割合とヒユーム発生
量及びアーク電圧変#1幅の関係を示す図、第1図(b
)はワイヤ表面の潤滑剤付着量がワイヤ重量の5 X
I F’〜7X10−’ %である場合の潤滑剤中の
混合物A(グラファイト65チ、二硫化モリブデン20
4、四ふつ化エチレン15チ)と銅粉の割合とヒユーム
発生°吟及びアーク′電圧変動幅の関係を示す図、第2
図は表面潤滑剤の成分混合割合を一定にしてワイヤ表面
の潤滑剤付着量とワイヤ送給性、アーク安定性との関係
を示す図である。 特許出願人 日鐵溶接工業株式会社 第1図 (bン 茶72 (Q−)
の3×10〜5×10 である場合の、潤滑剤中の混合
物A(グラファイト65%、二硫化モリブデン20%、
四ふつ化エチレン15%)と銅粉の割合とヒユーム発生
量及びアーク電圧変#1幅の関係を示す図、第1図(b
)はワイヤ表面の潤滑剤付着量がワイヤ重量の5 X
I F’〜7X10−’ %である場合の潤滑剤中の
混合物A(グラファイト65チ、二硫化モリブデン20
4、四ふつ化エチレン15チ)と銅粉の割合とヒユーム
発生°吟及びアーク′電圧変動幅の関係を示す図、第2
図は表面潤滑剤の成分混合割合を一定にしてワイヤ表面
の潤滑剤付着量とワイヤ送給性、アーク安定性との関係
を示す図である。 特許出願人 日鐵溶接工業株式会社 第1図 (bン 茶72 (Q−)
Claims (2)
- (1) ワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふっ化エチレンの混合物:20〜60重t%、銅
粉:40〜80重f%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量
の5×10〜5×10 %付着−させたことを特徴とす
るアーク溶接用フラックス入りワイヤ。 - (2) ワイヤ表面にグラファイト、二硫化モリブデ
ン、四ふつ化エチレンの混合物=20〜60重量%、銅
粉:10〜601を看チ、およびガラス粉:5〜60重
Flk%からなる表面潤滑剤をワイヤ重量の5 X 1
0−’〜5 X 10−’ %付着させたことを特徴と
するアーク溶接用フラックス入シワイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394182A JPS5985396A (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | ア−ク溶接用フラツクス入りワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19394182A JPS5985396A (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | ア−ク溶接用フラツクス入りワイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985396A true JPS5985396A (ja) | 1984-05-17 |
Family
ID=16316286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19394182A Pending JPS5985396A (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | ア−ク溶接用フラツクス入りワイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5985396A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273109A (en) * | 1992-12-07 | 1994-06-08 | Ford Motor Co | Composite metalising wire containing lubricant and/or wear resistant particle method for producing said wire |
EP2361719A1 (en) * | 2010-01-27 | 2011-08-31 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Stainless steel flux cored wired |
WO2014013326A3 (en) * | 2012-07-19 | 2014-03-20 | Lincoln Global, Inc. | Hot-wire consumable to provide self-lubricating weld or clad |
CN111037154A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-21 | 安徽应流集团霍山铸造有限公司 | 一种焊接用填充料的预加工方法 |
-
1982
- 1982-11-06 JP JP19394182A patent/JPS5985396A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273109A (en) * | 1992-12-07 | 1994-06-08 | Ford Motor Co | Composite metalising wire containing lubricant and/or wear resistant particle method for producing said wire |
GB2273109B (en) * | 1992-12-07 | 1996-10-23 | Ford Motor Co | Composite metalising wire and method of using |
EP2361719A1 (en) * | 2010-01-27 | 2011-08-31 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Stainless steel flux cored wired |
US9751158B2 (en) | 2010-01-27 | 2017-09-05 | Kobe Steel, Ltd. | Stainless steel flux cored wire |
WO2014013326A3 (en) * | 2012-07-19 | 2014-03-20 | Lincoln Global, Inc. | Hot-wire consumable to provide self-lubricating weld or clad |
US9272358B2 (en) | 2012-07-19 | 2016-03-01 | Lincoln Global, Inc. | Hot-wire consumable to provide self-lubricating weld or clad |
CN111037154A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-21 | 安徽应流集团霍山铸造有限公司 | 一种焊接用填充料的预加工方法 |
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