JPS598422B2 - ジヤイレ−トリクラツシヤ用水圧装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数の水圧ジャッキを使用しているクラッシャ
清掃装置に関しておりまたより具体的には以下のような
水圧装置に関している。

即ち、この水圧装置は、ジヤイレートリクラツシヤ内の
ばねレリースに打ち勝ちそれにより粉砕不可能な物）−
質が詰まつたタラツシヤ内の粉砕用中空部を通過しうる
ようにしてそれから除かれるようにすることによつて粉
砕用中空部を清掃するためのものである。

本発明の第１の目的は、複数の水圧ジヤツキが調節リン
グと主枠間に大旨垂直方向のスラストを有効に加える如
くクラツシヤの回りに配列されているところのタラツシ
ヤ清掃装置である。

第２の目的は、水圧ジヤツキがクラツシヤ内に受け入れ
られているところの粉砕清掃装置である。

第３の目的は、ジヤツキがクラツシヤの部品内にねじ入
れされていてそれによりそれらがばねレリースに打ち勝
つ時にクラツシヤ部品間に直接的にスラストを加えると
ころの上述の型の清掃装置である。第４の目的は以下の
ようなばねレリースおよびクラツシヤ清掃装置であり、
該装置は、全てについて主枠フランジの下でその中に受
け入れられて取付けられかつクラツシヤの回りのばねの
間に間隔を置いて円形状の１列をなして配置されている
ジヤツキを使用している。

第５の目的はクラツシヤの主枠フランジ内にねじ入れら
れたジヤツキである。

第６の目的は、調節リング内に埋め込まれた一連の小さ
なジヤツキを使用しているクラツシヤ清掃装置である。

第７の目的は、ジヤツキがクラツシヤの部品内に受け入
れられていてそれにより水圧の一部がこのクラツシヤの
部品によつて受け取られるところのクラツシヤ清掃機構
用のジヤツキ装置である。

第８の目的は、限られた数の大きなジヤツキに代わつて
クラツシヤの回りに間隔的に配置された例えば１６個位
の複数の小さなジヤツキを使用しているクラツシヤ清掃
装置である。第９の目的は簡単な流体回路用に設定され
たクラツシヤ清掃装置である。

他の目的は以下の説明および図面内において時時明らか
にされよう。

クラツシヤの円形用主枠が符号２００で示されており、
それはその上端部に外方に伸びた円形状フランジ２０２
を持つている。

また、このフランジは、従来からの方法でボールを調節
可能に支持するようにその内側表面２０６においてねじ
切りされている調節リング２０４を支持している。上方
かつ外方に伸びている枠と調節リングとの間の上向きに
広がつている円維台形状の表面２０８と２１０か調節リ
ングボールを適当に調心させて位置決めさせる役目を果
たしており、また同様に外方かつ下方に伸びている外方
に傾斜した表面２１２と２１４もそうした役目をなして
いる。総称２１６で示されている複数のジヤツキユニツ
トが、これらのジヤツキの各々が調節リング内のソケツ
ト部２１８内にねじ入れられてクラツシヤの回りに位置
決めされている。

各ジヤツキユニツトはシリンダ２２０とピストン２２２
と共にそれらの間のＯリングのような適当なシール２２
４のようなものを有している。シリンダの上部２２６が
下部２２８よりも厚い壁を有しており、そしてこれらの
中間にはシリンダとソケツト部間でねじ山２１８を最終
的に咬合させるために調節リングの上部表面に当接して
係合するところの肩部２３０があることが第２図におい
て示されている。ピストンの下端部２３２が若干丸くな
つて凸状になつており、そして主枠フランジの上部の露
出した平らな表面２３４が適当な摩擦減少挿入部材２３
６を有しえてそれによりジヤツキユニツトが励起される
時に側面的移行すなわち横方向のスラストを受け入れる
ように摩擦を減少させている。シリンダの頂部が小さな
口２３８を持つており、それはボールが揚げられている
時にボールをゆつくりと制御的に降下させるように水圧
が減衰されるに際して圧力流体の排出を制御するように
寸法決めされている。

第１図に線図的に示されているばねレリース２４０がコ
イルばねと共に調節リングと主枠フランジとを貫いてい
る複数のばねボルトを有しえて、該コイルばねはばねポ
ルトの回りかあるいはそれから離れて配置されているが
ばねボルトあるいは下部ばね保持部材によつて保持され
、それにより調節リングとボールとが下方向に弾力的に
付勢されて保持されるが踏み潰された鉄（Ｔｒａｍｐｉ
ｒＯｎ）のような粉砕不可能な物質が粉砕用中空内を通
される時に揚げられうるようにしている。ここにおいて
、これらの全ては従来からのものでありうる。ばねレリ
ースの下方向スラストはきわめて大きくそして全てのジ
ヤツキが励起されている時に水圧が減衰されるに際して
ばねが大きな力でボールと調節リングとを下向きに叩き
つけそうして機械および／あるいは作業者に損傷を与え
るかも知れない。しかし、ジヤツキ内の小さな排出口２
３８は、水圧が減衰されるに際してボールと調節リング
とが安全な速さで下げられるように設定されうる制御さ
れた速さで圧力流体を単に排出させるのみであろう。水
圧結合部２４２は、第１図の符号２４４で示されたよう
な適当なコネクタ、Ｔ字状継ぎ手および１つのジヤツキ
ユニツトから他のものへ通じている管部材を有しうる。

ジヤツキユニツトが全てそれらのソケツト部内に下方向
に完全にねじ入れられそして水圧結合部の全てが完全に
かつ堅固に配置される時に、特定のジヤツキユニツトの
部品あるいは一群のジヤツキユニツトの部品がねじ戻さ
れて外れるという傾向性はジヤツキ間の水圧結合部によ
つて防がれるたろう。こうして、個々のジヤツキユニツ
トを適当な位置に保持するためのシール、締結キーある
いは止めねじは必要でない。ジヤツキと結合部とは調節
リングの上部表面上にある故に、一連の弧状の棚部材２
４６を有しうる保護覆いが提供されており、該棚部材は
クラツシヤの回りでヘリとヘリとを接して伸びそしてそ
れの各端部においてアングル鉄部材２４８上に取り付け
られさらに適当なねじ２５０のようなもので保持されて
いる。全水圧機構は１つあるいはいくらかの点で第２図
の適当な結合部２５２を介し７て水圧源に結合されねば
ならなく、該結合部は棚部材上の伸長部２５４によつて
保護されうる。また、該伸長部は符号２５８の所で調節
リングの側部に結合された下方に曲かつた脚部２５６を
有しており、この時水圧結合部は符号２６０のような所
で適当な方法によつて脚部を貫きそして適当な水圧源に
伸びている。適当な手押しポンプ、あるいは時には電動
ポンプ、あるいは他の簡単または複雑な水圧回路および
水圧源によつて、特定の取付装置あるいは操作によつて
望まれまたは要求されるように、圧力流体が装置に供給
されうる。

棚部材２４６は落下物が水圧結合部を損ないあるいは破
壊することを防ぎそしてまた作業者がクラツシヤを調節
、補修または操作する時にクラツシヤの回りでまたはそ
の上で動く際に結合部上に立ち入ることを防ぐ役割も果
たすたろう。本発明の使途、操作および機能は以下のよ
うなものである。

図示されまた記述されている装置内には複数の別個にな
つたジヤツキが使用されている。

この装置は例えは２．１ｍ（７フイート）あるいは３ｍ
（１０フイート）のクラツシヤのような比較的大きな機
械と思われるものに特に向けられている。２．１ｍ（７
フイート）のクラツシヤの場合には、１６個のこうした
ジヤツキが使用されえ、これらの全てはクラツシヤの回
りに等しい間隔で配置されそして適当な間隔で調節リン
グ内に受け入れられておりそれによつてそれらが一緒に
なつて調節リングとボールとを揚げるようになつている
。

この特定のジヤツキの形態は、それが調節リング内のソ
ケツト部内に下方向にねじ入れられそしてシリンダの下
部が断面においてより薄くなつておりそれにより調節リ
ングがシリンダの内側で大きくなつた水圧のいくらかを
受け取るようにしているという長所を有する。流れの制
御は、調節リングを揚げる速さを緩めうるような小さな
入口および排出開口によつて各ジヤツキ内へと完全に伝
えられているが、それは短所とは考えられていない。こ
れらのジヤツキの全ての頂部が、もしジヤツキが１６個
使用されていれば、露出されている故に、種々の水圧結
合部と取付部材とを保護するための棚部材は、それらが
落下物あるいは作業者の立ち入りなどにより損なわれな
いという点において、重要と考えられている。止めねじ
あるいはキーは、クラツシヤの回りの種々の水圧管部材
結合部がジヤツキがねじ戻されることを防ぐたろう故に
、ねじ入れられたジヤツキを適当な位置に維持するため
に必要とされない。又、若干丸くされた各ジヤツキ上の
プランジヤの底端部を有することも重要であり、そして
摩擦減少挿入部材が主枠フランジの頂部内に配置されそ
れによりジヤツキがばねレリースが部分的に圧縮される
と共に伸ばされる時にかしげて押されることなどによる
側面方向への移行である比較的横方向への運動が受け入
れられうるようにしている。

ジヤツキは長い行程を有する必要はなく、むしろ例えば
５Ｃｆ１１（２″）程の行程で充分でありそれにより機
械を清掃する。本発明の好適例やいくらかの変形例が上
に説明されているが、適当な他の変形、変化、置換およ
び選択が本発明の基本的主題から逸脱することがなけれ
ばなされうることを理解されたい。

例えば、水圧回路が図示されおよび／または説明されて
いる。そして流体回路と言う方が、回路の多くではある
が全ての面について油、空気あるいは窒素のような気体
、あるいはそれらの結合のように水圧的でない故に、よ
り適当な言葉使いであることを理解されたい。ここでの
流体という言葉は広い意味に解されるべきである。又、
ばねレリースについて説明され記述されている所では、
多くの場合に機械的ばねあるいは空気シリンダあるいは
そうしたものの結合が使用されうることを理解されたい
。

【図面の簡単な説明】

第１図はクラツシヤの清掃のための水圧装置を持つたク
ラツシヤの枠の一部の平面図であり、そして第２図は拡
大された寸法の第１図の２−２線に沿つて切断された断
面図である。 主要部の符号の説明、主枠要素・・・・・・２００、ば
ねレリース・・・・・・２４０、ボール支持リング要素
（調節リング）・・・・・・２０４、水圧ジヤツキ・・
・・・・２１６、シリンダ・・・・・・２２０、ピスト
ン・・・・・・２２２、シリンダ下部・・・・・・２２
６、シリンダ上部・・・・・・２２８、肩部・・・・・
・２３０、主枠要素の上部表面・・・・・・２３４、摩
擦減少要素・・・・・・２３６、保護棚部材・・・・・
・２４６、ソケツト部・・・・・・２１８、円形状フラ
ンジ・・・・・・２０２。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 円形状の主枠要素、該主枠要素の上端部上に傾動可
   能に取付けられかつばねレリースにより該主枠要素に対
   して下方向に付勢されて解放可能に保持される如く構成
   されたボール支持リング要素、および該主枠と該ボール
   支持リング要素との回りに円形状に配置されかつそれら
   の間で有効に働く複数の水圧ジャッキを有し、該ジャッ
   キが該ボール支持リング要素内に埋め込まれておりそし
   てクラッシャの粉砕用中空部から粉砕不可能な物質が除
   かれるように該ボール支持リング要素を該主枠要素から
   持ち揚げるために他方の要素に軸方向のスラストを加え
   る如く群として操作され、該ジャッキの各々がシリンダ
   とピストンとを有しそして該シリンダが該ボール支持リ
   ング要素内に埋められ、更に該ジャッキの各々のピスト
   ンに相い対して該主枠要素の上部表面内に摩擦減少要素
   を有しそれにより持ち揚げ作用および中空部清掃中の側
   面方向の荷重を受け入れる如く滑りを生み出しているこ
   とを特徴とするジヤイレートリクラツシヤ用のボールレ
   リースの水圧装置。 ２ 該主枠要素が大旨直立していて、外方に伸びた円形
   状フランジを有し、該ボール支持リング要素が該フラン
   ジ上に取付けられかつそれに重なり合つておりさらに内
   部に調節可能に取付けられた粉砕用ボールを有し、該ば
   ねレリースが、該ボール支持リング要素を該フランジ上
   に弾力的に付勢して保持しているか該粉砕用中空部から
   粉砕不可能な物質が除かれうるように撓む如く配設され
   、該ジャッキが該ボール支持リング要素の該重なり合つ
   た部分内にねじ入れられている複数の別個になつた円形
   状に配置された小さな水圧ジャッキから成り、該水圧ジ
   ャッキが該ばねレリースを圧縮すると共に該ボール支持
   リング要素を持ち揚げるように該フランジに対して集合
   的な下方向スラストを加える如く配置され、更に該水圧
   ジャッキが、ねじ戻されて該ボール支持リング要素から
   外れないように、該リング要素の回りを伸びて固定配置
   された水圧管部材により相互連結されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載のボールレリースの
   水圧装置。