JPS5983309A - ガス遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス遮断器、特に、ガス遮断器の可動接触子
を枢動する操作機構にふ・けるシリンダ装置の配置に関
するものである。

近年、電力需要の増大と共に、大電流の送電の系統の保
護の立場から、遮断器の大容量化、高速化が要求されて
いる。

このような要求に応えた従来の遮断器の構成の一例を示
すと、添付図面第１図のとおりである。

すなわち、図において、ブッシングｌの肉離には導体２
が設けられており、電流は導体２、固定接触子左を介し
て流されろ。また、消弧性絶縁ガスを封入した圧力容器
すなわちタンク３内には、固定及び可動接触子＜ｚ、ｔ
の外に、可動接触子Ｓを駆動するリンク機構６及び絶縁
操作ロッド７が設けられており、更に、このタンク３の
外部には、油圧で操作されるピストンｇ及びシリンダブ
からなるシリンダ装置ｌθ、シリンダ装置１０に給排さ
れる圧油経路を切り換える弁機構／／、シリンダ装置１
０の作動油の貯留用の油タンク／２、加圧用の油ポンプ
／３並びに圧油貯留用のアキュムレータ／ダ等が設けら
れており、これらによって操作墳構が構成さねている。

従来装置かはこのように構成されるので、可動接触子夕
はリンク根構乙及び絶縁操作ロッド７を介し７て、シリ
ンダ装置ＩＯのピストンｇの作動により、「１に動され
る。そして、このピストンｇの作動は、ピストンざの左
何１のシリンダ室９ａ内が常時アキュームレーク７１と
連通して（・ることによって、常時高圧に保たね、且つ
、ピストンｇの右側のシ＋）７’ｆ室９ｂは、弁機構／
Ｉにより、アギュムレータ／’％からの高圧油、又は、
油タンク７．２からの低圧油に随時切り替えろことによ
って、高圧又は低圧とし、こｆ″ｌＶＣよって、ピスト
ンｇを作動させ、ひいては、可動接触子３を作動させろ
。なお、弁機構／ｌは１図示していない電磁石により、
投入信号、遮断信号に応じて動作する。

また、図中シリンダ室及び油配管中の余［線部は高圧油
を、点部は低圧油を示す。

従来装置はこのように構成され作動するので、絶縁操作
ロッド７の質量が大きいために、作動に際して、町動接
触子左を十分な高速で操作することが難しく、また、高
速で操作するためには）−ストン１（の駆動力を犬ざく
することが必要で七・す、このように大きくすると絶縁
操作ロッド７に大きな負荷が灼）かり、そのためには絶
縁操作口、ノド７な の強度を上げ高ければならず、その結果は、咋す：！す
絶縁操作ロッド７が重くなるという欠点があった０才た
、絶縁操作ロッド７などには弾性があり、ピストンｇを
高速で操作しても、絶縁操作ロッド７が伸びて可動接触
子左自体が高速で動作しないなどの欠点をも合わせ有し
ていた。

本発明は、以−ヒのような従来装置における欠点を除去
し、高速度遮断を可能とするガス遮断器を提有（するこ
とをその目的とするものである。

本発明は、この目的を達成するために、シリンダ装置を
圧力容器内に設け、これによって、絶縁操作ロッドを省
略することを特徴とするものである− 以下、本発明をその第１実施例を示す添付図面第：を図
に基づいて説、明する、 図において、導体コ、固定接触子ｌ、可動接触子Ｓ、リ
ンク機構乙、ピストンｇ、シリンダ９、シリンダ９Ｊ置
／θ、弁機構／ｌ、油タンクｌユ、油ポンプ／、ｒ７１
（びアキュ１．レータ／グは、いぜれも従来装置におけ
るものと同様のもので°あるが、本発明においてはシリ
ンダ装置１０は、消弧性絶Ｈガスが充填されている圧力
容器、例えば、タンク、２／内に収納されると共に、そ
の軸心を可動接触子Ｓの動作軸心に対して（，１ぼ直角
になるように配置さねている。ブぶお、シリンダ装置Ｉ
Ｏとタンクツ／外の操作機構との間の油配管は、図示し
てい］ｆい注型絶縁物により構成さね、従って、シリン
ダ装置１０とタンク、２／とは絶縁されており、また、
可動接触子左、リンク機構６汲びシリンダ４に置ＩＯは
、図示していない絶縁物により、タンク、２／から絶縁
され支持さｎている。なお、油タンクｌ：２や弁機構／
／はシリンダ装置１０より土部に設げらＪｌ、シリンダ
装置ｉｏ内へ作動油を給油しやすくしている。

本発明装置（・主、このよ５１ｃ構成されているので、
その基本動作原理は従来装置における動作とほぼ同じで
あるが、可動接触子Ｓは　リンク機構乙を介して、直接
シリンダ装置１０のピストンざに連結きねて、駆動され
る。

従って、第２図に示す第１実施例では、絶縁操作ロッド
がないために、可動接触子左などの可動とができ、また
、可動接触子りとピストンざとの間には弾性を有する部
材が少なく、可動接触子左を直接的に駆動することがで
きるために、高速度のガス遮断器が得らねるという効果
がある。

次に添付図面第３図に示す本発明の第２実施例について
説明する、 本実施例のシリンダ装置３／は、相互に対向し且つピス
トン棒３．２がシリンダ３３０両端に突出したコ個のピ
ストン３グをシリンダ３３内に収納すると共に、ピスト
ン間のシリンダ室３３ａＶＣは低圧又は高圧油を、ピス
トン３１Ｉの外側のシリンダ室３　、？　ｂには高圧油
を供給するように構成されたシリンダ装置であって、第
１実施例と同様に、Ｈ−力容ν；３、例えば、タンク、
？ｓ内に収納されており　ＤＪ動接ｆｒ１・ｈ子左はヒ
ストン棒３コと直結されると共に、このシリンダ装置３
／は、その軸心が可動接触子Ｓの動作軸心とほぼ同一軸
心上にあるように、配置４されている。また、可動接触
子り、シリンダ装置、？／は、図示され院いない絶絶物
により支持さねており、シリンダ装Ｒ３／とタンク３夕
外の操作装置との間の油配管は、注型縁結物によなお、
弁機構／／、油タンク／：２、油ポンプ１３及びアギュ
ムレータ／ｌＩはいずれも第１実施例のものと同じであ
る、 本実施例は上記のように構成されるので、２個のピスト
ン、？り間のシリンダ室、？３ａに高圧油又は低圧油を
送ってシリンダ室３３ａを高圧又は低圧とすることによ
り、２個のピストン３１Ｉ、すなわち、可動接触子左は
相対向する方向、すなわち、同時に、外側又は内側に向
かって駆動される。また、シリンダ装＃：　３　／は油
タンク１２や弁機構ｌ／の上部ｊ（あり、油タンク／コ
から油を給油しても／リンダ装置３／内に油が入らない
が、シリンダ装＠３／への給油時は、例えば、シリンダ
装置３／のシリンダ室、３３ａと油タンク／、２との間
の配管その他ＩＡ示の配管位置に弁、３乙、Ｊ７．．３
ｇ、、？９゜４’　０を設けると共に真空ボングク／、
給油タンクｌ／、２を設け、弁３４　、、？？　、３ｇ
を閉じ、弁３９゜グ０を開放して、真空ポンプｑｌの作
動ｒ（より、シリンダ３３及び配管内の気体を真空引き
し、その後、弁３ワを閉じ、弁３ｇを開くことによって
、Ｋ、油タ：／クク２よりシリンダ３３や配管内へ給油
できる。正常運転状態では、弁３９．弁３ｇ、弁〃０は
いずれも閉じられ、弁３６．弁３７は開放さねている。

第２実施例にあ１つでは、このように構成さねるので、
第１実施例では設置されていたリンク機構６や従来装置
１（ふ・ける縁結操作ロッド７も省略さねたので、本実
施例の遮断速度はｆｆｊ、　ｉ実施例のそねり、土建高
速度が利られる効果がある、以上のように１本発明によ
れば、可動部の質量が小さくなり、また、ピストンざ又
は３グと可動接触子りとの間の弾性部材が少なくなった
り、又は、無くなって、より高速度で可動接触子が動作
し、１．１ザイクルや／サイクルという高速度のガス遮
断器が得られる効果を有し、また、消弧室がバッファ形
消弧室の場合には、消弧性が操作速度に依存するので、
高速度化することによって遮断性能も一層向上する等の
効果も合わせ奏する。

なお、このように油圧シリンダ装置を圧力容器内に収納
することが可能となった背景として、油圧操作機構の小
形化、大出力化と共Ｋ、油のシール技術、及び、注型縁
結物製配管の機械的強度向上による高圧油配管への応用
等がある。

また、上記両実施例においては、いずれも、可動接触子
を２個有するガス遮断器について説明したが、消弧室が
１個であって、可動接触子が１個のカス遮断器でも良く
、また、これらが２個以上の複数個を有するガス遮断器
についても同様に構成することができ、そして、同様の
効果を奏する−　ことができる。また、可動接触子駆動
用の操作機構において、その作動流体として作動油を使
用したものについて説明したが、作動油に限らず、非圧
縮性流体ならば何でも作動流体として使用することがで
き、その場合も、上記実施例と同等の効果を奏すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第７図は従来の油圧操作機構を使用したガス遮断器の１
例の縦断面概略説明図、第２図及び第３図は本発明によ
るガス遮断器の第１及び第コ実施例の縦断面概略説明図
である。 ２・・導体、３、．２／　、ＪＪ−・・圧力容器（タン
ク）、グ・・固定接触子、夕・・可動接触子、６・・リ
ンク機構、７・・縁結操作ロット、ｇ。 ３グ・・ピストン、？１，７３・・シリンダ、ｌｏ。 、？／・−シリンダ装置、ｌ／・・弁機構、／２・ゝ＼ 一層タンク、１３・・油ポンプ、／４ｔ・・アギュ゛ム
レータ、３．２・・ピストン棒。 また、図中、シリンダ室９ａ、、ｑｂ、３３ａ。 、？　Ｊ’ｂ及び配管中の斜線部分は高圧油部分を示し
、点部分は低圧油部分を示す。 戸！お、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代　即　人　　葛　　野　　信　　− 先１図 懸２−図 １乙

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　消弧性・絶縁ガスを充填した圧力容器内に設
   けられた、相対的に開離可能な少なくとも一対の同 必定接触子及び可動接触子並びにそのための消弧室２、
   上記可動接触子を駆動する、非圧縮性流体を作動媒体と
   するシリンダ装置を有する操作機構とを備えているガス
   遮断器において、上記シリンダ装置が上記圧力容器内に
   設けられていることを特徴とするガス遮断器。 （））　　シリンダ装置【゛よ、その軸心が可動接触子
   の動作軸心とほぼ同一軸心上にあるように、配置さ第１
   ている特許請求の範囲第１項記載のガス遮断器。 （３）　　シリンダ装置は、その軸心が可動接触子のＵ
   １作軸心に対してほぼ直角に、−配置されている特許請
   求の範囲第１項記載のガス遮断器。