JPS598212B2 - コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウ - Google Patents
コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS598212B2 JPS598212B2 JP14265375A JP14265375A JPS598212B2 JP S598212 B2 JPS598212 B2 JP S598212B2 JP 14265375 A JP14265375 A JP 14265375A JP 14265375 A JP14265375 A JP 14265375A JP S598212 B2 JPS598212 B2 JP S598212B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- coil
- monofilament
- product
- seizouhouhou
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は噛み合い部における特性が塑性加工あるいは鋳
造された金属製もしくは射出成形された合成樹脂製の秘
書に酷似したコイルファスナチェーンを製造する方法に
関する。
造された金属製もしくは射出成形された合成樹脂製の秘
書に酷似したコイルファスナチェーンを製造する方法に
関する。
コイルファスナは、第1図に略示したように、コイル状
のモノフィラメント製チェーン片1、1を並列に噛み合
わせるものであつて、噛み合いの構造は第2図に示すモ
ノフィラメントのコイルを第3図に示すように潰して形
成した折り返し部で形成する頭部1aが相手方の頭部1
a、Iaに続く部分(以下この部分を噛み合い部Ibと
云う)に圧入されて掛止力を生じるものである。
のモノフィラメント製チェーン片1、1を並列に噛み合
わせるものであつて、噛み合いの構造は第2図に示すモ
ノフィラメントのコイルを第3図に示すように潰して形
成した折り返し部で形成する頭部1aが相手方の頭部1
a、Iaに続く部分(以下この部分を噛み合い部Ibと
云う)に圧入されて掛止力を生じるものである。
チェーン片1、1が噛み合わされたものがダブルチェー
ンであり、製品コイルファスナチェーンAとなる。
ンであり、製品コイルファスナチェーンAとなる。
コイルファスナチェーンA(以下単にチェーンAと云う
)は、対称的構造をもつ装置によつて同時にチェーン片
1、1を成形し、これを互いに噛み合わせ、その後テー
プに終着するか、あるいは織製品であれば、モノフィラ
メントに等間隔に頭部を形成し、織成過程でコイル状に
織り込んでチェーン片を作り、その後2つのチェーン片
を噛み合せて製品ファスナとする。
)は、対称的構造をもつ装置によつて同時にチェーン片
1、1を成形し、これを互いに噛み合わせ、その後テー
プに終着するか、あるいは織製品であれば、モノフィラ
メントに等間隔に頭部を形成し、織成過程でコイル状に
織り込んでチェーン片を作り、その後2つのチェーン片
を噛み合せて製品ファスナとする。
一方、チェーン片の製造に際し、頭部1aはハンマや歯
車によつてモノフィラメントを圧潰することにより形成
するが、第4図に示すように噛み合つているチェーン片
1、1の頭部1aが咬上される噛み合い部lbは第5図
に示すように、モノフィラメントのままの円形断面の部
分Ic、Icによつて形成されているので、スペースが
過大となり、噛み合いにがたが生じ易く、またチェーン
Aの幅(通称ダブル幅)が一定しないものとなる。
車によつてモノフィラメントを圧潰することにより形成
するが、第4図に示すように噛み合つているチェーン片
1、1の頭部1aが咬上される噛み合い部lbは第5図
に示すように、モノフィラメントのままの円形断面の部
分Ic、Icによつて形成されているので、スペースが
過大となり、噛み合いにがたが生じ易く、またチェーン
Aの幅(通称ダブル幅)が一定しないものとなる。
このような製品となるため、いまだにJIS規格の制定
が困難で、商品として信頼性に乏しい難点がある。これ
に較べ第6図に示すような金属製あるいは射出成形の合
成樹脂製秘書2であれば第7図に示すように相手方秘書
が噛み合う噛み合い部分が、口縁に至るにつれて肉薄と
なつているため、折り曲げた場合に噛み合いがはずれる
ような所謂せり上り現象が生じにくく、安定した製品と
なつている。
が困難で、商品として信頼性に乏しい難点がある。これ
に較べ第6図に示すような金属製あるいは射出成形の合
成樹脂製秘書2であれば第7図に示すように相手方秘書
が噛み合う噛み合い部分が、口縁に至るにつれて肉薄と
なつているため、折り曲げた場合に噛み合いがはずれる
ような所謂せり上り現象が生じにくく、安定した製品と
なつている。
本発明はこれに鑑み、円形断面のモノフィラメントをコ
イルとした熱可塑性合成樹脂コイル材を使用するに拘ら
ず、金属秘書あるいは射出成形による合成樹脂秘書と同
様に、せり上りが生じにくく安定した製品となるコイル
ファスナチェーンを製造できる方法を提供することを目
的とする。
イルとした熱可塑性合成樹脂コイル材を使用するに拘ら
ず、金属秘書あるいは射出成形による合成樹脂秘書と同
様に、せり上りが生じにくく安定した製品となるコイル
ファスナチェーンを製造できる方法を提供することを目
的とする。
本発明によれば、上記目的は、コイル材を噛み合わせ、
これを噛み合わせたまま潰し、さらに噛み合いのピッチ
を一定に保持しつつ上下側および左右側から加圧して圧
縮変形させることにより達成される。以下、第8図乃至
第13図により本発明の実施例を工程を追つて説明する
。
これを噛み合わせたまま潰し、さらに噛み合いのピッチ
を一定に保持しつつ上下側および左右側から加圧して圧
縮変形させることにより達成される。以下、第8図乃至
第13図により本発明の実施例を工程を追つて説明する
。
ナイロン等熱可塑性合成樹脂製のモノフイラメントのコ
イル材3,3を互いに並列に噛み合わせ(第8図参照)
、これを噛み合い状態のまま偏平に潰し、歯車4,4と
カバー5からなる成形ダイスBに送り込む(第9図参照
)。
イル材3,3を互いに並列に噛み合わせ(第8図参照)
、これを噛み合い状態のまま偏平に潰し、歯車4,4と
カバー5からなる成形ダイスBに送り込む(第9図参照
)。
成形ダイスBの歯車4,4は同形同歯数であつて、各歯
4aは上記モノフイラメントのコイル材3,3の噛み合
いピツチに対応させたピツチで配列され、かつ一側面が
モノフイラメントコイル3,3の頭部3a,3a端に当
接するものであり、両歯車4,4における内周方向の配
置はピツチ相当量ずつのずれを有する配置としてある(
第10図参照)。カバー5はジヤケツト構造とし、熱室
6を有するもので、入口5a側の横幅は、噛み合つたま
ま潰されている当初のチエーンCの横幅よりも僅かに広
く、また入口5a側における歯車4,4に向く内側天井
面5bは当初のチエーンCの厚みよりも僅かに高い位置
にあつて歯車に臨んでいるように形成されている(第1
1図参照)。熱室6内には前記モノフイラメントコイル
3,3の軟化に必要な温度にカバー5を保てるような熱
媒体が収納されている。さらに、出口5c側の横幅は製
品チエーンDの横幅(ダブル幅)に対応する幅に形成さ
れ(第10図参照)、出口5c側の天井面5dは歯車4
,4との間に製品チエーンDの厚みに対応する位置にあ
つて歯車4,4に臨んでいるように形成されている(第
11図参照)。上記のような成形ダイスBに、送り込ま
れるチエーンCは、噛み合わされたまま、上下側および
左右側からカバー5と摩擦接触しながら移送され、加圧
されるため、上下方および左右側方から圧縮されて(第
12図参照)、噛み合い部3bは第13図に示すようほ
ぼ三角形断面の部分3c,3cによつて形成されたもの
となる。
4aは上記モノフイラメントのコイル材3,3の噛み合
いピツチに対応させたピツチで配列され、かつ一側面が
モノフイラメントコイル3,3の頭部3a,3a端に当
接するものであり、両歯車4,4における内周方向の配
置はピツチ相当量ずつのずれを有する配置としてある(
第10図参照)。カバー5はジヤケツト構造とし、熱室
6を有するもので、入口5a側の横幅は、噛み合つたま
ま潰されている当初のチエーンCの横幅よりも僅かに広
く、また入口5a側における歯車4,4に向く内側天井
面5bは当初のチエーンCの厚みよりも僅かに高い位置
にあつて歯車に臨んでいるように形成されている(第1
1図参照)。熱室6内には前記モノフイラメントコイル
3,3の軟化に必要な温度にカバー5を保てるような熱
媒体が収納されている。さらに、出口5c側の横幅は製
品チエーンDの横幅(ダブル幅)に対応する幅に形成さ
れ(第10図参照)、出口5c側の天井面5dは歯車4
,4との間に製品チエーンDの厚みに対応する位置にあ
つて歯車4,4に臨んでいるように形成されている(第
11図参照)。上記のような成形ダイスBに、送り込ま
れるチエーンCは、噛み合わされたまま、上下側および
左右側からカバー5と摩擦接触しながら移送され、加圧
されるため、上下方および左右側方から圧縮されて(第
12図参照)、噛み合い部3bは第13図に示すようほ
ぼ三角形断面の部分3c,3cによつて形成されたもの
となる。
上記のように加圧されると、チエーンCは頭部3a,3
a部分に圧縮力の反力が作用し、部分3c,3cの断面
形状が、噛み合い部3bの口縁に至るにつれて肉薄とな
るほぼ三角形となり、噛み合い部3bは務歯におけると
同じ特性をもつものとなる。
a部分に圧縮力の反力が作用し、部分3c,3cの断面
形状が、噛み合い部3bの口縁に至るにつれて肉薄とな
るほぼ三角形となり、噛み合い部3bは務歯におけると
同じ特性をもつものとなる。
以上の説明から明らかなように本発明方法によれば、コ
イルフアスナチエーンでありながら、ダブル幅を一定に
成形でき、かつ噛み合い部における特性が務歯の場合と
同じになる優れた製品チエーンを極めて容易に得ること
ができ、規格化が可能となるし、安定した良品を経済的
に製造できる優れた効果が得られる。
イルフアスナチエーンでありながら、ダブル幅を一定に
成形でき、かつ噛み合い部における特性が務歯の場合と
同じになる優れた製品チエーンを極めて容易に得ること
ができ、規格化が可能となるし、安定した良品を経済的
に製造できる優れた効果が得られる。
第1図はコイル状モノフイラメント製チエーン片の噛み
合いを示す説明図、第2図はコイルの縦断正面図、第3
図はコイルの圧潰正面図、第4図はコイルフアスナの噛
み合いを示す平面図、第5図は従来のコイルフアスナに
おけるチエーン片の噛み合い部拡大縦断側面図、第6図
は務歯の斜視図、第7図は第6図−線視断面図、第8図
は本発明の実施例におけるコイル材噛み合わせの状態を
示す平面図、第9図は本発明方法における加圧加工開始
状態の説明図、第10図は成形ダイスを示す第11図X
−X線視断面図、第11図は第10図M−M線視断面図
、第12図は加圧加工終了状態の説明図、第13図は本
発明方法によつて得る製品チエーンのチエーン片を噛み
合い部で縦断し頭部方向を見た拡大縦断正面図である。 3・・・・・・コイル材、3a・・・・・・頭部、3b
・・・・・・噛み合い部、3c・・・・・・部分、4・
・・・・・歯車、4a・・・・・・歯、5・・・・・・
カバー 5a・・・・・・入口、5b・・・・・・天井
面、5c・・・・・・出口、5d・・・・・・天井面、
C・・・・・・圧縮前のチエーン(ダブルチエーン)、
D・・・・・・製品チエーン(ダブルチエーン)。
合いを示す説明図、第2図はコイルの縦断正面図、第3
図はコイルの圧潰正面図、第4図はコイルフアスナの噛
み合いを示す平面図、第5図は従来のコイルフアスナに
おけるチエーン片の噛み合い部拡大縦断側面図、第6図
は務歯の斜視図、第7図は第6図−線視断面図、第8図
は本発明の実施例におけるコイル材噛み合わせの状態を
示す平面図、第9図は本発明方法における加圧加工開始
状態の説明図、第10図は成形ダイスを示す第11図X
−X線視断面図、第11図は第10図M−M線視断面図
、第12図は加圧加工終了状態の説明図、第13図は本
発明方法によつて得る製品チエーンのチエーン片を噛み
合い部で縦断し頭部方向を見た拡大縦断正面図である。 3・・・・・・コイル材、3a・・・・・・頭部、3b
・・・・・・噛み合い部、3c・・・・・・部分、4・
・・・・・歯車、4a・・・・・・歯、5・・・・・・
カバー 5a・・・・・・入口、5b・・・・・・天井
面、5c・・・・・・出口、5d・・・・・・天井面、
C・・・・・・圧縮前のチエーン(ダブルチエーン)、
D・・・・・・製品チエーン(ダブルチエーン)。
Claims (1)
- 1 熱可塑性合成樹脂製コイル材2本を並列に噛み合わ
せ、これを噛み合い状態のまま偏平に潰し、さらに噛み
合いピッチを保持しつつ、所要温度の加熱状態において
、左右側および上下側から中心方向に圧縮し成形するよ
うにしたことを特徴とするコイルファスナチェーンの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265375A JPS598212B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14265375A JPS598212B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5266041A JPS5266041A (en) | 1977-06-01 |
JPS598212B2 true JPS598212B2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=15320354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14265375A Expired JPS598212B2 (ja) | 1975-11-29 | 1975-11-29 | コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598212B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122713U (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-18 | 富士通株式会社 | ケ−ブル巻戻しスタンド |
JPH0414415U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-02-05 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540469Y2 (ja) * | 1993-02-04 | 1997-07-02 | 株式会社喜多村合金製作所 | 水撃吸収装置 |
-
1975
- 1975-11-29 JP JP14265375A patent/JPS598212B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122713U (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-18 | 富士通株式会社 | ケ−ブル巻戻しスタンド |
JPH0414415U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5266041A (en) | 1977-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6594872B2 (en) | Interlocking closure device | |
US2498211A (en) | Bracelet and method of making the same | |
US6913835B2 (en) | Metal wire rod for forming slide fastener coupling elements and slide fastener coupling element formed from the same metal wire rod | |
KR940018045A (ko) | 슬라이드 파스너 결합 엘레멘트 및 그 제조 방법 | |
JP2008212352A (ja) | スライドファスナー用務歯及びスライドファスナー | |
US4309233A (en) | Method of manufacturing separable slide fastener | |
US2312045A (en) | Bottom stop for separable fasteners and the method of producing the same | |
US1886784A (en) | Chain | |
JPS598212B2 (ja) | コイルフアスナチエ−ンノ セイゾウホウホウ | |
WO1982002480A1 (en) | Tape fastener | |
JP2007236958A (ja) | 隠しスライドファスナー | |
US2320651A (en) | Slide fastener manufacture | |
US1797583A (en) | Fabricated metallic structure for jewelry and the like | |
US1967783A (en) | Method of making a toothbrush | |
JPH0464302A (ja) | スライドファスナー用連続ファスナーエレメント | |
US4170617A (en) | Method of forming a bottom stop on a slide fastener | |
JPH0425002B2 (ja) | ||
GB1572840A (en) | Slide fastener chain with wide gap and method and apparatus fo manufacture | |
JPS5978737A (ja) | 板金プ−リ−の製造法 | |
US4377022A (en) | Separable slide fastener | |
US3259476A (en) | Slide fastener | |
US3732601A (en) | Stringer for a slide fastener | |
JPS6036929B2 (ja) | 積層形樹脂成形品の生産方法 | |
KR930002861B1 (ko) | 슬라이드 파스너 결합 엘레멘트 제조시의 결합 머리부 형성방법 | |
US979744A (en) | Buckle. |