JPS598196Y2 - 超音波探触子検査用測定装置 - Google Patents
超音波探触子検査用測定装置Info
- Publication number
- JPS598196Y2 JPS598196Y2 JP15863379U JP15863379U JPS598196Y2 JP S598196 Y2 JPS598196 Y2 JP S598196Y2 JP 15863379 U JP15863379 U JP 15863379U JP 15863379 U JP15863379 U JP 15863379U JP S598196 Y2 JPS598196 Y2 JP S598196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring device
- ultrasonic probe
- probe
- probe inspection
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波診断装置に用いる超音波探触子を検査
するのに用いる測定装置に関し、特に扇型走査超音波探
触子の検査において有効な測定装置を提供するものであ
る。
するのに用いる測定装置に関し、特に扇型走査超音波探
触子の検査において有効な測定装置を提供するものであ
る。
従来の超音波探触子検査用の測定装置は、第1図に示し
たようにターゲット5の背後に置く反射板6を、探触子
1の音波放射方向に対して傾斜させている。
たようにターゲット5の背後に置く反射板6を、探触子
1の音波放射方向に対して傾斜させている。
反射板6をこのように設置することにより、複数個の圧
電振動子2を直線状に配した直線走査型の探触子1を検
査する場合には水あるいはひまし油等の液体3の中を伝
播する音波4が、探触子方向と異なる方向7に反射され
るため、探触子に不要な音波が戻って来す、標準ターゲ
ット5からの純粋な反射信号だけが得られる。
電振動子2を直線状に配した直線走査型の探触子1を検
査する場合には水あるいはひまし油等の液体3の中を伝
播する音波4が、探触子方向と異なる方向7に反射され
るため、探触子に不要な音波が戻って来す、標準ターゲ
ット5からの純粋な反射信号だけが得られる。
一方、扇形走査型の探触子においては、探触子から発射
される超音波の進行方向は円弧状に走査される。
される超音波の進行方向は円弧状に走査される。
このため反射板6を傾斜させておくと、第2図に示すよ
うに、ある音波の進行方向8では反射板6によって音波
が再び探触子1側に戻され、このため標準ターゲット5
以外の反射信号が生じ、探触子の特性測定が乱されるこ
とになる。
うに、ある音波の進行方向8では反射板6によって音波
が再び探触子1側に戻され、このため標準ターゲット5
以外の反射信号が生じ、探触子の特性測定が乱されるこ
とになる。
本考案は、上記欠点を除去した探触子検査用測定装置を
提供するものであり、以下図面をもとに本考案の一実施
例を詳細に説明する。
提供するものであり、以下図面をもとに本考案の一実施
例を詳細に説明する。
図中、前図と同一部分には同一番号を付し説明を略す。
第3図は、本考案の実施例を示したものであり、探触子
1の中心軸の正面延長線上において、2分割された音波
反射板6をそれぞれ中心軸上において探触子1側が凸に
なるように中心軸を傾けて設置する。
1の中心軸の正面延長線上において、2分割された音波
反射板6をそれぞれ中心軸上において探触子1側が凸に
なるように中心軸を傾けて設置する。
探触子から発射される音波4は扇形に走′査され放射状
に進行するため、反射板6を上記したように設置すると
、中心軸より左側の音波は左側の反射板により、また右
側の音波は右側の反射板によって探触子と異なる方向7
に反射される。
に進行するため、反射板6を上記したように設置すると
、中心軸より左側の音波は左側の反射板により、また右
側の音波は右側の反射板によって探触子と異なる方向7
に反射される。
この場合、探触子1と標準ターゲット5を結ぶ線の延長
方向8と、反射板6の面法線軸9とは一致することがな
いため、ターゲット5と反射板6の間での多重反射が生
じない。
方向8と、反射板6の面法線軸9とは一致することがな
いため、ターゲット5と反射板6の間での多重反射が生
じない。
このため探触子1に得られる反射信号は標準ターゲット
5からのものだけとなり不要な信号或分はなくなる。
5からのものだけとなり不要な信号或分はなくなる。
なお、実際に実験した結果、反射板として、音響インピ
ーダンスが水と等しく音波の吸収の大きい媒体、例えば
シリコンゴムを用いると、反射板での反射が少なく、更
にゴム厚5mm以上にすると余分な音波は殆んど全てシ
リコンゴムで吸収され、不要な信号或分がなくなる。
ーダンスが水と等しく音波の吸収の大きい媒体、例えば
シリコンゴムを用いると、反射板での反射が少なく、更
にゴム厚5mm以上にすると余分な音波は殆んど全てシ
リコンゴムで吸収され、不要な信号或分がなくなる。
このように本考案によれば、不要な反射信号のない探触
子検査用測定装置が得られる。
子検査用測定装置が得られる。
第1図は従来の超音波探触子検査用測定装置の概略構成
図、第2図は第1図の測定装置で扇形走査型超音波探触
子を検査した際の音波のふるまいを示す図、第3図は本
考案の一実施例における超音波探触子検査用測定装置の
概略構戊図である。 1・・・・・・超音波探触子、2・・・・・・圧電振動
子列、3・・・・・・液体、4・・・・・・放射音波、
5・・・・・・標準ターゲット、6・・・・・・音波反
射板、7・・・・・・反射音波。
図、第2図は第1図の測定装置で扇形走査型超音波探触
子を検査した際の音波のふるまいを示す図、第3図は本
考案の一実施例における超音波探触子検査用測定装置の
概略構戊図である。 1・・・・・・超音波探触子、2・・・・・・圧電振動
子列、3・・・・・・液体、4・・・・・・放射音波、
5・・・・・・標準ターゲット、6・・・・・・音波反
射板、7・・・・・・反射音波。
Claims (2)
- (1)液体中に置かれた標準ターゲットに超音波を発射
し、その反射板を受けて超音波探触子の性能を検査する
超音波探触子検査用測定装置において、前記標準ターゲ
ットの背後に、二つに分割された反射板をその交線が前
記超音波探触子の中心軸の延長線近傍にくるように配し
、それぞれの反射板を上記超音波探触子側に凸になるよ
うに前記中心軸の延長線に対して傾斜させて配置したこ
とを特徴とする超音波探触子検査用測定装置。 - (2)反射板として、声響インピーダンスが水と略等し
い厚さ5mm以上のシリコンゴムを用いた実用新案登録
請求の範囲第1項記載の超音波探触子検査用測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863379U JPS598196Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 超音波探触子検査用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15863379U JPS598196Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 超音波探触子検査用測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682547U JPS5682547U (ja) | 1981-07-03 |
JPS598196Y2 true JPS598196Y2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=29669870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15863379U Expired JPS598196Y2 (ja) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | 超音波探触子検査用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598196Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP15863379U patent/JPS598196Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682547U (ja) | 1981-07-03 |
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