JPS598188B2 - 浸漬装置 - Google Patents
浸漬装置Info
- Publication number
- JPS598188B2 JPS598188B2 JP11315276A JP11315276A JPS598188B2 JP S598188 B2 JPS598188 B2 JP S598188B2 JP 11315276 A JP11315276 A JP 11315276A JP 11315276 A JP11315276 A JP 11315276A JP S598188 B2 JPS598188 B2 JP S598188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- immersion
- tank
- rubber rollers
- supply
- lower rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来、長尺の被処理金属板を浸漬処理しようとするとき
は、浸漬槽にいくつかのガイドローラを設けて長尺の金
属板を強制的にこれらガイドローラの上または下をくぐ
らせて浸漬液面下を通しながら浸漬処理を行つていた。
は、浸漬槽にいくつかのガイドローラを設けて長尺の金
属板を強制的にこれらガイドローラの上または下をくぐ
らせて浸漬液面下を通しながら浸漬処理を行つていた。
しかしながら、ガイドローラを浸漬槽内に設ければ弊害
が生じ、また金属板の上面は浸漬液内でガイドローラに
接し下面はガイドローラに接せずに浸漬処理が行なわれ
るなど上面と下面の処理条件が異る点でも問題点があつ
た。
が生じ、また金属板の上面は浸漬液内でガイドローラに
接し下面はガイドローラに接せずに浸漬処理が行なわれ
るなど上面と下面の処理条件が異る点でも問題点があつ
た。
本発明の装置によれば、浸漬槽の液面より下方において
直線的に被処理金属板を通過せしめて浸漬処理をするの
であるが、浸漬液の漏洩量を極めて少量にすることがで
きる。
直線的に被処理金属板を通過せしめて浸漬処理をするの
であるが、浸漬液の漏洩量を極めて少量にすることがで
きる。
従つて上述の従来の浸漬処理に伴つて発生する弊害と問
題点を除去し、常に良質の浸漬処理を行うことができる
ものである。本発明の装置をその実施例を示す図によつ
て説明をする。
題点を除去し、常に良質の浸漬処理を行うことができる
ものである。本発明の装置をその実施例を示す図によつ
て説明をする。
第1図・第2図において、浸漬槽1内の浸漬液は該浸漬
槽の下方に設けた大きな浸漬液タンク2からホップ3で
汲上けて供給され、浸漬槽の側壁にオーバフロー開口4
の板を取付けるが、該板の取付高さを調節することによ
つて浸漬液面をある範囲内で任意に上下せしめろことが
でき、オーバフローした浸漬液はタンク2に回収される
。
槽の下方に設けた大きな浸漬液タンク2からホップ3で
汲上けて供給され、浸漬槽の側壁にオーバフロー開口4
の板を取付けるが、該板の取付高さを調節することによ
つて浸漬液面をある範囲内で任意に上下せしめろことが
でき、オーバフローした浸漬液はタンク2に回収される
。
浸漬槽の供給側の側壁5に供給用スリット開口6を、排
出側の側壁Tに排出用スリット開口8を、いづれも浸漬
液面よりも低い位置で設ける。長尺の被処理金属板Mは
これら両スリット開口を通つて直線的に浸漬槽内を通過
するのである。供給用スリット開口6の浸漬槽外側位置
に上・下一対の弾力性のゴムローラ9、9’ を設け、
排ノ 出用スリット開口8の浸漬槽外側位置にも上下一
対の弾性体のゴムローラ10、1口′ を設ける。
出側の側壁Tに排出用スリット開口8を、いづれも浸漬
液面よりも低い位置で設ける。長尺の被処理金属板Mは
これら両スリット開口を通つて直線的に浸漬槽内を通過
するのである。供給用スリット開口6の浸漬槽外側位置
に上・下一対の弾力性のゴムローラ9、9’ を設け、
排ノ 出用スリット開口8の浸漬槽外側位置にも上下一
対の弾性体のゴムローラ10、1口′ を設ける。
これらゴムローラ9、9’ 、10、10’ に、被処
理金属板の通過部分より外側位置にそれぞれ垂直遮断板
と係合するための溝を設ける。フ 浸漬槽の供給側の側
壁5から2個の垂直遮断板11、11’ を外側に突出
せしめて設けるか、該垂直遮断板の先端形状は、第3図
、第4図に拡大して示すように、上下一対の供給用ゴム
ローラ9,91の両端部に設けた溝内にはまつていて供
給用ゴムローラが1駆動しても常にかなり水密であるよ
うにする。
理金属板の通過部分より外側位置にそれぞれ垂直遮断板
と係合するための溝を設ける。フ 浸漬槽の供給側の側
壁5から2個の垂直遮断板11、11’ を外側に突出
せしめて設けるか、該垂直遮断板の先端形状は、第3図
、第4図に拡大して示すように、上下一対の供給用ゴム
ローラ9,91の両端部に設けた溝内にはまつていて供
給用ゴムローラが1駆動しても常にかなり水密であるよ
うにする。
また同様に浸漬槽の排出側の側壁7から2個の垂直遮断
板12,12′を突出せしめて設けるが、該垂直遮断板
先端も上・下一対の排出用ゴムローラの両端に設けた溝
内にはまつてかなり水密を保つようにする。さらに、第
3図、第4図に示すように供給側垂直遮断板11,11
′ 間に供給側スリツト開口6の下部に側壁5から水平
遮断板13を突出せしめて設け、その先端は下の供給用
ゴムローラ91の可成上部位置表面に近接するようにす
る。
板12,12′を突出せしめて設けるが、該垂直遮断板
先端も上・下一対の排出用ゴムローラの両端に設けた溝
内にはまつてかなり水密を保つようにする。さらに、第
3図、第4図に示すように供給側垂直遮断板11,11
′ 間に供給側スリツト開口6の下部に側壁5から水平
遮断板13を突出せしめて設け、その先端は下の供給用
ゴムローラ91の可成上部位置表面に近接するようにす
る。
同様に排出側垂直遮断板12,12′間にも排出側スリ
ツト開口8の下部に側壁7から水平遮断板14を突出せ
しめて設け、その先端は下の排出用ゴムローラ10/
の可成上部表面に近接するようにする。本発明の装置は
上述のごとき構造であつて被処理金属板Mは供給用上・
下ゴムローラ9,9′ によつて送り出され供給用スリ
ツト開口6から浸漬槽1に入り、浸漬液面より可成下の
位置で直線的に進行して排出用スリツト開口8を通つて
浸漬槽から出て排出用上・下ゴムローラ10,10′
によつて排出される。長尺の金属板は、一般に浸漬処理
の前に錆除去、油除去などの数工程を通り、浸漬処理の
後に水洗、塗装、乾燥など種々の工程を通るのが普通で
、各工程を考へて最初に送り速度を決定すれば個々の処
理装置はその長さを適当に選定して処理に必要な時間の
条件を充足しなければならない。
ツト開口8の下部に側壁7から水平遮断板14を突出せ
しめて設け、その先端は下の排出用ゴムローラ10/
の可成上部表面に近接するようにする。本発明の装置は
上述のごとき構造であつて被処理金属板Mは供給用上・
下ゴムローラ9,9′ によつて送り出され供給用スリ
ツト開口6から浸漬槽1に入り、浸漬液面より可成下の
位置で直線的に進行して排出用スリツト開口8を通つて
浸漬槽から出て排出用上・下ゴムローラ10,10′
によつて排出される。長尺の金属板は、一般に浸漬処理
の前に錆除去、油除去などの数工程を通り、浸漬処理の
後に水洗、塗装、乾燥など種々の工程を通るのが普通で
、各工程を考へて最初に送り速度を決定すれば個々の処
理装置はその長さを適当に選定して処理に必要な時間の
条件を充足しなければならない。
もし浸漬処理が非常に短い処理時間で充分であれば本発
明の装置においては浸漬槽を短く設計し、そのみじかい
距離を直線的に走らせて浸漬処理時間を最少限にできる
最も適当な装置である。また、金属板を曲げずに従つて
浸漬槽内で何らカードローラに干渉されず処理が行なわ
れることも特長である。本発明の装置においては浸漬液
面下を直線的に走らせる方式であるにも係らず垂直遮断
板、水平遮断板および弾性体の上・下ゴムローラの加圧
肥時によつて浸漬液の漏出を最少量に抑制することがで
きる。第1図、第2図において上・下一対のゴムローラ
15,151は前工程で金属板に付いた薬液をしぼり出
して水切するためのローラでその下には別の受皿16が
ある。
明の装置においては浸漬槽を短く設計し、そのみじかい
距離を直線的に走らせて浸漬処理時間を最少限にできる
最も適当な装置である。また、金属板を曲げずに従つて
浸漬槽内で何らカードローラに干渉されず処理が行なわ
れることも特長である。本発明の装置においては浸漬液
面下を直線的に走らせる方式であるにも係らず垂直遮断
板、水平遮断板および弾性体の上・下ゴムローラの加圧
肥時によつて浸漬液の漏出を最少量に抑制することがで
きる。第1図、第2図において上・下一対のゴムローラ
15,151は前工程で金属板に付いた薬液をしぼり出
して水切するためのローラでその下には別の受皿16が
ある。
上下一対のゴムローラ17,17/ はこの浸漬工程で
金属板に付いfこ浸漬液は排出ローラだけでは充分に水
切することができないので、充分に水切を果すためのロ
ーラである。供給ローラからこの水切ローラに至る部分
の下方に受皿18を設け、この受皿に落ちた浸漬液は浸
漬液タンクに回収されるようになつている。
金属板に付いfこ浸漬液は排出ローラだけでは充分に水
切することができないので、充分に水切を果すためのロ
ーラである。供給ローラからこの水切ローラに至る部分
の下方に受皿18を設け、この受皿に落ちた浸漬液は浸
漬液タンクに回収されるようになつている。
第1図、第2図は本発明の浸漬装置の一実施例のそれぞ
れ側断面図と平面図である。
れ側断面図と平面図である。
Claims (1)
- 1 浸漬槽の浸漬液面より下方に長尺の被処理金属板の
直線的な通路を設けるためその供給側の側壁と排出側の
側壁に浸漬液面より下の位置にそれぞれスリット開口を
設け、これらスリット開口の浸漬槽外側位置にそれぞれ
供給用および排出用の上・下一対のゴムローラを設け、
これら上・下ゴムローラの被処理金属板の通過部分より
外側の端部に垂直遮断板と係合する溝を設け、浸漬槽の
供給側および排出側の側壁からそれぞれ2個づつの垂直
遮断板を突出せしめ、これら垂直遮断板の先端はいづれ
も一対の上・下ゴムローラに設けた溝内にはまつて可成
水密であるようにし、さらに該垂直遮断板間に供給用お
よび排出用のスリット開口の下部においてそれぞれの側
壁から水平遮断板を突出せしめ、これら水平遮断板の先
端はいづれも下方のゴムローラの上部表面に近接するよ
うにし、これら垂直および水平の遮断板および上・下ゴ
ムローラによつて浸漬槽内の浸漬液の漏出を抑制する構
造の浸漬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11315276A JPS598188B2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 浸漬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11315276A JPS598188B2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 浸漬装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5339222A JPS5339222A (en) | 1978-04-11 |
JPS598188B2 true JPS598188B2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=14604876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11315276A Expired JPS598188B2 (ja) | 1976-09-22 | 1976-09-22 | 浸漬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598188B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018117182A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 東レ株式会社 | 加工品の製造方法および加工品 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0689477B2 (ja) * | 1989-01-09 | 1994-11-09 | 大正工業株式会社 | 連続めっき装置における液もれ防止装置 |
-
1976
- 1976-09-22 JP JP11315276A patent/JPS598188B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018117182A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | 東レ株式会社 | 加工品の製造方法および加工品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5339222A (en) | 1978-04-11 |
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