JPS598081Y2 - ガスボンベ着脱型ガス器具類における異常圧上昇停止装置 - Google Patents
ガスボンベ着脱型ガス器具類における異常圧上昇停止装置Info
- Publication number
- JPS598081Y2 JPS598081Y2 JP1976039180U JP3918076U JPS598081Y2 JP S598081 Y2 JPS598081 Y2 JP S598081Y2 JP 1976039180 U JP1976039180 U JP 1976039180U JP 3918076 U JP3918076 U JP 3918076U JP S598081 Y2 JPS598081 Y2 JP S598081Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- gas
- governor
- pressure
- chamber
- Prior art date
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- Expired
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガスボンベ着脱型ガスこんろ等のガス器具類
に装備する異常圧上昇停止装置に関する。
に装備する異常圧上昇停止装置に関する。
ガスボンベ着脱型ガス器具においては、燃焼熱の影響を
受けてガスボンベ内でのガスの気化が促進されボンベ内
圧力が高くなるのであるが、このボンベ内圧力が異常に
高まるとボンベが破裂するという事故を引き起こすこと
がある。
受けてガスボンベ内でのガスの気化が促進されボンベ内
圧力が高くなるのであるが、このボンベ内圧力が異常に
高まるとボンベが破裂するという事故を引き起こすこと
がある。
このため、ガスボンベから取り出したガスをガバナーに
送り込むガス通路(一次圧通路)中に圧力遮断弁を介装
し、弁子の上端部に接当する皿状反転バネの設定圧より
ガスボンベ内圧力が上昇した際に弁子に作用するボンベ
内圧力で皿状反転バネを反転作動させてガス通路を遮断
するようにしたものが提案されている(実開昭48−6
2612号)。
送り込むガス通路(一次圧通路)中に圧力遮断弁を介装
し、弁子の上端部に接当する皿状反転バネの設定圧より
ガスボンベ内圧力が上昇した際に弁子に作用するボンベ
内圧力で皿状反転バネを反転作動させてガス通路を遮断
するようにしたものが提案されている(実開昭48−6
2612号)。
ところがこの場合、一次圧ガス通路中に弁子を収容して
いることから、弁子の上面及び下面に一次圧が作用して
その面積差による差圧分しか弁子に押し上げ力として利
用しないこと、皿状バネ板の下側に形戊した受圧室へは
一次圧ガスを供給する通路は弁杆で絞られていることか
ら、流入時間遅れが生じること、弁子の下側に配置した
落下阻止バネと皿状反転バネとで遮断圧を設定しなけれ
ばならないことから、遮断圧の設定が困難であること、
高圧下の一次圧通路内で通路遮断を行なわなければなら
ないことから、各構或部品の組付け部でのシールを強固
しなければならないこと等から作動精度が劣るうえ、組
付け作業が面倒であるうえ部品コストも高くなり、全体
としての製造コストが高価につくという問題がある。
いることから、弁子の上面及び下面に一次圧が作用して
その面積差による差圧分しか弁子に押し上げ力として利
用しないこと、皿状バネ板の下側に形戊した受圧室へは
一次圧ガスを供給する通路は弁杆で絞られていることか
ら、流入時間遅れが生じること、弁子の下側に配置した
落下阻止バネと皿状反転バネとで遮断圧を設定しなけれ
ばならないことから、遮断圧の設定が困難であること、
高圧下の一次圧通路内で通路遮断を行なわなければなら
ないことから、各構或部品の組付け部でのシールを強固
しなければならないこと等から作動精度が劣るうえ、組
付け作業が面倒であるうえ部品コストも高くなり、全体
としての製造コストが高価につくという問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、圧力遮断弁をガバナーの二次
圧通路中に介在させ、この圧力遮断弁をガバナーの一次
圧で作動させるようにして、ガスボンベ内の圧力が異常
上昇するの確実にバーナーへのガス供給を遮断できるよ
うにしたことを特援とする。
圧通路中に介在させ、この圧力遮断弁をガバナーの一次
圧で作動させるようにして、ガスボンベ内の圧力が異常
上昇するの確実にバーナーへのガス供給を遮断できるよ
うにしたことを特援とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はガスボンベ着脱型ガスこんろの平面図、第2図
はガバナ一部分の一部破断正面図である。
はガバナ一部分の一部破断正面図である。
図において、1はガスこんろ本体2の一側部に着脱可能
に収容されたガスボンベ、3はガスボンベ1のガス取出
部4に嵌着されるガバナー、5はバーナーである。
に収容されたガスボンベ、3はガスボンベ1のガス取出
部4に嵌着されるガバナー、5はバーナーである。
ガバナー3の二次圧通路6内に弁室7が縦向きに形威し
てあり、弁室7の上部に弁座8が形或してある。
てあり、弁室7の上部に弁座8が形或してある。
弁室7とガバナー3の二次圧室9とが連通口10で連通
されるとともに、弁座8より下流側の二次圧通路6に流
量調節弁11が介装してある。
されるとともに、弁座8より下流側の二次圧通路6に流
量調節弁11が介装してある。
弁室7内には、弁室7の周壁12に案内されて昇降摺動
する基部13と、この基部12から上方に延出する弁杆
14と、この弁杆14に外嵌するゴム製弁本体15とか
らなる弁子16が収容してあり、弁子16は弁座8に対
して下から接離するように構威されている。
する基部13と、この基部12から上方に延出する弁杆
14と、この弁杆14に外嵌するゴム製弁本体15とか
らなる弁子16が収容してあり、弁子16は弁座8に対
して下から接離するように構威されている。
弁室7の下端部にはダイヤフラム17が装着してあり、
このダイヤフラム17の下側空間18は一次圧連通路1
9を介してガバナー3の一次圧室(図外)に連通させて
ある。
このダイヤフラム17の下側空間18は一次圧連通路1
9を介してガバナー3の一次圧室(図外)に連通させて
ある。
そして前記弁子16の基部13の下端面20をこのダイ
ヤフラム17の上面に重なる状態で配置した皿形反転バ
ネ21に接当させてある。
ヤフラム17の上面に重なる状態で配置した皿形反転バ
ネ21に接当させてある。
弁子16の弁杆14の上端部22はガバナー上壁23を
貫通して上方に突出させてあり、この突出上端部22に
はリセットボタン24が取付けてある。
貫通して上方に突出させてあり、この突出上端部22に
はリセットボタン24が取付けてある。
以上の構戊から或る異常圧上昇停止装置では、ボンベ内
圧力(一次圧)が皿形反転バネ20の設定バネ圧以下で
あれば、第2図に示すように弁本体15が弁座8から離
れているのでガバナー3の二次圧室9と二次圧通路6と
が連通状態に保たれる。
圧力(一次圧)が皿形反転バネ20の設定バネ圧以下で
あれば、第2図に示すように弁本体15が弁座8から離
れているのでガバナー3の二次圧室9と二次圧通路6と
が連通状態に保たれる。
そして、ボンベ内圧力が上昇して皿形反転バネ21の設
定圧を超えると皿形反転バネ21が第3図に示すように
反転し、弁子16が押し上げられて弁本体15と弁座8
とが接当して、二次圧室9と二次・圧通路6との連通を
遮断する。
定圧を超えると皿形反転バネ21が第3図に示すように
反転し、弁子16が押し上げられて弁本体15と弁座8
とが接当して、二次圧室9と二次・圧通路6との連通を
遮断する。
以上述べたように本考案ではガバナーを通って減圧され
た後の二次通路中に介在させた圧力遮断弁を一次圧で直
接的に作動させるようにしてあるので、ボンベ内圧力の
異常上昇で圧力遮断弁を確実に作動させることができ、
異常圧上昇停止装置としての作動精度を高く維持させる
ことができる。
た後の二次通路中に介在させた圧力遮断弁を一次圧で直
接的に作動させるようにしてあるので、ボンベ内圧力の
異常上昇で圧力遮断弁を確実に作動させることができ、
異常圧上昇停止装置としての作動精度を高く維持させる
ことができる。
これにより、本考案では燃焼熱の影響によるガス容器爆
発事故を確実に防止して安全なガスボンベ着脱型ガス器
具を提供できるという利点がある。
発事故を確実に防止して安全なガスボンベ着脱型ガス器
具を提供できるという利点がある。
しかも、遮断圧は皿状反転バネの設定圧だけで決められ
るから、その作動精度を高くすることができる。
るから、その作動精度を高くすることができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はガスボンベ着脱
型ガスこんろの平面図、第2図は要部の一部縦断正面図
、第3図は作動状態を示す第2図A−A線断面相当図で
ある。 1・・・・・・ガスボンベ、3・・・・・・ガバナー、
5・・・・・・バーナー、6・・・・・・二次側ガス通
路、7・・・・・・弁室、8・・・・・・弁座、12・
・・・・・7の周壁、13・・・・・・弁子基部、14
・・・・・・弁杆、15・・・・・・弁本体、16・・
・・・・弁子、17・・・・・・ダイヤフラム、18・
・・・・・17の下側空間、20・・・・・・13の下
端面、21・・・・・・皿状バネ板、22・・・・・・
14の上端部、23・・・・・・ガバナケース上壁、2
4・・・・・・リセットボタン。
型ガスこんろの平面図、第2図は要部の一部縦断正面図
、第3図は作動状態を示す第2図A−A線断面相当図で
ある。 1・・・・・・ガスボンベ、3・・・・・・ガバナー、
5・・・・・・バーナー、6・・・・・・二次側ガス通
路、7・・・・・・弁室、8・・・・・・弁座、12・
・・・・・7の周壁、13・・・・・・弁子基部、14
・・・・・・弁杆、15・・・・・・弁本体、16・・
・・・・弁子、17・・・・・・ダイヤフラム、18・
・・・・・17の下側空間、20・・・・・・13の下
端面、21・・・・・・皿状バネ板、22・・・・・・
14の上端部、23・・・・・・ガバナケース上壁、2
4・・・・・・リセットボタン。
Claims (1)
- ガスボンベ1からバーナー5に至るガス通路中にガバナ
ー3と流量調節弁11とをガスボンベ側から順に介在さ
せ、ガバナー3の二次側ガス通路6内に弁室7を縦向き
に形威し、弁室7の上部に形或した弁座8に:弁子16
を下側から接離させるように構威し、弁子16を弁室7
の周壁12に案内される柱状基部13,とこの基部13
から上向きに延出する弁杆14と弁杆14に外嵌する弾
性材料製弁本体15とで形或し、弁子基部13の下端面
20をダイヤフラム17と重なる状態に配置した皿状バ
ネ板21に接当させ、ダイヤフラム17の下側空間18
をガバナー3の一次圧室に連通させ、弁子16の弁杆上
端部22をガバナー3のケース上壁23から上方に突出
させ、この弁杆14の突出端部22にリセットボタン2
4を取付けたことを特徴とするガスボンベ着脱型ガス器
具類における異常圧上昇停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039180U JPS598081Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ガスボンベ着脱型ガス器具類における異常圧上昇停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039180U JPS598081Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ガスボンベ着脱型ガス器具類における異常圧上昇停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52131284U JPS52131284U (ja) | 1977-10-05 |
JPS598081Y2 true JPS598081Y2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=28498351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976039180U Expired JPS598081Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | ガスボンベ着脱型ガス器具類における異常圧上昇停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598081Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862612U (ja) * | 1971-11-13 | 1973-08-09 | ||
JPS5286572U (ja) * | 1975-12-23 | 1977-06-28 | ||
JPS5286571U (ja) * | 1975-12-23 | 1977-06-28 |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP1976039180U patent/JPS598081Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52131284U (ja) | 1977-10-05 |
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