JPS5980419A - ポリイソシアヌレ−トフォ−ムの製造方法 - Google Patents

ポリイソシアヌレ−トフォ−ムの製造方法

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JPS5980419A
JPS5980419A JP57189173A JP18917382A JPS5980419A JP S5980419 A JPS5980419 A JP S5980419A JP 57189173 A JP57189173 A JP 57189173A JP 18917382 A JP18917382 A JP 18917382A JP S5980419 A JPS5980419 A JP S5980419A
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JP
Japan
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polyisocyanurate foam
foam
catalyst
flame
mdi
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Pending
Application number
JP57189173A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Sasahara
俊昭 笹原
Takeshi Ikegami
毅 池上
Takeo Minohashi
箕箸 武夫
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NIPPON URETHANE SERVICE KK
Original Assignee
NIPPON URETHANE SERVICE KK
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリイソシアヌレートフオームの製造法に関す
るもので、特定の有機ポリイソシアネートを使用するこ
とにより得られるポリイソシアヌレートフオームの耐熱
、耐炎性を損うことなく、特に経時変化による難燃性の
劣化を著しく改良することを目的としたものである。
一般にポリイソシアヌレートフォームハ耐熱、耐炎性に
おいて優れた性質を発揮し、一般のポリウレタンフォー
ムに較べて、性能が高く評価すしていることは公知の事
実である。しかしポリイソシアヌレートフオームといえ
ど’l> JISA1321の如き試験方法では、発煙
、亀裂、変形、残炎、温度時間面積(Tdθ)等全ての
面でその基準を満足することは難しく、又基準を充すこ
とができたとしてもその難燃性を維持するのは、更に困
難である。燃焼に際して発煙が低水準に止まるポリイソ
シアヌレートフオームを得る技術は、特開昭56−14
7818又燃焼中の亀裂変形を抑制する技術は特開昭5
6−151714等によってすでに公知である。しかし
ながらこのような方法でポリイソシアヌレートフオーム
の燃焼性を一部改良しても、はっきりした効果が見られ
るのは、フオーム製造後1日〜1週間後までであり、そ
れ以上経過すれば、温度時間面積、燃焼後の亀裂が増大
して、J I 5A1321に要求される条件を満足す
ることができなくなる。
本発明者等は有機ポリイソシアネート、ポリオール、発
泡剤、触媒及び界面活性剤からポリイソシ7ヌL/−)
フオームを製造するに際し、特定のポリイソシアネート
を使用することにより、燃焼中の特に温度時間面積を低
くしかつその効果が1ケ月以上持続することを見出した
この特定のポリイソシアネートは、メチレン基に隣接す
る芳香環に於てイソシアネート基がメチレン基に対して
1つはオルト、他の1つはパラに位置するようなジフェ
ニルメタンジイソシアネートであり、このイソシアネー
トを含有したポリイソシアネートを使用することにより
、ポリイソシアヌレートフオームの燃焼挙動、発泡樹脂
構造を改善し、更に経時変化による難燃性の低下を抑制
することを見出した。特にこの経時変化にょる難燃性の
低下がみられないという点は難燃剤の添加を主体とする
方法又は反応型の難燃剤を使用する従来の方法では見ら
れない画期的な特徴である。
本発明に使用することのできる特定の有機ポリイソシア
ネートとしては、メチレン基に隣接する芳香環に於てイ
ソシアネート基がメチレン基に対して1つはオルト、他
の1つはパラに位置するよウナジフェニルメタンジイソ
シアネート即ち、2.41−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(2,4’−MDI)を20〜18重量%含み
かつ、4,4I−ジフェニルメタンジイソシアネート、
  (4,41−MDI)の含有量が、55重量%以下
であるポリフェニルメタンポリイソシアネートである。
又、このポリイソシアネートの一部をウレタン、ビーレ
ット、7μフアネート、カルボジイミド、オキサゾリド
ン、アミド、イミド、イソシアヌレート等に変性したも
のも使用することができる。
本発明に使用することのできるポリオールとしては、少
なくとも2個の水酸基を有する化合物の1種又は2種以
上の混合物であり、エチレングリコール、プロピレング
リコール、フチレンゲリコール、グリセリン、ヘキサン
トリオール、ペンタエリスリトール、トリメチロールプ
ロパン、ソルビトール、シュガー等の多価アルコール又
はこれらのフルキレンオキシド付加物、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン等のフルカノールアミン又
はこれらのアルキレンオキシド付加物、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリレンジアミン等のアル
キレンオキシド付加物、ジカルボン酸、又はその無水物
と前記グリコール類との反応によって作られる液状の末
端ヒドロキシポリエステル、その他フェノールとホルム
アルデヒドとの縮合から得られるフェノール樹脂又はこ
のアルキレンオキシド付加物等が挙げられる。
これら有機ポリイソシアネートとポリオールとを骨格と
して触媒、発泡剤、界面活性剤及び他の添加物によりポ
リイソシアヌレートフオームを製造する際、難燃性や熱
安定性の優れたフオームを得るためtこ、ウレタン結合
に比べてイソシアヌレート環構造を多く生成させる必要
があり、そのためには、NC010H当量比は2〜10
でなければならず、特に好ましくは3〜8である。
又本発明はポリオールな使用しないポリイソシヌレート
フォームの製造に於ても同様の効果ヲ得ることかできる
本発明に使用できる触媒としては、三量体生成触媒単独
、又はウレタン結合生成触媒、尿素結合生成触媒、ビー
レット結合生成触媒等との併用でもよい。三量体生成触
媒としては、 2,4.6− ト!1ス(ジメチル ア
ミノメチル)フェノール、N 、N’N”。
−トリス(ジメチルアミノプルピル)−8−へキサヒド
ロトリアジン、1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)
ウンデセン−7の有機酸塩、カルボン酸のアルカリ金属
塩(酢酸カリウム、プロピオン酸カリウム、カプリル酸
カリウム、2−エチルヘキサン酸カリウム、アジピン酸
カリウム、安息香酸カリウム等)、カルボン酸以外の弱
酸のアルカリ金属塩、無機塩基等を挙げることができる
。又、ウレタン結合、尿素結合、及びビイウレソト結合
の生成触媒としては、一般eこポリウレタンフォーム製
造時使用するものは全て使用できる。これらの触媒を大
別すると、第3級アミンと有機金属化合物とに分けられ
、第3級アミンとしては例えば、トリエチルアミン、モ
ノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、トリエチレンジアミン、テトラ−メチルプ
ロパンジアミン、テトラメチルへキサメチレンジアミン
、ジメチルシクロヘキシルアミン、等、又有機金属化合
物としては例えば、ジプチル錫ジラウレート、ジブチル
錫ジアセテート、スタナスオクトエート等がある。勿論
これらを単独使用しても又2種以上使用してもよい、こ
れらの使用量は系の反応性を考慮して決めるべきである
本発明に使用することのできる発泡剤としては、大別す
ると不活性低沸点溶剤、反応性発泡剤の2種類になる。
不活性低沸点溶剤としては、塩沸化アルカンが一般に使
用され、具体例として塩化メチレン、E塩化メチレン、
トリクロロフロロメタン、ジクμロジフロロメタン、ジ
クロロモノフロロメタン、ジクロロテトラフロロエタン
、ジブロモモノフロロメタン等が使用でき、反応性発泡
剤としては水が挙げられる。
本発明に使用することのできる界面活性剤としては、ポ
リウレタンフォーム製造用として効果のあるものは全て
使用できる。例えばポリオキシアルキレンアルキルエー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルアミノエーテル等
のポリオキシアルキレン系のもの、オルガノポリシロキ
サン、シロキサンオキシアルキレンコポリマー等のシリ
コーン系のものが挙げられる。
本発明によるポリイソシアヌレートフオームは難燃剤を
特tこ使用しなくとも充分な難燃性を有するが、必要1
こ応じて使用することもできる。例えハ、トリクレジル
ホスヘート、トリス(クロロエチル)ホスヘート、トリ
ス(クロロプルピル)ホスヘート等のリン酸エステル類
、三酸化アンチモン、アルミナオキシ塩化アンチモン等
の金属酸化物、塩化物が使用できる。
本発明によるポリイソシアヌレートフオームは、耐熱性
、耐炎性を損うことなく燃焼中の亀裂、変形、発煙性、
残炎性等の極めて優れた性質を示すものであり、従来か
ら利用されていた各種建築物、容器等の保温、保冷、断
熱、遮音等は勿論のこと、特に通常の難燃ポリウレタン
フォームでは利用することができない高温域、耐炎等、
厳しい条件下、例えば高層ビルや防火地域における外壁
材等としても利用することができる。
本発明を更に実施例によって詳細に説明する。
実施例における%は重量%である。
実施例1〜4及び比較例1〜3 PP−200(ポリプロピレングリコール水酸基価56
1、三洋化成工業製)69f%CM−294(ポリオキ
シエチレンポリプロピレン縮合物、水酸基価39、旭電
化工業製)21f%5H−193(シリコーンオイル、
東し製) 4 t、キャタリス)LB(触媒、日本ポリ
ウレタン工業製>6f、及びトリクロロフロロメタン9
72を21ポリエチレンビーカーに秤り取り、混合した
後、第1表に示す成分のポリインシアネ−)(注、1)
3972を加え液温20℃でラボミキサー(4500r
、 p、 m)を使用し5秒間激しく攪拌した後直ちに
上部開放のあらかじめ40’Cに加熱されたアルミ箱(
25X 25 X 25 cm )の中へ注入して自由
発泡せしめ、ポリイソシアヌレ−トフォームヲ得り。
このポリイソシアヌレートフオームを2体作成し、1体
は発泡18後所定の′寸法に裁断して、JISA132
1表面試験を行ない、他の1体は室温で1ケ月放置した
後、表面試験を行なって両者の値を比較した。
試験体の寸法は22X22X2.5crnである。結果
を第1表に示す。尚同表に於けるポリインシアネート成
分はガスクロマトグラフィーによる定量結果を示したも
のである。
実施例5〜8及び比較例4〜6 P−20GO(ポリプロピレングリコール水酸基価56
、旭電化工業製) 60 f、ジプロピレングリコール
26.7 f 12.4.6−)リス(ジメチルアミノ
メチル)フェノール2.8?、触媒(実施例で使用した
もの) 5. Of 、 、5H−19’35.59及
びトリクロロフロロメタンl’llfを2Jポリエチレ
ンビーカーに秤り取り混合した後、第2表に示す成分の
ポリイソシアネート(注、1 ) 400 tを加え実
施例1と同様の方法でポリイソシアヌレートフオームを
得た。このフオームの燃焼試験も実施例1と同様の方法
で行なった。結果を第2表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 有機ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、触媒及
    び界面活性剤からポリイソシアヌレートフオームを製造
    するに際し、有機ポリイソシアネートとしてメチレン基
    に隣接する芳香環に於てイソシアネート基がメチレン基
    に対して1つはオルト、他の1つはパラに位m−t−る
    ようなジフェニルメタンジイソシアネートを2.0〜1
    8重量%含有し、かつ4,41−ジフェニルメタンジイ
    ソシアネートの含有率が55重量%以下であるポリフェ
    ニルメタンポリイソシアネートを使用することを特徴と
    するポリイソシアヌレートフオームの製造方法。
JP57189173A 1982-10-29 1982-10-29 ポリイソシアヌレ−トフォ−ムの製造方法 Pending JPS5980419A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274917A (ja) * 1985-09-27 1987-04-06 Mitsui Toatsu Chem Inc 硬質ポリウレタンフオ−ムの製造法
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WO1990011319A1 (fr) * 1989-03-22 1990-10-04 Dow Mitsubishi Kasei Limited Procede de production d'une mousse ignifuge a base de polyisocyanurate

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53141398A (en) * 1977-05-17 1978-12-09 Bayer Ag Manufacture of synthetic resin ccntaining isocyaurate group

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