JPS5980304A - 半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法 - Google Patents
半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法Info
- Publication number
- JPS5980304A JPS5980304A JP18976382A JP18976382A JPS5980304A JP S5980304 A JPS5980304 A JP S5980304A JP 18976382 A JP18976382 A JP 18976382A JP 18976382 A JP18976382 A JP 18976382A JP S5980304 A JPS5980304 A JP S5980304A
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- Japan
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- composite membrane
- membrane
- reverse osmosis
- semi
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D61/00—Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
- B01D61/02—Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
- B01D61/04—Feed pretreatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D61/00—Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
- B01D61/02—Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
- B01D61/025—Reverse osmosis; Hyperfiltration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2311/00—Details relating to membrane separation process operations and control
- B01D2311/04—Specific process operations in the feed stream; Feed pretreatment
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の
逆浸透処理方法に関するものである。
逆浸透処理方法に関するものである。
更に詳しくは、多孔性支持体上にフルフリルアルコール
もしくはエチレンイミンを主成分とする架橋性重合体の
半透性薄膜層を設けた架橋型半透性複合膜による有機、
無機性物質含有液の逆浸透処理方法に関するものである
。
もしくはエチレンイミンを主成分とする架橋性重合体の
半透性薄膜層を設けた架橋型半透性複合膜による有機、
無機性物質含有液の逆浸透処理方法に関するものである
。
従来、半透性非対称膜に比してすぐれた排除率が得られ
る半透性複合膜を用いて有機、無機性物質含有液の逆浸
透処理が行われていたが、その透水速度が十分でなく、
かつ膜汚染による排除率及び透水速度の低下が比較的短
時間で発生してしまうという問題があった。
る半透性複合膜を用いて有機、無機性物質含有液の逆浸
透処理が行われていたが、その透水速度が十分でなく、
かつ膜汚染による排除率及び透水速度の低下が比較的短
時間で発生してしまうという問題があった。
このため処理コストの低減化が妨げられておりこの点で
の改善の余地が残されていた。
の改善の余地が残されていた。
本発明はこのような従来の問題点に注目して発明された
ものであり、その目的とするところは高排除率を保ちな
がら透水速度を一段と増加させることができると共に膜
汚染による排除率及び透水速度の低下を長時間にわたっ
て防止するこ・とができる半透性複合膜による有機、無
機性物質含有液の逆浸透処理方法を得ようとするにある
。
ものであり、その目的とするところは高排除率を保ちな
がら透水速度を一段と増加させることができると共に膜
汚染による排除率及び透水速度の低下を長時間にわたっ
て防止するこ・とができる半透性複合膜による有機、無
機性物質含有液の逆浸透処理方法を得ようとするにある
。
この目的を達成する本発明に係る半透性複合膜による有
機、7無機性物質含有液の逆浸透処理方法は、多孔性支
持体上にフルフリルアルコールもしくはエチレンイミン
を主成分とする架橋性重合体の半透性薄膜層を設けた架
橋型半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸
透処理力法において、前記液に鉱酸を添加し、pHを1
〜4に調整することを特徴とするものである。
機、7無機性物質含有液の逆浸透処理方法は、多孔性支
持体上にフルフリルアルコールもしくはエチレンイミン
を主成分とする架橋性重合体の半透性薄膜層を設けた架
橋型半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸
透処理力法において、前記液に鉱酸を添加し、pHを1
〜4に調整することを特徴とするものである。
従来において各種の半透性複合膜か開発されているが9
本発明においては、多孔性支持体上にフルフリルアルコ
ールもしくはエチレンイミンを主成分とする架橋性重合
体の半透性薄膜層を設けたものを用いる。このような半
透性複合膜は米国特許第3926798号明細書あるい
は!h゛開昭52−127481号公報などに開示され
ており、そして平板型2円管型、スパイラル型、中空子
型など各種の型式のものが存在するか9本発明において
はいかなる型式のものを用いてもよい。。
本発明においては、多孔性支持体上にフルフリルアルコ
ールもしくはエチレンイミンを主成分とする架橋性重合
体の半透性薄膜層を設けたものを用いる。このような半
透性複合膜は米国特許第3926798号明細書あるい
は!h゛開昭52−127481号公報などに開示され
ており、そして平板型2円管型、スパイラル型、中空子
型など各種の型式のものが存在するか9本発明において
はいかなる型式のものを用いてもよい。。
なおこの半透性複合膜に用いられる多孔性支持体としで
は厚さか20μ〜300μのポリスルホン。
は厚さか20μ〜300μのポリスルホン。
ポリアクロニトリル、ポリエステル、ポリアミドなどの
シート材があげられ、これらには20oOA〜1000
°Aの孔が多数開口されている。
シート材があげられ、これらには20oOA〜1000
°Aの孔が多数開口されている。
本発明は、このような従来一般に知られている架橋型半
透性複合膜を用いて有機、無機性物質含有液を逆浸透処
理するに当り、前記液をそのままの状態で処理するので
はなく、これに鉱酸を添加しpHを1〜4に調整して処
理する。而してこれによって半透性複合膜が元来有して
いる高排除率が得られるというすぐれた特性をそこなわ
ずにその透水速度をより一段と増加させることができ、
かつ膜汚染による排除率及び透水速度の低下も長期間に
わたって防止することができる。
透性複合膜を用いて有機、無機性物質含有液を逆浸透処
理するに当り、前記液をそのままの状態で処理するので
はなく、これに鉱酸を添加しpHを1〜4に調整して処
理する。而してこれによって半透性複合膜が元来有して
いる高排除率が得られるというすぐれた特性をそこなわ
ずにその透水速度をより一段と増加させることができ、
かつ膜汚染による排除率及び透水速度の低下も長期間に
わたって防止することができる。
本発明において用いられる鉱酸としては、硫酸。
塩酸、硝酸、リン酸などがあげられ、pHは2〜〜3に
調整するのが最も好ましく、逆浸透処理に際しての圧力
、水温、あるいは膜面流速等の操作条件は通常一般の場
合と同様に設定することができる。
調整するのが最も好ましく、逆浸透処理に際しての圧力
、水温、あるいは膜面流速等の操作条件は通常一般の場
合と同様に設定することができる。
なお逆浸透処理する有機、無機性物質含有液は無機塩の
濃度が無機イオンの総計として1%以下、好ましくは0
.1%以下の低塩濃度の水溶液が好ましく、海水などの
ように高濃度の無機イオンを含有している水溶液はあま
り好ましくない。
濃度が無機イオンの総計として1%以下、好ましくは0
.1%以下の低塩濃度の水溶液が好ましく、海水などの
ように高濃度の無機イオンを含有している水溶液はあま
り好ましくない。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的
に説明する。
に説明する。
実施例I
TDSが300ppm、電気伝導度か170μs/cm
、 FI値か6.5.pHが7の河川水に硫酸を添加
してpHを3に調整し、これを56に9/caに加圧し
て平膜型逆浸透試験機(j膜面積は32.15cJ )
に供給して10口間連続透過処理したところ、その
透過水量及び透過水の電気伝導度は表1のようになった
。なお前記試験機の逆浸透膜は、多孔性ポリスルホン膜
を支持体とし、これの上にポリフルフリルアルコールを
主成分とする架橋性重合体の半透性薄膜層を設けた半透
性複合膜てあり米国特許第3926798号明細書に記
載の方法により製造した。
、 FI値か6.5.pHが7の河川水に硫酸を添加
してpHを3に調整し、これを56に9/caに加圧し
て平膜型逆浸透試験機(j膜面積は32.15cJ )
に供給して10口間連続透過処理したところ、その
透過水量及び透過水の電気伝導度は表1のようになった
。なお前記試験機の逆浸透膜は、多孔性ポリスルホン膜
を支持体とし、これの上にポリフルフリルアルコールを
主成分とする架橋性重合体の半透性薄膜層を設けた半透
性複合膜てあり米国特許第3926798号明細書に記
載の方法により製造した。
すなわち厚さ160μのポリエステル繊維をガラス板」
−に載置し、これにポリスルホン(ユニオンカーバイド
社製udel P−3500)の15%−ジメチルホル
ムアミド(DMF)溶液を流し、178μのアプリケー
ターて均一にひろげたのち、2%−DMF、0.5%−
ドデシル硫酸ソーダを含む水溶液に浸漬し、そして水で
よ(洗い多孔性ポリスルホン膜(支持体)を製造した。
−に載置し、これにポリスルホン(ユニオンカーバイド
社製udel P−3500)の15%−ジメチルホル
ムアミド(DMF)溶液を流し、178μのアプリケー
ターて均一にひろげたのち、2%−DMF、0.5%−
ドデシル硫酸ソーダを含む水溶液に浸漬し、そして水で
よ(洗い多孔性ポリスルホン膜(支持体)を製造した。
次いでカラス板上の多孔性ポリスルホン膜にフルフリル
アルコール2%、硫酸2%、イソプロピルアルコール2
0%、ドデシル硫酸ソーダ0.67%を含む水溶液を流
し、室温で1分間垂直に保持したのち、150℃のオー
ブンに入れ15分間加熱処理し、そののちガラス板から
はがしとり表面か黒色の半透性複合膜を得た。
アルコール2%、硫酸2%、イソプロピルアルコール2
0%、ドデシル硫酸ソーダ0.67%を含む水溶液を流
し、室温で1分間垂直に保持したのち、150℃のオー
ブンに入れ15分間加熱処理し、そののちガラス板から
はがしとり表面か黒色の半透性複合膜を得た。
なおこの複合膜の分離性能は、 3.5wt%−食塩
水を25℃、 56 KV′cJ て処理したところ
その食塩排除率が99.6%、透過水量が0.31靜/
イ日であ表1 比較例1 硫酸を添加してpHを3に調整しないで河川水を直接、
逆浸透試験機に供給したこと以外においては実施例1と
同一の条件で処理したところその透過水量及び透過水の
電気伝導度は表2のようになった。
水を25℃、 56 KV′cJ て処理したところ
その食塩排除率が99.6%、透過水量が0.31靜/
イ日であ表1 比較例1 硫酸を添加してpHを3に調整しないで河川水を直接、
逆浸透試験機に供給したこと以外においては実施例1と
同一の条件で処理したところその透過水量及び透過水の
電気伝導度は表2のようになった。
表2
これからして明らかのように、pH調整しない比較例1
においては、運転(処理)時間が経過するに従って透過
水の電気伝導度が悪化し、かつその透過水量が減少、す
なわち経時的にその排除率及び透水速度が次第に低下し
ている。
においては、運転(処理)時間が経過するに従って透過
水の電気伝導度が悪化し、かつその透過水量が減少、す
なわち経時的にその排除率及び透水速度が次第に低下し
ている。
これに対し、pH調整を行う実施例1においては透過水
の電気伝導度及び透過水量が変化しないで一定になって
おり、従って経時的にその排除率及び透水速度が低下し
ないことがわかる。またその透過水量についても比較例
1における透過水量よりも大きい透過水量が得られるこ
とがわかる。
の電気伝導度及び透過水量が変化しないで一定になって
おり、従って経時的にその排除率及び透水速度が低下し
ないことがわかる。またその透過水量についても比較例
1における透過水量よりも大きい透過水量が得られるこ
とがわかる。
このことは換言するならば本発明によれば、半透性複合
膜が元来有している高排除率が得られるというすぐれた
特性をそこなわずにその透水速度をより一段と増加させ
ることができると共に膜汚染による排除率及び透水速度
の低下も長期間にわたって防止することができるといっ
た効果を奏すことを証明している。
膜が元来有している高排除率が得られるというすぐれた
特性をそこなわずにその透水速度をより一段と増加させ
ることができると共に膜汚染による排除率及び透水速度
の低下も長期間にわたって防止することができるといっ
た効果を奏すことを証明している。
実施例2
CODが3.5%、無機イオン濃度力500 ppm
、 pHが7の化学工場廃液に硫酸を添加してpHを2
.5に調整し、これを481’f/dに加圧して逆浸透
試験機に供給して240時間運転したところ、その透過
水量及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。な
お前記試験機の逆浸透膜は実施例1のものと同一のもの
を用いた。
、 pHが7の化学工場廃液に硫酸を添加してpHを2
.5に調整し、これを481’f/dに加圧して逆浸透
試験機に供給して240時間運転したところ、その透過
水量及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。な
お前記試験機の逆浸透膜は実施例1のものと同一のもの
を用いた。
比較例2
硫酸を添加してpHを2.5に調整しないで化学工場廃
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
実施例2と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
実施例2と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。
実施例3
逆浸透膜を、多孔性ポリスルホン膜を支持体とし、これ
の上にポリエチレンイミンを主成分とする架橋性重合体
の半透性薄膜層を設けた半透性複合膜にした以外は実施
例2と同一の条件で処理したところ、その透過水量及び
透過水の電気伝導度は表3のようになった。
の上にポリエチレンイミンを主成分とする架橋性重合体
の半透性薄膜層を設けた半透性複合膜にした以外は実施
例2と同一の条件で処理したところ、その透過水量及び
透過水の電気伝導度は表3のようになった。
なお前記複合膜は特開昭49−133282号公報に記
載の方法に準じて製造した。
載の方法に準じて製造した。
すなわち厚さ160μのポリエステル繊維をガラス板上
jこ固定し、これにポリスルポン(ユニオンカーバイド
社製udel P−3500)の15%−ジメチルホル
みアミド溶液を流して178μのアプリケーターで均一
にひろげたのち2%−DMF(ジメチルホルムアミド)
、0.5%−ドデシル硫酸ソーダを含む水溶液に浸漬し
、そして水でよく洗いポリエステル繊維補強の多孔性ポ
リスルホン膜(支持体)を製造した。
jこ固定し、これにポリスルポン(ユニオンカーバイド
社製udel P−3500)の15%−ジメチルホル
みアミド溶液を流して178μのアプリケーターで均一
にひろげたのち2%−DMF(ジメチルホルムアミド)
、0.5%−ドデシル硫酸ソーダを含む水溶液に浸漬し
、そして水でよく洗いポリエステル繊維補強の多孔性ポ
リスルホン膜(支持体)を製造した。
次いでこのポリスルホン膜にポリエチレンイミン(日本
触媒化学社製、エボシンP−1000’) 0.25%
を含有する水/メタノール(1,/2 )溶液を均一に
塗布し、そしてこの基材を2.4−トルエンジイソシア
ネートのl wt%、n−へキサン溶液に1分間浸漬し
たのちに基材を引き上げ膜面に付着しているn−へキサ
ンを揮散させ、さらに110℃で10分間加熱処理して
架橋性ポリエチレンイミン層を有する半透性複合膜を得
た。
触媒化学社製、エボシンP−1000’) 0.25%
を含有する水/メタノール(1,/2 )溶液を均一に
塗布し、そしてこの基材を2.4−トルエンジイソシア
ネートのl wt%、n−へキサン溶液に1分間浸漬し
たのちに基材を引き上げ膜面に付着しているn−へキサ
ンを揮散させ、さらに110℃で10分間加熱処理して
架橋性ポリエチレンイミン層を有する半透性複合膜を得
た。
なおこの複合膜の分離性能は、1.0%−食塩水を25
℃、56KP/cIRで処理したところその食塩排除率
が99.196.透過水量が0.31 rre/nl’
・日であった。
℃、56KP/cIRで処理したところその食塩排除率
が99.196.透過水量が0.31 rre/nl’
・日であった。
比較例3
硫酸を添加してpHを2.5に調整しないで化学工場廃
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
実施例3と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
実施例3と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表3のようになった。
表3
このことからして明らかのように、フルフリルアルコー
ル系半透性複合膜のみならずエチレンイミン系半透性複
合膜を用いても、そのpH調整することにより透過水の
電気伝導率ガ悪化を防止し得て、かつその透過水量もよ
り増加させることができる。してみるにこれらの膜を用
いた場合においても、これらが元来有している高排除率
が得られるというすぐれた特性をそこなわずにその透水
速度をより一段と増加させることができると共に膜汚染
による排除率及び透水速度の低下も長期間にわたって防
止することができるといった本発明の効果を奏すること
がわかる。
ル系半透性複合膜のみならずエチレンイミン系半透性複
合膜を用いても、そのpH調整することにより透過水の
電気伝導率ガ悪化を防止し得て、かつその透過水量もよ
り増加させることができる。してみるにこれらの膜を用
いた場合においても、これらが元来有している高排除率
が得られるというすぐれた特性をそこなわずにその透水
速度をより一段と増加させることができると共に膜汚染
による排除率及び透水速度の低下も長期間にわたって防
止することができるといった本発明の効果を奏すること
がわかる。
比較例4
逆浸透膜を、酢酸セルロース系半透性非対称膜であって
東し株式会社製の型式が5C−1100のものを用いた
以外は実施例2または3と同一の処理条件で処理したと
ころ、その透過水量及び透過水の電気伝導度は表4のよ
うになった。
東し株式会社製の型式が5C−1100のものを用いた
以外は実施例2または3と同一の処理条件で処理したと
ころ、その透過水量及び透過水の電気伝導度は表4のよ
うになった。
比較例5
硫酸を添加してpHを2.5に調整しないで化学工場廃
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
比較例4と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導表4 このことからして明らかのように、酢酸セルロース系早
道性非対称膜を用いる場合においてはpH調整するとそ
の透過水量がpH調整しないときよりも減少し、かつ透
過水の電気伝導度も悪化してしまい9本発明の上述した
効果を奏しないことがわかる。
液を直接、逆浸透試験機に供給したこと以外においては
比較例4と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導表4 このことからして明らかのように、酢酸セルロース系早
道性非対称膜を用いる場合においてはpH調整するとそ
の透過水量がpH調整しないときよりも減少し、かつ透
過水の電気伝導度も悪化してしまい9本発明の上述した
効果を奏しないことがわかる。
実施例4
河川水に食塩1%、硫酸ナトリウム196をそれぞれ添
加して無機イオン濃度を増加させたこと以外においては
実施例1と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表5のようになった。
加して無機イオン濃度を増加させたこと以外においては
実施例1と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表5のようになった。
比較例7
河川水に食塩1%、硫酸ナトリウム196をそれぞれ添
加して無機イオン濃度を増加させたこと以外においては
比較例1と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表5のようになった。
加して無機イオン濃度を増加させたこと以外においては
比較例1と同一の条件で処理したところ、その透過水量
及び透過水の電気伝導度は表5のようになった。
表5
このことからして明らかのように、無機イオン濃度が高
い液をフルフリルアルコール系半透性複合膜で処理する
場合においては、pH調整することによりその透過水量
がpH調整しないときよりも若干増加するけれどもその
透過水の電気伝導度がやや悪化するので、逆浸透処理す
る液は低塩濃度のものが好ましいことがわかる。
い液をフルフリルアルコール系半透性複合膜で処理する
場合においては、pH調整することによりその透過水量
がpH調整しないときよりも若干増加するけれどもその
透過水の電気伝導度がやや悪化するので、逆浸透処理す
る液は低塩濃度のものが好ましいことがわかる。
なおエチレンイミン系半透性複合膜で処理する場合にお
いても同様である。
いても同様である。
以上詳述したように本発明によれば高排除率を保ちなが
ら透水速度を一段と増加させることができると共に膜汚
染による排除率及び透水速度の低下を長時間にわたって
防止することができる半透性複合膜による有機、無機性
物質含有液の逆浸透処理方法が得られる。
ら透水速度を一段と増加させることができると共に膜汚
染による排除率及び透水速度の低下を長時間にわたって
防止することができる半透性複合膜による有機、無機性
物質含有液の逆浸透処理方法が得られる。
特許出願人 東し・エンジニアリング株式会社19−
Claims (1)
- (1)多孔性支持体上にフルフリルアルコールもしくは
エチレンイミンを主成分とする架橋性重合体の半透性薄
膜層を設けた架橋型半透性複合膜による有機、無機性物
質含有液の逆浸透処理方法において、前記液に鉱酸を添
加し、pHを1〜4に調整することを特徴とする半透性
複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976382A JPS5980304A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18976382A JPS5980304A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980304A true JPS5980304A (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=16246768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18976382A Pending JPS5980304A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 半透性複合膜による有機、無機性物質含有液の逆浸透処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980304A (ja) |
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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US4888116A (en) * | 1987-01-15 | 1989-12-19 | The Dow Chemical Company | Method of improving membrane properties via reaction of diazonium compounds or precursors |
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EP1031372A4 (en) * | 1998-07-21 | 2004-12-15 | Toray Industries | TECHNIQUE FOR INHIBITING BACTERIAL DEVELOPMENT IN THE VICINITY OF A SEPARATION MEMBRANE, STERILIZATION TECHNIQUE THEREOF |
CN108911266A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-30 | 温州嘉伟环保科技有限公司 | 一种反渗透膜法处理高硬度污水的装置及方法 |
Citations (2)
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JPS5621604A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-28 | Toray Ind Inc | Separation of liquid by semipermeable composite membrane |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP18976382A patent/JPS5980304A/ja active Pending
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