JPS5980270A - ゴルフ用クラブ・ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコ′ルフ用クラブ・ヘッドに関する。

従来の木製のゴルフ用クラブ・ヘッドは、吸水性が高い
ため、雨天での使用時には吸水し著しく重くなる。カー
ボン繊維を用いた従来のゴルフ用クラブ−ヘッドは、そ
の軽量化のために中空構造に仕上げられている。そのだ
め１強度の面で不安がある。カーボン繊維を用いたクラ
ブ・ヘッドは。

また１色が黒に限定されるため需要者の嗜好を必ずしも
充足しえない。

本発明の目的は、軽量で弾性と強度において優れたゴ／
Ｉ／７用りラグ・ヘッドを提供することにある。本発明
の他の目的は、はぼ永久的に吠用司能なゴルフ用クラブ
・ヘッドを提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、好みに応じたカラ７ルナコ
゛ルフ用クラブ・ヘッドを提供することにある。

以下に本発明を実施例によシ説明する。

本発明のゴルフ用クラブ・、ヘッドは、第１区および第
２図に示すように、所望のヘッド形状の表層部利Ｉとこ
れにより披協される芯Ｊ１埒部イΔ２とでなる。表層部
月１は、主として、ウィスカとエポキシ樹脂と硬化剤と
繊維材とでなる。ウィスカは金属酸化物もしくは炭酸塩
などの白色の繊維状単結晶であシ、直径を極単に小さく
したものは結晶に乱れを起こすようなことが少ないので
強度が高い。その強度はカーボンと同等もしくはそれ以
」二である。その弾性率はカーボンの３〜７倍である。

繊維材は捕強利として機能し、その例としてｊｒ−、ｆ
　ｒＬ学織繊維ガラス繊維がある。これらの材料でなる
表層部材１は淡色をなす。したがって、この表層部材１
にさらに顔料を加えることにより、好みのカラーに仕上
げられうる。顔料の種類には特に限定はなく、あらゆる
既知の有機顔料や無機顔料が使イ゛）れうる。この表層
部材１の各材料の混合割合にも全く限定はない。その−
例をあげれば、ウィスカ１０〜２５重量％そして残シが
Ｊエポキシ樹脂。

硬化剤、および化学繊維もしくはガラス繊維である。そ
して、必Ｐに応じて適量の顔料が加えられる。

芯層部材２は比重０．９以下の水利２０でなる。

木材２０の表面には木目２００に交差する方向、好捷し
くけ直角方向、に切欠溝２１が適当な間隔をおいて刻設
されている。溝の代りもしくは溝に加えて貫通穴もしく
は非貫通穴を設けてもよい。木材２０の種類に・杜特に
限定はなく、椎、柿その他あらゆるイｊＦ類の木が用い
られうる。水利は使用に際し乾燥される。

上記両部材１，２ば、圧縮成形もしくはトランスファ成
形もしくは射出成形により一体的に成形されている。成
形時に表層部材１の樹脂が芯層部材２の乾燥木材に含浸
し硬化する。表層部材１の樹脂が溝２１および／もしく
け穴にも浸入し樹脂と木材２−Ｏと、がよ゛す完全に一
体化する。芯層部材２の木材は強度において元来優れて
いるうえに。

（゛−脂含浸によりなお一層強度が向上する。この木材
は、さらに、　ｔｌ、Ｉ指含浸ウィスカによシ補強され
る形で被覆される。表１一部材１と芯層部材２との間に
は１通常、収縮率に差があるが、芯層部材２の木材２０
の本ＩＥ′１２００に交差する方向については表層部材
ｌの５１脂が木材の溝２１および／もしくは穴に浸入し
硬化することによシ表層、芯層両部材は完全に一体化し
両部材間の収縮率の差にもとづくひずみもしくは割れは
生じない。木材２０の木目２００に平行な方向について
は、木目２００自体に樹脂が浸入硬化し表層・芯Ｉ−両
部月を完全に一体化するだめ１両部材間の収縮率の差に
もとづくひずみもしくは割れは生じない。よって１両部
Ａ′：Ａ１．２にはいづれの方向に関しても収縮率の差
によるひずみもしくは割れは生じない。これにより。

得られるクラブ・ヘッド１は強度において著しく優れ、
はぼ永久的な使用に耐えうる。木材は表層部月１のウィ
スカに比べて著しく軽ｔであるだめ。

芯層に木材が使われている分だけ得られるクラブ・ヘッ
ドは全体として軽く仕上がる。寸だ、芯層の水利は乾燥
しているところへ樹脂が含浸し硬化しているため、もは
や吸水性を有しない。よって。

得られるクラブ・ヘッドは何らかの原因で内部に水が浸
入しても水利が吸水することはない。よって、クラブ・
ヘッドが吸水により重くなるというおそれはない。表層
部材１を構成するウィスカはカーボンに比；咬してもは
るかに高弾性であるため本発明のクラブ・ヘッドは飛距
離を大巾に向上させる。顔料の選択によシ好みに応じた
カラーに仕上がシうる。寸た。クラブ仕上げ工程でヘッ
ド底部１２へのソール・メタルのと９つけも芯層木材２
０を介して簡単にヒス止めが可能である。ウィスカはカ
ーボン繊維に比重して幾分比重が大きい。

繊維材の混合割合を調節することにより３番ウッドや４
番ウッド用にたやす＜　Ｍ４’！製しうる利点もある。

本発明のクラブ・ヘッドは２例えば２次のようにして製
造される。

椎の木を適当な大きさ形状に削ずシ溝および／もしくは
穴を設ける。これを１１０°Ｃで５時間乾燥する。この
乾燥木片をヘッド成形用の成形型のキャビテイ面に適当
な間隙を設けてナンドなどで仮固定する。ウィスカ１０
〜２５重尾％そして残シがエポキシ＋＆Ｊ　Ｉ］Ｆｆ＊
硬化剤、化学繊維およびブルーのＡＩ　料でなる表層部
材原料をトランスファボンドに満たし１５０’Ｃにてキ
ャビティ内へ圧入スル。１５分間放１１なし硬化をまっ
て成形機から成形品を取り出す。得られた成形品が本発
明の一つの軽量で高強度・高弾性のブルーのゴルフ用ク
ラブ・ヘッドである。このヘッドの柄接続部１１に柄を
そして底部１２にソール・メタルをと９つけるとゴルフ
用クラブが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のゴルフ用クラブ・ヘッドの一実施例の
部分正面断面図、第２図は芯層部相２の木材２０の斜視
図である。 ｌ・・・表層部材、２・・・芯層部利、２０・・・木材
、２１・・・γ苺。 以　　上 ′ｌＡ１図 第　２　図 １ ｚｕｕ　　　　ｔｕ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、所望のヘッド形状の表層部材とこれによυ被覆され
   る芯ｊ一部材とでなり、該表層部材は主としてウィスカ
   とエポキシ樹脂と繊維材でなシ、該芯層部材は比重０．
   ９以下の木材でなシ２両部材は表層部材がその樹脂を成
   形時に芯層部材の水利に含浸させつつ硬化し一体成形さ
   れてなるゴルフ用クラブ・ヘッド。 ２、ＶＪ”Ｊ　ＮＬ！表層部利部材らに顔料を含有する
   前記特許請求の範囲第１項に記載のゴルフ用クラブ・ヘ
   ッド。 ３、所望のヘッド形状の表層部甘さこれによシ被覆され
   る芯ノ一部材とでなり、該表層部材は生としてウィスカ
   よエポキシ樹脂と繊維制でなシ、該表届部材は木目に交
   差する方向に切欠溝および穴のうちの少くとも一方を設
   けた比重０．９以下の木材でなシ９両部材は表層部材が
   その樹脂を成形時に芯層部利の木材に含浸させつつ硬化
   し一体成形されてなるゴルフ用クラブ・ヘッド。 ４、　前記表層部材がさらに顔料を含有する前記特許請
   求の範囲第３項に記載のゴルフ用クラブ・ヘッド。