JPS5979719A - 木材の処理法 - Google Patents
木材の処理法Info
- Publication number
- JPS5979719A JPS5979719A JP19141082A JP19141082A JPS5979719A JP S5979719 A JPS5979719 A JP S5979719A JP 19141082 A JP19141082 A JP 19141082A JP 19141082 A JP19141082 A JP 19141082A JP S5979719 A JPS5979719 A JP S5979719A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- treatment
- veneer
- steaming
- irradiation
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は木質単板等の木材の処理法に関するものであ
る。
る。
一般に、原木をスライスすることにより得られた木質単
板は、っぎのようにして脱色、染色され化粧単板等に構
成される。すなわち、木質単板にNaOH水溶液を塗布
して含浸させ、ついでH2O2水溶液を塗布する。この
場合、11202水FJe中のH20□け、先に含浸さ
れているNaOH水溶液と接触して分解される。つぎに
、 H2O2水溶液が塗布された木質単板を蒸熱処理(
スチーミング)し、112020分解を促進させて脱色
を迅速に行わせる。ついで得られた脱色単板に染液を塗
布してスチーミングを施し染色を迅速に行わせる。仁の
ような一連の工程により脱色、染色がなされる。ところ
が、この方法では、スチーミング中の単板の温度ばらつ
きが大きく、例えばスチーミング中の雰囲気温度が99
.9℃の場合、単板間の温度は50℃から98℃までば
らつく。まだ、同一の単板でも中心部と表面側とでは約
20℃の温度差が生じる。このような温度のばらつきが
単板の脱色むらおよび染色むらの原因となっていた。
板は、っぎのようにして脱色、染色され化粧単板等に構
成される。すなわち、木質単板にNaOH水溶液を塗布
して含浸させ、ついでH2O2水溶液を塗布する。この
場合、11202水FJe中のH20□け、先に含浸さ
れているNaOH水溶液と接触して分解される。つぎに
、 H2O2水溶液が塗布された木質単板を蒸熱処理(
スチーミング)し、112020分解を促進させて脱色
を迅速に行わせる。ついで得られた脱色単板に染液を塗
布してスチーミングを施し染色を迅速に行わせる。仁の
ような一連の工程により脱色、染色がなされる。ところ
が、この方法では、スチーミング中の単板の温度ばらつ
きが大きく、例えばスチーミング中の雰囲気温度が99
.9℃の場合、単板間の温度は50℃から98℃までば
らつく。まだ、同一の単板でも中心部と表面側とでは約
20℃の温度差が生じる。このような温度のばらつきが
単板の脱色むらおよび染色むらの原因となっていた。
と、の発明は、このような事情に鑑みなされたもので、
木材に処理液を含浸させる工程と、処理液が含浸された
木材に対して蒸熱処理を施す工程を備えだ木材の処理法
であって、蒸熱処理の際、木材に対して誘電加熱を施す
ことをその特徴とするものである。
木材に処理液を含浸させる工程と、処理液が含浸された
木材に対して蒸熱処理を施す工程を備えだ木材の処理法
であって、蒸熱処理の際、木材に対して誘電加熱を施す
ことをその特徴とするものである。
すなわら、この発明は、蒸熱処理(スチーミング)の際
に水利にλ1して、木材を内部から加熱する誘市、加熱
を施すため、同−木材内における温度ばらつきはもとよ
り、木旧聞の温度ばらつきも小さくしうる。したがって
、脱色むら、染色むらのような処Jljむらの発生を回
避しうるようになる。
に水利にλ1して、木材を内部から加熱する誘市、加熱
を施すため、同−木材内における温度ばらつきはもとよ
り、木旧聞の温度ばらつきも小さくしうる。したがって
、脱色むら、染色むらのような処Jljむらの発生を回
避しうるようになる。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明の対象となる木材としては、前記のような木質
単板があげられる。、しかしながら、単板よりも板厚の
jVいものも対象とすることができ、まだ柱状のものも
対象としうる。
単板があげられる。、しかしながら、単板よりも板厚の
jVいものも対象とすることができ、まだ柱状のものも
対象としうる。
処理液としてQよ、前記のような脱色液、染色液があげ
られる。しかしこれに限定されるものではない。スチー
ミングによって処理の効果が上がるような処JII!
?(Vであればあらゆる処理液が対象となる。
られる。しかしこれに限定されるものではない。スチー
ミングによって処理の効果が上がるような処JII!
?(Vであればあらゆる処理液が対象となる。
蒸熱処理は、スチームを木材に接触させ木材自身の温度
を上昇させる処理である。この場合、スチームとして過
熱水蒸気を用いてもよい。
を上昇させる処理である。この場合、スチームとして過
熱水蒸気を用いてもよい。
誘゛屯加熱としては、マイクロ波または高周波を用い、
木材に照射することが行われる。一般にマイクロ波は周
波数が3×10〜3 X ] 0” HzOものをイイ
、高周波U周波数が3X10.−3X10 Hzのもの
をいう。この発明では、このような波長範囲のものであ
れば自由に使用しうる。また、その出力、照射時間等も
何ら限定するものではない。
木材に照射することが行われる。一般にマイクロ波は周
波数が3×10〜3 X ] 0” HzOものをイイ
、高周波U周波数が3X10.−3X10 Hzのもの
をいう。この発明では、このような波長範囲のものであ
れば自由に使用しうる。また、その出力、照射時間等も
何ら限定するものではない。
ただし、国内では、群波法によりマイクロ波は、245
0 MHzと915 MHzの2種類のもののみの使用
がK[されているだけであるから、この2種類のものの
なかから選択使用しなければならない。なお、マイクロ
波照射装置としては、マグネトロン、クライストロン等
が用いられ、高ltd波照射装置としては高周波発振管
等が用いられる。この誘電加熱は蒸熱処理の際に行われ
る。その態様として、スチーミングと併行して#s硫加
熱を連続して行う態様、スチーミングと併行して誘電加
熱を断続的に行う態様、スチーミング−誘電加熱に繰り
蘇し行う態様等がある。
0 MHzと915 MHzの2種類のもののみの使用
がK[されているだけであるから、この2種類のものの
なかから選択使用しなければならない。なお、マイクロ
波照射装置としては、マグネトロン、クライストロン等
が用いられ、高ltd波照射装置としては高周波発振管
等が用いられる。この誘電加熱は蒸熱処理の際に行われ
る。その態様として、スチーミングと併行して#s硫加
熱を連続して行う態様、スチーミングと併行して誘電加
熱を断続的に行う態様、スチーミング−誘電加熱に繰り
蘇し行う態様等がある。
つぎに、この発明の一例について説明する。すなわら、
木質単板にNa (M(水溶液を塗布してマイクロ波(
以[1−MWJと略す)照射したのちI■202水溶液
5c塗布し、゛りいでスチーミングする。このとき同時
にMW熱照射る。1MW照射したのら染色液塗布しt1
■度スナーミング(同時にMW熱照射る)する。
木質単板にNa (M(水溶液を塗布してマイクロ波(
以[1−MWJと略す)照射したのちI■202水溶液
5c塗布し、゛りいでスチーミングする。このとき同時
にMW熱照射る。1MW照射したのら染色液塗布しt1
■度スナーミング(同時にMW熱照射る)する。
このように、スチーミングと同時にMW熱照射ることに
より、脱色性および染色性が向上する。
より、脱色性および染色性が向上する。
すぎに、実施例について比較例と併せて1悦明する。
実施例
31.1 (+ 、i’!l((1) 7ガチス木質単
板(50(lX500X1、0 mm t 、初期含水
率:気乾含水率)に対してNa011の3憾水溶液を塗
布し、MW熱照射出力4 KWで15秒間行った。つぎ
に、HzO+の3()係水溶液を塗布し、l O(1℃
で2時間スチーミング処理した。
板(50(lX500X1、0 mm t 、初期含水
率:気乾含水率)に対してNa011の3憾水溶液を塗
布し、MW熱照射出力4 KWで15秒間行った。つぎ
に、HzO+の3()係水溶液を塗布し、l O(1℃
で2時間スチーミング処理した。
このとき、MW熱照射断続的に行った。すなわち、出力
2 (I KWでのlO分間MW照射、ついで照射中I
L、再度10分間MW照射というサイクルを2時間繰り
返し脱色単板を得た。
2 (I KWでのlO分間MW照射、ついで照射中I
L、再度10分間MW照射というサイクルを2時間繰り
返し脱色単板を得た。
スチーミング処理の際のMW熱照射中止した。
それ以外は実施例と同様にし−C脱色r4を板を得た。
以上の実施例および比較例で得られた脱色単板の脱色の
程度をそれぞれ芯材と辺材とに分けて次表に示した。表
より、実施例の脱色単板の方が比較例の脱色単板よりも
脱色状態が良好であることがわかる。
程度をそれぞれ芯材と辺材とに分けて次表に示した。表
より、実施例の脱色単板の方が比較例の脱色単板よりも
脱色状態が良好であることがわかる。
(以 ド 余 白)
(註l):測色部分は積載方向150枚目の中央部分で
スチーミング中の温度が最低の箇所である。
スチーミング中の温度が最低の箇所である。
(計2)、L は明るさを表わす指標で、数値が大きい
程白いこと全示す。
程白いこと全示す。
b ”%よ黄味を表わす指標で数値が大きい程黄味が犬
で青味が乏しくなることを示す。
で青味が乏しくなることを示す。
以」二のように、この発明は、木材に処理液を含浸させ
゛る工程と、処理液が含浸された水相に対して蒸熱処理
を施す工程を備えた水相の処理法であって、蒸熱処理の
際、木材に対して誘電加熱を施すだめ、処理むらの発生
を防上しうるようになる。
゛る工程と、処理液が含浸された水相に対して蒸熱処理
を施す工程を備えた水相の処理法であって、蒸熱処理の
際、木材に対して誘電加熱を施すだめ、処理むらの発生
を防上しうるようになる。
代11j人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (3)
- (1)木材に処理l夜を含浸させる工程と、処理液が含
浸された木材に対して蒸熱処理を施す工程を備えた木材
の処理法であって、蒸熱処理の際、木材に対して誘電加
熱を施すことを特徴とする木材の処理法。 - (2)木材が木質単板であり、処理液が脱色液または染
色液である特許請求の範囲第1項記載の木材の処理法。 - (3)誘T代加熱がマイクロ波加熱である特許請求の範
囲第1項記載の木材の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19141082A JPS5979719A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 木材の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19141082A JPS5979719A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 木材の処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5979719A true JPS5979719A (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=16274138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19141082A Pending JPS5979719A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 木材の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5979719A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151507A (en) * | 1980-04-26 | 1981-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of treating wood |
JPS58163609A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 松下電工株式会社 | 木材の脱色法 |
JPS58163608A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 松下電工株式会社 | 木材の染色法 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP19141082A patent/JPS5979719A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151507A (en) * | 1980-04-26 | 1981-11-24 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of treating wood |
JPS58163609A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 松下電工株式会社 | 木材の脱色法 |
JPS58163608A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 松下電工株式会社 | 木材の染色法 |
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