JPS597954Y2 - コンクリ−トの中空部形成部材 - Google Patents
コンクリ−トの中空部形成部材Info
- Publication number
- JPS597954Y2 JPS597954Y2 JP18158079U JP18158079U JPS597954Y2 JP S597954 Y2 JPS597954 Y2 JP S597954Y2 JP 18158079 U JP18158079 U JP 18158079U JP 18158079 U JP18158079 U JP 18158079U JP S597954 Y2 JPS597954 Y2 JP S597954Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- concrete
- hollow part
- ring
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリートの中空部形戊工法において使用
するコンクリートの中空部形或部材に関する。
するコンクリートの中空部形或部材に関する。
コンクリートに中空部を形戊するためには、内部に水や
空気の流体さらには砂や石などの細粒状物や固形物など
を入れて密封して膨らませた柔軟性と防水性を有する容
器を中空部形戊地点に置いてから周りにコンクリートを
打設し、該コンクリートの硬化後該容器内の流体を抜い
てから容器の容積を縮小し上方へ抜き取って行うコンク
リートの中空部形或工法が発明されている。
空気の流体さらには砂や石などの細粒状物や固形物など
を入れて密封して膨らませた柔軟性と防水性を有する容
器を中空部形戊地点に置いてから周りにコンクリートを
打設し、該コンクリートの硬化後該容器内の流体を抜い
てから容器の容積を縮小し上方へ抜き取って行うコンク
リートの中空部形或工法が発明されている。
しかしながら、容器に細粒状物や固形物が入っている場
合でも、容器はコンクリートの打設により位置が移動し
たり浮上したりするので、中空部形或地点の正確な位置
や正確な深さの中空部を形戊するためには、該容器の移
動や浮上を防止し得る中空部形戊部材が必要である。
合でも、容器はコンクリートの打設により位置が移動し
たり浮上したりするので、中空部形或地点の正確な位置
や正確な深さの中空部を形戊するためには、該容器の移
動や浮上を防止し得る中空部形戊部材が必要である。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたものであっ
て、容器がコンクリートの打設によっても移動も浮上も
しなくて正確な位置や深さの中空部を形或するコンクリ
ートの中空部形或部材を提供することを目的とする。
て、容器がコンクリートの打設によっても移動も浮上も
しなくて正確な位置や深さの中空部を形或するコンクリ
ートの中空部形或部材を提供することを目的とする。
この考案の一実施例について以下図面の記載に基づいて
説明する。
説明する。
図において、1は合或樹脂などの柔軟性と防水性のある
薄い材質からなる円筒形状の容器であって、該容器1の
上方は開口部2を有しており、該開口部2には容器1内
に圧大した流体の漏れを防ぐ密封蓋3が被せられている
。
薄い材質からなる円筒形状の容器であって、該容器1の
上方は開口部2を有しており、該開口部2には容器1内
に圧大した流体の漏れを防ぐ密封蓋3が被せられている
。
該密封蓋3の周囲に一端を固定した複数の針金又は細紐
4の他端は、容器1のほぼ中央に嵌合したリング5と連
結されている。
4の他端は、容器1のほぼ中央に嵌合したリング5と連
結されている。
該リング5はさらに伸縮自在装置6を具備した複数の足
7の上方端に連結している。
7の上方端に連結している。
この足7の下端は外側へ折曲して折片8を形威し、この
折片8上に石等の重り9を載せることにより足7を地面
上又はコンクリート硬化面上に固定することができる。
折片8上に石等の重り9を載せることにより足7を地面
上又はコンクリート硬化面上に固定することができる。
各足7と連結した底部10が設けられていて、容器1の
底を支持できるようになっている。
底を支持できるようになっている。
尚、この足7は3つあれば充分であるが、これ以上の数
があってもよいのは勿論である。
があってもよいのは勿論である。
次に、この考案の使用例及び効果について説明すると、
まず、容器1の開口部2から細粒状物又は固形物Aを入
れ、その後密封蓋3をして流体を圧大して容器1を膨ら
ませて、これを中空部形戊地点に置き足7の折片8の上
に重り9を載せるだけでよい。
まず、容器1の開口部2から細粒状物又は固形物Aを入
れ、その後密封蓋3をして流体を圧大して容器1を膨ら
ませて、これを中空部形戊地点に置き足7の折片8の上
に重り9を載せるだけでよい。
足7の長さは中空部の穴の深さの程度に合わせて伸縮自
在装置6により調節するが、この時、底部10が足7の
下方と連結されている場合には、足7を長くすると底部
10が下方へ移動して容器1の底との間に間隙が生じる
か又は密封蓋3とリング5を繋ぐ針金又は細紐4が緩ん
で正確な深さの中空部を形戒することができなくなるの
で、この時は、針金又は細紐4の長さを図外の道具によ
り適当に短くするようにする。
在装置6により調節するが、この時、底部10が足7の
下方と連結されている場合には、足7を長くすると底部
10が下方へ移動して容器1の底との間に間隙が生じる
か又は密封蓋3とリング5を繋ぐ針金又は細紐4が緩ん
で正確な深さの中空部を形戒することができなくなるの
で、この時は、針金又は細紐4の長さを図外の道具によ
り適当に短くするようにする。
このようにすると、容器1の底は底部10に密着して載
せられかつ周囲はリング5によって支えられているので
、安定して直立状態を保ち、周りからのコンクリートの
打設によっても移置を移動することがなくて正確な位置
を定めることができる。
せられかつ周囲はリング5によって支えられているので
、安定して直立状態を保ち、周りからのコンクリートの
打設によっても移置を移動することがなくて正確な位置
を定めることができる。
さらに又コンクリートの打設後においても、リング5に
固定した足7の他端側に形或した折片8上には小石が載
せられているので、容器1内の流体によって容器1が浮
力を受けた場合であっても浮上することはなく、そのた
め正確な深さの中空部を形或することができる。
固定した足7の他端側に形或した折片8上には小石が載
せられているので、容器1内の流体によって容器1が浮
力を受けた場合であっても浮上することはなく、そのた
め正確な深さの中空部を形或することができる。
コンクリートの硬化後は、密封蓋3を取り外して容器1
内の圧力流体を放出して容器1の容積を縮小することに
よって、容器1の外周面を新しく形威したコンクリート
の壁面から外し、その後開口部3を手で持って持ち上る
ことにより容器1を新しく形威された中空部より取り出
すことができる。
内の圧力流体を放出して容器1の容積を縮小することに
よって、容器1の外周面を新しく形威したコンクリート
の壁面から外し、その後開口部3を手で持って持ち上る
ことにより容器1を新しく形威された中空部より取り出
すことができる。
この時、リング5、足7及び底部10はコンクリート中
に埋設されるがこれは却ってコンク)一トの補強材とな
り得るので有用である。
に埋設されるがこれは却ってコンク)一トの補強材とな
り得るので有用である。
以上のように、この考案によると、細粒状物又は固形物
Aと流体の入った容器1がコンクリートの打設によって
も位置を移動しないので正確な位置に中空部を形戒でき
、さらに容器1はリング5、足7及び底部10によって
浮上しないようになされているので正確な深さの中空部
を形或することができる。
Aと流体の入った容器1がコンクリートの打設によって
も位置を移動しないので正確な位置に中空部を形戒でき
、さらに容器1はリング5、足7及び底部10によって
浮上しないようになされているので正確な深さの中空部
を形或することができる。
尚、第3図に示す例は、容器1の周囲に凹凸の溝11を
形戊し、該溝11の中にリング5を嵌め込むと共に該リ
ング5に固定した腕12をコンクリート壁面枠用の側板
13に固定した状態を示す。
形戊し、該溝11の中にリング5を嵌め込むと共に該リ
ング5に固定した腕12をコンクリート壁面枠用の側板
13に固定した状態を示す。
この例によると、容器1の底には細粒状物又は固形物A
が入っているので重心が下方にあるため、リング5を支
点として容器1は垂直を保持するので真直な中空部を形
或することができると共に、容器1の周りからのコンク
リートの打設によっても位置を移動することはなく、さ
らに中空部の穴の深さは腕12の側板13への取り付け
位置によって自在に調節することができる。
が入っているので重心が下方にあるため、リング5を支
点として容器1は垂直を保持するので真直な中空部を形
或することができると共に、容器1の周りからのコンク
リートの打設によっても位置を移動することはなく、さ
らに中空部の穴の深さは腕12の側板13への取り付け
位置によって自在に調節することができる。
又、コンクリートの硬化後においては、開口部2に設け
た密封蓋3を取り外して容器1の容積を縮小させるだけ
で取り出すことができる。
た密封蓋3を取り外して容器1の容積を縮小させるだけ
で取り出すことができる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は使用状態の全
体斜視図、第2図は全体の側断面図、第3図は他の例を
示す。 1・・・・・・容器、2・・・・・・開口部、3・・・
・・・密封蓋、5・・・・・・リング、7・・・・・・
足、10・・・・・・底部。
体斜視図、第2図は全体の側断面図、第3図は他の例を
示す。 1・・・・・・容器、2・・・・・・開口部、3・・・
・・・密封蓋、5・・・・・・リング、7・・・・・・
足、10・・・・・・底部。
Claims (2)
- 1.柔軟性と防水性を有しかつ上方の開口部より細粒状
物又は固形物を入れてから流体を圧人後密封できる密封
蓋を有する容器の周りにリングを嵌合し、該リングを密
封蓋に一端を固定した複数の針金又は細紐などの他端と
連結し、さらに該リングを伸縮自在装置を有する複数の
足と連結し、これら複数の足の下方を連結する底部を設
けてなるコンクリートの中空部形戊部材。 - 2.足の下方を外側に折曲して折片を形或した実用新案
登録請求の範囲第1項記載のコンクリートの中空部形戒
部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18158079U JPS597954Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | コンクリ−トの中空部形成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18158079U JPS597954Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | コンクリ−トの中空部形成部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56100636U JPS56100636U (ja) | 1981-08-07 |
JPS597954Y2 true JPS597954Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29691957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18158079U Expired JPS597954Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | コンクリ−トの中空部形成部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597954Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18158079U patent/JPS597954Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56100636U (ja) | 1981-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3950477A (en) | Process for artificially forming rocks | |
US6557297B2 (en) | Adjustable water plant container support assembly | |
PT914529E (pt) | Molde pre-fabricado para moldar uma base de material estrutural susceptivel de solidificar | |
US3091089A (en) | Method and means for erecting lighthouses, breakwaters, bridge-piers and similar structures | |
JPS597954Y2 (ja) | コンクリ−トの中空部形成部材 | |
ES2331238T3 (es) | Mejora en el terreno. | |
US3249664A (en) | Method of making an elongated hollow concrete body | |
US4600459A (en) | Process for constructing compact longitudinal concrete | |
KR910001393B1 (ko) | 케이싱과 그 케이싱을 물바닥에 설치하는 방법 | |
US3768268A (en) | Drilling or production platform for work at sea | |
JPS597953Y2 (ja) | コンクリ−トの中空部形成部材 | |
PT90023B (pt) | Processo e dispositivo para a construcao de uma estrutura de engenharia maritima, tal como um molhe, um quebra-mar e similares | |
JPH0513777Y2 (ja) | ||
GB2329651A (en) | An inflatable foundation formwork support | |
FI56569C (fi) | Anordning foer att hindra tjaellyftning av i marken anordnade stoedpelare eller -paolar | |
KR960011006A (ko) | 스티로폴볼을 이용한 트랜치내 콘크리트 타설공법 | |
TWI233959B (en) | Method for forming hole in article and hole-containing article made therefrom | |
JP3168322B2 (ja) | 空洞部を有するコンクリートブロックの製造方法 | |
JPH07158082A (ja) | 水中ケーソンの着底方法 | |
JPH0348260Y2 (ja) | ||
IE41551L (en) | Gravity platform | |
GB2361259A (en) | Method of mounting a container at least partially in the ground | |
SU1037119A1 (ru) | Стенд дл моделировани оснований зданий и сооружений | |
RU1829889C (ru) | Заглубленный погреб | |
US1538711A (en) | Stone statuary and method of constructing same |