JPH0348260Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348260Y2 JPH0348260Y2 JP1984078408U JP7840884U JPH0348260Y2 JP H0348260 Y2 JPH0348260 Y2 JP H0348260Y2 JP 1984078408 U JP1984078408 U JP 1984078408U JP 7840884 U JP7840884 U JP 7840884U JP H0348260 Y2 JPH0348260 Y2 JP H0348260Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- tamping
- vibrator
- tamped
- leader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案が属する技術分野)
本考案は船上から水底地盤の表面を突固める装
置に関するものである。
置に関するものである。
(考案の課題とその特徴点)
船上の櫓から上端に振動機を取付けたロツドを
吊下げ、該ロツドの下端に固着した突固め体で水
底地盤表面の突固めを行う装置は既に知られてい
るが(特開昭58−101920号公報参照)、この従来
装置は、ロツドと共に振動する突固め体に作用す
る水の抵抗で振動機の振動エネルギーが減殺され
て、その分突固め効果が下がるという問題点を含
んでいる。
吊下げ、該ロツドの下端に固着した突固め体で水
底地盤表面の突固めを行う装置は既に知られてい
るが(特開昭58−101920号公報参照)、この従来
装置は、ロツドと共に振動する突固め体に作用す
る水の抵抗で振動機の振動エネルギーが減殺され
て、その分突固め効果が下がるという問題点を含
んでいる。
本考案は、前記従来装置とタイプは同様である
が前述のような問題点を含まない水底地盤突固め
装置を提供することを目的としており、その構成
上の特徴は、作業船に取付けたリーダーに、上端
に振動機を装置したロツドを上下動自在に吊設
し、該ロツドの下端に、上下方向に限られた範囲
で遊動可能な態様で突固め体を取付け、前記振動
機の振動エネルギーが衝撃力として突固め体に伝
達されるようにした点にある。
が前述のような問題点を含まない水底地盤突固め
装置を提供することを目的としており、その構成
上の特徴は、作業船に取付けたリーダーに、上端
に振動機を装置したロツドを上下動自在に吊設
し、該ロツドの下端に、上下方向に限られた範囲
で遊動可能な態様で突固め体を取付け、前記振動
機の振動エネルギーが衝撃力として突固め体に伝
達されるようにした点にある。
前記構成から明らかなように、本考案における
突固め体は、ロツドを引上げたときは遊動範囲の
下限に動いてロツドと共に引上げられ、ロツドを
水底に下ろしたときは遊動範囲の上限に動いて水
底地盤の表面に押付けられるようになつている。
そして、ロツドを水底に下ろした状態で振動させ
ると、その振動は衝撃として突固め体に伝達され
て水底地盤の突固めがなされるが、この間、突固
め体は上方に動かないからこれに水の抵抗は作用
しない。
突固め体は、ロツドを引上げたときは遊動範囲の
下限に動いてロツドと共に引上げられ、ロツドを
水底に下ろしたときは遊動範囲の上限に動いて水
底地盤の表面に押付けられるようになつている。
そして、ロツドを水底に下ろした状態で振動させ
ると、その振動は衝撃として突固め体に伝達され
て水底地盤の突固めがなされるが、この間、突固
め体は上方に動かないからこれに水の抵抗は作用
しない。
(図面による説明)
第1図は本考案装置の全体図であり、イは作業
開始前の状態を、またロは作業中の状態を、それ
ぞれ示している。
開始前の状態を、またロは作業中の状態を、それ
ぞれ示している。
1は作業船2に垂直状態で取付けた所要高さの
リーダーであり、その下端部は若干長水中に入つ
ている。なお、この下端部は第3図に示すように
側方に折曲自在にして、作業船2の回航時には邪
魔にならない状態に保持しておくのが好ましい。
リーダーであり、その下端部は若干長水中に入つ
ている。なお、この下端部は第3図に示すように
側方に折曲自在にして、作業船2の回航時には邪
魔にならない状態に保持しておくのが好ましい。
3は上端に振動機4を装置し下端に突固め体5
を取付けたロツドであり、その全体は、リーダー
1の上端の滑車を経て下方に延びるワイヤ6で吊
られ、振動機4の所とその下方の2箇所でリーダ
ー1に滑動自在に係合していて、ワイヤ6の操作
でリーダー1に沿つて上下動しうるようになつて
いる。
を取付けたロツドであり、その全体は、リーダー
1の上端の滑車を経て下方に延びるワイヤ6で吊
られ、振動機4の所とその下方の2箇所でリーダ
ー1に滑動自在に係合していて、ワイヤ6の操作
でリーダー1に沿つて上下動しうるようになつて
いる。
第2図は突固め体の取付け態様の1例を示して
おり、この場合のロツド3は鋼管であつて、その
下端近くの管壁には相対向して1対の透孔7が穿
説され、一方、突固め体5の上面には杆体8が突
設され、杆体8をロツド3に挿入した状態におい
て、杆体8に取付けた横ピン9の両端が各透孔7
に嵌挿されている。したがつて、突固め体5は透
孔7の長さだけ上下方向に遊動可能である。
おり、この場合のロツド3は鋼管であつて、その
下端近くの管壁には相対向して1対の透孔7が穿
説され、一方、突固め体5の上面には杆体8が突
設され、杆体8をロツド3に挿入した状態におい
て、杆体8に取付けた横ピン9の両端が各透孔7
に嵌挿されている。したがつて、突固め体5は透
孔7の長さだけ上下方向に遊動可能である。
杆体8は突固め体5に固定されていても構わな
いが、図示の場合は両者が球関筋継手10で係合
されており、このようにすると突固め体5が突固
め地盤面の不陸に順応するように回動するので都
合が良い。
いが、図示の場合は両者が球関筋継手10で係合
されており、このようにすると突固め体5が突固
め地盤面の不陸に順応するように回動するので都
合が良い。
第2図に示す構成では、ロツド3の下端部が水
中に入ると、その内壁と杆体8との間や透孔7か
らロツド3内に水が入るので、ロツド3にはその
管壁分の浮力のみが作用することになる。
中に入ると、その内壁と杆体8との間や透孔7か
らロツド3内に水が入るので、ロツド3にはその
管壁分の浮力のみが作用することになる。
ロツド3が引上げられている第1図イの状態で
は、横ピン9は透孔7の下端に位置するが、ロツ
ド3を水底地盤上に下ろした第1図ロの状態で
は、横ピン9は透孔7の上端に移動し(第2図参
照)、突固め体5はロツド3の重量で水底地盤に
押付けられる。この状態で振動機4を作動する
と、ロツド3は振動するが突固め体5は振動しな
いで下向きの衝撃を受け、この衝撃力で水底地盤
面が突固められる。
は、横ピン9は透孔7の下端に位置するが、ロツ
ド3を水底地盤上に下ろした第1図ロの状態で
は、横ピン9は透孔7の上端に移動し(第2図参
照)、突固め体5はロツド3の重量で水底地盤に
押付けられる。この状態で振動機4を作動する
と、ロツド3は振動するが突固め体5は振動しな
いで下向きの衝撃を受け、この衝撃力で水底地盤
面が突固められる。
(効果)
以上の説明から明らかなように、本考案装置
は、振動するロツドで突固め体を叩くことによつ
て突固めを行うものであり、突固め作業中に突固
め体は下には動くが上には動かないので、突固め
エネルギーとして操作が容易な振動機の振動エネ
ルギーを用いるにも拘らず、前述の従来装置にお
けるようなエネルギーの損失がなく有効な突固め
を行うことができる。
は、振動するロツドで突固め体を叩くことによつ
て突固めを行うものであり、突固め作業中に突固
め体は下には動くが上には動かないので、突固め
エネルギーとして操作が容易な振動機の振動エネ
ルギーを用いるにも拘らず、前述の従来装置にお
けるようなエネルギーの損失がなく有効な突固め
を行うことができる。
第1図は本考案装置全体の側面図、第2図はロ
ツドの下端部の一態様を示す拡大図、第3図はリ
ーダーの下端部の一態様を示す拡大図である。 図中、1……リーダー、2……作業船、3……
ロツド、4……振動機、5……突固め体、……。
ツドの下端部の一態様を示す拡大図、第3図はリ
ーダーの下端部の一態様を示す拡大図である。 図中、1……リーダー、2……作業船、3……
ロツド、4……振動機、5……突固め体、……。
Claims (1)
- 作業船に取付けたリーダーに、上端に振動機を
装着したロツドを上下動自在に吊設し、該ロツド
の下端に、上下方向に限られた範囲で遊動可能な
態様で突固め体を取付け、前記振動機の振動エネ
ルギーが衝撃力として突固め体に伝達されるよう
にしたことを特徴とする水底地盤突固め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840884U JPS60190822U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 水底地盤突固め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840884U JPS60190822U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 水底地盤突固め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190822U JPS60190822U (ja) | 1985-12-18 |
JPH0348260Y2 true JPH0348260Y2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=30622360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7840884U Granted JPS60190822U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 水底地盤突固め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190822U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3061201B2 (ja) * | 1991-02-14 | 2000-07-10 | 大日本印刷株式会社 | 繰り返し模様のレリーフホログラム及びそのエンボス複製方法 |
JP2526900Y2 (ja) * | 1991-03-11 | 1997-02-26 | 稲垣鋳物材料株式会社 | 誘導溶解炉の坩堝用吊り下げ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134208A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-10 | Kaiyo Kogyo Kk | Method of improving water bottom subsoil |
JPS58101920A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | Daishin Doboku Kk | 海底地盤の整備プラント |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP7840884U patent/JPS60190822U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52134208A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-10 | Kaiyo Kogyo Kk | Method of improving water bottom subsoil |
JPS58101920A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-17 | Daishin Doboku Kk | 海底地盤の整備プラント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190822U (ja) | 1985-12-18 |
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