JPS597927B2 - 車両用勾配検出装置 - Google Patents
車両用勾配検出装置Info
- Publication number
- JPS597927B2 JPS597927B2 JP53018030A JP1803078A JPS597927B2 JP S597927 B2 JPS597927 B2 JP S597927B2 JP 53018030 A JP53018030 A JP 53018030A JP 1803078 A JP1803078 A JP 1803078A JP S597927 B2 JPS597927 B2 JP S597927B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atmospheric pressure
- signal
- vehicle
- slope
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は走行車両用の走行路の勾配を検出する車両用勾
配検出装置に関するものである。
配検出装置に関するものである。
従来、勾配計には振り子を持ちその振り子の位置により
車両の傾きを知り近似的に走行路の勾配を測定していた
。
車両の傾きを知り近似的に走行路の勾配を測定していた
。
しかし、このように振り子を持つものでは車両が静止し
ている時は良いが、走行中では振動及び前後加速度で正
確に走行路の勾配を測ることはできない。
ている時は良いが、走行中では振動及び前後加速度で正
確に走行路の勾配を測ることはできない。
又、車両に荷物や乗員などで傾いているような場合も同
様である。
様である。
本発明は上記に鑑み発明されたもので高さが上昇する毎
に気圧が減少する(例えば高さが10m上昇する毎に気
圧が約1. 2 m bar減少する)ことに着目し走
行距離と気圧差とで勾配を求めることにより、より正確
で且つ実走行勾配に近い値で検出することができる車両
用勾配検出装置を提供することを目的とするものである
。
に気圧が減少する(例えば高さが10m上昇する毎に気
圧が約1. 2 m bar減少する)ことに着目し走
行距離と気圧差とで勾配を求めることにより、より正確
で且つ実走行勾配に近い値で検出することができる車両
用勾配検出装置を提供することを目的とするものである
。
以下本発明を図に示す一実施例について説明する。
本発明の一実施例の全体概要構成を示す第1図において
、1は車軸の回転数によって車両の走行距離を検出する
距離センサで第2図の如く車軸1aの1回転で4個のパ
ルス信号を出力するIJ一ドスイッチ1bを備えたもの
であり、■パルス数当り約0.4mに相当する信号を発
生する。
、1は車軸の回転数によって車両の走行距離を検出する
距離センサで第2図の如く車軸1aの1回転で4個のパ
ルス信号を出力するIJ一ドスイッチ1bを備えたもの
であり、■パルス数当り約0.4mに相当する信号を発
生する。
2は気圧を検出する気圧センサで気圧に比例した電圧が
発生する。
発生する。
3は前記距離センサ1からの走行距離信号と気圧センサ
2からの気圧信号を受け一定走行距離(この実室例では
約25m)毎に気圧差△P m barを測定し、高さ
の変化量(△P/0.12)を一定走行距離(25)で
除算した値の百分率(つまり{△P/(0.1 2X2
5)}XI 00係なる式にて勾配量)を演算する演算
部である。
2からの気圧信号を受け一定走行距離(この実室例では
約25m)毎に気圧差△P m barを測定し、高さ
の変化量(△P/0.12)を一定走行距離(25)で
除算した値の百分率(つまり{△P/(0.1 2X2
5)}XI 00係なる式にて勾配量)を演算する演算
部である。
4はこの演算部3で求めた勾配量を表示する表示部であ
る。
る。
第2図、第3図は演算部3の詳細な電気回路を示すもの
で、作動を回路の説明と同時に述べると10は距離セン
サ1からの信号を波形整形する整形回路、11はこの整
形回路10で整形された後の走行距離を表わすパルス信
号を計数する計数回路で公知のRCA社製ICCD40
24により構成され64パルス毎にパルス信号を出力す
る。
で、作動を回路の説明と同時に述べると10は距離セン
サ1からの信号を波形整形する整形回路、11はこの整
形回路10で整形された後の走行距離を表わすパルス信
号を計数する計数回路で公知のRCA社製ICCD40
24により構成され64パルス毎にパルス信号を出力す
る。
即ち64X0.4(ヘ)=25、6(ヘ)毎に距離パル
ス信号を発生し、制御信号発生部20に送られる。
ス信号を発生し、制御信号発生部20に送られる。
この制御信号発生部20ではクロツク発生部21にてク
ロック信号(実施例ではIOKHZ程度)を発生させ、
このクロツク信号が公知のRCA社製ICCD401
7を用いた分周分割回路22に入力され、この分周分割
回路22からは距離パルス信号64パルス毎に即ち25
.6m毎に出力端「1」,r3J,r5Jよりサンプル
ホールド信号Q1 pA−D変換信号Qs 、ラッチ信
号Q,が順次出力される。
ロック信号(実施例ではIOKHZ程度)を発生させ、
このクロツク信号が公知のRCA社製ICCD401
7を用いた分周分割回路22に入力され、この分周分割
回路22からは距離パルス信号64パルス毎に即ち25
.6m毎に出力端「1」,r3J,r5Jよりサンプル
ホールド信号Q1 pA−D変換信号Qs 、ラッチ信
号Q,が順次出力される。
気圧センサー2からは大気圧に比例した電圧が2つの出
力端子2a,2b間に発生する。
力端子2a,2b間に発生する。
この電圧は差動増幅回路30にて気圧が0.031m
barが2.4mVになるように増巾される。
barが2.4mVになるように増巾される。
この増幅後の気圧信号は出力端子30aを介して、公知
のデイテル社製IC SHIV}ICIを用いたサンプ
ルホールド回路40に入力される。
のデイテル社製IC SHIV}ICIを用いたサンプ
ルホールド回路40に入力される。
このサンプルホールド回路40は前記サンプルホールド
信号Q,により気圧信号をホールドする。
信号Q,により気圧信号をホールドする。
サンプルホールド回路400気圧信号は公知のマイクロ
ネットワーク社製IC,ADC80を用いたA−D変換
器50に入力される。
ネットワーク社製IC,ADC80を用いたA−D変換
器50に入力される。
A−D変換器50は前記A−D変換信号Q3が入力され
たとき気圧信号をA−D変換し、0.0 3 1 m
barがデジタル数「2」に相当するデジタル信号とし
て出力する。
たとき気圧信号をA−D変換し、0.0 3 1 m
barがデジタル数「2」に相当するデジタル信号とし
て出力する。
このデジタル信号は第1記憶回路60に前記ラッチ信号
Q,が入力されたとき記憶されると共に第1記憶回路6
0に新しいデジタル信号が入力される前のデジタル信号
は前記ラッチ信号Q,にょり第2記憶回路70に記憶さ
れる。
Q,が入力されたとき記憶されると共に第1記憶回路6
0に新しいデジタル信号が入力される前のデジタル信号
は前記ラッチ信号Q,にょり第2記憶回路70に記憶さ
れる。
記憶回路60並びに70は共に公知のRCA社製ICC
D4 0 3 5を3個ずつ用いて構成されている。
D4 0 3 5を3個ずつ用いて構成されている。
従って車両が25.6m走行する前の気圧Pn一1を表
わすデジタル信号は第2記憶回路70に、又この25.
6m走行後の気圧Pnを表わすデジタル信号は第1記憶
回路60にそれぞれ記憶され、それぞれ出力端子70a
並びに60aより出力される。
わすデジタル信号は第2記憶回路70に、又この25.
6m走行後の気圧Pnを表わすデジタル信号は第1記憶
回路60にそれぞれ記憶され、それぞれ出力端子70a
並びに60aより出力される。
これら2つのデジタル数で表わされた出力は第3図に示
す引算回路890に入力され両出力の差の絶対値l(P
n−1) (Pn)lが出力端子890aに、( (
Pn−1 ) 一( Pn ) )の正負の判別符号
が出力端子890bに発生する。
す引算回路890に入力され両出力の差の絶対値l(P
n−1) (Pn)lが出力端子890aに、( (
Pn−1 ) 一( Pn ) )の正負の判別符号
が出力端子890bに発生する。
即ち気圧差が0.0 3 1 m barであると引算
回路890の出力端子890aには「2」が発生し25
.6m走行前の気圧が25.6m走行後の気圧より高い
時即ち上り勾配の時には出力端子890bは“1″にな
り同様に下り勾配の時には端子890bは“0“になる
。
回路890の出力端子890aには「2」が発生し25
.6m走行前の気圧が25.6m走行後の気圧より高い
時即ち上り勾配の時には出力端子890bは“1″にな
り同様に下り勾配の時には端子890bは“0“になる
。
この引算回路890は3個のRCA社のCD4 0 6
3を用いた比較回路80と、複数の排他的OR回路を
用いた補数回路90と、RCA社のCD4 0 0 8
を3個用いた全加算回路100とにより構成されている
。
3を用いた比較回路80と、複数の排他的OR回路を
用いた補数回路90と、RCA社のCD4 0 0 8
を3個用いた全加算回路100とにより構成されている
。
引算回路890の出力つまり気圧差信号は公知のTI社
製fc SN74185を用いた2進−10進変換回
路900によりコード変換されヒューレットパツカード
社製7340よりなる3個の表示素子1001,100
2,1003を用いた表示部1000により表示される
。
製fc SN74185を用いた2進−10進変換回
路900によりコード変換されヒューレットパツカード
社製7340よりなる3個の表示素子1001,100
2,1003を用いた表示部1000により表示される
。
各表示素子1001,1002,1003は各々3桁目
、2桁目、1桁目の数字を表示するもので勾配は百分率
(係)で表示される。
、2桁目、1桁目の数字を表示するもので勾配は百分率
(係)で表示される。
又上り勾配か下り勾配かは引算回路890の出力端子8
90bからの正負判別符号によって点滅制御される発光
ダイオードランプ1004にて表示されるもので上り勾
配のときは消灯する。
90bからの正負判別符号によって点滅制御される発光
ダイオードランプ1004にて表示されるもので上り勾
配のときは消灯する。
同、上記実施例では勾配表示には数字表示を行なったが
この他にバーグラフ表示、絵表示、ランプ表示等の他の
表示方法でも良い。
この他にバーグラフ表示、絵表示、ランプ表示等の他の
表示方法でも良い。
又、気圧差を計算するのにA−D変換後、デジタル量で
差を計算したが、他にもホールド回路にて25m走行前
の気圧P n−1を記憶し25m走行後の気圧Pnとの
差を差動増幅し、その量をA−D変換し表示しても良い
。
差を計算したが、他にもホールド回路にて25m走行前
の気圧P n−1を記憶し25m走行後の気圧Pnとの
差を差動増幅し、その量をA−D変換し表示しても良い
。
以上述べたように本発明においては走行距離を検出する
手段と、気圧を検出する手段とからの信号により、ある
一定距離走行する前後の気圧差により高さの差を求め勾
配を計算し求めているから、従来のように機械的な構成
により傾きを求めるものではないため、走行中の振動や
前後加速度により誤差がでるものと異なり正確に走行路
の勾配を検出することができるという優れた効果がある
。
手段と、気圧を検出する手段とからの信号により、ある
一定距離走行する前後の気圧差により高さの差を求め勾
配を計算し求めているから、従来のように機械的な構成
により傾きを求めるものではないため、走行中の振動や
前後加速度により誤差がでるものと異なり正確に走行路
の勾配を検出することができるという優れた効果がある
。
第1図本発明装置の一実施例の概略を示すブロック図、
第2図、第3図は第1図に示す演算部の電気回路図であ
る。 1・・・・・・走行距離検出手段をなす距離センサ、2
・・・・・・気圧検出手段をなす気圧センサ、3・・・
・・・演算部。
第2図、第3図は第1図に示す演算部の電気回路図であ
る。 1・・・・・・走行距離検出手段をなす距離センサ、2
・・・・・・気圧検出手段をなす気圧センサ、3・・・
・・・演算部。
Claims (1)
- 1 車両の単位走行距離ごとにパルス信号を発生する距
離センサと、気圧を電気的に検出する気圧センサと、2
つの記憶回路を含み、上記距離センサのパルス信号数が
所定の数になるごとに前記気圧センサの検出信号を前記
2つの記憶回路に順次記憶させ、かつその2つの記憶回
路の記憶内容の差に対応した電気信号を生じる演算回路
と、を備えてなる車両用勾配検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53018030A JPS597927B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 車両用勾配検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53018030A JPS597927B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 車両用勾配検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54110869A JPS54110869A (en) | 1979-08-30 |
JPS597927B2 true JPS597927B2 (ja) | 1984-02-21 |
Family
ID=11960259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53018030A Expired JPS597927B2 (ja) | 1978-02-17 | 1978-02-17 | 車両用勾配検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597927B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4471437A (en) * | 1980-04-04 | 1984-09-11 | Nippon Soken, Inc. | Overdrive control apparatus |
JP6782647B2 (ja) * | 2017-02-07 | 2020-11-11 | セイコーインスツル株式会社 | 傾斜計測装置、傾斜計測システム、及び傾斜計測方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217067A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-08 | Gakken Co Ltd | Automatic altimeter |
-
1978
- 1978-02-17 JP JP53018030A patent/JPS597927B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217067A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-08 | Gakken Co Ltd | Automatic altimeter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54110869A (en) | 1979-08-30 |
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