JPS597857A - ヒ−トポンプ式冷暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒートポンプ式冷暖房装置に関し、牝に冷房
能力よりも暖房能力に重きをおいだものに関する。

一般に、ヒートポンプ式冷暖房装置においては、冷暖能
力比率、すなわち冷房能力（液冷媒を蒸発させる能力）
と暖房能力（冷媒ガスを凝縮させる能力）との比率はほ
ぼ１：１となっている。

これに対して、北海道、東北地方を初めとする我が国の
寒冷地域では、冷暖所要能力比率、すなわち必要とする
冷房能力と暖房能力との比率は１：１．３程度であると
され、暖ｊカ能力を冷房能力より約３０形高くすること
か′−！！、−１れている。

このだめ、前記寒冷地域において通常地域での夏季の冷
房負荷に見合つだ冷暖能力を有するヒートポンプ式冷暖
房装置を使用すると、冬季、その暖房能力だけで暖房負
荷を賄いきれず、所要暖房能力が得られなくなるという
問題があった。

このような問題を解決するため、寒冷地域向けの従来の
と一トポンプ式冷暖房装置においては、例えば冷媒を加
熱する補助↑は気ヒークを設け、捷だは純粋に補助の電
気ヒータを冷媒回路と併設することにより、冬季の暖房
運転時に該ヒータを作動させることにより前記暖房能力
の不足分を補うようにしだヒータ加熱方式が採用されて
いる。

しかし、このようなヒータ加熱方式のものでは、高価な
電気ヒータを要するだめ１、高価格につぐという嫌いが
あった。

そこで、不発８１１はかかる点に鑑み、前記の寒冷地域
では夏季の冷房能力より冬季の暖房能力の方がより重要
であるという見地に立ってなされたものであり、冷媒を
、前記従来のように電気補助ヒータで加熱するのではな
く、圧縮機に内蔵されて冷媒ガス吉接触する電動機の発
熱量の増大により加熱するようにすることにより、別個
の補助電気ヒータを用いることなく暖房能力を増大させ
るようにし・よって安価に製造し得る主に寒冷地域向け
のヒートポンプ式冷暖房装置を提供せんとするものであ
る。

すなわち、本発明は、吸入冷媒ガスにより駆動源として
の電動機を冷却するようにした密閉形圧縮機を備えたヒ
ートポンプ式冷暖房装置において、１１７記圧縮機の電
動機として適正容量に比べて小さい容量の電１ＩＩＪ機
を使用し、電動機入力を増大させることにより電１３Ｊ
Ｊ機の発熱量の増加により該電動機を通過する冷媒ガス
に付与する熱量を増量させるようにしたことを特徴とす
るものである。

以下、本発明を図ｍ］に基ついて詳細に説明する。

第１図は本発明に係るセパレート型のヒートポンプ式冷
暖房装置（Ａ）を示し、（１）は室外ユニット、（２）
は室内ユニットであって、前記室外ユニソｌ−（１）内
には、吸入した冷媒ガスを圧縮して吐出する全密閉形圧
縮機（３）と、冷房運転時には凝縮器となり、暖房運１
１シく峙には蒸発器となる室外側熱交換器（４）と、冷
媒回路（５）を冷房運転状態および暖房運転状態に切り
換える四路切換弁（６）と、前記室外側熱交換器（４）
捷たは後述の室、内側熱交換器（８）で凝縮された冷媒
を膨張させる膨張弁（７）とが装備されている。

一方、前記室内ユニット（２）内には、冷房運転時には
蒸発器となり、暖房運転時には凝縮器となる室内側熱交
換’ａ　（８）が装備されており、冷媒を、冷房運転時
には図で実線矢印にて示す方向に、寸だ暖房運転時には
図で破線矢印にて示す方向にそれぞれ流通せしめるよう
に４・１１１１成されている。

前記全密閉形圧縮機（３）は、第２図に拡大して示すよ
うに、電動機（３ａ）き該電動機（３ａ）により駆動さ
れる圧縮機構（３ｂ）とを備オー、吸入冷媒ガスにより
前記駆動源としての電動機（３ａ）を冷却するように構
成されている。

そして、前記電動機（３ａ）の容量は適正容量、すなわ
ち圧縮機構（３ｂ）に適正にマツチングする容１ｙｌ、
　Ｋ比べて小さい容量（例えば適正容量に比べて３０％
程度小さい容量）に設定されており、よって、該電動機
（３ａ）と圧縮機構（３ｂ）との対比において電動機（
３ａ）への入力が増大することにより電動機（３ａ）の
発熱量か増加し、。

この発熱−１千１．の増加により、電ＯＪ機（３ａ）を
通過する冷媒カスに付与する熱量を増量させるように＋
１１６成されている。

しだがって、前記実施例においては、圧縮機（３）に使
用する電動機（３ａ）の容量が圧縮機構（３）ｙ　）容
１ｊ）に比べて小さいので、圧縮機（３）の運転時、電
動機（３ａ）の負荷が増大することにより該電動機（３
ａ）の発熱量が増加し、この発熱量、の増加分は圧縮機
（３）に吸入された冷媒ガスに付与されることになる。

それ故、暖房運転時、１］１１記圧縮機（３）から吐出
され室内ユニット（２）の室内側熱交換器（８）（凝縮
器）に流入する冷媒ガスの温度は極めて高くなり、この
ことにより冷媒ガス凝縮能力（暖房能力）は第３図モリ
エル線図で実線にて示すように破線にて示す従来の場合
（補助電気ヒータを装備していない通常の場合）と比べ
て大幅に増大する。その結果、従来の如きｌ＋ｌｉ助電
気ヒータを用いずとも暖房能力を増大させることができ
る。よって、このように補助電気ヒータを不要とし、か
つ小容量で小型の電動機（、ｉ　ａ）を使用するだめ、
圧縮機（３）ならひに冷暖１ノｉ装置（’Ａ）を低廉な
ものにすることができ、コストダクン化を図ることがで
きる。

尚、冷房運転時には、前記圧縮機（３）から吐出される
冷媒ガスの温度上層により、室内側熱交換器（８）（蒸
発器）における蒸発能力が低下して冷房能力が若干悪化
するが、寒冷地域で使用した場合には冷房所要期間が短
くて済むことからさほど悪影響を及ぼすことはない。

以」−述へたように、本発明によれば、ヒートポンプ式
冷暖房装置における密閉形圧紹１機の電動機として＋ｌ
Ｘ正容爪に比べて小さい容量の電動機を使用しだので、
該電動機の発熱閉の増加により電動機を通過する冷媒ガ
スに何与する熱団を増量させて、補助電気ヒータを使用
せずに暖房能力を増大させることかでき、よって暖房能
力が極めて優れかつ安価な寒冷地域向けに最適のヒート
ポンプ式冷暖房装閥を提供することかできるものである
。

【図面の簡単な説明】

図ｉＭｊｔｒｉ本発り１の不発例を示すもので、第１図
は全体慨略説り一１図、第２図は圧緬ｉａの拡大模式図
、第３図は暖房能力を従来例と比較して示すモリエル線
図である。 （Ａ）・冷暖房装置、（１）・室外ユニット、（２）・
室内ユニット、（３）・・圧縮機、（３ａ）０．電動機
、（３ｂ）・　圧縮機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸入冷媒ガスにより駆動源としての電動機（３ａ
   ）を冷却するようにした密閉形圧縮機（３）を備えだヒ
   ートポンプ式冷暖房装置において、［］１ｊ記圧縮機（
   ３）の電動機（３ａ）として適止容量に比べて小さい容
   量の電動機（３ａ）を使用し、電動機（３ａ）入力を増
   大させることにより電動機（３ａ）の発熱風の増加によ
   り該電動機（３ａ）を通過する冷媒ガスに伺与する熱量
   を増車：させるようにしたことを特徴とするヒートポン
   プ式冷暖房装置。