JPS5976910A - 紡糸口金,繊維集束体の製造方法及び成型装置 - Google Patents

紡糸口金,繊維集束体の製造方法及び成型装置

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JPS5976910A
JPS5976910A JP57186084A JP18608482A JPS5976910A JP S5976910 A JPS5976910 A JP S5976910A JP 57186084 A JP57186084 A JP 57186084A JP 18608482 A JP18608482 A JP 18608482A JP S5976910 A JPS5976910 A JP S5976910A
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JP
Japan
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spinneret
discharge surface
fiber
melt
extruded
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JP57186084A
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English (en)
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Shingo Emi
江見 慎悟
Susumu Norota
野呂田 進
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は熱可塑性重合体から繊維集束体を安定して得る
ための紡糸口金、それを用いた繊維集束体の製造方法及
び成型装置に関する。更に詳細に述べれば、金属線材を
用いた金網や金属板材をフォトエツチング加工したもの
等の多数の細隙を有する導電性多孔質板を台形状化せし
めた紡糸口金、該紡糸口金を用いた繊維集束体の製造方
法、及びその成型装置に関する。 従来、熱可塑性重合体から繊維状物を製造する方法は数
多く知られ
【いるが、製造原理から見て大別するとオリ
フィス成形タイプと、後述する相分離成形タイーグとに
分けることができる。 前者は、紡糸口金に一定の間隔であけられた均一テ定形
の管状孔(すなわちオリフィス)から重合体を吐出させ
て、ドラフトしながら冷却固化させて繊維状物を得る方
法である。かかる方法によればオリフィスの幾何学形状
に基づいた均一で且つ一定の繊維断面形状を有する繊維
が得られる。 一方後者の相分離成形タイプは、例えば米国特許第39
54928号、同第3227664号明細書。 ヴアン・ニー・ペンテ著[Industrial an
dEngineering Chemftry Vol
、48.I68.1342頁(1956)jに記載され
ている上うな方法であって、浴融した重合体中に混合分
散された不活性ノノスの爆発力2重合体の溶融体乃至溶
液を高温高速のズエット流もしくはフラッシュ流による
手段またはその他の相分離手段によって円形ノズルもし
くはスリット状ノスルから溶融体乃至溶液を微細な重合
体相が形成されるように相分離させつつ繊維状物を得る
方法である。かかる方法によれば大量に網状化された不
織布状の繊維集合体が11られるが、この繊維集合体を
形成している繊維は、それぞれその断i′I11の形状
および大きさが異なっていて、均一でない点に特徴を有
している。 これら従来技術による繊維状物の製造は、いずれも工業
的に実施され、大量に繊維状物を市場に提供する役割を
果しているが、繊維素材としての適性および生産性から
見た場合、それぞれ問題点を有しており、これら問題点
が改良されJキば尚一層優れた新しいタイプの繊維素材
を提供出来るばかりでなく、より安価な価格で繊維素材
を提供することが可能となる。 本発明者らの一部は、このような問題を解決し得る繊維
状物の製造法として下記の方法を既に提案した(特開昭
56−140110号公報参照)。 この方法は熱可塑性合成乗合体の溶融液を多数の細隙を
有する紡糸口金から押出してフィラメント状繊維集束体
を製造するに当つ【、紡糸口金の該溶融液の吐出側の瞬
接する細隙間に非連続的凸起部(山)が設けられており
、該凸起部(山)間に存在する細隙または四部区域(谷
)を通じて成る細隙から押出されろ該溶融機がそれに瞬
接する他の細隙から押出される溶融液と互いに往来し得
るような紡糸口金から該溶融液を押出し、この際該紡糸
口金の該溶融液の吐出面およびその近傍に冷却流体を供
給して冷却しながら該細隙を通じて押出される溶融液を
引取つて該溶融、 ?ltを多数の分離された繊維状細
流に変換1−1、同化することを特徴とするフイラメン
I・状繊<a集束体の製造法である。 本発明者らは、先に提案した上記方法を更に改良して、
繊f(+集束体を一層安定にかつ生産件高く、又一層エ
イ、ルギー効率良<1!造することのできろ紡糸に1金
、それを用いた製造方法及び成型装置を開発すべく鋭意
研究をす・4”めた。 すなわら本発明の目的は、あらゆる繊維形成性重合体か
ら広い繊度にわたって、種々の断面形状を有する繊維集
束体を安定に、生賄性高く且つエネルギー効率良く製造
する方法、紡糸【」金及び成型装置を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、紡糸口金の吐出面及びその近傍に
冷却流体を供給して該吐出面近傍を冷却しながら紡糸す
る際の冷却効果を均一にせしめて繊維集束体をより安定
に製造する方法。 紡糸口金、及び成型装置を提供することにある。 本発明の更に他の目的及び利点は以下の説明から明らか
となろう。 本発明者らは、実質上矩形の吐出面を有し且つ該吐出面
とtqo度以上の角度をなす板状部材を矩形端部に有す
る紡糸f]金によって、これらの目的を達成し得ること
を見い出し本発明に到達した。 すなわち本発明は、繊維形成性重合体の溶融液を紡糸1
」金から押出して繊維集束体を製造するための紡糸口金
であって、該紡糸L1金は多数の細隙を有する導電性多
孔質板によって形成され、溶融液の吐出側の隣接する細
隙間に非連続的凸起部が設けられておりその凸起部間に
存在する凹部区域を辿じて成る細隙から押出される溶融
液がそれに隣接する他の細隙から押出される溶融液と互
いに往来し得ろような吐出面を一角しており、該吐出面
全体は実質上矩形であり、その少なくとも相対する長辺
2端部に該吐出面と】90度〜270度の角度をなす板
状部材を有したことを特徴とする紡糸1」金;該紡糸[
]金を用いて繊維形成性M(合体の溶融液を押出し、該
紡糸口金の吐出面及びその近傍に冷却流体を供給して該
紡糸口金の吐出1+lll ”8面近傍を冷却しながら
該押出しを行ない、かくして該紡糸口金により該溶融液
を安定して細流に変換し、そして#、細流を引取り、固
化することを特徴とする繊維集束体の製造方法;及び(
a)該紡糸口金、(b)該紡糸(1金に繊維形成性重合
体を供給するための手段を備えたタイ、(C)該紡糸し
j金の吐出側表面近傍を冷却ずろための冷却手段、及び
(di該紡糸[」金から押出された[ K4f形成性重
合体の細流を引取るだめの引取り手段からなる、繊維集
束体を製造するための成形装置である。 以下、本発明についてさらに詳細に説明する。 本発明における紡糸口金は、多数の細隙を有する導電性
多孔質板によって形成された吐出面を有し、且−)該吐
出面全体は実質上矩形であり、少なくともその相対する
長辺2端部に該吐出面と190度〜270度の角度をな
す板状部材を有するものである。すなわち該紡糸口金は
、少なくとも矩形吐出面の巾方向であって且つ該溶融液
の流れ方向における全体の断面形状が後述するm 3 
’[gl−1)に示す如き台形状を1.cすも゛のであ
って、角度θが190度〜270度をなすものである、
該角度は、紡糸[−1金の固定の容易性及び楔効果によ
る使用時の固定の安定性等の点で、200度〜260度
が好ましく、210度〜250度が更に好ましい。 該紡糸口金の吐出面を形成する導車1性多孔質板は、吐
出側の隣接する細隙間に非連続的凸起部(山)が設けら
れており、該凸起部(山)間に存在する細隙または四部
区域(谷)を通じて成る細隙から押出される溶融6(が
それに隣接する他の細隙から押出される溶融ンT(と互
(・に往来し得るような吐出面を有するものである。 さらに該導電性多孔質板は、下記式 %式% で表わされる空隙率(α)が約5%以上、好ましくは1
oチ以上、l持に好ましくは20〜9゜チの範囲にある
ものである。 該導電性多孔質板の好ましい具体例としては、金礪線材
を用いた金網、金属板旧なフォトエツチング加工したも
の等のメツシュ状物が挙げられる。金網としては、通常
市販されている平織。 綾織、rIングクリンブ織、モノブレン織、千畳織、綾
畳織等でも良く、あるいはその他特殊織りのものでも良
い。 本発明における紡糸口金の祠質は、例えば白金、金、銀
、銅、チタン、バナジウム、タングステン、イリジウム
、モリブデン、パラジウム。 鉄、ニッケル、りσ−ム、コバルト、 鉛、 亜a。 ヒスマス、スズ、アルミニウムの如き金属単体ニステン
レススチール、ニクロム、タンタル、シんちゅう、りん
青銅、ジュラルミンの如き合金:黒鉛の如き非金属導電
体を4挙げることができる。 また該素材にクロムメツキシよどのメッキ処理等の表面
処理したものを用いることもできる。但し、矩形吐出面
端部に接続した前記板状部利は、絶縁性を有する方が好
ましく、導准柱材料を無機接着剤塗布等による絶縁処理
したものであってもよい。 該紡糸口金に関する細隙の形状と大きさ、矩形吐出面の
形状と大きさ、及び矩形端部に接続した板状部材の形状
と大きさ等は、目的とする繊維集束体の特性、生産法等
によって任意に選定することができる。尚紡糸口金の吐
出面は全体として一様にフラットであることが望ましい
。 次に本発明における#JII維隼東体の成型装置につい
て添付図面を用いて詳述する。 第1図は本発明の成型装置の1実施態様の概略図を模式
的に示したものであって、説明を簡単にするために成型
工程書(大きな影響を与えない他の装置や部品が省略さ
れていることが理解されるべきである。 第1図に例示する様に本発明の成型装置は、(a)前記
した如き紡糸口金71b+該紡糸口金に繊維形成性重合
体を供給するための手段を備えたタイ3.(c)該紡糸
口金の吐出側表面近傍を冷却すそ)ための冷却手段6.
及び(dl該紡糸口金から押出された繊維形成性重合体
の細流を引取るための引取り手段8からなるものである
。 なお第1図は重力方向と反対の方向に向かって紡糸口金
から繊維集束体を形成させる態様を示したものであるが
、本発明はこの態様に限定されるものではない。 第2図は、第1図における紡糸口金7をダイ3を取付け
た状態の概略断面−である。 また第3図は、本発明における紡糸口金の1例であって
、第3図−aが全体図、第3図−すがその[IJ方向に
おける断面図を示すが、本発明がこれに限定されろもの
ではない。 第2図及び第3図に示す如く該紡糸口金7をダイ3に固
定する場合、吐出面12と角度θをブ(す板状部材13
を固定部材10でダイ本体にはさみこむが、その際に該
固定部材表面が、吐出面と同一平面上にあることが好ま
しいが、吐出面よりも多少低くても良い。 該紡糸口金とダイとを絶縁する場合の絶縁材は、紡糸口
金をどの温度まで昇温するかによってきまってくる。2
00℃以下で使用する場合はシリコーン樹脂、フェノー
ル樹脂等で充分であり、300℃以下で使用する場合は
フッ素樹脂、芳香族ポリイミド、芳香族ポリアミド、ポ
リフェニレンサルファイド、ボリアリレート等を使用す
ることができ、1000℃伺近までは一般のセラミック
板とシリカ、アルミナ、ジルコニア等の無機接着剤の組
合せ等が使用できる。 本発明における該紡糸口金はその紡糸性能に悪影響を与
えない限りにおいて吐出面と反対側に金属板、金属棒、
金属フレーム等の補強材と合わせて使用することもでき
る。 次に、本発明における繊維集束体の製造方法について詳
細に説明する。 該製造方法は、前記の如き紡糸口金及びそれを用いた成
型装置を用いて、該紡糸口金から該溶融液を押出し、該
紡糸口金の吐出面及びその近傍に冷却流体を供給して該
紡糸1コ金の吐出側表面近傍を冷却しなhtら該押出[
7を行ない、かくして該紡糸口金により該溶融液を安定
して細流に変換し、そして該細流を引取り、固化するこ
とを特徴とする繊維集束体の製造方法である。 本発明において紡糸口金にジュール熱を発生せしめる方
法が有効であり、特に紡糸口金に直接通電せしめてジュ
ール熱を発生させる方法が好ましい。 紡糸口金には通常o、i〜数百アンペアの雪、流が直接
通じられるか又は0.1〜敷10ホルト/釧の電界が渦
電流を発生せしめるために印加され、好ましくは紡糸口
金の1cII当り約O,S〜約5ooo7ツトの址でエ
ネルギーが与えられる。 本発明における繊維集束体の製造方法において、紡糸す
る方向が従来と同じ下向きであってもよいが、vJ1図
に示す如く紡糸口金の吐出面の法線ベクトルが重力とは
実質王道の方向となるよ5に、上方に向け、該吐出面か
ら押出された溶融液の細流を重力に抗して引取る云わゆ
る上方紡糸を行なう方が、一層安定して細流を引取り紡
糸しつづけることができるので好ましい。 本発明によれば、下記の如き曳糸性の良好な繊維形成性
重合体はもちろん曳糸性が充分でない禮、錐形成性重合
体からも繊維集束体を製造することができる。 (1)ポリオレフイン系またはポリビニル系重合体; 例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル。 ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル
酸エステル或はこれらの相互共重合体。 (11)  ポリアミド; 例えばポリs−カプロラクタム、ポリへキサメチレンア
ジパミド、ポリへキサメチレンアジパミドの如き脂肪族
ポリアミド。 (曲 ポリエステル; 例えば7タル酸、インフタル酸、テン、フタル酸、ジフ
ェニルジカルボン酸、ナフタリンジカルボン酸などの芳
香族ジカルボン酸;アジピン傾、セパチン酸、デカンジ
カルボン酸itどの脂肪族ジカルボン「俣;またはヘキ
サヒ1−・・テレフタル酸の如き脂環iジカルボン酸を
二塩基酸成分とし、玉子レンゲリコール。 プロピレングリフール、トリメチレンダリコール、テト
ラメ壬レンゲリコール、テカメチレングリコール、ジエ
チレングリコール。 2.2−ジメチルプロパンジオールの如き脂肪11xl
リコール、シクロヘキサンジメタツールの如き脂環式グ
リコール、キシリレングリコールの如き芳香脂肪族グリ
コール、レゾルシノール、ハイドロキノンの如き芳香族
ジヒドロギシ化合物をグリフール成分とするポリエステ
ルまたは全芳香族ポリエステル。 これらのポリエステルまたは全芳香族ポリエステルは例
えばp−オキシ安息香酸の如きオキシカルボン酸の成分
を含有することもできる。上記二塩基酸成分またはグリ
フール成分はいずれも1種または2種以上で上記ポリエ
ステルまたは全芳香族ポリエステルに含有され得る。 特に好ましい例としてはポリエチレンテレフタレート、
ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリトリメチレン
テレフタ1/−ト、米国特許第3763109号、同−
3023192号、同3651014号および同376
6146号に記載されているポリエステルエラストマー
、あるいは米国特許第3036990号、同第3036
991号および同3637595号等に記載されている
全芳香族ポリエステル。 本発明によれば、成形温度が極めて高い全芳香族ポリエ
ステルから実質的に熱分解せしめることなく、安定して
繊維集束体を製造することができる。 (!V)その他のポリマー; 前記した(1)〜(++++のポリマー以外K、ポリエ
ーテルスルホン、ポリフェニンンサルファイド、各種ビ
スフェノールを使用したポリヵーボネート;ポリアセタ
ール;各徨ポリウレタン;ポリ四弗化エチレン、ポリ三
弗化塩化エチレン、ポリ二弗化ビニリデン、ポリ四弗化
エチレン−六弗化プロピレン共重合体、ポリ四弗化エチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、
ポリ四弗化エチレン−エチレン共重合体、ポリ四弗化二
手17ンープロピレン共重合体、ポリ弗化ビニルもしく
はポリ三弗化塩化エチレン共重合体の如き弗素含有重合
体等。 本発明によれば、上記の如き弗素含有重合体を、実質的
に分解せしめることなく、繊維集束体に変換することが
できるっ 11J述した繊維形成性重合体は、単独であってモヨ<
、また2(値以上の緊密なミクロブレンド混合物であっ
てもよく、また、本発明者らの一部が先に提案した、2
種以上の重合体が比較的大きな溶融相を成して混合して
いるようなマクロフレンド混合物として使用することも
できる(特願昭55−103067号明細書参照)。更
に重合体は可塑件や溶融粘度なj■犬させるために可塑
剤、粘度増加剤などを含有1−ていてもよい5また前記
重合体中には、通常繊維の添加剤として使用される光安
定剤、顔料、熱安定剤、難燃剤、滑剤、艶消剤等が含有
されていてもよい。 更に重合体は必ずしも線状重合体に限らず、繊維形成性
を少なくとも一時的に呈する、一部に架橋された3次元
的構造を有する重合体であってもよい。 一方、本発明の繊維集合体を製造する場合に、溶融重合
体中に、可溶性の液体媒体を一部含有せしめておくこと
もでき、また不活性ガス乃至ガス発生剤を添加させても
よい。殊に揮発性の液体媒体、不活性ガス乃至ガス発生
剤を添加して本発明の製造法を実施すると、口金表面で
液体媒体またはガスが爆発的に発泡し、より細分化した
繊維断面構造を有する繊維集合体を形成せしめることカ
ーできる。この場合のガスとしては窒素、炭酸ガス、ア
ルゴン、ヘリウムなどが好ましい。 本発明の方法につ℃・て、第1図を用いてさらに詳述す
る。 ?P、1図にお〜・て、#l!維形成形成性重合体ッパ
ーlに貯蔵され、そこからルーダ−2へ供給され2)、
このルーダ−2にて溶融された重合体はギアボン7によ
って定量的に押出ダイ3へ送り込ま才する。 ダイ3には、図面には示されていないがその中の重合体
が溶融状態を維持し5且つ所望の温度釦加熱されるため
に一般にはヒーターが備えられている。7はダイ3の上
部に設けられた紡糸口金を示し、この紡糸口金7の溶融
重合体の吐出面は、車力と反対の方向へ向けられている
。 この紡糸り金7の吐出面を構成しているメツシュ状口金
には銅板5を介して連山:できるように1、cつている
。ここで通電はメツシュ状口金の両端に、電源から取り
入れられた電気をトランス9およびスライダック4によ
って電圧および電流を調整して接続することによって、
行なわれる。 メツシュ状紡糸口金から吐出された4(11分化された
溶融重合体は、その吐出面近傍へ、冷却流体の供給装置
6を通じて供給された冷却流体(例えば空気)により冷
却され、固化して繊維集束体となって引取りローラー8
により引取られる。この冷却流体の供給装置6は紡糸E
J金7の溶融重合体の吐出表面およびその近傍に向って
細分化された溶融[有]合体カー急速に固化するように
、冷却流体が速度を持って全体に均一に供給されるため
のものである。このため冷却流体の供給装置6は、ノズ
ルもしくはスリットを有したものが適当である。この冷
却流体は溶融重合体の吐出面からの凝固侠(P(S))
が2crn以下となるようにその速度および方向を定め
るのが好ましい。この凝固長CP(S))とは、紡糸口
金の溶融重合体の吐出表面から溶融重合体が繊維となっ
て固化するまでの距離を意味する。 かくして本発明方法によれば第1図から明らかなよ5t
C1細長い帯状を成して繊維集合体を上方に向けて形成
させることができ、その帯状のまま仄の上程、例えば延
沖工程、更には熱処理工程、捲縮」−程、裁断工程(短
繊維工程)。 開繊工程、ウエフ化工程などの工程へ導くことがEJ能
である。史に第1図全体として極めてコンパクトで且つ
1ハ)巣な装置によって多縦の繊維集合体を製造し得る
ことば容易に理解できよう。 次に、本発明の方法によって得られる繊維集束体の特徴
について簡単Ka明する。 才1に、わち該繊維集束体の特徴は、断面が非円形であ
って、該フィラメントの長さ方向に沿って不規則ソ、仁
周期的に断i*]積の不規則な大舒さの変化なイjし且
−′ノそれに伴って断面形状の変化をも有していること
である。 ごのフィラメント断面の形状の非円形の程度は、外接2
平行線の最大間隔(D)と、その外接2平行Mjffの
最小間隔(d)との比(Ill/d)として表わされる
異形係数で示−すことかできる。本発明のフィラメント
はこの異形係a(D/d)が少なくとも1.1であり、
殆どが少なくとも1.2である。 D/dの測定は特願昭55−38993号明細書(第1
3図)に示しである。 更に、本発明のフィラメントは、上記の異形係数(I)
/d)が該フィラメントの長さ方向に沿って変化してい
るという特徴がある。 以上の如き特徴を有するフィラメント状繊維は形態的に
例えば絹の如き天然繊維に類似する特性を有する。 さらに線繊維集束体は、任意の位置でフィラメント軸に
直角方向に該集束体を切断した場合の各フィラメントの
断面積の変動が、集束体内フィラメント断面積変動係数
(CV(At)で表わしテo、1〜1.5 f)範囲テ
h ’)、特KCv(A1が0.2〜lの範囲のものが
好適である。 この(、V(A)は、上記集束体から無作意に100本
の部分集束体を抽出し、その任意の位置における断面を
顕微鏡観察によりその各断面の大きさを測定し、その平
均値(λ)と、その100個の断面積の標準偏差(σA
)を求めて、下記式%式%): から算出することができろ。 また本発明によって得られる繊維集束体の平均繊度(1
五)は001〜I OO00deの範囲にある。 ここで占5 FA?、維集束体内の平均繊度(平均デニ
ール、b;)は、該集束体から無作意に100本の部分
集束体を10個抽出しく簡便に行なう場合は3個で力)
つてもよい。3個抽出した場合も10個抽出した場合と
殆ど変りはない)、それぞれの部分隻束体の繊維軸方向
の1ケ所を無作意に選んでその直角方向に切断し、その
断簡を顕微鏡写真にて撮影して約2000倍に拡大した
写真から個々の繊維断面部分を切り取り、それぞれ重r
#測定した合計をその断面写7(の線数で割って平均し
、その値〔m(4)〕をデニール(de )換算した値
で))る。 以上説明した如く本発明は、あらゆる繊維形成件重合体
から広い範囲の繊度にわたって、種神の断面形状を有す
る繊維集束体を安定して、生産性高く、且つエネルギー
効率良(製造する方法を提供するものである。 すなわち本発明の紡糸1コ金を使用することによって吐
出面全体がフラットになり、紡糸時における前記冷却流
体の流れが非常に安定となり且つ冷却効果が極めて良好
となり、少ない冷却流体量でも非常に安定した紡糸がf
il能となる。 特に平均繊度の小さい紘維集束体を得ようとする場合に
、該紡糸口金を使用する効果が@著に発現される。 また、本発明の紡糸口金は、その構造が簡単であること
から該口金の作成が容易であって、さらには該口金の交
換が非常に容易である等の利点も有する。 さらに前記の如く本発明によれば、断面形状が非円形で
、長さ方向に沿って不規則な変化を有するVJj i@
i形状の、例えば天然繊m、y g= イリした特性を
有する繊維集束体が得られる。 以丁実施例を掲げて本発明を詳述するか、本発明はこれ
ら実施例に何ら限定を受けるものではない。 実施例1 第3図−aに示す如く50メツシユのステ゛ンレス線材
を用℃・た平織金網(日未金網商工■製)を加工し紡糸
口金とした。この際、該紡糸口金に通電させる為第3図
−aの13の部分に無機接着材(スミセラl−■S−3
01(住友化学(1増))を塗布L K@縁をはかった
。又第3図−すにおいて示されるθは225度であった
。該紡糸口金を第2図に示されるダイに組込み、以下の
紡糸を行なった。 即ち内径30朋グのエクストルーダーに固有粘度0.7
1のポリエチレンテレフタレートチップ(帝人湘311
!j品)を定量供給し280℃〜310°Cの温度範囲
で溶融混練し、毎分100gで該溶融重合体をダイ(第
1図3)に送り、吐出面精(第3図−aの1に相当する
) (2cmrljx37cm長)74dの長方形の上
記紡糸口金から該溶融液を吐出させ、細化冷却、固化せ
しめて4m/分なる速度で全く安定してフィラメント状
繊維集束体が得られた。尚この際該口金部分には48A
、6Vの電流を通電、させた。得られた繊維集束体の平
均単糸デニールは9 deであった。該口金のズレは全
く見られず又冷却風は従来より少量で冷却効率が上がっ
た。 実施例2 フォトエツチング加工で下記の仕様の紡糸口金を作成し
た。すなわち孔径0.15m、孔ピッチo、2a*m、
孔間距離0,0811.冷却風路幅0.251m、冷却
風路間の孔2列、孔(目)の大きさ0.018 slJ
、空間率24.4%、空隙率51.7チ、材質5US3
04.板厚0.13t、吐出面積74crl(zcIL
巾837cm長)、角度0240度である。該紡糸口金
を用いて実施例1と同様の操作を行ない安定してフィラ
メント状繊維集束体を得た。得られた繊維の単糸平均デ
ニールは1 daであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本健明における繊維集束体の成型装置の1例の
全体図であり、lはホッパー、2はエクストル−ター、
3は押出ダイ、4はスライダツク、5は通電用銅板、6
はへ動流体ノズル。 7は紡糸口金、8は引取りローラー、9はトランスを示
している。 第2図は本発明の紡糸口金を含む押出タイの断面図であ
り、7は紡糸1」金、10は押え部材。 11はシースヒーターを示している。 第31隊1  aは本発明の紡糸口金の1例であり、1
2は溶融数の吐出面、13は絶縁の為に無機接着剤塗布
部を示している0 第3図−すは本発明の紡糸口金の第3図−aのA−Aで
の断面図を示している。 肯11■ ;t  2  +’1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  繊維形成性重合体の溶融液を紡糸口金から押
    出して繊維集束体を製造するための紡糸口金であって、
    該紡糸口金は多数の細隙を有す設けられておりその凸起
    部間に存在する凹部区域を通じて成る細隙から押出され
    る溶融液がそれに隣接する他の細隙から押出される溶+
    =1+液と互いに往来し得るような吐出面を有し−Cお
    り、該吐出面全体は実質上矩形であり、その少なくとも
    相対する長辺2端部に核吐出面と190度〜270度の
    角度をなす板状部利を有したことを特徴とする紡糸口金
  2. (2)  該多孔質板が、5%以上の空隙率(σ)を有
    する第1項記載の紡糸口金。
  3. (3)  繊維形成性重合1・1・の溶融l浅を紡糸口
    金から押出して繊維集束体を製造する方法でメ1つて、
    多数の細隙を有する導篭性多孔質板によって形成され、
    溶融液゛の吐出1(すの隣接する細隙間に非連続的凸起
    部が設けられておりその凸起部間に存在する凹部区域を
    、t31じて成る細隙から押出される溶融液がそれに隣
    接する曲の細隙から押出される溶融液と互いに往来し得
    るような吐出面を有しており、該吐出面全体は実質上矩
    形であり、その少なくとも相対する長辺2端部に該吐出
    面と190度〜270度の角度をなす板状部材をイラす
    る紡糸口金から該溶融液を押出し、該紡糸口金の吐出面
    及びその近傍に冷却流体を供給して該紡糸[−1金の吐
    出側表面近傍を冷却しながら該押出しを行ない、かくし
    て・該紡糸口金圧より該溶融液を安定して細流に変換し
    、そして該細流を引取り、固化することを特徴とする繊
    維集束体の製造方法。
  4. (4)  該紡糸・口金にジュール熱を発生せしめる第
    3項記載の方法。
  5. (5) (al多数の細隙を有する導電性多孔質板から
    構成された紡糸口金、(b)該紡糸口金に繊維形成性重
    合体を供給するための手段を備えたタイ、(c)vl、
    紡糸口金の吐出側表面近傍を冷却するための冷却手段、
    及び(dl M紡糸口金から押出された繊維形成性重合
    体の細流を引取るための引取り手段からなる、繊維集束
    体を輿造するための成形装置であって、該紡糸口金が溶
    融液の吐出側の隣接する細隙間に非連続的凸起部が設け
    られておりその凸起部間に存在する凹部区域を通じて成
    る細隙から押出される溶融液がそれに隣接する他の細隙
    から押出される溶融液と互いに往来し得るような吐出面
    を有しており、該吐出面全体は実質上矩形であり、その
    少なくとも相対する長辺2端部に該吐出面と190度〜
    270度の角度をなす板状部材を有したことな特徴とす
    る繊維集束体の成型装vt。
JP57186084A 1982-10-25 1982-10-25 紡糸口金,繊維集束体の製造方法及び成型装置 Pending JPS5976910A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56140110A (en) * 1980-03-28 1981-11-02 Teijin Ltd Novel filament like fibers, their collected material, its preparation and device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140110A (en) * 1980-03-28 1981-11-02 Teijin Ltd Novel filament like fibers, their collected material, its preparation and device

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