JPS5976735A - 大規模部品の傾け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大規模部品を傾ける装置に関する。

加圧水型動力原子炉の構成要素をなす部品のような、非
常に大きな規模の部品の機械加工では、使用する工作機
械に関して成る方向づけを部品に与え得る手段が必要で
ある。

従って、非常に精度の高い位置決めでもって可変性の方
向づけを得るためには、部品を傾ける装置を使うことが
必要である。

さらに、このような装置は、部品に加えられた切断加工
力を吸収し得るものでなけれげならガい。

大規模部品を傾ける装置は知られており、このような従
来の装置においては、ジヤツキが用いられ、これらジヤ
ツキは支持台座上で水平軸の捷わりで枢動するようにな
った支持体あるいはテーブルに作用する。

しかしながら、この種の装置においては、部品の方向づ
けについて非常に高い精度を得ることはできないし、ま
たかなりの切断加工力を吸収することも不可能である。

最後に、かかる従来の装置はしばしば複雑でしかも面側
々ものなので、作業場でのそれらの使用は制限される。

従って、本発明の目的は、大規模部品を傾ける装置であ
って、地面に般若された台座と、台座上に取付けられた
支持テーブルとよりなり、支持テーブルがそれに対して
水平でしかも平行な軸線を有する少くとも７つの継手に
よって回転自在に可動となっており、さらに、支持テー
ブルを回転駆動するための手段よりなり、部品の方向づ
けについて非常に高い精度が得られるとともに、その方
向づけがどのようなものであっても非常に大きな安定性
も得られるように々つた装置を提供することである。

この目的達成のために装置は、 −さらに、台座と支持テーブルとの間の連結手段よりな
り、この連結手段は、支持テーブルの回転軸線から離れ
たその一部分に、水平軸線を有する継手によって連結さ
れ、かつ水平軸線を有する別の継手によって台座にも連
結され、−　さらに、支持テーブルの継手と関節連結手
段の継手との各々に組込まれたｑツク手段よりなり、各
ロック手段が継手ピンのまわりに配置されしかも弾性ク
ランプ手段と協働する少くとも７つのクランプ部材と、
ロック手段を非ロツク状態にするためにクランプ部材と
協働する液圧ジヤツキとを備え、支持テーブルの連続移
動駆動手段の作動が液圧・シャツキの供給圧力によって
制御され、これによυそれがすべての継手を非ロツク状
態にする前に作動状態に置かれないようにされているも
のである。

以下、本発明のより良い理解のために、本発明による傾
は装置の構成の一形式を、非限定的′ｈ実施例によって
、添付図面を参照して説明する。その傾は装置は、中ぐ
シフライス削り盤に門して加工片に可変角度位置を与え
るためのものである。

第１図に図示するように、傾は装ｆｆｆｔの台座１は平
らなペース２によって地面に固定される。

支持テーブル３は、水平軸線を有する継手５によって台
座１上に回転運動自在に取付けられ、この支持テーブル
３は台座上での水平休止位置において実線で、またその
最大傾斜位置であるｔＯｏの傾斜位置において破線で示
されている。

支持テーブル３は、加工片が固定されるようになったプ
レート６と、ペース７と、台座１上の支持テーブル３の
継手の支持体９が固定されるようになった底部８とから
なる。

第一図には傾は装置の断面の半分が図示されており、そ
れは第一図においてｚ　−ｚ’線で示した垂直縦断面に
対して全く対称である。

支持テーブル３はλつの継手５ａおよび５ｂによって台
座１に枢着されており、その詳細については第２図に示
されでいる。各継手は水平ビン１０を備え、このビンは
、支持テーブル３の底部８に取付けられた継手支持体９
に堅固に固定される。水平ビン１０は、台座１の頂部に
載っているベアリング１１に係合する。

支持テーブル３の底部８はまたλつの対称的な歯付扇形
部１４を有し、各扇形部はそ一タ減速歯車ユニット１６
の出力ピニオン１５と係合する。

モータ減速歯車ユニット１６０回転により、支持テーブ
ル３を実線で示したその水平位置と破線で示した角度６
００の傾斜位置との間で動かすことができる。

台座１には、平らなペース２に垂直に固定された一つの
側方グレートが設けられ、各側方プレートにはスロット
１８が設けられ、このスロットは垂直線に対しわずかに
傾いている（第１図および第３図）。

支持テーブル３の底部８はまた対称的なａつのピづぐッ
トベアリング２０を有し、そこには水平ビンが枢動自在
に取付けられ、各水平ビンは連結ロッド２１にその一端
部において取付けら九る。連結ロッド２１の他端部は案
内部材２４に取付けられ、その内側には、スロット１８
と係合したビンが枢動自在に取付けられる。

このようにして、モータ減速歯車ユニット１６の回転に
より支持テーブル３が動かされている間に、支持テーブ
ル３に連結された連結ロッド２１の一端部は円形通路２
５（その中心は継手５の中心に対応する）上を移動し、
一方連結ロツド２１の他端部はスロット１８に対応する
直線路上を移動する。

従って、支持テーブル３の連続運動中、連結ロッドは台
座と支持テーブルとの間で関節連結手段を構成し、その
移動はその両端部に位置した継手によって可能となる。

そのような同一の関節連結手段はａつ設けられ、これら
は支持テーブルの各側辺にそれぞれ配置され、しかも台
座１の側方プレートのそれぞれに連結される。

第９図には、第２図に示した継手５ｂに組込まれたロッ
ク手段２７が図されており、このロック手段はクランプ
部材を備え、その部分２８および、１ ２９はベアリング１１の外側のビン１０の端部な包囲す
る。

クランプ部材２８．２９はプレート１７にねじ３０によ
って固定された一端部を有する。

部分２８の内部には円筒状開口部３１が設けられ、この
開口部の一端部はクランプ部材の部分２８および２９間
に存在する狭い間隙３２に通じている。

ダクト３４を介して供給される液圧ジヤツキ３３は、円
筒状形開口部３１の内部に、間隙３２が設けられる側と
は反対側の他端部で固定される。

液圧ジヤツキ３３のピストン３５はロット３７に取付け
られ、このロッドは、ピストン３５から遠く離れた側の
端部において、ねじ部分３８でもってクランプ部材の部
分２９に連結される。

１だ、ロッド３７の同様なねじ切り他端部はナツト４０
を備え、このナツトは一連のダイヤフラＡばねワッシャ
４１に対して支承される。

液圧ジヤツキ３３のピストンがシリンダ内の後方装置に
ある場合、ナツト４ｏの位ＩＵは次のようにして調節さ
れる。すなわち、部分２９に固定されたロッド３７に取
付けられているナツト４ｏと部分２８との間でのダイヤ
フラムばねワッシャ４１の圧縮によ如これら一つの部分
を充分に近接させて、ビン１０が回転に対してロックさ
れるように調節が行なわれる。

液圧ジヤツキがダクト３４を介して供給を受けると、ジ
ヤツキ３７のロッドは部分２９を部分２８から離れるよ
うに動かす。このときビン１゜は回４云に対して自由と
なっている。

支持テーブルの継手５ａおよび５ｂのそれぞれには、こ
の種のフラング手段が設けられ、また連結ロッド２１の
各端部の継手についても同様なことがいえる。

このようなロック手段のジヤツキが供給を受けない場合
には、支持テーブルはダイヤフラムばねワッシャのクラ
ンプ作用によってグ箇所でロックされるこ七になり、そ
の安定性はきわめて高い。

支持テーブルを動かしたい場合には、継手を非ロツク状
態にするためにすべてのジヤツキが同時に供給を受けな
ければならず、次いでモータ減速歯車ユニット１６が作
動状態に置かれなければならない。

モータ減速歯車ユニットの作動はジヤツキの供給圧力に
よって制御されるので、すべての継手が非ロックされな
い場合にはそれを作動することはできない。

支持テーブルが機械加工操作のための新らんな位置を取
った場合には、モータ減速歯車ユニットは停止され、継
手を非ロツク状態にするジヤツキ圧力は解放される。

次いで、支持テーブルは、モータ減速歯車ユニットおよ
び歯付扇形部によってもたらされる連続移動のために、
きわめて正確に決定された新らたな作業位置に置かれる
。

また、支持テーブルはきわめて安定した位置′を取る。

というのは、継手のロックによシ、加工片および支持テ
ーブルに伝達される切断加工力を吸収することができる
からである。

従って、本発明による傾は装置にあっては、支持テーブ
ルについてきわめて精度の高い位置決めを行なうことが
できるとともに、その位１〜．においてきわめて大きな
安定性が得られる。

また、本発明による傾は装置においては、作動上のきわ
め高い信頼性も得られる。

本発明は上述した実施例だけに限定されるものではなく
、すべての変形例は本発明に包含される。

例えば、モータ減速歯車ユニットの出力ビニオンによっ
て駆動される歯付扇形部以外の手段を用いて、支持テー
ブルの連続移動を行なうことができる。

壕だ、支持テーブルと台座との間の関節連結手段として
、別のものを用いてもよい。例えば、互いに関節取付け
された複数の剛性ブランチであって、それらの両端部が
台座および支持テーブルにそれぞれ関節取付けされた剛
性ブランチからなる手段を用いてもよい。

本発明は、機械加工の目的で、あるいはその移動または
寸法の検ｆなどのために、非常に大規模でしかも型盤の
ある部品について、正確で信頼性のある位置決めを行な
いたいすべての場合に適用可能である・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による傾は装置の立面図、第２図は第７
図のＡ−Ａ線に沿った断面の半分を示す図、 第３図は、第７図のＢ−ＢＩｋｌに沿った断面の半分を
示す図、 第１図は、継手のビンに直角である面に沿った断面図で
あって、この継手のロック手段を示す図である。 １・・・・・・・・・台座、　２・四囲ベース、３・曲
間支持テーブル、 ５　ｍ　’　＋　５　ｂ・曲間継手、　６・・川面プレ
ート、７・・・・・・・・・ベース、　８曲曲・底部分
、９−・曲回支持体、　　１ｏ・・・・・・・・・　ビ
ン、１１・・・・・曲ベアリング、 １４・・・・・・・・・歯付扇形部、 １５・・・・・・・・・出力ピニオン、１６・・・・・
・・・・％−１＆’ａ歯車ユニット、１８・・・・・曲
スロット、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／　大規模部品の傾は装置であって、地面に設置する台
   座（１）と、前記台座に取付けられた支持テーブル（３
   ）とよりなり、前記支持チー、プルはそれに対して水平
   でしかも平行な軸線を有する少なくとも７つの継手（５
   ）でもって回転移動自在であり、さらに、前記支持テー
   ブルを回転駆動するための手段（１４，１５，１６）　
   　よりなる傾は装着において、 前記台座（１）と前記支持テーブル（３）との間に配置
   された関節連結手段（２１）が設けられ、前記連結手段
   は、水平軸線を有する継手（２０）によって、前記支持
   テーブルの回転軸線から離、ハ、たその一部分に連結さ
   れ、かつ水平軸線を有する別の継手（２４）によって前
   記台座（１）にも連結され、 さらに、前記支持テーブルの継手と前記関節連結手段（
   ２１）の継手との各々に組込まれたロック手段（２７）
   が設けられ、前記各ロック手段が継手ピン（１０）のま
   わりに配置され、しかも弾性クランプ手段（４１）と協
   働する少くとも１つのクランプ部材（２８，２９）と、
   前記ロック手段を非ロツク状態にするために前記クラン
   プ部材（２８７２９）と協働する液圧ジヤツキ（３３）
   を備え、前記支持テーブル（３）の連続移動駆動手段（
   １４，１５，１６）　　の作動が前記液圧ジヤツキのイ
   １（給圧力によって制御され、これによりそ；江がすべ
   ての継手を非ロツク状態にする前に作動状態に置かれな
   いようにされていることを特徴とする傾は装置。 、２．　　駆動装置（１４，１５，１６）　　が支持テ
   ーブルに取付けられた一つの歯付扇形部（１４ａ、１ｄ
   ｂ）と、台部に支持されたモータ減速歯車ユニッ）　（
   １６）　　とから々す、このモータ減速歯車ユニットの
   出カビニオ／　（１５ａ、１５ｂ）が歯付扇形部（１４
   ，ａ、１４ｂ）と係合していることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の傾は装置。 ３、　台座（１）と支持テーブル（３）との間の関節連
   結手段が一組の連結ロッド（２１ａ　、　２１ｂ　）か
   らなシ、これら連結ロンドは一端部で支持テーブル（３
   ）に枢着され、捷た他端部でピンを支持し、このビンは
   一組の連結ロンド（２１）に対して回転自在であり、［
   ５，かも台座（１）に設けられた直線スロッ）　（１８
   ）　　と係合し、このとき支持テーブル（３）に連結さ
   れた一組の連結ロッド（２１）の一方の４１．１部が円
   形通路上を移動し、またその他方の端部が直線通路上を
   移動することを特徴とする特許請求の範囲第１項および
   第一項のいずれかの項に記載の傾は装置。 ク　り２ンプ部材（２８，２９）と協働する弾性手段（
   ４１）がダイヤフラムばねワッシャの積重ね体からガる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第一項および
   ８ｇ３項のいずれかの項に記載の傾は装置。