JPS5975280A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、透過型液晶表示器を用い、電源として太陽電
池を用いた電子機器に関する０〈従来技術〉 従来、透過型液晶表示器を用い、電源として太陽電池を
用いた電子機器において、透過型液晶表示器を操作者に
対して見易い角度で設置しようとすると表示器の背後か
らランプなどの光源を用いて照明するか、採光窓を設け
て外部光を導入して反射鏡によって背面から供給しなけ
ればならなかった。前者は、ランプを点灯するために大
きな電力を必要とするためそれをまかなう大きな起電力
を得ようとすると電車筐体に対してはるかに大きな面積
を有する太陽電池を装着しなければならずコスト面や実
装面から考えて不可能であった。後者は、透過型液晶表
示器に対しては光源を供給できるものの太陽電池に対し
光を供給するためには太陽電池そのものを、電卓筐体外
部へ装着しなければならず電卓筐体を大きくしなければ
ならない欠点があった。

く目的〉 本発明は上記の点に鑑み成されたもので、透過型表示器
と装置内部に配置された太陽電池の双方に対して入射さ
れた光をノ・−フミラーによって分割して供給すること
により装置を小型化することＫある。

本発明の他の目的は、ノ・−７ミラーに入射する光の角
度を自由に変化させることＫより表示器の表示コントラ
ストを良くすることができると共Ｋ、太陽電池に対して
も最適な条件で光が供給される電子機器を提供すること
である０ 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する０ 第１図は、本発明の一実施例を、示す電卓の外観平面７
図である。図において１は電卓筐体であり、この電卓筐
体１には数値や演算命令等を入力するための複数のキー
から成るキーボード２や、キーボード２の操作により入
力された数値及び演算結果を表示する表示器３が設けら
れている。この表示器３としては、ツイストネマチック
型やゲストホスト型等の液晶表示素子を用いた透過型液
晶表示器を用いる０又電卓筐体１には電源として使用さ
れる太陽′電池に対して光を供給するための採光窓４が
設けられている０更には採光窓４から入射される光の角
度に対して最適な角度が得られるように太陽電池の角度
を調節するためのハンドル５が配置されている。

第２図は、第１図に示した電卓の側断面を示す図である
０６は上記したように透過型液晶表示器であり、プリン
ト基板８に配置されたＬＳ１１９からの駆動信号な可撓
性を有する配線部材１０によって供給して表示表現を行
なう。採光窓４は透明又は半透明のプラスチックなどか
ら構成され、図示していないが螢光灯や白熱電球などの
電気スタンドや天井灯および窓から差し込む太陽光など
の外部光源からの光線１５を電卓筐体内部に導く。

太陽電池７は、シリコン単結晶型やアモルファスシリコ
ン型などの光電池素子から構成され、光エネルギーを電
気エネルギーに変換し、電卓動作を行なうＬＳＩが装着
されているプリント板８に対してリード線９によって接
続供給しているｏ／％−７ミラー６は採光窓４から取込
まれた外部からの光線１５を分割して透過型液晶表示器
３に対しては反射光１６を、太陽電池７に対して線透過
光１７を供給する役割をはたしているｏｌｌに示す支持
金具は、透過型液晶表示器３．パ−７ミラー６゜太陽電
池７を支持する役割をはたしており、しかも外部光ｆｔ
Ｊ１５を一定の比率で反射光１６として透過型液晶表示
器３へ送ると共に透過光１７として太陽電池７へ供給す
るための角度関係を規定して支持している。第２図の状
態で外部光線１５０入射角度が１５′や１５′のように
変わると反射角度が変化して透過型液晶表示器６への反
射光と太陽電池７への透過光の角度及び光量が変化して
透過型液晶表示器乙に対しては見づらく太陽電池７に対
しては光量不足という弊害をもたらす結果となる。支持
金具１１はこれを回避する役割をはたしている。支持金
具１１は、第１図で示したハンドル５を回すことにより
回転方向に動く構成となっている。第５図はこの部分を
抜出して描いている。

゛またこの際にも透過型液晶表示器３．パ−フミラー６
．太陽電池７０角度位置関係は常に一定であるため操作
者１８は、表示器３を見なからノ・ンドル５をまわし一
番良く見える角度（コントラストの良い角度）を選定す
れば外部光線１５に対して最適の角度を得ることができ
る。第６図、第４図は、ハンドル５をまわして支持金具
１１により角度位置関係が一定にされている透過型液晶
表示器６、ハーフミラ−６、太陽電池７０角度を変化さ
せた時の状態を示しており、第３図は第２図における外
部光線が１５′の時の状態、第４図は同様に１５’の時
の状態を示している。

上記実施例において、太陽電池７社前述したよウニシリ
コン単結晶型やアモルファスシリコン型などが考えられ
るが、％にシリコン単結晶型は、その分光感度特性が赤
外線領域つまり長波長領域Ｋまで及んでいるため、白熱
電球などのこの領域の波長成分を含む光源に対してきわ
めて高感度の特性を有する。この赤外線領域は人間の目
には感じないため透過型液晶表示器６によって導いても
無効となるだけである。よって外部光線１５０反射／透
過を司る・・−フミラー６に真空蒸着などの表面処理を
行ない赤外線成分を透過光その他の可視光成分を反射光
とするハーフミラ−を用いることＫよりきわめて効率の
良い透過型液晶表示器による表示と太陽電池による電源
を持った電卓の構成を可能としている。

〈効果〉 以上述べたように、本発明によれば表示器として透過型
液晶表示器を用い、電源として太陽電池を用いてそれぞ
れへの光源の分割供給をハーフミラ−によって行ない、
かつ透過型液晶表示器、ハーフミラ−２太陽電池を最良
の位置、角度関係を保って可動できる構成としたことで
コンパクトで、しかも太陽電池の性能を十分発揮させる
ことができる電子機器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による電卓の一例を示す平面図、第２図
及び第３図、第４図はその側断面図、第５図は支持金具
及びハンドルの構成を示す抜粋図であり、６は透過型液
晶表示器、５はノ・ンドル、６は・・−７ミラー、７は
太陽電池、１１は支持金具である０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）表示装置として透過型液晶表示器を用い、電源と
   して太陽電池を用いて成る電子機器において、前記透過
   型液晶表示器と前記太陽電池の間にハーフミラ−を設置
   し、外部より入射された光を前記ハーフミラ−により前
   記透過型液晶表示器及び前記太陽電池に導くよう構成と
   したことを特徴とする電子機器０ （２、特許請求の範囲第１項において、前記透過型液晶
   表示器、前記ハーフミラ−１前記太陽電池が一体的に回
   転可能にしたことを特徴とする電子機器。 （６）特許請求の範囲第１項及び第２項において、前記
   ハーフミラ−の光の透過特性を前記太陽電池の波長感度
   特性に応じて設定したことを％徴とする電子機器。