JPS597281Y2 - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JPS597281Y2
JPS597281Y2 JP14751380U JP14751380U JPS597281Y2 JP S597281 Y2 JPS597281 Y2 JP S597281Y2 JP 14751380 U JP14751380 U JP 14751380U JP 14751380 U JP14751380 U JP 14751380U JP S597281 Y2 JPS597281 Y2 JP S597281Y2
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JP
Japan
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belt
sprocket
connecting member
drum
speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP14751380U
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English (en)
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JPS5771110U (ja
Inventor
八郎 早崎
正雄 加納
清比己 川戸
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
ダイキンプラント株式会社
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Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社, ダイキンプラント株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
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  • Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はらせん式コンベア装置に係り、特にベルトの疲
労破壊を起生ずることなく、円滑、長寿命な運転を支持
することが可能なコンベア装置に関する。
外周に駆動面を有し、旋回可能に設けた直立ドラムに対
して、展延面内およびこれに直交する方向の湾曲と、長
子方向の伸縮とが可能なベルト2を、その一側の縁部が
前記外周駆動面に摺接する昇りらせん状に巻回して、直
立ドラム1の旋回動にもとづく摩擦駆動により前記ベル
ト2を伴回走行するらせんコンベア装置(第1図イ,口
参照)が作業場内の立体有効利用および設置スペースの
節減に寄与するところ多大であるところから、食品の連
続急速凍結装置などに多く利用されている。
このらせんコンベア装置は、ベルトの疲労破壊を起さな
い範囲内で、かつ、ベルトの片側の縁が持ち上げられな
い範囲内で、しかもベルトとドラム表面との滑り摩擦力
によりベルトが送られ得る張力例えば第1図イにおける
t1を直立ドラム1の出口にてベルト2に与えながら、
直立ドラム1の旋回周速度より,も確実に遅い適切な速
度でベルト2を引っ張るべく、補助駆動用のスプロケッ
ト3を作動させている。
なお、通常その張力t1は20〜30 kg前後であり
、これはらせん段数換言するならば直立ドラムの高低の
多少には無関係な値である。
ところで、直立ドラム1が第2図口に図示する如く高い
場合、出口から入口に戻されるベルトのうちで垂下する
部分の長さl′が大となると、補助駆動用のスプロケッ
ト3の直後におけるベルト張力t′2すなわちベルト垂
下部分の自重にもとづく張力は当然大きくなる。
例えば、ベルト重量10kg/mで=A’=5mとする
とt’2= 50 kgになり直立ドラム1の出口で前
記スプロケット3により引っ張らなくても50−akg
例えば45 kgにもなり、前記張力t1=20〜30
kgに比して過大となることから張力上種々の問題が
発生する。
また、第2図イにおいて、出口の張力t′、を20〜3
0 kg程度になる如く、ドラムの相当速度と補助駆動
用スプロケットの速度との間に適当な関係を持たせてな
るコンベア装置に対して、前述する如く出口における張
力t′1が45 kgにもなったので゛は、補助駆動ス
プロケット3の速度よりも早いベルト2が送り出される
傾向となるために、該スプロケット3の上にベルトが乗
り上って運転される状態を呈し、その結果、ベルト2の
損傷を招く問題が生じて好ましくない。
なお、これとは別にベルト上に塔載された処理品の重量
が太きかったりするなどの運転条件によっては、直立ド
ラム表面とベルトの間の摩擦係数が大きくなってベルト
と補助駆動用スプロケット3との間で速度差を生じ同様
な不都合の問題が発生するものである。
このように従来のコンベア装置では、ベルトの就中ベル
ト両側縁に添着された連結部材が疲労破壊を頻繁に起生
ずる欠点があったのに対処して本考案は威されたもので
あり、本考案の具体的内容を添付図面にもとづき以下詳
細説明する。
第2図イ,口は本考案装置の要部を略示する構造図であ
って、筒状に形或された本体の外周に駆動面を有し、筒
軸を中心に旋回動せしめる直立ドラム1に対して、展延
面内およびこれと直交する方向の湾曲と長平方向の伸縮
とが可能なベルト2を、その一側の縁部が前記外周駆動
面に摺接する昇りらせん状に巻回せしめて、直立ドラム
1の旋回動にもとづく摩擦駆動によって、前記ベルト2
を伴同走行せしめるようになっている。
前記ベルト2は第3図に示しているように、適当なピッ
チ巾方向に亘らせ並設した棒6を、長孔を有して連鎖状
に結合されてなる連結部材7によって、ベルトの長手方
向の伸縮可能に連結して、棒6間に金属製のネット8を
架け渡した構造となしている。
このベルト2は前述するように摩擦作用で伴同走行せし
めるものであって、ベルト2の一側の縁部が一様に摩擦
力を受けることから、人口側、出口側間の全長部分にわ
たって平均した張力が付与されて、ベルト長の増大によ
る張力の集積といった問題が生じない構造である。
上述の構造にベルト2は、直立ドラム1の出口近傍にお
いてガイドローラ4により転向した後、連鎖状をなす連
結部材7を補助駆動用のスプロケット3に夫々噛合して
直立ドラム1の下部まで垂下せしめて垂下部を形戊する
と共に、ガイドローラ4, 4, 4を経て直立ド
ラム1の入口に誘導することにより無端らせんコンベア
装置を形威している。
前記スプロケット3は第4図および第5図に構造を略示
しているように、共通軸に同軸嵌着せしめて、図示しな
いが駆動モータと連結して積極駆動される。
この場合、両スプロケット3,3をベルト2におけるド
ラム1に対し反摺接側となる他側の縁に存する連結部材
7が、ベルト2を前記直立ドラム1によって滑りの無い
状態で巻回駆動したと仮定するときに生じる仮想速度よ
りも稍々遅い周速度で駆動することにより、前記ベルト
垂下部分の長さβ′分の重量によりベルト2が前記仮想
速度近くまで加速されまた速度変動しようとするのを制
動する制動機構(ブレーキ)として作動せしめるように
している。
但し、スプロケット3,3の速度は、長手方向に伸縮が
可能なベルト2に対してスプロケット3と直立ドラム1
の出口との間で過度に縮ませることがないだけの値であ
り、また図示しない駆動モータの容量は垂下部分β′の
ベルト自重による張力t′1によって過負荷を生じない
だけの適正容量であることが必要である。
5は前記スプロケット3の近傍に設けた案内部材5であ
って、該部材5は連結部材7とスプロケット3との噛合
を保持し得る機能を有するものである。
上記案内部材5としては、第3図乃至第5図に示すよう
に、スプロケット3と噛合する直前部において、前記連
結部材7の直上部に設けたガイドローラ5a、あるいは
スプロケット3と噛合する直前において、前記連結部゛
材7の外側方に添設したガイド板5a又は両部材5a,
5bの組合わせになるものなどが好適なものとして挙げ
られる。
なお、前記ガイドローラ5aは回転ローラに限らなく固
定したローラで゛もよく、固定したガイド板に代替する
ことも勿論可能である。
このように案内部材5を設けたことによって、ベルト2
がスプロケット3から乗りあがる現象は全然起らない。
本考案は叙上の如く、筒状に形或された本体の外周に駆
動面を有し、筒軸を中心に旋回動せしめる直立ドラム1
に対して、展延面内およびこれに直交する方向の湾曲と
長手方向の伸縮とが可能なベルト2を、その一側の縁部
が前記外周駆動面に摺接する昇りらせん状に巻回し、前
記ベルト2の両縁に存する連鎖状をなす連結部材7を、
直立ドラム1の出口近傍に設けた補助駆動用スプロケッ
ト3に夫々噛合して、前記ベルト2を垂下せしめて垂下
部を形或すると共に、直立ドラム1の入口に誘導してな
る無端らせんコンベア装置であって、補助駆動用の前記
スプロケット3を、ベルト2のドラム1に対し反摺接側
となる他側の縁に存する連結部材7が、前記直立ドラム
1によってベルト2を滑りの無い状態で巻回駆動したと
仮定するときに生じる仮想速度よりも棺々遅い周速度と
なる如く駆動することにより前記ベルト垂下部の長さ分
の重量によりベルト2が前記仮想速度近くまで加速され
または速度変化するのを制動する制動機構に形或する一
方、連結部材7とスプロケット3との噛合を保持し得る
如く前記連結部材7に接当若しくは近接せしめた案内部
材5を、前記スプロケット3の近傍に配設せしめてなる
構戊としたから、戻り側のベルト2のうちで垂下する部
分の自重にもとづく張力がらせんコンベア部のベルトに
影響を与えて、ベルト外縁部が跳ね上ることにより搬送
機能を失する如き種々の不都合はここに解消される。
また、ベルト2の連結部材7がスプロケット3から乗り
上ったりして、ベルト振動を与え、また疲労破壊につな
がるなどの問題も全くなくなる。
その結果、らせん段数が大きい所謂高ドラムのものにつ
いても安定性の良い運転を維持するばかりでなく、ベル
ト2の高寿命化をはだすことができ、本考案は種々の実
用的効果を奏するコンベア装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図のイ,口は従来のコンベア装置の構造を略示する
平面図および正面図、第2図イ,口は本考案コンベア装
置例の構造を略示する平面図および正面図、第3図は第
2図図示装置におけるベルトの部分を示す斜視図、第4
図および第5図は同じく要部を略示する正面図および側
面図である。 1・・・直立ドラム、2・・・ベルト、3・・・スプロ
ケット、5・・・案内部材、7・・・連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形或された本体の外周に駆動面を有し、筒軸を中
    心に旋回動せしめる直立ドラム1に対して、展延面内お
    よびこれに直交する方向の湾曲と長手方向の伸縮とが可
    能なベルト2を、その一側の縁部が前記外周駆動面に摺
    接する昇りらせん状に巻回し、前記ベルト2の両縁に存
    する連鎖状をなす連結部材7を、直立ドラム1の出口近
    傍に設けた補助駆動用のスプロケット3に夫々噛合して
    、前記ベルト2を垂下せしめて垂下部を形或すると共に
    、直立ドラム1の入口に誘導してなる無端らせんコンベ
    ア装置であって、補助駆動用の前記スプロケット3を、
    ベルト2のドラム1に対し反摺接側となる他側の縁に存
    する連結部材7が、前記直立ドラム1によってベルト2
    を滑りの無い状態で巻回駆動したと仮定するときに生じ
    る仮想速度よりも稍々遅い周速度となる如く駆動するこ
    とにより、前記ベルト下垂部の長さ分の重量よりベルト
    2が前記仮想速度近くまで加速されまたは速度変動する
    のを制動する制動機構を形戒する一方、連結部材7とス
    プロケット3との噛合を保持し得る如く前記連結部材7
    に接当若しくは近接せしめた案内部材5を、前記スプロ
    ケソト3の近傍に配設せしめてなることを特徴とするコ
    ンベア装置。
JP14751380U 1980-10-15 1980-10-15 コンベア装置 Expired JPS597281Y2 (ja)

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JP14751380U JPS597281Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 コンベア装置

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JP14751380U JPS597281Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 コンベア装置

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Publication Number Publication Date
JPS5771110U JPS5771110U (ja) 1982-04-30
JPS597281Y2 true JPS597281Y2 (ja) 1984-03-06

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ID=29507030

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