JPS5971721A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通気流と酸化触媒体とのふれあう機会を多くし
て、触媒作用を向上させ、通気流の浄化効率を高めた調
理器を提供するものである。

従来、この種酸化触媒体を有する調理器は、通気孔を有
する固形状からなる酸化触媒体のみによるもの、まだは
、ペレット状からなる酸化触媒体のみによるものがある
。しかし、被調理物から発生する油煙の浄化作用はある
が充分なものとはいえなか−）だ。

本発明は上記従来の問題を解消したものであり、以下一
実施例を示す図面にもとづいて詳述する０図はロースタ
を示し、１はシーズヒータ等の熱源、２は酸化触媒体を
保持する金具、３は前記酸化触媒体を構成する第１の触
媒体であって、複数個の通気孔３′を有する固形状であ
る。４は同じく第２の触媒体であって、前記第１の触媒
体３の外側に位置したペレット状のものである。５はほ
ぼ中央部分に凹部６′を有する上部容器であり、前記四
部５′に前記第１．第２の触媒体３および４を保持金具
２を介して取付けている。６は被調理物、７は被調理物
６を収容する下容器で、この開口部を覆って上容器５が
設けである。８は焼網、９は通熱板、１０は透視窓であ
る。

上記構成において、熱源１で加熱された被調理物６から
発生する油煙ａは、第１の酸化触媒体３の通気孔３′を
通り、さらには第２の酸化触媒体４のスキ間部を通って
外部に排出ａ′される。このように調理器内に発生した
油煙ａは、先ず、第１の酸化触媒体の通気孔ニー５′を
通る間に触媒作用をうけて酸化され、炭酸ガスや水蒸気
となる。しかしながら、実際に魚などを調理してみると
、一時的な勢いの強いのろし状態で発生する油煙は、第
１の酸化触媒体のみでは、触媒作用に限界があり、十分
酸化することができずに排出されることが実験の結果わ
かった。そこで、第１の触媒体３の上部にペレット状の
第２の触媒体４を設けると、第１の触媒体通過時に未酸
化であった油煙は、第２の触媒体４であるペレット同志
のわずかのすき間を通って流れるだめ、流れが乱れ、油
煙粒子とペレットとの接触機会が多くなり、有効な触媒
作用が得られる。このため、前記のろし状態の油煙であ
ってもほぼ完全に酸化され、排出ａ′される効果を有し
ている。

なお、第２図のように第１の触媒体３のみを複数個設け
ることも考えられるが、油煙の流れの乱れが少なく、従
って、触媒と反応しない油煙が残る。このためのろし状
態の油煙は、未酸化のまま排出されることがしばしば生
じ充分な浄化作用は得られない。寸だ、第３図のように
第２の触媒体４のみを多数個設けることも考えられるが
、前記のろし状態の油煙に対する効果は認められるも、
通常状態の油煙に対しては空気抵抗が大きいため、油煙
の流出がさまたげられて調理器内にだまり、空隙の調理
器の使用に支障が生じる０ 以上詳述したように、本発明は通気孔を有する固形状の
触媒体とペレット状の触媒体との組合せにより、通常の
油煙はもちろんのこと、のろし状態の油煙をも浄化する
という実際使用時の問題を解決したものであり、その効
果は大なるものである。なお本発明の実施例ではロース
タについて説明しだが、これに限られるものではなく、
種々な調理器にも適用でき・るものであり、たとえばオ
ーブン式のガス調理器であってもよいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図及び第
３図は触媒体の構成例を示す断面図である０ １・・・・・・熱源、３，４・・・・・触媒体、５・・
・・・・上容器、６・・・・・被調理物、７・・・・下
容器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被調理物を収容する容器の内部に設けた熱源と、前記容
   器に設けた酸化触媒体とを備えるとともに、前記触媒体
   は、通気孔を有する固形状からなる第１の触媒体と、こ
   の第１の触媒体の外側に重ねられたペレット状からなる
   第２の触媒体とから構成したことを特徴とする調理器、