JPS597169Y2 - ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤ装置 - Google Patents

ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤ装置

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Publication number
JPS597169Y2
JPS597169Y2 JP1979036887U JP3688779U JPS597169Y2 JP S597169 Y2 JPS597169 Y2 JP S597169Y2 JP 1979036887 U JP1979036887 U JP 1979036887U JP 3688779 U JP3688779 U JP 3688779U JP S597169 Y2 JPS597169 Y2 JP S597169Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
rack bar
bar guide
steering gear
gear device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979036887U
Other languages
English (en)
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JPS55136679U (ja
Inventor
秀明 桜井
政造 宇佐見
俊一 奥村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラックアンドピニオン式ステアリング装置のギ
ヤボックスハウジング内における改良に関する。
ギヤボックスハウジング内には所定の軸線に沿ってピニ
オンギャ、ラツクバー、ラックバーガイド、およびラツ
クバーガイドストツパが配置されている。
ピニオンギャとラツクバーとの間、あるいはラツクバー
ガイドとラツクバーガイドストッパとの間には軸線方向
へ約30μmの寸法の間隙が維持される必要がある。
しかし従米のステアリングギャ装置では、温度変化に伴
ってこの間隙寸法が変化し、これは低温時のハンドル操
作力の増大および戻り不良、高温時の寸法増大に伴うガ
タ打ち音およびハンドル遊び感の発生という不具合の原
因となっている。
本考案の目的は温度変化にががわらず、間隙寸法を一定
に維持して従来装置のこのような不具合を防止すること
である。
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
ギヤシャフト1は端においてギヤボックスハウジング2
内へ延びており、ステアリングホイール(図示せず)の
回転を伝達する。
ギヤシャフト1の端はベアリング3,4を介して支持さ
れているとともにピニオン5を設け,られている。
ギヤボックスハウジング2はギヤシャフト1の長手方向
に対して垂直方向に形成された孔6を有する。
こうして孔6の軸線7方向にピニオンギャ5、ピニオン
ギャ5にかみ合うラックパー8、ラックバーガイド9、
膨張部材としての環状のスペーサ1o、ラツクバーガイ
ドストツパ11がこの順で配置される。
ラツクバーガイドストッパ11は孔6内へのそう人量を
ねじ回しにより調整されて固定されている。
ラツクバーガイド9とラックバーガイドストツパ11と
の間にスペーサ10の内孔を貫通してばね12が設けら
れる。
スペーサ10の外周面と孔6の内周面とは滑動可能であ
り、スペーサ10はラツクバーガイド9とラツクバーガ
イドストッパ11との間に配置される。
したがって軸線7の方向に関してラツクバーガイド9と
スペーサ10との間、およびスペーサ10とラツクバー
ガイドストツパ11との間に総計の軸方向寸法L1の間
隙12が形或される。
第1図では間隙12がスペーサ10とラツクバーガイド
ストツパ11との間に集中して存在している場合が示さ
れている。
間隙12以外のスペーサ10、ラツクバーガイド9、ラ
ックパー8、ピニオンギャ5、ベアリング4の軸線7方
向の寸法をそれぞれl2, l3, 4 , 4 ,
l6とし、l7を次式により定義する。
l7=忍、+l2・・・・・・+l6・・・(1)また
スペーサ10、ラツクバーガイド9、ラックパー8、ピ
ニオンギャ5、ベアリング4、およびギヤボックスハウ
ジング2の線膨張係数をそれぞれα2,α3,α4,α
5,α6,α7と定義する。
所定温度TaとTb (Tb > Ta )との間に次
式が戊立するならば、 M=α(Tb−T.) g・・・・・・(2)ただし
lは温度Taの時の42,β3・・・また(巽,。
αはα2,α3・・・またはα7。
Δlはlの変化分。次式を満足するような線膨張係数α
2をもつ材料がスリーブ10として選択される。
α7゜6=α21。
十α3゜β3+α4゜l4+α5゜九十α6゜β6・・
・・・・(3) 材料10, 6, 8, 5, 4, 2のい
ずれかにおいて(2)式が或立しない場合では、次式を
満足するようなα2をもつ材料がスリーブ10として実
測により選択される。
Δ込,=M2+Δら・・・・・・+ΔC6・・・(4)
ただし況2・・・・・・Δら,は温度変化に対する各材
料10, 6, 8, 5, 4, 2の軸
線7方向の寸法変化である。
(3)式から計算により選択された材料がスリーブ10
として用いられる場合にも、実測により選択された材料
がスリーブ10として用いられる場合にも所定範囲の温
度変化に関して(4)式が或立する。
したがって間隙12の軸線7方向の寸法は一定値l1に
維持される。
?2図は本考案の他の実施例を示し、同じ部分は同符号
で指示して異なる部分についてのみ説明する。
この実施例では第1図のスリーブ10は設けられず、膨
張部材としての環状部材15がラツクバーガイドストツ
パ11の周壁に形威された環状溝16内にそう人されて
いる。
この実施例では次式が威立する。
忍,=忍、+13+l4・・・十九・・・(5)またこ
の実施例で(謡。
は環状部材15の軸線7方向の長さ、α2は環状部材1
5の線膨張係数と定義される。
環状部材15の軸線7方向の寸法変化は、環状溝16か
らの環状部材15の突出寸法の変化Δ島に等しい。
この実施例においても(3)式からの計算あるいは(4
)式に関する実測により規定される材料が環状部材15
として採用される。
したがって所定の温度範囲においては(4)式が或立し
、間隙12の軸線7方向の寸法は一定値忍、に維持され
る。
このように本考案によれば、温度変化に対して軸線7方
向の寸法を適切に変化するスリーブ10あるいは環状部
材15が設けられる。
こうして軸線7方向の間隙寸法の総計は温度変化に関係
なく一定{mに維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は本考案の他
の実施例の断面図である。 2・・・ギヤボックスハウジング、5・・・ビニオンギ
ャ、7・・・軸線、8・・・ラツクバー、9・・・ラツ
クバーガイド、10・・・スリーブ、11・・・ラツク
バーガイドストツパ、15・・・環状部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラックアンドピニオン式ステアリングギャ装置のギヤボ
    ックスハウジング内に軸線に沿ってピニオンギャ、ラッ
    クバー ラツクバーガイド、膨張部材、およびラツクバ
    ーガイドストツパが配置され、軸線方向の間隙寸法を所
    定の温度範囲においてほぼ一定に維持するように軸線方
    向の寸法を変化する材料が膨張部材として選択されてい
    ることを特徴とする、ラックアンドピニオン式ステアリ
    ングギャ装置。
JP1979036887U 1979-03-23 1979-03-23 ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤ装置 Expired JPS597169Y2 (ja)

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JP1979036887U JPS597169Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤ装置

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JP1979036887U JPS597169Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 ラツクアンドピニオン式ステアリングギヤ装置

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Publication Number Publication Date
JPS55136679U JPS55136679U (ja) 1980-09-29
JPS597169Y2 true JPS597169Y2 (ja) 1984-03-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833159A (ja) * 1971-08-26 1973-05-08

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