JPS5968397A - リヤアクスル用ギヤ油組成物 - Google Patents

リヤアクスル用ギヤ油組成物

Info

Publication number
JPS5968397A
JPS5968397A JP17937982A JP17937982A JPS5968397A JP S5968397 A JPS5968397 A JP S5968397A JP 17937982 A JP17937982 A JP 17937982A JP 17937982 A JP17937982 A JP 17937982A JP S5968397 A JPS5968397 A JP S5968397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
test
acid
viscosity
rear axle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17937982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0314079B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Kurachi
倉知 祥晃
Norio Yano
矢野 法生
Koji Kawashima
川嶋 耕二
Sakunobu Kanai
金井 作信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Oil Co Ltd
Cosmo Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Oil Co Ltd
Cosmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Oil Co Ltd, Cosmo Co Ltd filed Critical Maruzen Oil Co Ltd
Priority to JP17937982A priority Critical patent/JPS5968397A/ja
Publication of JPS5968397A publication Critical patent/JPS5968397A/ja
Publication of JPH0314079B2 publication Critical patent/JPH0314079B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成潤滑油を基油として用いたギヤ油用組成物
に関する。
ギヤによる動力伝達系においては省エネルギーの観点か
らギヤ油による動力伝達効率の向上が望まれている。動
力伝達効率を高くする自動車用ギヤ油では燃費がよくな
シ、また動力伝達効率を良くする工業用ギヤ油では工場
機械の省動力化が達成できるからである。
従来鉱油系ギヤ油の粘度等級の違いによる効率への影響
については報告されておシ、低粘度油は低負荷−低油温
領域では高い効率を示すが高負荷−高油温領域では逆に
効率が低くなることが知られている。すなわち鉱油を基
油とするギヤ油は低油温から高油温、低負荷から高負荷
にわたる広い範囲の使用条件下において高い動力伝達効
率を期待することはできない。
本発明者らはギヤ油の動力伝達効率全改善するため種々
検討した結果、慣用のギヤ油相添加剤の使用によっては
大巾な効率向上をはかることが難しいが、特定の脂肪酸
、脂肪酸エステルあるいはオレフィン重合油を基油とし
たギヤ油を用いることによりギヤの動力伝達効率が大巾
に改良できることを見出して本発明を完成した。
すなわち本発明の要旨は、(1)炭素数12〜24の脂
肪酸、(2)炭素数12〜24の脂肪酸と炭素数1〜1
2のアルコールトノエステル1または(3)炭素数6〜
160a−オレフィンの重合体であって100℃の粘度
が3〜50cStで粘度指数が120以上であるオレフ
ィン重合体を基油として含有してなることを特徴とする
ギヤ油用組成物に存する。
本発明によるギヤ油の基油として炭素数12〜24の脂
肪酸が使用できる。炭素数11以下の脂肪酸は動力伝達
効率向上の効果が低く、炭素数25以上の脂肪酸は入手
が難しい0不飽和脂肪酸はゆう点が低いが飽和脂肪酸は
ゆう点が高いので本発明で使用する脂肪酸としては不飽
和脂肪酸が好ましい。本発明のギヤ油に飽和脂肪酸を配
合する場合その配合量は飽和脂肪酸が析出しない例えば
約3重量%以下として不飽和脂肪酸、エステル、オレフ
ィン重合油など本発明による他の基油成分と併用するの
が好ましい。また本発明で使用する不飽和脂肪酸はオレ
フィン性二重結合を1個有するものも2個以上有するも
のも使用できるが2個以上有するものを配合したギヤ油
は酸化安定性が劣るので1個のみ有するものが好ましい
。また脂肪酸は直鎖のものでも分枝のものでもよいが、
分枝脂肪酸は粘度指数が低く側滑性が悪いので直鎖のも
のが好ましいQ炭素数12〜24の脂肪酸の例としては
トチセン酸、テトラデセン酸、ヘキサデセン酸、オクタ
デセン酸、エイコセン酸、オレイン酸、υノール酸、リ
ルン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸などがある。特に好ましいのはオレイン酸で
ある。
例えば工業用オレイン酸のように不飽和脂肪酸金主成分
としステアリン酸、パルミチン酸など小川の飽和脂肪酸
を含有するものも使用できる。
本発明で基油として使用する脂肪酸エステルは炭素数1
2〜24の脂肪酸と炭素数1〜12のアルコールとのエ
ステルであり、この脂肪酸成分は上記脂肪酸と同様のも
のがあシ、アルコール成分としては脂肪族−価アルコー
ル、脂肪族多価アルコールがある。このエステルの構成
成分である炭素数12〜24の脂肪酸についてその炭素
数、飽和もしくは不飽和の構造、直鎖もしくは分枝の構
造などについての限定理由、好ましい理由は上述した炭
素数12〜24の脂肪酸基油についての限定理由、好ま
しい理由と同じである。才だ上記エステルの構成成分で
あるアルコールについては炭素数13以上のものではエ
ステルの融点が高くなるので炭素数12以下のものを使
用する。またアルコール成分について一部アルコールテ
ハ分枝アルコールカラのエステルは粘度指数が低いので
直鎖アルコールから導いたエステルが好ましく、また不
飽和アルコールから導いたエステルは酸化安定性が悪い
ので飽和アルコールから導いたエステルが好ましい。上
記したエステルの例としてはドデセン酸、テトラデセン
酸、ヘキサデセン酸、オクタデセン酸、エイコセン酸、
オレイン酸、リノール酸、リルン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸のような脂肪酸
とメタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール
、ヘキサノール、オクタツール、ノニルアルコール、ラ
ウリルアルコール、エチレングリコール、フロピレンゲ
リコール、グリセロール、ネオペンチルグリコール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールブタン、トリメチロールベキサン、ペンクエリ
スリトール、ジペンタエリスリトール、ンルビトールの
よ’5 ft:、 −7/l/コールとのエステルがあ
げられる。
こノしらエステルは遊離のアルコール水酸基の残存し八
が各すきると他の基油成分への溶解性が悪く、吸水性が
高くなるのでエステル化率は約80%以上特に約95%
以上のものが好ましい。特に好ましいエステルの例はオ
レイン酸ペンタエリスリトールエステル(テトラエステ
ル)、オレイン酸シヘンタエリスリトールエステル(ヘ
キサエステル)、オレイン酸ネオペンチルグリコールエ
ステル(ジエスチル)、オレイン酸トリメチロールプロ
パンエステル(トリエステル)でアル。
本発明で基油として使用する炭素数6〜16のα−オレ
フィンの重合体は粘度が100℃で約3〜50cStで
粘度指数が120以上のものである。このようなオレフ
ィン重合油の全炭素数は約26〜120である□炭素数
17以上または炭素数5以下のα−オレフィンから得ら
れる重合油は融点が高く、あるいは粘度指数が低く、不
発明の基油としては使用に適しない。分枝α−オレフィ
ンの重合油よりも直鎖α−オレフィンの重合油のほうが
粘度指数が高いので好ましい。オレフィン重合油の例と
しては1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1
−ノネン、1−デセン、1−ドデセンのよりなα−オレ
フィンの重合油があげられる。本発明で用いる基油とし
てはこれらオレフィンの重合体そのままでもよいが、更
に水素添加処理を行なったものが好ましい。
水素添加処理により酸化安定性が更に改善される。また
粘度が低すぎるオレフィン重合油、粘度が高すぎるオレ
フィン重合油、粘度指数が低すぎるオレフィン重合油は
ギヤ油の基油としては不適当である。なお炭素数6〜1
6のα−オレフィンからオレフィン重合油全製造する方
法は公知であり、例えばl持公昭39−6455号、同
39−8562号、同40−11771号、同49−2
7905号、同51−45012号公報等に記載されて
いる。
本発明のギヤ油においては上Ne t/た脂肪酸、脂肪
酸エステル、オレフィン重合油あるいはこれらの少なく
とも2種以上の混合物を基油の一部あるいは全部として
使用する。脂肪酸は配合)11.が多くなりすぎるとギ
ヤ油の酸化安定性が悪くなるので脂肪酸の配合獣は約5
0重は%以下、好適には約30重量%以下、最も好適に
tri、10重重宿以下が好ましく、また脂肪酸エステ
ルやオレフィン重合油との混合物として使用することが
好ましい。上記脂肪酸、脂肪酸エステル、オレフィン重
合油もしくはこれら混合物を基油の一部として他の基油
例えば石油系潤滑油(鉱油)、アルキルベンゼン顧、ポ
リブテン油等との混合物として使用する場合、ギヤー油
中における前者の配合機は約10重量%以上、好ましく
は約20重量%以上、特に好ましくは約50重機%以上
であシ、また上記の他の基油は粘度が100℃で約4〜
40cSt、粘度指数約90以上のものが好ましい。上
記脂肪酸、脂肪酸エステル、オレフィン重合油もしくは
これら混合物の配合巨が少なすぎると動力伝達効率の改
善効果はなくなる。
本発明のギヤ油には極圧剤、摩擦低減剤、摩耗防止剤、
油性剤、酸化防止剤、腐食防止剤、金属不活性化剤、流
動点降下剤、粘度指数向上剤、消泡剤、染料など慣用の
添加剤少なくとも1種以上を添加してもよい0消泡剤、
染料の添加量は通常約10〜10000重量ppmであ
シ、その他の添加剤の添加量は通常約0.1〜20重敬
%である。
極圧剤、摩擦低減剤、摩耗防止剤の例としてはリン酸ト
リオクチル、亜リン酸トリオクチル、チオリン酸トリオ
クチル、リン酸トリクレジル、亜リン酸トリクレジル、
チオリン酸トリクレジル、リン酸ジデシル、ヒドロキシ
エチル−0,0’−シヘキシルジチオリン酸エステルと
五酸化リンとの反応物をドデシルアミンで中和したもの
、フェニルヒドロキシエチル−0,O′〜ジヘキシルジ
チオリン酸エステルと五酸化リン七の反応物をドデシル
アミンで中和したもの、リン酸ジオクチルをドデシルア
ミンで中和したもの、ヒドロキシプロピル−0,0’−
ジフェニルジチオリン酸エステルと″fi、酸化リンと
の反応物をオクタデシルアミンで中和したもの、ジフェ
ニルジサルファイド、ジオクチルポリサルファイド、ジ
シクロへキシルポリサルファイド、テルペンをいおうで
硫化したもの、テルペンを硫化リンでリン硫化したもの
等がある。油性剤としてはオレイルアルコール、硫化油
脂等があシ、酸化防止剤の例としてはシアルギルジチオ
リン酸亜鉛、2,6−ジターシャリブチル−バラクゾー
ル等があシ、腐食防止剤の例としてはオレオイルザルコ
シン、酸化パラフィン、ナフテン酸塩、ベンゾトリアゾ
ール々どかあり、流動点降下剤の例としてはポリアルキ
ルメタクリレート、ポリアルキルスチレンなどかあυ、
粘度指数向上剤の例としてはポリアルキルメタクリレー
ト、ポリイソブチレンなどがあり、消泡剤の例としては
ジメチルポリシロキサン、アルミニウムステアレートな
どがある。(ギヤ油添加剤については桜井俊男著、昭和
48年5月15日幸書房発行「石油製品添加剤」に詳述
されている。) 本発明のギヤ油は基油の一部又は全部に上記した特定の
脂肪酸、脂肪酸エステルまたはオレフィン重合油を用い
ているため、ギヤの動力伝達効率が大巾に改善される。
その結果本発明のギヤ油を自動車用ギヤ油として使用す
ると燃費が改善され、また工業用ギヤ油として使用する
と燃費の改善および省動力化が達成できるという効果が
ある。
下記の実施例、比較例において供試油の動力伝達効率は
、第1図に概略図を示したリヤアクスル効率試験機によ
り測定した。第1図中1はリヤアクスル、2は直流ダイ
ナモメータ、3.3aは渦流式ダイナモメータ、4.4
aはトルクメータ、5はプロペラシャフトである。試験
は排気(迂1770cc乗用車用の独立懸架型リヤアク
スル(・・イボイドギヤ)を用い、リヤアクスル1中に
供試油800ccを入れ、ダイナモメータ2でリヤアク
スル1を駆動し、その負荷全左右2個の渦流式ダイナモ
メータ3.3aで吸収するように運転し、入力トルクは
ダイナモメータ2に付属しているロードセルにより求め
、出力トルクはリヤアクスル1とダイナモメータ3.3
aとを連結する左右2個のトルクメータ4.4aにより
測定した。リヤアクスルの効率は次式により求めた。
またリヤアクスルの運転条件は入力側回転数f 200
0 rprnとし、左右の出力側回転数を同じにしだ。
入力トルクは5 Ky・m、10に7・m、20に2・
mの各条件で行なった。ギヤ油充填量は規定量の800
ccとし、油温を0〜120℃に変えて行なった。
以下実施例によυ本発明を説明する。
実施例1.2 実施例1で用いた供試油(OIL−8と略称する。)は
オレイン酸ペンタエリスリトールエステル(テトラエス
テル)932)ftit%といおう一リン系極圧剤(硫
化オレフィンと酸性リン酸エステルのアミン塩を主成分
とする。イオウ含有抵22重量%、リン含有量1.4重
量%、窒素含有io、s6重量%。)7重量%とからな
る組成物に対し外割合で20重量ppmのシリコン系消
泡剤を含有するものである。実施例2で用いた供試油(
OIL −11)はオレイン酸ヘソタエリスリトールエ
ステル93i皇%の代りに1−ヘキセン、■−ノネンお
よび1−ドデセンからなるα−オレフィン混合物のオレ
フィン重合油(蒸気圧平衡法による分子「汗が7620
 )93重h1%を用いた以外実施例1の供試油と同じ
ものである。これら供試油の一般性状を次表に示す。
第1図に示したリヤアクスル効率試験機によシ上記供試
油の各油温におけるリヤアクスル効率を測定した。この
測定結果を後記比較例1〜3の結果とともにリヤアクス
ル効率と油温との関係として第2図、第3図に示す。
第2図は入力トルク10Ky・mの場合の結果であシ、
第3図は入力トルク2QKygHの場合の結果である。
またこの測定東件において各油温における供試前の粘度
を求め、第2図からリヤアクスル効率と粘度との関係を
求めた結果を第4図に示す。
第2〜4図から明らかなようにオレイン酸ペンタエリス
リトールエステルやc6〜12α−オレフィンからのオ
レフィン重合油を基油とするギヤ油は、鉱油潤滑油やポ
リブテンを基油とする後記比較例1〜3のギヤ油に較べ
て、リヤアクスル効率ががなり改善されている。
比較例1〜3 比較例1で用いた供試前(OIL−2)はパラフィン系
鉱油潤滑油92.8重量%、ポリメタアクリレート系流
動点降下剤0.2f@%および実施例1で用いたと同じ
いおう一シん系極圧剤7重量%からなる組成物に外割合
で20重@ ppmのシリコン系消泡剤を含有するもの
である。比較例2で用いた供試前(OIL −7)はパ
ラフィン系鉱油潤滑油92.8M、−@%の代シにナフ
テン系鉱油潤滑油92.8重燵%を用いた以外比較例1
の供試前と同じものである。
比較例3で用いた供試前(OIL−12)はオレイン酸
ペンタエリスリトールエステル93重!′1′?、5!
σの代りに分子r+’1139(蒸気圧平衡法)のポリ
ブテン93重訃%を用いた以外実施例1の供試前と同じ
ものである。これら供試前の一般1−L状ff:第2表
に示す。
これらの供試前について実施例1と同様にしてリヤアク
スル効率を測定した。リヤアクスル効率と油温との関係
については実施例1.2の結果とともに第2図(入力ト
ルク1oKy−mの場合。)、第3図(入力トルク20
に7・mの場合。)に示す。またリヤアクスル効率と各
油温における粘度との関係を第4図(入力トルク10K
f−mの場合。)に示す。
比較例4.5 比較例4.5で用いた供試前(OIL −1,0IL−
3)は比較例1のパラフィン系鉱油潤滑油92.8重[
71%の代pに粘度が異なる2種のパラフィン系鉱油潤
滑油92.8重量%を配合した以外比較例1の供試前と
同じものである。これら供試前の性状を次表に示す。
これらの供試前について実施例1と同様にしてリヤアク
スル効率全測定した。その結果を比較例1の結果と比較
したところ次のととが判明した。
すなわち石油系潤滑油全基油としたギヤ油は、低粘度の
ものでは低負荷−低油温領域で高いリヤアクスル効率を
示すが、高負荷−高油温領域では高粘度のものが高い効
率を示す。
しかしリヤアクスル効率を試験油温における粘度との関
係で整理してみると、供試前01 T。
−1、OIL −2、OIL −3とも同一線上に乗っ
ており、同一系統のパラフィン系鉱油全基油として用い
る限りリヤアクスル効率は試験油温での粘度にのみ依存
していることがわかった。
実施例3、比較例6 実施例3で用いた供試前(OIL −9)はオレイン酸
ペソタエリスリトールエステル93]T敗%の代りにオ
レイン酸トリメチロールプロパンエステル(トリエステ
ル) 93 NfL’X k用いた以外実施例1の供試
前と同じである。
比較例6で用いた供試前(OIL−1,0)はオレイン
酸ペンタエリスリトールエステル93重量%の代りに直
鎖C6〜CIO脂肪酸ペンタ工リスリトールエステル9
3重量%を用いた以外実施例1の供試前と同じである。
これら供試前の性状およびリヤアクスル効率試験結果を
比較例1の結果とともに次表に示す。次表にみられるよ
うにオレイン酸トリメチロールプロパンエステルを基油
とする実施例3の供試前はパラフィン系鉱油を基油とす
る比較例1の供試前に較べてリヤアクスル効率が高いが
、炭素数6〜10の脂肪酸とペンタエリスリトールとの
エステルを基油とする比較例6の供試前はリヤアクスル
効率改善の効果はない・〕第  4  表 実施例4.5 実施例4で用いた供試前(OIL−14)はノ(ラフイ
ン系鉱油潤滑油92.8重量%の代9に同じパラフィン
系鉱油潤滑油82.8重量%とオレイン酸10重石%と
の混合物を用いた以外比較例1の供試前と同じであり、
実施例5で用いた供試前(OIL−15)はパラフィン
系鉱油潤滑油92.8重醒%の代シに同じパラフィン系
鉱油潤滑油62.8重量%とオレイン酸30重1%とを
用いた以外比較例1の供試前と同じである。
これら供試前の一般性状およびリヤアクスル試験結果を
次表に示す。次表にみられるように鉱油潤滑油にオレイ
ン酸を10重配合した供試前およびオレイン酸を30重
配合した供試前はオレイン酸を配合しない供試前(比較
例1のOIL −2)  よりもリヤアクスル効率が改
善されている。
実施例6.7 実施例6で用いた供試前(CHL−16)はパラフィン
系鉱油潤滑油92.8重]■%の代りに同じパラフィン
系鉱油潤滑油428重@%とオレイン酸正ブチルエステ
ル50重階%とを用いた以外は比較例5の供試前と同じ
である。
実施例7で用いた供試前(OIL−17)はパラフィン
系鉱油潤滑油92.8重に%の代りに同じパラフィン系
鉱油潤滑油42.8重M%とオレイン酸ネオペンチルグ
リコールエステル(ジエステル)50.0軍団%とを用
いた以外は比較例5の供試前と同じである。
これら供試前につき実施例1と同じ方法でリヤアクスル
効率を測定した。その結果実施例6.7の供試前は比較
例5の供試前に較べて、同一粘度(試験油温での粘度)
で比較してリヤアクスル効率(ただし入力トルク10K
y−mで。)は0.5〜1.0%高い値を示した。
比較例7 比較例7で用いた供試前(OIL−13)はオレイン酸
ペンタエリスリトールエステル93重1%の代りに平均
炭素数24のジアシャルベンセフ93重隈%を用いた以
外実施例1の供試前と同じである。供試前OIL −1
3につ 4゜き実施例1と同じ方法でリヤアクスル効率
を測定した。その結果供試前OIL −13のリヤアク
スル効率は比較例1の供試前0IL−2のリヤアクスル
効率とほとんど同じであった。
実施例8.9 実施例8で用いた供試前(OIL−18)はオレイン酸
ペンタエリスリトール配合量ヲ99重は%にしかついお
う−9ん系極圧剤配合μを1貢献%にした以外実施例1
の供試前と同じであり、実施例9で用いた供試前(0I
L−19)はオレイン酸ペンタエリスリトールエステル
93重1%の代りに同じエステル92重量%と二硫化モ
リブデン1重徂%とを配合した以外実施例1の供試前と
同じである。これら供試前OIL −18、OIL −
19につき実施例1と同じ方法でリヤアクスル効率を測
定したところ、これら供試前のリヤアクスル効率は実施
例1の供試前OIL −8のリヤアクスル効率とほぼ同
等であった。
【図面の簡単な説明】
第1図はギヤ油供試油のリヤアクスル動力伝達効率を測
定するリヤアクスル効率試験機の概略を示す。第1図中
1はリヤアクスル、2は直流ダイナモメータ、3.3a
は渦流式ダイナモメータである。 第2図、第3図はギヤ油供試油の′?tlr温とリヤア
クスル効率との関係を示し、第4図はギヤ油供試油の試
験温度における粘度とリヤアクスル効率との関係を示す
。第2〜4図中OIL −8、OIL −11,0IL
−2、OIL −7、OIL −12はそれぞれ実施例
1、実施例2、比較例1、比較例2、比較例3で用いた
ギヤ油供試油をあられす。 特許出願人丸善石油株式会社 代理人安1)脩之助劣へ ¥1 1 1’a 躬 2 図・ It、   3   ノニ;)−] 渣三に、”

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素数12〜24の脂肪酸、(2)炭素数12〜
    24の脂肪酸と炭素数1〜12のアルコールとのエステ
    ル、または(3)炭素数6〜16のα−オレフィンの重
    合体であって100℃の粘度が3〜50cStで粘度指
    数が120以上であるオレフィン重合体を基油として含
    有してなることを特徴とするギヤ油用組成物
JP17937982A 1982-10-13 1982-10-13 リヤアクスル用ギヤ油組成物 Granted JPS5968397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17937982A JPS5968397A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 リヤアクスル用ギヤ油組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17937982A JPS5968397A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 リヤアクスル用ギヤ油組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968397A true JPS5968397A (ja) 1984-04-18
JPH0314079B2 JPH0314079B2 (ja) 1991-02-25

Family

ID=16064825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17937982A Granted JPS5968397A (ja) 1982-10-13 1982-10-13 リヤアクスル用ギヤ油組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5968397A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133297A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Idemitsu Kosan Co Ltd 高温用潤滑油組成物
WO1987007635A1 (en) * 1986-06-02 1987-12-17 Toa Nenryo Kogyo K.K. Synthetic traction fluid
WO1988010292A1 (en) * 1987-06-26 1988-12-29 Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha Traction fluid
WO1989001021A1 (en) * 1987-07-30 1989-02-09 Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha Traction fluid
US5259978A (en) * 1987-07-23 1993-11-09 Toa Nenryo Kogyo, K.K. Traction fluid composition comprising a cyclohexyl diester and branched poly-α-olefin
CN106367174A (zh) * 2016-08-29 2017-02-01 岳西县日胜商贸有限公司 一种齿轮安装用润滑剂
JP7053938B1 (ja) * 2021-11-26 2022-04-12 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 冷凍サイクル装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109771A (ja) * 1973-01-22 1974-10-18
JPS50112302A (ja) * 1974-02-22 1975-09-03
JPS51124186A (en) * 1975-04-22 1976-10-29 Lion Corp Preparation of liquid olefin polymer
JPS53136170A (en) * 1977-05-02 1978-11-28 Asahi Denka Kogyo Kk Synthetic ester family working oil composite
JPS5464264A (en) * 1977-10-31 1979-05-23 Nippon Oil & Fats Co Ltd Neopenthyl polyol ester and lubricant using the same
JPS5747718A (en) * 1980-09-02 1982-03-18 Canon Inc Manufacture of photoconductive cadmium sulfide

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109771A (ja) * 1973-01-22 1974-10-18
JPS50112302A (ja) * 1974-02-22 1975-09-03
JPS51124186A (en) * 1975-04-22 1976-10-29 Lion Corp Preparation of liquid olefin polymer
JPS53136170A (en) * 1977-05-02 1978-11-28 Asahi Denka Kogyo Kk Synthetic ester family working oil composite
JPS5464264A (en) * 1977-10-31 1979-05-23 Nippon Oil & Fats Co Ltd Neopenthyl polyol ester and lubricant using the same
JPS5747718A (en) * 1980-09-02 1982-03-18 Canon Inc Manufacture of photoconductive cadmium sulfide

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133297A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Idemitsu Kosan Co Ltd 高温用潤滑油組成物
JPH0153919B2 (ja) * 1983-01-20 1989-11-16 Idemitsu Kosan Co
WO1987007635A1 (en) * 1986-06-02 1987-12-17 Toa Nenryo Kogyo K.K. Synthetic traction fluid
WO1988010292A1 (en) * 1987-06-26 1988-12-29 Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha Traction fluid
EP0319580A1 (en) * 1987-06-26 1989-06-14 Tonen Corporation Traction fluid
EP0319580B1 (en) * 1987-06-26 1993-12-22 Tonen Corporation Traction fluid
US5259978A (en) * 1987-07-23 1993-11-09 Toa Nenryo Kogyo, K.K. Traction fluid composition comprising a cyclohexyl diester and branched poly-α-olefin
WO1989001021A1 (en) * 1987-07-30 1989-02-09 Toa Nenryo Kogyo Kabushiki Kaisha Traction fluid
EP0328642A1 (en) * 1987-07-30 1989-08-23 Tonen Corporation Traction fluid
EP0328642B1 (en) * 1987-07-30 1993-03-10 Tonen Corporation Traction fluid
CN106367174A (zh) * 2016-08-29 2017-02-01 岳西县日胜商贸有限公司 一种齿轮安装用润滑剂
JP7053938B1 (ja) * 2021-11-26 2022-04-12 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0314079B2 (ja) 1991-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2537311C (en) Lubricating compositions for automotive gears
AU2004273094B2 (en) Vegetable oil lubricant comprising all-hydroprocessed synthetic oils
JP5221835B2 (ja) エネルギー保存型動力伝達装置用流体
JP5091118B2 (ja) フィッシャー・トロプシュ合成油を含む植物油潤滑剤
CA2609652A1 (en) High temperature biobased lubricant compositions comprising boron nitride
US20060211585A1 (en) Vegetable oil lubricant comprising Fischer Tropsch synthetic oils
KR20130001245A (ko) 무단 변속기용 윤활유 조성물
CN102171316A (zh) 润滑油组合物
RU2612803C2 (ru) Композиции смазки для трансмиссий
EP3085756A1 (en) Lubricating oil composition for internal combustion engines of passenger and commercial four-wheeled vehicles
JPS5968397A (ja) リヤアクスル用ギヤ油組成物
US2830956A (en) Hydraulic power transmission fluids
KR20150099556A (ko) 폴리글리세롤 에테르로 제조된 윤활유 조성물
US11535808B2 (en) Lubricating oil composition
JPS61120899A (ja) 潤滑オイルの添加剤濃縮物
WO2017150687A1 (ja) 潤滑油組成物、潤滑方法、及び変速機
JPH0368920B2 (ja)
US4822505A (en) Load-carrying grease
US10544172B2 (en) Phosphate composition
JPH0339400A (ja) 潤滑油組成物
JP2000026879A (ja) 内燃機関用潤滑油組成物
JP4095750B2 (ja) 内燃機関用潤滑油組成物
EP1612258B1 (en) Use of additives in a lubricant composition for automotive driving system
JP7411252B2 (ja) 潤滑油添加剤組成物、潤滑油添加剤組成物を含有する潤滑油組成物及び潤滑油添加剤組成物の用途
JP7364379B2 (ja) 潤滑油組成物、潤滑油組成物の製造方法、及び変速機又は減速機の潤滑方法