JPS5968349A - 耐摩耗複合ゴム材料 - Google Patents
耐摩耗複合ゴム材料Info
- Publication number
- JPS5968349A JPS5968349A JP57177495A JP17749582A JPS5968349A JP S5968349 A JPS5968349 A JP S5968349A JP 57177495 A JP57177495 A JP 57177495A JP 17749582 A JP17749582 A JP 17749582A JP S5968349 A JPS5968349 A JP S5968349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wear
- rubber
- particles
- gouging
- composite rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐摩耗性に優れた複合ゴム材料に関するもので
ある。
ある。
摩耗機構のうちアブレーシブ摩耗は最も摩耗量が多く、
土砂摩耗と呼ばれることもある。この種の摩耗に対して
は材料の硬さが硬いことが有効であるが、硬さと靭性は
矛盾する性質であり、このような摩耗にさらされる部品
には高応力や衝撃が加わることが多いため、高硬度材料
の利用にも限界がある。
土砂摩耗と呼ばれることもある。この種の摩耗に対して
は材料の硬さが硬いことが有効であるが、硬さと靭性は
矛盾する性質であり、このような摩耗にさらされる部品
には高応力や衝撃が加わることが多いため、高硬度材料
の利用にも限界がある。
一方、ゴムのような材料も硬度は低いが弾性変形量が大
きいので耐摩耗性が良いことが知られている。
きいので耐摩耗性が良いことが知られている。
しかし、ゴムが耐摩耗性を発揮するのは砂流が低応力で
表面を流れるスフラッチング摩耗と呼ばれる摩耗形態の
時であり、岩石が高応力で材料の表面をかきむしるよう
なガウジング摩耗と呼ばれる摩耗に対しては、ゴムの耐
摩耗性は良くない3゜ スフラッチング摩耗を受ける機械部品の種類は圧倒的に
多いが、実際の摩耗条件下ではスフラッチング摩耗だけ
が純粋な形で発生することはまれで多かれ少なかれガウ
ジング摩耗と複合して起こっているのが普通である。し
たがってスフラッチング摩耗を起こすような試験機で耐
摩耗性が良好と判断されたゴムでも実際に使ってみると
予想外に摩耗が激しいというようなことも多かった。
表面を流れるスフラッチング摩耗と呼ばれる摩耗形態の
時であり、岩石が高応力で材料の表面をかきむしるよう
なガウジング摩耗と呼ばれる摩耗に対しては、ゴムの耐
摩耗性は良くない3゜ スフラッチング摩耗を受ける機械部品の種類は圧倒的に
多いが、実際の摩耗条件下ではスフラッチング摩耗だけ
が純粋な形で発生することはまれで多かれ少なかれガウ
ジング摩耗と複合して起こっているのが普通である。し
たがってスフラッチング摩耗を起こすような試験機で耐
摩耗性が良好と判断されたゴムでも実際に使ってみると
予想外に摩耗が激しいというようなことも多かった。
このようなことから、スフラッチング摩耗に優れたゴム
の特性を生かしさらにガウジング摩耗特性も兼ね備えた
材料が望まれていた。
の特性を生かしさらにガウジング摩耗特性も兼ね備えた
材料が望まれていた。
本発明は上述のような間顆点に鑑みなされたものであり
、スフラッチング摩耗特性に優れたゴムに、ガウジング
摩耗特性?もたせるために硬質粒子を複合分散させた粒
子分散複合ゴムを提供することである。
、スフラッチング摩耗特性に優れたゴムに、ガウジング
摩耗特性?もたせるために硬質粒子を複合分散させた粒
子分散複合ゴムを提供することである。
ここで粒子の種類は、5in2. AlxOs等の酸化
物あるいは’F’C、TiC、TaC、NbC、MoC
、Cr2Bに’6 。
物あるいは’F’C、TiC、TaC、NbC、MoC
、Cr2Bに’6 。
<1:’r7C3等があり、用途に応じてこれらを単独
、あるいは何種類かを混合して分散複合させる。
、あるいは何種類かを混合して分散複合させる。
また、粒子のサイズも用途に応じQ、1mm〜5mmの
ものを選ぶことができ、粒子のゴムに対する体積率は1
5〜60%の範囲内にあればよい。
ものを選ぶことができ、粒子のゴムに対する体積率は1
5〜60%の範囲内にあればよい。
なお、用途によって強度が必要な時は、アルミナ、ボロ
ン、カーボン、ガラス、 SiC等の繊維全上記粒子と
共に、又は単独で複合させることも可能でるる。
ン、カーボン、ガラス、 SiC等の繊維全上記粒子と
共に、又は単独で複合させることも可能でるる。
次に具体例を説明する。
耐スクラツチング摩耗特性に優れたゴムの全体、あるい
は摩耗にてらされる部分だけに適当な厚さで硬質粒子を
、強度が必要な時には各種繊維を均一に分散させ耐ガウ
ジング摩耗特性、及び強度を向上させた耐摩耗複合ゴム
の特性を第1図、第2図(こ示す。素地はウレタンゴム
。
は摩耗にてらされる部分だけに適当な厚さで硬質粒子を
、強度が必要な時には各種繊維を均一に分散させ耐ガウ
ジング摩耗特性、及び強度を向上させた耐摩耗複合ゴム
の特性を第1図、第2図(こ示す。素地はウレタンゴム
。
粒子をIVC(サイズ1〜2mm)とした時、スフラッ
チング摩耗試験では第1図のように素地だけのものと大
差ないが、第2図のようにガウジング摩耗試験を行なっ
た時、素地だけのものと比べて耐摩耗性が大幅に改善さ
れることがわかる。
チング摩耗試験では第1図のように素地だけのものと大
差ないが、第2図のようにガウジング摩耗試験を行なっ
た時、素地だけのものと比べて耐摩耗性が大幅に改善さ
れることがわかる。
第3図は、さらにカーボン繊維を複合した時の引張強度
を比較したものである。カーボン繊維の複合によって素
地だけ及びWC複合材と比べて強度がそれぞれ1.5倍
、2倍になった。つまり第1図の黒丸はウレタンゴムの
みのスフラッチング摩耗試験の摩耗量を示し、白丸はウ
レタンゴムにlPC粒子(1〜2rnm ) f分散さ
せた複合ゴム材料のスフラッチング摩耗試験の摩耗量ヲ
示し、両者とも摩耗量は余り変らない。
を比較したものである。カーボン繊維の複合によって素
地だけ及びWC複合材と比べて強度がそれぞれ1.5倍
、2倍になった。つまり第1図の黒丸はウレタンゴムの
みのスフラッチング摩耗試験の摩耗量を示し、白丸はウ
レタンゴムにlPC粒子(1〜2rnm ) f分散さ
せた複合ゴム材料のスフラッチング摩耗試験の摩耗量ヲ
示し、両者とも摩耗量は余り変らない。
第2図中、黒丸はウレタンゴムのみの場合のガウジング
摩耗試験の摩耗量を示し、白丸はウレタンゴムにIVC
粒子(1〜”imm ) f分散した複合ゴム材料の摩
耗量ヲ示し、複合ゴム材料の方が摩耗量が著しく少ない
ことが判る。
摩耗試験の摩耗量を示し、白丸はウレタンゴムにIVC
粒子(1〜”imm ) f分散した複合ゴム材料の摩
耗量ヲ示し、複合ゴム材料の方が摩耗量が著しく少ない
ことが判る。
第°3図中、Aはウレタンゴム、BはウレタンゴムにW
C粒子(1〜2mm ) f分散した複合コ゛ム材料、
CはウレタンゴムにWC粒子(1〜2mrrL)とカー
ボン繊m全分赦した複合ゴム材料の、それぞれの引張強
さ試験結果を示し、カーボン繊維を分散したものが引張
強さに優れていることが判る。
C粒子(1〜2mm ) f分散した複合コ゛ム材料、
CはウレタンゴムにWC粒子(1〜2mrrL)とカー
ボン繊m全分赦した複合ゴム材料の、それぞれの引張強
さ試験結果を示し、カーボン繊維を分散したものが引張
強さに優れていることが判る。
本発明に係る複合ゴム材料によれば、スフラッチング摩
耗及びガウジング摩耗(こ優れたコ゛ム材料となる。
耗及びガウジング摩耗(こ優れたコ゛ム材料となる。
第1図、第2図、第3図はスクラツチンク゛歴耗試験結
呆、ガウジング摩耗試験果、引張強度試験結果を示す表
図である。 出願人 株式会社小松製作所 代理人 弁理土木 原 正 章 弁理士浜本 忠
呆、ガウジング摩耗試験果、引張強度試験結果を示す表
図である。 出願人 株式会社小松製作所 代理人 弁理土木 原 正 章 弁理士浜本 忠
Claims (1)
- スフラッチング摩耗特性に優れたゴムに、硬質粒子を複
合分散させたことを特徴とする耐摩耗複合ゴム材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177495A JPS5968349A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | 耐摩耗複合ゴム材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177495A JPS5968349A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | 耐摩耗複合ゴム材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968349A true JPS5968349A (ja) | 1984-04-18 |
Family
ID=16031897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57177495A Pending JPS5968349A (ja) | 1982-10-12 | 1982-10-12 | 耐摩耗複合ゴム材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968349A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7195045B2 (en) * | 2001-09-27 | 2007-03-27 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tire having tread including glass fibers and particles having Moh's hardness of at least 5 |
CN109397801A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-01 | 江苏伊顿航天材料股份有限公司 | 一种耐磨橡胶密封件以及制备方法 |
-
1982
- 1982-10-12 JP JP57177495A patent/JPS5968349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7195045B2 (en) * | 2001-09-27 | 2007-03-27 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Tire having tread including glass fibers and particles having Moh's hardness of at least 5 |
CN109397801A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-03-01 | 江苏伊顿航天材料股份有限公司 | 一种耐磨橡胶密封件以及制备方法 |
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