JPS5968049A - カ−ソル移動用キ−スイツチユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （Ｉ）技術分野 本発明はカーソル移動用キースイッチユニットに関する
ものであり、特に単一キートップの操作でカーソル移動
を行うための制御２値信号を出力すると共に、他にカー
ソル移動速度の選択手段あるいは設定手段をも合せ持つ
カーソル移動用キースイッチユニットに関するものであ
る。

（ｎ）従来技術 従来、表示部上のカーソルの移動は、」−下及び左右方
向を示す４つのキー「↑」、「↓」　。

「←」及び「→Ｊをそれぞれ操作しながら行う必要があ
る。

従って、円滑にカーソルを移動させることが難かしく、
またカーソルの位置の設定に多くの時間を要する。この
ため１個のキーの操作で表示部」ニのカーソルが自由に
動かせるものが種々考案されているが、カーソルの移動
速度が、一種類で固定されていると遅すぎて長い距離移
動させるのに時間がかかりすぎたり、あるいは速すぎて
目的の位置になかなか合わせられず、不都合を感じるこ
とが少なくなかった。例えば画面いっばいにフォーマッ
ト表示された情輔の要所に入力データを書き込むような
用途では、カーソルを長い距離移動させる必要がある。

、従来技術にはタブ機能を併用してカーソルを要所から
次の要所へとシーケンシャルに飛ばすことによりカーソ
ル移動時間を短縮させたものがある。この場合はシーケ
ンシャルであることがカーソルの移動を限定的なものに
してしまい、かつ用途も限られる。従ってカーソルを任
意に高速で移動させられるということは非常に有益なこ
とであるが、しかし一度早い移動速度に設定固定されて
しまえば、逆に短い距離を移動させる用途には不都合が
生じるというものである。

（Ｉｆｆ）目的 本発明はこれら従来技術における問題点に鑑み成された
ものである。すなわちカーソル移動速度が任意に変更で
きれば非常に有益である事に鑑み、かつこれを実現する
態様においてはカーソル移動および方向制御を行うに便
利な単一キートップのカーソル移動用キースイッチを設
け、これに近接して独立にカーソルの速度制御手段を設
ければ、前記単一キートップスイッチの構造も簡単で堅
牢なものにできるし、単に移動方向を決めるだけの操作
で良いという操作性の筒便さも満足させられる。さらに
独立に設けられた速度制御手段によってカーソル移動速
度を速くも遅くもでき、しかもこの速度選択（あるいは
設定）は例えば表示画面の用途別に行う程度でも充分に
効果があることに基づき成されたものである。

そしてその目的とする所は、容易でしかも任意に選択（
あるいは設定）可能なカーソル移動速度制御手段と、単
一キートップであることにより操作し易くかつ構造も簡
単なカーソル移動用キースイッチとを組合せることによ
って表示情報処理におけるカーソル移動制御の操作性と
効率とを大きく向上させたカーソル移動用キースイッチ
ユニットを提供することにある。さらにはこのようなキ
ースイッチユニットを信号線等を含むケーブルを介して
電子機器本体から離れた場所でも使用可能とすることに
よって操作者の姿勢にも自由度を与えられるようなカー
ソル移動用キースイツユニットを提供することにある。

（ＩＶ）実施例 以下、添付図面を参照しながら本発明の代表的な実施例
を詳細に説明する。

（第１実施例） 第１図は本発明の第１の実施例の態様を示し、キーボー
ド部にカーソル移動用キースイッチユニットを備えた、
パーソナルコンピュータのＭ親図である。このパーソナ
ルコンピュータの本体１の内部には第６図に示す如く、
カーソル移動制御を司どるＣＰＵ１０とＲＯＭ１１およ
びＲＡＭ１２が収納されている。また外部には表示部２
とキーボード部３が設けられている。なお、第２図はカ
ーソル移動用キースイッチユニット４を含むキーボード
部３の詳細を示す正面図であり、該キースイッチユニッ
ト４はカーソル移動用キー４０と速度選択用キー４ｖと
からなっている。

次に本発明の第１の実施例に従って表示部２上のカーソ
ルＫを第３図に示す如く、左上に移動させる場合につい
て説明する。この場合の操作は第４図に示す如く、カー
ソル移動用キー４０のキートップを例えば人差し指で単
に左上向き（矢印Ａ）の方向に押すことでカーソルの移
動が行なわれる。また、カーソルを速く移動させる場合
は、速度選択用キー４Ｖを親指で押しながら、前記と同
様に、カーソル移動用キー４０のキートップ４Ｃ，を操
作すれば良い。

このカーソル移動用キー４０は第５図（Ａ）および（Ｂ
）に示すように、水平方向にスライド自由に取り付けら
れたキートップ４Ｃ，（７）周囲に球形の動作伝導ポー
ル６および板バネ接点７が設けられている。これら板バ
ネ接点はキートップ４Ｃ，に横方向の力が加えられると
第５図（Ａ）に示される如く接触する。さらに板バネ接
点の接触に基づく情報がＣＰＵｌ０によってセンスされ
るこ・とによりカーソルにの移動が制御される。

また、第４図のＡ方向の如く、板バネ接点７が設けられ
ていない方向にキートップ４Ｃ，が押された場合は、板
バネ接点７ｘと７Ｙの双方に力が加わる。この場合は板
バネ接、、ｑ　７　Ｘと７Ｙとがほぼ同時に接触し、さ
らにこの接触に基づく情報はＣＰＵｌ０にセンスされる
ことにより、カーソルＫを表示部２上の左上方向に移動
させるための信号として用いられる。また速度選択用キ
ー４ｖの下側にも球形の動作伝導ポール８および板バネ
接点９が設けられており、キー４ｖに上からの力が加え
られることによって板バネ接点９は接触する。さらに、
この接触に基づく情報は、ＣＰＵ１０にセンスされるこ
とによりカーソルＫを高速移動させるための速度選択信
号として用いられる。次に板バネ接点７および９の開放
、閉成を検出する手段について第７図を参照して説明を
加える。

板バネ接点７には第７図（Ａ）に示される如く絶縁物１
３で間隔を隔てて設けられた板バネ接点７１および７２
が含まれる。これら接点７１および７２はキートップ４
Ｃ，にスライド力が加えられると第５図（Ａ）に示され
る如く閉成する。従って端子７ｔ２は、設置□されてい
る端子７ｔ、に短絡されるためＯポルトを出力する。し
かし閉成されていない場合はプルアップ抵抗Ｈの作用に
より５ポルトである。

また板バネ接点９には第７図（Ｂ）に示される如く絶縁
物１３で間隔を隔てて設けられた板バネ接点９１および
９２が含まれる。これら接点９１および９２はキー４ｖ
が押下されると閉成する。

従って端子９ｔ２は、設置されている端子９ｔ。

に短絡されるため０ポルトを出力する。しかし閉成され
ていない場合はプルアップ抵抗Ｒの作用により５ポルト
である。

ＣＰＵｌ０は定期的にこれら板バネ接点７および９の端
子７ｔ２および９ｔ２を調べるように構成されている。

あるいは、少なくとも１つの接点が閉成されたことによ
りＣＰＵｌ０に割込入力し、これによってキースイッチ
へのサービスを開始し、かつ全接点が開放されたことに
より再びＣＰＵｌ０に割込入力し、これによってキース
イッチへのサービスを終了する如く構成しても良い、上
記いずれの場合にも、キースイッチへのサービス中は各
接点の接触情報が所定の周期でＣＰＵｌ０に取り込まれ
る。よって複数の板バネ接点の端子７ｔ２を監視するこ
とにより、いずれの方向にカーソルＫを移動させるかを
検知できるし同様にして板バネ接点の端子９ｔ２を監視
することにより、カーソルの移動速度を選択する情報を
検知できる。ここでＣＰＵｌ０が定期的に取り込んで板
バネ接点の接触情報が同一の値であれば同一の制御を繰
り返す。つまりカーソルには同一の方向に繰り返し移動
され、移動速度は同一に保たれる。

次に、この速度選択用キー４ｖはカーソル移動用キー４
０とは独立に設けられたものであることにより、例えば
キー４ｖを他のものに替えて別な特徴を有する速度選択
手段を得ることも可能である。

速度選択用スイッチの第２の実施例はトグル動作をする
、いわゆるトグルスイッチ４Ｖｔであって、例えば３端
子構造のスイッチを用いた場合の操作は、スイッチ４Ｖ
ｔを低速側にだおしてカーソルを低速移動させ、スイッ
チ４Ｖｔをニュートラルに位置してカーソルを正常速度
で移動させ、さらにスイッチ４Ｖｔを高速側にだおして
カーソルを高速移動させるものである。この場合の接点
の開放、閉成を検出する回路例を第７図（Ｃ）に示しで
ある。図においてスイッチ４Ｖｔを高速側にだおすと端
子４Ｖｔ、は、接地されている端子４Ｖｔ２に短絡され
るため０ポルトを出力する。

しかし閉成されていない場合はプルアップ抵抗Ｒの作用
により５ポルトである。次にスイッチ４Ｖｔを低速側に
たおすと端子４Ｖｔ３は、接地されている端子４Ｖ　ｔ
２に短絡されるため０ポルトを出力する、しかし閉成さ
れていない場合はプルアップ抵抗Ｒの作用により５ポル
トである。さらにスイッチ４Ｖｔがニュートラル（両接
点の中間）に位置している時は端子４Ｖｔ、も端子４ｖ
ｔ３も共に５ポルトを出力し、ＣＰＵｌ０はこれをセン
スしてカーソルを正常速度で移動させるための選択信号
として用いることができる。勿論、同様の端子接点構−
造を有するスライドスイッチを用いても良い。

速度選択用スイッチの第３の実施例は、多数の板バネ接
点を有する構造をしている〔第７図（Ｄ）〕。この場合
の操作はカーソル移動用キー４Ｃと同時に速度選択用キ
ーを押すのであるが、その押下圧に従って板バネ接点９
１が９２に、９２が９３に、また９３が９４にと次々に
接触する。さらに板バネ接点９１〜９４の接触に基づく
２進情報が端子９ｔ２〜９ｔ４を介してＣＰＵ１０にセ
ンスされることにより、カーソルにの異なる移動速度を
選択する信号として用いられる。

以上述べた速度選択用スイッチの第１〜第３の実施例で
はスイッチの出力信号がＣＰＵｌ０によってカーソルの
速度選択信号として用いられた。

つまりＣＰＵ　１０は予め複数個の速度制御定数あるい
は速度制御ルーチンを持っており、速度選択用スイッチ
からの出力信号はこれらのうち何れか１つを選択する信
号として用いたが、他にスイッチからの出力２値信号を
用い、これに所定数を加減乗除する如く演算して、得ら
れた値で直接的にカーソル移動速度を制御しても良い。

この場合のスイッチ出力信号は選択信号というよりはむ
しろ設定信号として用いられるものである。しかしスイ
ッチの操作および構造は同等であるので説明を省略する
。

最後に速度設定手段の好適な実施例として可変抵抗器を
用いた速度設定手段について説明を加える。この場合の
信号出力回路例は第７図（Ｅ）に示されるもので、可変
抵抗器４Ｖ、上で摺動自由な端子４ＶＲｔ　Ｉから出力
されるアナログ信号は、例えばＣＰＵｌ０側の入力部に
設けられたＡ−Ｄ変換器等を介してデジタル信号に変換
される如く用いられ、連続的できめ細かい速度設定を可
能としたものである。

（第２実施例） 第８図は本発明の第２の実施例の態様を示し、ケーブル
５を介して本体キーボード部外にカーソル移動用キース
イッチユニット４を備えたパーソナルコンピュータの斜
視図である。このパーソナルコンピュータの本体１の内
部には第９図に示す如く、カーソル移動制御を司るＣＰ
Ｕｌ０とＲＯＭＩＩおよびＲＡＭ１２が収納されている
。

また外部には表示部２とキーボード部３が設けられてお
り、さらに電源供給線を含む信号ケーブル５を介してカ
ーソル移動用キースイッチユニット４が接続されている
。そしてこのキースイッチユニット４はカーソル移動用
キー４Ｃと速度選択用キー４ｖとから成っており、その
構造および操作については前記第１実施例の説明で述べ
たものと同等である。

（Ｖ）効果 以上述べた如く本発明によれば、単一キートップで操作
のし易いカーソル移動用キースイッチと、任意に選択あ
るいは設定可能なカーソル移動速度の選択／設定手段と
を互いに近接して、しかも独立に設けたことにより、カ
ーソル移動用キーの構造を簡単でしかも堅牢なものにで
き、その操作も単に移動方向を指定するだけで良いとい
う単純なものであるから初心者にも操作し易い。またカ
ーソル移動速度も容易に選択／設定できるので１画面表
示情報処理におけるカーソル移動の機動性を一段と向上
させたのであるが、この選択／設定手段を独立して設け
たことにより操作者の適性や、各種表示画面の用途に適
した異なるカーソル移動速度を容易に選択／設定可能と
することができるので非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るカーソル移動用キースイッチユ
ニットを備えた第１の実施例の態様を示すパーソナルコ
ンピュータの斜視図、 第２図は、第１図のキーボード部の拡大平面図、 第３図および第４図は本発明に係るカーソル移動用キー
スイッチユニットの操作説明図、第５図（Ａ）は本発明
に〜係るカーソル移動用キースイッチユニットの第１の
実施例の断面図、第５図（Ｂ）は同じく正面図、 第６図は本発明に係るカーソル移動用キースイッチユニ
ットを備える第１の実施例のパーソナルコンピュータを
ブロック的に示すブロック図、第７図（Ａ）および（Ｂ
）は板バネ接点の端子接続の一例を示す回路図、 第７図（Ｃ）はトグルスイッチを用いた場合の接点の端
子接続例を示す回路図、　　　　　　、−＼′− 第７図（Ｄ）は多数の板バネ接点を有するス不ツチの各
板バネ接点の端子接続例を示す回路図、第７図（Ｅ）は
可変抵抗器の摺動接点の端子接続例を示す回路図、 第８図は本発明に係るカーソル移動用キースイッチユニ
ットを備えた第２の実施例のパーソナルコンピュータの
斜視図、 ９ 第９図は＄８図の構成をブロック的に示すブロック図で
ある。 ここで、４・・・カーソル移動用キースイッチユニット
、４Ｃ・・・カーソル移動用キー、４ｖ・・・速度選択
用キー、６．８・・・動作伝導ボール、７．９・・・板
バネ接点、４Ｖｔ・・・トグルスイッチ、４ＶＲ・・・
可変抵抗器である。 ０ 第１図 ｖ 第３．　　　　第４図 ４■ 第５図 Ｃ１ 第７図 十５Ｖ （Ｅ） ＝５ 第８０ 第９０

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）単一キートップの操作による変位に応答して複数
   の電気的２値信号を出力するカーソル移動用キースイッ
   チと、カーソル移動に速度情報を与えるための速度の選
   択手段または設定手段とを有するカーソル移動用キース
   イッチユニット。
2. （２）カーソル移動速度の選択手段または設定手段が１
   つ以上の電気的２値信号を出力する独立して設けられた
   スイッチであることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載のカーソル移動用キースイッチユニット。
3. （３）カーソル移動速度の設定手段がアナログ素子から
   成ることを特徴とする特許請求の範囲第１１　　　　゛ 項に記載のカーソル移動用キースイッチユニット。
4. （４）キースイッチユニットが信号線および電源供給線
   を含むケーブルを介してキーボード部外に設けられてい
   ることを更に特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   カーソル移動用キースイッチユニット。