JPS5967915A - ソフア−ベツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘッドとソファ−とを兼用できるソファ−ベッ
ドに関するものである。

従来より汎用されているソファ−ベッドとしては、ベッ
ド床部を可動床部と固定床部とから構成し、ソファ−形
態では適当な駆動手段もしくは手操作により可動床部を
起こして背もたれ部とすると共に固定床部を座部とする
ものが一般的である。

これに対して、第１図で示す如く基台１上に設置するベ
ッド床部２をソファ−形態における背もたれ部３と座部
４と脚受は部５とからなる３部分から形成し、第２図で
示す如くソファ−形態で座部４と脚受は部５とを両者の
連結部分で隆起状とする構成では、ソファ−形態で使用
者が極めて楽な休息姿勢をとることができるという利点
がある。

しかしながら、第１図および第２図で示すソファ−ベッ
ドでは、ベッドとソファ−の形態転換を行うのにベッド
床部２の３部分３．　４．　５前部を変位させることに
なるため、自動的に形態転換を行うのに各変位部分毎に
独立した駆動機構を設けた場合、構造が複雑になりコス
ト上昇を招くという問題がある。

本発明は上記欠点を改善せんとしてなされたもので、第
１図および第２図で示す形式のソファ−ベッドにおいて
、背もたれ部３の起伏変位ならびに座部４と脚受は部５
との連結部分の昇降変位とを簡単な構造の駆動機構によ
り連動して行うことを可能にしたものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。第３
図で示すように、ベッド床部２はその長手方向に直交す
る方向に区割された背もたれ部３と座部４脚受は部５と
の３部分よりなり、背もたれ部３と座部４とは対応する
各両側部位置で第４図ノ如く内部より突出するフレーム
端ｆ１３ａ、　３ａト４ａ、４ａとで枢着連結されると
共に、この連結部６ａ。

６ａにおいて基台１側板部１ａ、１ａに固着した取付片
７ａ、７ａの基台１より突出した上端部に二段ポルト７
ｂを用いることにより枢着支持している。また座部４と
脚受は部５とは同様に対応する各両側部位置で内部より
突出するフレーム端部４ｂ、　４ｂと５ａ、５ａとで枢
着連結され、この連結部６ｂ、６ｂにおいテリンク８ａ
、８ａの一端に枢着され、各リンク８ａの他端はそれぞ
れ取付片７ｃを介して基台１の側板部１ａに一端を枢支
したリンク８ｂ、８ｂの他端に枢着連結することにより
屈伸可能な可動リンク部８を構成している。しかして、
背もたれ部３の各フレーム端部３ａは連結部６ａより更
に背面側へく字状に曲折して延出しており、この延出端
とリンク８ｂの上部とが連動杆９にてそれぞれ枢支され
ている。

一方、基台１は側板部１ａ、Ｉａと前後板部１ｂ、　ｌ
ｃとから四囲枠状に形状されており、両側板部１ａ、１
８間に平行に二本の横木１ｄ、　ｌｄが取付けらでいる
。

しかして横木１ｄ、　Ｍ上にはそれぞれ断面路り字状の
取付板１０ａ　、１０ｂを固着してあり、両数付板１０
ａ　。

１０ｂ間に螺条軸１１が枢支されており、この螺条軸１
１は取付板１０ｂに固定された可逆回転モーター１２に
よりベルト１３およびプーリー１４を介して正逆両方向
に回転駆動するように構成されている。１５は両数付板
１０ａ、　１０ｂ間の距離が歪み等によって変動するの
を防止するための補強軸、１０ｃは同様に距離変動を防
止するために横木１ｄ、　ｌｄ間にわたされた取付板１
０ａの延出部である。しかして螺条軸１１には直方体形
状の移動子１６が蝙合しており、この移動子１６の両側
部に平行二条のフレームを一体化してなる連接杆１７の
下向き略く字状に曲折した一端部が枢着している。また
基台１の両側板部１ａ、１８間の前板部ｌｂ寄り位置に
はクランク軸状の回動基軸１８が回動自在に取付けられ
、この回動基軸１日に基端側が固着された平行な一対の
レバー片１８ａ。

１８ａの各先端に上記連接杆１７の他端部が枢着され、
更に回動基軸１８の両端部近傍に上記各レバー片１８ａ
に対して一定の角度を保持する状態でリンク１９ａをそ
の基端部で固着している。そして各リンク１９ａの先端
は背もたれ部３の背面側両側部に内部から突出した各フ
レーム端部３ｂに一端を枢着した各リンク１９ｂの他端
に枢着連結することにより、屈伸可能な連結リンク部１
９を構成している。２０はレバー片１８ａ、　１８ａの
中間部間にわたされた係止ピン１８ｂと前板部１ｂに固
着した取付具２１との間に係着したコイルばねで、レバ
ー片１８ａ＋１８ａを前板部ｌｂ側に引き付ける方向に
付勢している。２２は連結リンク部１９を側板部１ａか
ら離間させるためのスペーサである。

上記構成のソファ−ベッドは、ベッド形態において第５
図で示すように移動子１６が螺条軸１１の後方側に位置
しており、連結リンク部１９と可動リンク部８とは共に
く字状に屈曲した状態にあり、ベッド床部２全体が平坦
状となっていた。しかして、このベソ］゛形態において
螺条軸１１を回転駆動させて移動子１６を前方側へ移動
させると、第６図で示すように連接杆１７がレバー片１
８ａを押し出して回動基軸１８が回動し、連結リンク部
１９が伸張して背もたれ部３を押し上げ、背もたれ部３
は連結部６ａを中心として回動して傾斜状に起立する。

この時、ヘッド床部２に使用者の人体荷重がかかってい
ても、ばね２０の付勢により背もたれ部３の回動は円滑
に行われる。更に背もたれ部３の回動に伴って連動杆９
が前方側に引張られる−ことにより、可動リンク部８が
伸張し、座部４と脚受は部５との連結部６ｂが押し上げ
られて隆起状態となり、目的とするソファ−形感が形造
られる。また、ソファ一形態からヘッド形態へ戻ずには
、螺条軸１１を上記と逆回転させればよい。

尚、上記実施例では連結リンク部１９を回動基軸１８を
介して屈伸させる構造としているが、動作の円滑性およ
び強度を確保できる材質および形状に各部を適宜設定す
ることにより、連接杆１７で直接に連結リンク部１９を
屈伸させる構成とすることも可能である。また可動リン
ク部８は二本のリンク８ａ、８ｂを屈伸させる構造とし
ているが、一本のリンク材を使用してこれを連動杆９に
て停動させることにより座部４と脚受は部５との連結部
６ｂを昇降させる構造としてもよい。

以上のように本発明に係るソファ−ヘッドは、背もたれ
部と基台とを屈伸可能な連結リンク部を介して枢着する
と共に、背もたれ部と座部との連結部を基台に枢支させ
、且つ座部と脚受は部との連結部を可能リンク部を介し
て基台に枢着し、更に可動リンク部と背もたれ部と連動
杆にて枢着連結し、基台には回転駆動する螺条軸を配設
し、該螺条軸に螺合した移動子と上記連結リンク部とを
連結杆にて枢着連結し、螺条軸の正逆回転により連結リ
ンク部が屈伸して背もたれ部を起伏動作させると共に、
この背もたれ部の起伏動作に連動して座部と脚受は部と
の連結部が上記連結杆を介した可動リンク部の変位にて
昇降するように構成したものであるから、ヘッド床部の
ソファ−形態における座部と脚受は部との連結部を隆起
状とする休息姿勢の安楽なソファ−ベッドにおいて、背
もたれ部と上記連結部の形態転換に伴う動作を単一の駆
動機構により行うことができ、製作コスｌ−を大幅に低
減することが可能であ為。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の対象とするソファ−ベッドのヘッド形
態の側面図、第２図は同ソファー形態の側面図、第３図
は本発明の一実施例に係るソファ−ベッドの駆動機構部
を示す一部破断要部斜視図、第４図は背もたれ部と座部
との連結部の断面図、第５図は上記駆動機構部のヘッド
形態時の状態を示す要部側面図、第６図は同ソファ−形
態時の状態を示す要部側面図である。 １・・・基台、２・・・ヘッド床部、３・・・背もたれ
部、４・・・座部、５・・・脚受は部、６ａ、、　６ｂ
・・・連結部、８・・・可動リンク部、９・・・連動杆
、１１・・・螺条軸、１６・・・移動子、１７・・・連
接杆、１９・・・連結リンク部。 ］ 」 手　　続　　補　　正　　書動式） ％式％ ） １、　事件の表示 昭和５７年　　特　願　　第１７９４３３号２、発明の
名称　ソファ−ベッド ３、　補正をする者事件との関係　　出願人任　所（居
所） 氏名（名称）　株式会社　中白木工所 ４、代理人　　〒６６０ 〔庫県尼崎市長洲西通１丁目１番地 昭和５８年２月２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台上に設置するヘッド床部をソファ−形態において背
   もたれ部と座部と脚受は部となる三部分を枢着連結して
   構成し、背もたれ部と基台とを屈伸可能な連結リンク部
   を介して枢着すると共に、背もたれ部と座部との連結部
   を基台に枢支させ、且つ座部と脚受は部との連結部を可
   動リンク部を介して基台に枢着し、更に該可動リンク部
   と背もたれ部とを連動杆にて枢着連結し、基台には回転
   駆動する懐条軸を配設し、該蜆条軸に蝮合した移動子と
   上記連結リンク部とを連動杆にて枢着連結し、岬条軸の
   正逆回転により連結リンク部が屈伸して背もたれ部を起
   伏動作させると共に、この背もたれ部の起伏動作に連動
   して座部と脚受は部との連結部が上記連動杆を介した可
   動リンク部の変位にて昇降するように構成してなるソフ
   ァ−ベッド。