JPS596725Y2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
- Publication number
- JPS596725Y2 JPS596725Y2 JP1978001484U JP148478U JPS596725Y2 JP S596725 Y2 JPS596725 Y2 JP S596725Y2 JP 1978001484 U JP1978001484 U JP 1978001484U JP 148478 U JP148478 U JP 148478U JP S596725 Y2 JPS596725 Y2 JP S596725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cosmetics
- lid
- locking protrusion
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱溶融したファンテ゛−ション、チークルージ
ュ等の化粧料を容器の底部から充填して収納することを
可能としたコンパクトに係り、さらに詳しくは底部に注
入及び空気抜孔を夫々有しかつ内周壁面に抜防止溝を有
する容器と、該容器の開口部を密封し得る中蓋と、前記
容器に蝶番を介して開閉自在に取付けられた蓋との組合
せよりなるコンパクトに関するものである。
ュ等の化粧料を容器の底部から充填して収納することを
可能としたコンパクトに係り、さらに詳しくは底部に注
入及び空気抜孔を夫々有しかつ内周壁面に抜防止溝を有
する容器と、該容器の開口部を密封し得る中蓋と、前記
容器に蝶番を介して開閉自在に取付けられた蓋との組合
せよりなるコンパクトに関するものである。
従来、コンパクトに化粧料を充填する方法としては、金
属皿に粉末化粧料を入れた後でこれを圧縮固化させると
共にこの金属皿をコンパクト容器の中に接着して収納す
る方法と、コンパクト容器自体或はその中に予め組入れ
られた金属皿に開口部から熱溶融した化粧料を充填する
方法の二種類があったが、特に後者の方は簡便であるが
、充填された化粧料が熱収縮によってその表面が陥没し
たり、或はヒケ現象による凹凸が発生して外観的にも悪
い等の欠点があった。
属皿に粉末化粧料を入れた後でこれを圧縮固化させると
共にこの金属皿をコンパクト容器の中に接着して収納す
る方法と、コンパクト容器自体或はその中に予め組入れ
られた金属皿に開口部から熱溶融した化粧料を充填する
方法の二種類があったが、特に後者の方は簡便であるが
、充填された化粧料が熱収縮によってその表面が陥没し
たり、或はヒケ現象による凹凸が発生して外観的にも悪
い等の欠点があった。
本考案は従来の之等の欠点に鑑み開発された全く新しい
技術に関するものである。
技術に関するものである。
図により本考案の一実施例を具体的に説明すると、第１
図に於て、Ａは円板状の容器であって、その前縁部には
係止凸片１が設けられ、かつ後縁部には蝶番２が設けら
れ、更にその内部には化粧料収納凹所３の縁に沿って円
形起立縁４が起立されている。
図に於て、Ａは円板状の容器であって、その前縁部には
係止凸片１が設けられ、かつ後縁部には蝶番２が設けら
れ、更にその内部には化粧料収納凹所３の縁に沿って円
形起立縁４が起立されている。
又容器Ａの凹所３の底面には外方に通ずる注入孔５及び
空気抜孔６が夫々穿設され、更に凹所３の内壁面にはリ
ング状の抜防止溝７が穿設されている。
空気抜孔６が夫々穿設され、更に凹所３の内壁面にはリ
ング状の抜防止溝７が穿設されている。
次にＢは前記容器Ａの起立縁４に被蓋して凹所３の開口
部を水蜜状に密封し得る中蓋であって剥離性の良い樹脂
例えばポリエチレン、イオン沸化エチレン樹脂等の材料
より構威されている。
部を水蜜状に密封し得る中蓋であって剥離性の良い樹脂
例えばポリエチレン、イオン沸化エチレン樹脂等の材料
より構威されている。
更にＣは蓋であって、前記容器Ａの係止凸片１に係合し
得る係止爪８が前縁部に又蝶番２と蝶着し得る蝶番９が
後縁部に夫々突設されている。
得る係止爪８が前縁部に又蝶番２と蝶着し得る蝶番９が
後縁部に夫々突設されている。
本考案に係るコンパクトの組立及び使用に当っては第２
図及び第３図に示す如く、蝶番２，９を相互に連結する
ことによって容器Ａと蓋Ｃとを一体的に連結し、更に容
器Ａの起立縁４に中蓋Ｂを被蓋して凹所３の開口部を中
蓋Ｂによって密封し、次に別に用意した受治具Ｄで中蓋
Ｂを押えながら容器Ａの底部の注入口５に化粧料注出ノ
ズルＥを当て、注入口５より化粧料Ｆを容器Ａの凹所３
に圧入して充填せしめることが出来る。
図及び第３図に示す如く、蝶番２，９を相互に連結する
ことによって容器Ａと蓋Ｃとを一体的に連結し、更に容
器Ａの起立縁４に中蓋Ｂを被蓋して凹所３の開口部を中
蓋Ｂによって密封し、次に別に用意した受治具Ｄで中蓋
Ｂを押えながら容器Ａの底部の注入口５に化粧料注出ノ
ズルＥを当て、注入口５より化粧料Ｆを容器Ａの凹所３
に圧入して充填せしめることが出来る。
本考案に係るコンパクトは上述の如く、容器の底部に注
入孔と空気抜孔とが夫々穿設されているので、注入孔よ
り溶剤で溶かし粘性にした化粧料を圧力注入充填し、充
填固化の際に溶剤を空気抜孔より外部へとばすことが出
来、従って容器の凹所に圧入充填された化粧料には従来
の如く陥没やヒケ現象が生ずる恐れが少く、又仮りにこ
れ等の現象が一部に発生しても、これ等の現象は凹所の
底部に発生するので凹所に充填された化粧料の表面側に
は何ら影響を及ぼす恐れがなく、かつ凹所の内壁面には
抜防止溝が穿設されているので、この中に化粧料の一部
が入り込み固化されるので、化粧料が身体から脱落する
恐れはなく、更に使用に当っては単に中蓋を取り去るの
みで簡単に開封して使用することが出来、しかもノズル
によって充填することが出来るので充填作業が極めて簡
単である等の特徴を有するものである。
入孔と空気抜孔とが夫々穿設されているので、注入孔よ
り溶剤で溶かし粘性にした化粧料を圧力注入充填し、充
填固化の際に溶剤を空気抜孔より外部へとばすことが出
来、従って容器の凹所に圧入充填された化粧料には従来
の如く陥没やヒケ現象が生ずる恐れが少く、又仮りにこ
れ等の現象が一部に発生しても、これ等の現象は凹所の
底部に発生するので凹所に充填された化粧料の表面側に
は何ら影響を及ぼす恐れがなく、かつ凹所の内壁面には
抜防止溝が穿設されているので、この中に化粧料の一部
が入り込み固化されるので、化粧料が身体から脱落する
恐れはなく、更に使用に当っては単に中蓋を取り去るの
みで簡単に開封して使用することが出来、しかもノズル
によって充填することが出来るので充填作業が極めて簡
単である等の特徴を有するものである。
第１図は構成部品を示す斜視図、第２図及び第３図は組
立及び化粧料充填状態を示す説明図である。 Ａ：容器、Ｂ：中蓋、Ｃ：蓋、Ｅ：ノズル、Ｆ：化粧料
、１：係止凸片、２，９：蝶番、３：凹所、４：縁、５
，６：孔、８：係止爪。
立及び化粧料充填状態を示す説明図である。 Ａ：容器、Ｂ：中蓋、Ｃ：蓋、Ｅ：ノズル、Ｆ：化粧料
、１：係止凸片、２，９：蝶番、３：凹所、４：縁、５
，６：孔、８：係止爪。
Claims (1)
- 底部に溶剤で溶かし粘性にされた化粧料を圧入充填する
ための注入孔５と化粧料中の溶剤を外に飛散さたるため
の空気抜孔６と内周壁面に充填固化した化粧料の脱落を
防止するための抜防止溝７と及び前縁部に係止凸片１を
有する容器Ａと、前記係止凸片１に係合可能な係止爪８
を前縁部に有しかつ蝶番９により開閉自在に前記容器Ａ
に蝶着された蓋Ｃと、前記容器Ａの開口部を密封し得る
中蓋Ｂとからなるコンパクｌ〜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978001484U JPS596725Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978001484U JPS596725Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54108200U JPS54108200U (ja) | 1979-07-30 |
| JPS596725Y2 true JPS596725Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=28803676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978001484U Expired JPS596725Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513297Y2 (ja) * | 1987-12-14 | 1993-04-08 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51126800U (ja) * | 1975-03-22 | 1976-10-14 |
-
1978
- 1978-01-12 JP JP1978001484U patent/JPS596725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54108200U (ja) | 1979-07-30 |
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